eラーニング

社会人になってから、英語を使う機会がどんどん増えるばかりで、減る傾向は、全くありません。私自身35歳になってから大学院に進学したら、授業のほとんどが、英語で行われたため、英語力アップのために、英文法を一から復習しました。中学・高校の時に、きちんと英語をやり、基礎がしっかりしていれば、英語力を元に戻したり、必要な分、力を付けていくことができるのでしょう。

仕事の中で、急に英語の必要性が高まった際には、学校に行き直す時間や、やり直しの時間を、なかなか工面することができないものです。私自身、大学院に入った直後は、結婚直後、eラーニング事業を開始した直後、いろんなことが急激に変化したころであり、とてもゆっくり時間をかけて、英語を再学習する時間がとれませんでした。

そんなか、大学受験用であったベリタス・アカデミーの英文法の神の授業で、英文法の復習をしました。とにかく見続けることで、英語に触れている時間、すっかりさび付いてしまった英語のブラッシュアップを行いました。見る時間が確保できないときは、ノートパソコンを、風呂に持ち込み、体を洗う椅子の上に置いて、浴槽の中から見ている次期もありました。(妻には、相当変な人と驚かれましたが。)今回、皆さんには、浴槽でeラーニングをしなくて良いように、iPhoneでも学習できるようにしてリリースを予定しています。

自分たちで開発・販売をしたものを、自分たちでPRして、自画自賛のようではありますが、私自身の経験から、英語力をアップするためにも、一度きちんと英文法をやり直して置くことが、今後の英語力を伸ばしていく上でも、非常に重要な要素だと思います。

ベリタス・アカデミーの坂木先生に、今回の講座についての説明をしていただきましたので、その部分のビデオのみ、先行して公開いたします。

体育の日とeラーニング

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura2 Comments2009.10.12

皆さんこんにちは、キバンインターナショナル 中村おりおです。今日は体育の日で全国的に天気がいいようですが、ここはeラーニングブログなので、無理やりにでも、eラーニングの話題を致します。

さて、体育とeラーニングってなかなか難しいと思われますでしょうか。実は体育の授業などは、正しいもの(姿勢とか)を映像で見せたほうが都合が良いので動画の利用が多かったり、PCなど無い環境で授業することが多いので、携帯端末の利用が進んでいたり、と中々先進的です。(当然、理論部分は通常のeラーニングが使われていたりします。)

▼鹿屋体育大学 iPod用 e-Learningコンテンツ デモ映像

▼eラーニングを使用した体育実技の授業方法に関する研究
http://ci.nii.ac.jp/lognavi?name=nels&lang=jp&type=pdf&id=ART0008406054

如何でしたでしょうか。実際に見てみるとなるほどね、という利用方法かと思います。
鹿屋体育大学の教材を弊社で作成してはおりませんが、iPhoneや動画を使った教材は、弊社のPPT2Mobile や WebVideoAuthor を利用する事で簡単に作成可能ですので、是非お試し頂ければ幸いです。(これらのソフトウェアは30日間無料でお試しいただけます

eラーニング導入の失敗要因

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura2 Comments2009.10.11

みなさん、こんにちは。北は北千住から、南は南千住まで、日本全国津々浦々のeラーニング導入をサポートする、キバンインターナショナルの中村おりおです。

eラーニング導入ガイド という書籍が 日本イーラーニングコンソシアム編 東京電機大出版局から発売されております。初版発行が2004年なのでちょっと古くなっている部分も有りますが、これからeラーニングの導入を検討される方には非常に参考になる書籍だといえます。

eラーニング導入ガイド

今日はその中で、eラーニング導入にあたっての10の失敗要因を取り上げてみたいと思います。

1)トップの支持が無い
2)学習する文化・風土がない
3)個人課金・カフェテリアプラン
4)上司・先輩社員のサポートが少ない
5)チューター・メンターがいない
6)アクセスがしにくい
8)業務に直結しないテーマ
9)コース内容やレベルが適切ではない
10)学習へのインセンティブが少ない

