タグ別アーカイブ: ボイラーの取扱

2級ボイラー技士 講座
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ボイラーの清缶剤について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)軟化剤は、ボイラー水中の硬度成分を不溶性の化合物(スラッジ)に変えるための薬剤である。

(2)軟化剤には、炭酸カルシウム、リン酸ナトリウムなどがある。

(3)スラッジ調整剤は、ボイラー内で軟化により生じた泥状沈殿物の結晶の成長を防止するための薬剤である。

(4)脱酸素剤には、タンニン、亜硫酸ナトリウム、ヒドラジンなどがある。

(5)低圧ボイラーでは酸消費量付与剤として、水酸化ナトリウムや炭酸ナトリウムが用いられる。



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ボイラーの水位検出器の点検及び整備について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)フロート式では、1日に1回以上、フロート室のブローを行う。
(2)電極式では、1日に1回以上、水の純度の低下による電気伝導率の上昇を防ぐため、検出筒内のブローを行う。
(3)電極式では、1日に1回以上、ボイラー水の水位を上下させ、水位検出器の作動を確認する。
(4)電極式では、1年に2回程度、検出筒を分解し内部掃除を行うとともに、電極棒を目の細かいサンドペーパーで磨く。
(5)フロート式のマイクロスイッチ端子間の電気抵抗をテスターでチェックする場合、抵抗が、スイッチが閉のときはゼロで、開のときは無限大であることを確認する。



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ボイラーの休止中の保存法について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)ボイラーの燃焼側及び煙道は、すすや灰を完全に除去して、防錆油、防錆剤などを塗布する。

(2)乾燥保存法では、ボイラー水を全部排出して内外面を清掃した後、少量の燃料を燃焼させ完全に乾燥させる。

(3)満水保存法は、休止期間が3か月以上の比較的長期間休止する場合に採用される。

(4)満水保存法は、凍結のおそれがある場合には採用できない。

(5)満水保存法では、保存剤を所定の濃度になるようにボイラーに連続注入するか又は間欠的に注入する。



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ボイラー水中の不純物について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となる。

(2)溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となる。

(3)スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物である。

(4)懸濁物には、りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。

(5)スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より著しく大きい。



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ボイラーのばね安全弁に蒸気漏れが生じる原因となる事項として、誤っているものは次のうちどれか。

(1)弁体と弁座の間に、ごみなどの異物が付着している。

(2)弁体と弁座のすり合わせが悪くなっている。

(3)弁体と弁座の中心がずれて、当たり面の接触圧力が不均一になっている。

(4)ばねを締めすぎている。

(5)ばねが腐食して、弁体を押し下げる力が弱くなっている。



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ボイラーのガラス水面計の機能試験を行う時期として、誤っているものは次のうちどれか。

(1)点火前に残圧がない場合は、たき始めて蒸気圧力が上がり始めたとき。

(2)二組の水面計の水位に差異がないとき。

(3)ガラス管の取替えなどの補修を行ったとき。

(4)水位の動きが鈍く、正しい水位かどうか疑いがあるとき。

(5)プライミングやホーミングが生じたとき。



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ボイラーの使用中に突然、異常事態が発生して、ボイラーを緊急停止しなければならないときの操作順序として、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、AからDはそれぞれ次の操作をいうものとする。

 A 燃料の供給を停止する。
 B 主蒸気弁を閉じる。
 C 給水を行う必要のあるときは給水を行い、必要な水位を維持する。
 D 炉内及び煙道の換気を行う。

(1)A → B → C → D
(2)A → D → B → C
(3)B → A → D → C
(4)D → A → C → B
(5)D → C → B → A



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ボイラー水位が安全低水面以下に異常低下する原因となる事項として、誤っているものは次のうちどれか。

(1)気水分離器が閉塞している。

(2)不純物により水面計が閉塞している。

(3)吹出し装置の閉止が不完全である。

(4)蒸気を大量に消費した。

(5)給水内管の穴が閉塞している。



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油だきボイラーの燃焼の維持及び調節について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)加圧燃焼では、断熱材やケーシングの損傷、燃焼ガスの漏出などを防止する。

(2)蒸気圧力を一定に保つように負荷の変動に応じて、燃焼量を増減する。

(3)燃焼量を増すときは、空気量を先に増してから燃料供給量を増す。

(4)空気量が少ない場合には、炎は短い輝白色で、炉内が明るい。

(5)空気量が適量である場合には、炎がオレンジ色で、炉内の見通しがきく。



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ガスだきボイラーの手動操作による点火について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)ガス圧力が加わっている継手、コック及び弁は、ガス漏れ検出器の使用又は検出液の塗布によりガス漏れの有無を点検する。

(2)通風装置により、炉内及び煙道を十分な空気量でプレパージする。

(3)点火用火種は、火力の大きなものを使用する。

(4)燃料弁を開いてから点火制限時間内に着火しないときは、直ちに燃料弁を閉じ、炉内を換気する。

(5)着火後、燃焼が不安定なときは、燃料の供給を増す。



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