IPAが取り組んでいるeラーニング教材作成活動

先日、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催のIPA Forum 2009 で併催された日本OSS貢献者賞・奨励賞授賞式に出席し、その後受賞者の方々やIPAの担当者とお話しできる、「情報交換会」にも招待されたのですが、その際IPAの方から沢山資料をいただきました。その後なかなかまとまった時間がとれず、資料整理の時間が無く、放置したままでした。最近になって、ようやく目を通すことが出来ました。

IPAさんから頂いた資料の数々

IPAさんから頂いた資料の数々

特にその中の、”「見える化ツール&データベース カタログ2009」(一番手前のカタログです)”が非常に興味深く、その中にeラーニング教材を開発しているとの記述があったので、今回はこれを紹介したいと思います。

■ITセキュリティ評価・認証に関するe-Learning用教材

IPA セキュリティセンターでは、ITセキュリティ評価・認証の普及・啓発を目的に、情報セキュリティシステムにおける役割やその仕組みの基本を習得するための入門的なe-Learning用コンテンツを開発しました。

今 回開発したe-Learning用コンテンツに関しては、「開発者(管理者)」、「開発者(実担当者)」、「調達仕様作成者(管理者)」、「調達仕様作成 者(実担当者)」、および「大学教員」の5つのタイプの学習対象者を想定し、学習モジュールを組み合わせて対象者毎の教材を作成しました。

IPA ITセキュリティ評価・認証に関するe-Learning用教材 より引用

社内における情報セキュリティ教育は、今後の情報化社会において必要不可欠な要素ですが、eラーニング教材を作成する手間などがかかったり、時間がなかったりします。IPAにおいてもこの現状を重く見ているようで、情報セキュリティ教育用eラーニング教材を作成しているようです。

特筆すべき点としましては、これらの教材はSCORM1.2に対応しているということです。

IPAのWebページによりますと、

  1. サーバ(LMS)環境
    本教材はSCORM1.2対応LMS上で動作します。
    なお、コンテンツの動作を確認したLMSおよびバージョンは、以下のとおりです。
    また、サーバの動作環境は、各LMSの仕様に定めるとおりです。

    • LMS:HIPLUS on Web08-20
  2. 教材作成ツール:教材編集エディタ(標準規格対応版)08-20

とのことです。

SCORM1.2対応のLMS上で動作するとのことですので、とりあえずMoodle(1.9.6)で動作させてみました。

Moodle上でも一応動作

Moodle上でも動作

その他、IPAでは暗号化技術を解説するeラーニング教材も開発しています。(http://www.ipa.go.jp/security/fy19/development/e_Learning_Cipher/) こちらはSCORM対応はしていないようです。

今後も、IPAのeラーニング動向にも注目したいですね。

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CATEGORIES eラーニング, eラーニングコンテンツ, SCORMby.yasu.tanaka0 Comments2009.11.20
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記事の投稿者
田中 康英
eラーニング支援部です。ときにメールマガジンを書き、ときにブログを書き、ときにソフトを翻訳し、ときに問い合わせに返信し、ときにUstreamスタジオの準備をし、とそんな感じでお仕事しています。

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