同書では、上の10個が上げられています。このうち

1)トップの支持が無い
2)学習する文化・風土がない
4)上司・先輩社員のサポートが少ない

このあたりは、導入する企業の環境に関するものと言えるでしょうか。eラーニングを導入する場合のみに当てはまる事でも無いと思いますが、新しい事を実施する場合、基本的には新たな負荷が発生しますので、きちんと上のほうの支持が取れていないと上手く稼動しません。例えば、「この忙しいときに、eラーニングなんて訳の分からないものをやるな」といった批判が受講者に対して行われるようでは、根付かせるのが難しいでしょう。

5)チューター・メンターがいない
eラーニングが導入されたからといって、急に皆が勤勉になるわけではありません。逆に、eラーニングでは修了率の向上が大きな課題となっています。その中で、チューター・メンターの役割への期待が高まっています。やはり、ちゃんと学習をサポートしてくれるスタッフがいないと厳しい、という事でしょう。

8)業務に直結しないテーマ
9)コース内容やレベルが適切ではない
このあたりはコースの内容の話ですね。大人の社会人が対象となりますからeラーニングの内容は業務に結びついたものでないといけません。また、これは全ての学習教材いえると思いますが、内容やレベルが適切でないと学習は下火になってしまいます。

3)個人課金・カフェテリアプラン
10)学習へのインセンティブが少ない
個人課金の場合は学習に対してのインセンティブを下げますし、学習すること自体へのインセンティブも特にeラーニング導入初期には必要といえます。
(もちろん、教材自体がすごく役に立つので、インセンティブになる、というのが一番いいのですが。)

これらの失敗要因を生み出さないように、どのように乗り越えていくかは、またどこかで書きます。

kindle(キンドル)とは

CATEGORIES eラーニング, kindle(キンドル)by.m.nishimura5 Comments2009.10.10

eラーニングは、必ずIT器機、通信環境を利用します。eラーニング用の器機として可能性があるのだろうかという興味から、Amazon.comが提供するkindleについて調べたことをまとめてみます。また、発表と、ほぼ同時に注文したので、届き次第、情報を追加します。

kindleってなに?

米国のAmazon.comが発売している、電子ブックリーダーの名前が「kindle」(キンドル)です。

2009年10月7日に、日本を含む世界100カ国以上で販売すると発表がありました。これまでは、販売は米国のAmazon.comのサイトからとなり、日本のAmzon.co.jpからは購入できません。Amazon.co.jpのトップページで大々的に宣伝していたので、米国のAmazon.comで購入する必要があります。amazon.co.jpのアカウントは利用できないので、Amazon.com持っていない人は新規にアカウントを取得する必要があります。

▲Kindle (U.S. & International Wireless)
▲Kindle (U.S. & International Wireless)

価格は279USドル。http://www.amazon.com/kindle で購入(予約)することができます。

いつでもどこでも

kindleでは、携帯電話と同様の3Gワイヤレス技術とWiFi(無線接続)を内蔵しており、3G回線、インターネット経由で「Kindleストア」から電子ブックを購入することができます携帯電話の3G回線を利用しますが、契約なしに即利用できます。ダウンロード時の通信料金はAmazonが負担です。電子ブックの代金のみで利用できます。ベストセラーの書籍の多くは、約10USドル(900円程度)で購入することができます。

日本など米国外の100カ国でも利用できる。AT&Tの国際ローミング網を通じて、日本でも3Gネットワーク経由で電子書籍ストアKindle Storeに接続可能し購入することができるそうです。100カ国ということは、海外出張中にも、同じように通信料負担なしで、コンテンツの入手が可能になります。「どんな書籍も60秒以内でお届けします」というキャッチコピーに夢が広がります。

