デジタルサイネージ、色んな場所で聞くキーワードですね。デジタルサイネージと言われてもピンとこないかもしれませんが、要するに液晶ディスプレイなどを用いた広告媒体です。
と言ってもまだピンとこないと思います。要するに、こんな感じのものです。
札幌駅におけるデジタルサイネージ
柱についているディスプレイが、例のデジタルサイネージです。ちょっと拡大してみましょう。
札幌駅におけるデジタルサイネージ(拡大図)
これは札幌駅に設置されているデジタルサイネージです。ちなみにこれは、先週の連休に情報セキュリティの勉強会 があったため札幌にいたので撮影してきました。
デジタルサイネージには、
・複数台設置して、関連性のある広告を同時に掲載させて広告のインパクトを強める。
・デジタル媒体で作成した広告をすぐ掲載できる。
・「いつまで掲載させるか」といったタイミングをきちんと正確に決められる。
・災害発生、有事発生時に緊急避難路などを案内できる(札幌駅のデジタルサイネージにはあるはどうか不明ですが・・・)
といった利点があります。
このようなデジタルサイネージ広告は、実はキバンインターナショナルで販売しているPPT2Mobile でも簡単に作ることが出来ます。
作り方は、こちらの記事 を参照してください。
さて、このデジタルサイネージ。eラーニングとどのようにつながっているのでしょうか?今年開催された”e-Learning WORLD 2009″では、「広告業界もeラーニング市場になだれ込んできている」といった声も聞こえてきています。
その答えの1つが、JR 山手線にある「トレインチャンネル」にありました。
「トレインチャンネル」とは、各車両についている液晶ディスプレイで放送されているCMなどのことです。要するに、これです。
トレインチャンネル
混雑していて撮影しにくく、あまり良い画像ではないのですが、東京に在住の方でしたらよくご覧になるとおもいます。右側が運行状況表示画面で、左側がトレインチャンネルです。
今月東京へ行った際、「1秒の世界」 という番組が放送されており、これは地球温暖化などについて問題提起する内容になっており、最後は「この番組放送中にも~~℃地球の平均気温が上昇しました」で終わるなど、なかなか知的な内容になっています。
その他、インターネットにはホームページなどが無かったのですが、私がキバンインターナショナルでインターンシップ中には「大人のマナー講座」や「日本人の間違った英語」などが放送されていました。
このような場所で、デジタルサイネージとeラーニングが結びついているのではないでしょうか。
今後、もっとうまく活用していければいいですね。たとえば、英文法.com の坂木先生がトレインチャンネルに登場するとか・・・。