インターネット接続について

マゾン・キンドルのサイトとウィキペディアのサイトであれば無料で接続できる(通信料をAmazon.comが負担する)。それ以外のサイトは有料となる予定であったが、2009年8月現在無料で接続できる。(日本語のwebサイトに接続して、日本語が表示されるかどうかは不明)。

価格について

新聞では、279ドル(25,000円程度)と言われていますが、日本のamazon.co.jpでは購入することができず、amazon.comで購入する必要があり、送料などもあわせると、330USドル(約30,000円)程度は必要なようです。私自身は、専用のケース(Amazon Kindle Leather Cover )$29.99を購入しました。

Subtotal of Items: $308.99( kindle本体+皮ケース$29.99)
Shipping & Handling: $26.97
Import Fees Deposit $21.36
Total for this Order: $357.32

kindleで日本語のコンテンツを

アマゾンはKindle向けのファイル変換サービスを用意している。手持ちのテキストや画像を 「(ユーザー名)@kindle.com」にメールで送ると、Kindle形式に変換し、ワイヤレスでKindleに返送してくれる。

変換には10セントの手数料がかかるが、手持ちのファイルを手軽に読むことができるので便利。HTMLやWord文書のほか、JPEG/GIF/PNG/BMPのような画像が変換できるとKindleのドキュメントには記述されているが、2008年1月現在、PDFも変換可能になっているようである。

ちなみにこの変換サービスを使えば、かなり苦しいが、日本語の書籍をKindleで読むこともできる。画像であれば変換を受け付けてくれるので、日本語の書類を画像のみのPDFかWordファイルに変換して、そのファイルをメールで送ればいい。
(出典:http://ascii.jp/elem/000/000/105/105458/index-2.html

kindle用にコンテンツを作成するには(kindleのファイルフォーマット)

ファイルフォーマットを調べてみました。kindle用の電子コンテンツを作り、eラーニング教材として提供できないかと考えたからです。PDFを開くことができるようですが、それ以外に、azwというKindle標準フォーマット(拡張子.AMZ))の電子ブックのほか、Mobipocketフォーマット(「PRC」形式)をそのまま表示することができる(http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/review/37776.html)そうです。

無料で手に入るコンテンツ

著作権が切れた書籍を電子化したものが、無料で配布されており、入手することで、kindleで利用することができるようです。Mobipocketフォーマット(「PRC」形式)のものが、ManyBooks.netから入手できます。

便利な機能

  • 1500冊の本を持ち運べる。
  • 単語の前にカーソルを持ってくると、内蔵された英英辞典The New Oxford American Dictionaryの解説が瞬時に表示される。
  • 読みあげ機能(Read-to-Me)がある。kindleが英文を読みあげてくれ、発音の確認が可能。画面を見ることができない状況(たとえば運転中)などに便利。

疑問点・問題点

  • 日本語のコンテンツが提供されない。
  • PDFやWebの日本語が表示されるかどうか不明。
  • アメリカに比べコンテンツが割高。国外のユーザーがKindle用コンテンツを購入する場合、通常の9ドル99セントではなく、11ドル99セントになる。

iPhoneでkindleコンテンツを

iPhone、iPodTouchで、kindleコンテンツを利用できるようになっているそうです。「Kindle for iPhone and iPod touch」というアプリケーションですが、日本では購入ができないかもしれません。

こ れまで、PCでダウンロードしてもkindleでしか読むことしかできなかったそうですが、複数のデバイスに対応したことで、「Whispersync」 という便利な機能が提供。同じ本を複数のデバイスに転送した場合、デバイスを変えたときにどこまで読んでいたかが分からなく なる問題を解決するのがめに、「Whispersync」が、ネット経由でしおりや読みかけのページの場所を複数のデバイス間で同期してくれる。
Kindle for iPhone and iPod touch
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/03/05/kindle/index.html

ライバル製品

SONY 「Reader Daily Edition」
SONY「Reader Pocket Edition」

google Book
Apple iPhone(2009年冬発売が予想されるTabletMac?)

オンラインセミナーを撮影する際の問題を解決するために、オンラインセミナーの機材を買ってきました。パンダに怪しい道具を買い与えてしまった長谷川です。

私たちキバンインターナショナルでは、オンラインで説明を行って商品を提供していこうと考えています。
遠くのお客様にも、ウェブさえつながっていれば一通りの解説、使い方説明が見られる、という形にしていこうと考えています。

SONYのXR-520CV 新戦力?

SONYのXR-520CV 新戦力?

すいません、ここに写真を貼るはずだったのですが、全然撮れていなかったので明日アップロードします。

今回、思い切って7万するビデオカメラに手を伸ばしてしまったのは、オンラインセミナーを行う上での問題を解決するためでした。
購入したのはSONYのXR-520Vという機種です。高性能ということでついつい手が伸びてしまいました。

動画を撮ってセミナーにする際に、少し前までの機種では、パワーポイントと人間を同時に映そうとすると

1.照明を暗くすると、説明する人の顔がみえない

2.照明を明るくすると、テレビや蛍光灯の周波数とかみ合って画面がちらつく

という問題が発生していました。

おそらく、集合研修を記録しておこう、という方も同じ悩みを感じているのではないかと思います。

この問題を解決するには、

  • 照明が多少明るくとも映すことができる3000lumen以上のプロジェクタ
  • プラズマではなく液晶ディスプレイ

といった、PC画面を映す機器の性能をあげてやればよいと考えていました。

ところが、実際に撮影してみると、撮影している部屋が明るいと、PC画面がよくみえない、しかも、蛍光灯の周波数による画面のちらつきが気になるという問題と、逆に暗くすると人の顔が見えない、という矛盾が発生してしまいました。

そこで、「暗いところでも人が良く映る」、「蛍光灯のちらつきを抑えられる」ということで新しいカメラに手を出してみました。

GPSや感度の変更設定があります。Nightshotは赤外線カメラ。一般機にそこまでの性能があるとは・・・

GPSや感度の変更設定があります。Nightshotは赤外線カメラ。一般機にそこまでの性能があるとは・・・

高画質とか、GPS搭載、とかはほとんど購入する意欲が湧きません。高画質なら、以前のビデオも高画質ですし、オンラインセミナーで超高画質にしたところでダウンロードしにくいだけでしょう。

早速試してみたのですが、みたところ明るいところでは蛍光灯のちらつきはないようです。ちらつきを抑えるような設定も必ずあると思うので、なんとかなりそうです。

暗いところでは・・・暗いままです。あああー。

真っ暗なところでも撮影はできるのですが、全部薄暗い緑色で、とても元気なセミナーをとれるような気がしません。幽霊でも探しに行こうかという感じです。

薄暗いところでも撮影可能、というモードは、ちょっとみたところでは差がわかりません。
明日、性能を比べつつセミナーを撮影していこうと思います。

株式会社キバンインターナショナルでは、2009年10月7日上陸予定の台風18号の対策のため、社員全員を、自宅待機とします。株式会社キバンインターナショナルでは、社員全員にノートパソコンとeモバイルを支給しており、Webからの情報発信、サポート業務は通常通り行う事ができる体制ができています。スタッフは自宅待機、自宅作業ですが、通常通り、業務を行います。電話のみ、転送に制限があり制限がありますことをご容赦いただきますよう、お願いいたします。

注:予定されていたミーティングには、すべて伺います。交通機関の問題、天候の問題などで伺うのが難しくなった際には、別途連絡をいたします。

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「eラーニングをすべての人に!」
株式会社キバンインターナショナル
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル4F
E-Mail:international@kiban.jp
http://elearning.co.jp
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株式会社キバンインターナショナル(東京都千代田区 代表取締役社長 西村正宏)は、これまでオフラインの集合研修として実施してきたeLearning Manager4Uの管理者講習のオンラインセミナーの提供を開始致しました。

このeLearning Manager4Uオンラインセミナーは、これまで同製品を購入いただいた方に集合研修として提供されていましたが、オンライン化を求める声が多数寄せられていることから、この度オンラインセミナーとして公開致しました。

▲eLearning Manager 4Uのオンラインセミナーを公開

▲eLearning Manager 4Uのオンラインセミナーを公開

●閲覧方法
1. 下記のURLにアクセスしてください。
http://e-seminar.info/?page_id=1831

2. 閲覧したいセミナータイトルをクリックしてください。

3. 講座が再生されます。
※閲覧には、Flash Playerが必要です。

●eLearning Manager4U とは
株式会社キバンhttp://www.kiban.co.jp)が開発・販売するeラーニングシステムです。官公庁・自治体・大学・企業、国家から宇宙まで様々な場所で活躍する人々にeラーニング環境を提供しているシステムです。eラーニングの標準規格に準拠しているので、安心してご利用いただけます。

価格:1ユーザー 315 円~(ASP版)(詳しくは、ホームページをご覧下さい。)
URLはこちら

●eLearning Manager 4Uの製品紹介サイト(株式会社キバン)
http://elearningmanager.jp/

●eLearning Manager 4Uオンラインセミナー
http://e-seminar.info/

●オンラインセミナーの今後の予定
オープンから当面の間は基礎コースを無料で公開致します。その後順次コースを追加していき、より高度な内容の有料セミナーを開催する予定です。

●株式会社キバンインターナショナルとは
株式会社キバンインターナショナル(http://elearning.co.jp/)では、「eラーニングをすべての人に!」という目標に向けて活動をしており、その目標を達成するために、自社で製品・サービスを開発するだけではなく、日本・海外から優れた製品を探して皆様にお届け致します。

●連絡先
株式会社キバンインターナショナル
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル4F
電話:03-5846-5800
FAX:03-5846-5801
URL:http://elearning.co.jp/担当:中村(なかむら)、長谷川(はせがわ)
お問合せ先:下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。
http://e-seminar.info/?page_id=12

高機能eラーニング教材作成ソフトLectureMAKERを、9月30日に発表しました。質問が次々寄せられています。今回の質問は、マニュアルについてでした。

マニュアルは、pdf版で提供し、オンラインマニュアルは準備中です。マニュアルの場所が分かりづらいようでしたので、マニュアルのダウンロード先(http://lecturemaker.jp/?page_id=275)を紹介します。マニュアルの場所は、質問をいただかなくても、分かるよう、Webサイトもわかりやすく改良していきます。

Q.LectureMAKERについて、大変興味があります。 試供版を、ダウンロードしました。マニュアルはないでしょうか?

マニュアルは、PDFでダウンロードすることができます。下記の場所よりダウンロードしてご利用ください。

マニュアルのダウンロードページ(http://lecturemaker.jp/?page_id=275)

eラーニング教材作成方法(3)

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura1 Comments2009.10.04

皆さんこんばんは、敵の戦闘力4倍、自分は半分の不思議時空に捕らわれていたため前回教材作成のブログから思わぬ時間が経過してしまいました、株式会社キバンインターナショナル 中村おりおです。

前回は、教材の目標の達成度を測るには? という話を書きました。今日は、教材を作成するためのちょっとしたTipsその2を紹介したいともいます。

複数の担当者でeラーニング教材を作る

なぜ、「ちょっとしたTips」なのかというと、特に企業内教育の場合、教材は自作される形になりますので、教えるべき内容は教材を作成される皆様方のほうが断然詳しいかと思います。なので、内容に関しては、差し出がましいことは申しません。ただ、eラーニングはそれ独特の環境(合間に勉強する、PCを使う等々)がありますので、eラーニング教材独自のTipsは以前紹介しております。

今日のTipsは、「教材を複数の担当者で作る為のTips」です。
だいたい教材は複数の担当者もしくはチームで分担して造ることになるかと思います。
その際、各自が思い思いに作成してしまいますと、教材の方向性や見た目がバラバラになってしまいますので、教材作成においては、ある程度のガイドラインが必要になります。(もちろん教材の目標も、ガイドラインに盛り込むべき要素です。)

・テンプレートを作ろう

教材を作成する場合、教材の構成(例えば、表紙-目次-教材本体-まとめテスト)を予めテンプレートにしておき、作成者で共有することで、統一感のある教材を作成することができます。また、パワーポイントのスライドマスタなどを利用して、スライドのバナーなどを予め作っておくとより良いでしょう。

・アニメーションの利用に一定のルールを設ける

教材としてパワーポイントのスライドを作成する場合、過度のアニメーションは控えるべきです。しかしながら、まったくアニメーションしないよりも、ポイントとなる箇所では、適切にアニメーションを入れたほうが効果的です。ただ、この「適切」というのは非常にあいまいなので、(可能ならば)、どのような時にどういうアニメーションを入れるべきか、予めガイドラインを定めておくと良いでしょう。

・素材の保存場所を決めよう

教材本体はもちろんの事、合間に挿入するイラストなど教材作成に使用する素材を保存先を決めておき、担当者間で共有しておくことで効率良く作業を行うことができます。また、似たようなテイストのイラストを使用することで、教材に統一感が生まれます。

・パワーポイントの設定

上記のファイル保存と関連しますが、パワーポイントに音声ファイルを挿入する場合、その音声ファイルがパワーポイント内部に格納されるのか、リンクされるのかの設定を変更することが可能です。音声ファイルをパワーポイント内部に格納すると、パワーポイントファイルを別の場所にコピーしても特に問題は起こりませんが、音声ファイルがリンクされる形式にした場合、パワーポイントには、c:\・・・・(なんとかかんとか) という形で、その音声ファイルの場所が記憶されますので、パワーポイントファイルや音声ファイルを移動させると、リンクが外れてしまい、音声が外れてしまいます。
この内部に格納するか、外部リンクになるかは、音声ファイルファイルのサイズによって決まります。
パワーポイントのメニューから、「ツール」→「オプション」で表示されるダイアログで、「全般」 のタブを選び、リンクさせるファイルの容量を設定できます。
この辺の設定に関しては、以下のマイクロソフトのサイトもご参照下さい。
http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/HA010348231041.aspx

最近、株式会社キバンインターナショナルでは、Wordpressなどのオープンソースソフトを積極的に取り入れて社内システムを構築している。オープンソースソフトウェアのいいところは、自らの手で改良できるということだ。特にWordpressはよくできていて、プラグインによるカスタマイズを簡単にできてしまう。ためしに、キバンインターナショナルが発売しているツールを書くと、対応サイトに自動的にリンクするプラグインを作ってみました。

[[ ppt2flash ]]
[[ quizcreator ]]
[[ webvideoauthor ]]
[[ democreator ]]
[[ ppt2mobile ]]
[[ lecturemaker ]]
[[ 署名1 ]]
[[ 署名2 ]]

↑の例から製品名と括弧の間のスペースを取り除くと、↓のように自動リンクします。

PPT2Flash Professional
QuizCreator
WebVideoAuthor
DemoCreator
PPT2Mobile
LectureMAKER
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
株式会社パンダスタジオ
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル2F
電話:03-5812-0666
FAX:03-5812-9669
E-Mail:pandastudio@kiban.jp
http://pandastudio.tv
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
株式会社パンダスタジオ
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル2F
E-Mail:pandastudio@kiban.jp
http://pandastudio.tv
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

これなら、製品サイトのアドレスが変わっても、プラグイン側の設定を変えればすむので楽ちんです。

LMSにも、こんな感じにプラグインを追加できたらいいなーーー。とおもってます。

洋一郎でした。

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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