eラーニング

こんばんわ。おなかが減ってきた長谷川です。

今回は、オーサリングツールの登録時に必要なメールアドレスについてです。

オーサリングツールの認証にはメールアドレスが必要です

オーサリングツールの認証にはメールアドレスが必要です

私たちのオーサリングツール(PPT2Flash, QuizCreator, WebVideo Author, DemoCreator, PPT2Mobile)は、CDまたはダウンロードされたソフトに、株式会社キバンインターナショナルからお送りする「登録情報証書」に記載されたメールアドレスと認証コード(レジストレーションコード)を入力すると製品版としてご利用いただけるようになっています。

「担当者が変わったのでメールアドレスを変えたい」「個人のメールアドレスではないアドレスにしたい」

といったご要望がみられます。

このような場合、オーサリングツールで利用するメールアドレスを

user@*******.jp のような、ドメイン名は自社のもので「user」「user01」など、名前の部分を変更していただくことで対応が可能です。
また、1つのメールアドレスに対して複数の認証コードを登録することはできませんので、複数同じ製品をご注文いただいた際には、
20091001@******.jpのようなアドレスで発行させていただいております。

登録される際、注意していただければ幸いです。

LectureMAKERもついに発売となり、多くのお客様から体験版のダウンロードをいただいております。LectureMAKERはプロダクトキーのみの認証なので、こちらはメールアドレスにかかわらず発行されます。ご注文をお待ちしています!

弊社キバンインターナショナル(東京都千代田区 代表取締役 西村正宏 http://elearning.co.jp/)は、日本イーラーニングコンソシアム((http://www.elc.or.jp/)の正会員として、10月1日より加入しましたので、お知らせいたします。

弊社キバンインターナショナルでは、日本イーラーニングコンソシアムの正会員となることで、eラーニングのより一層の発展を目指し、活動を進めます。弊社キバンインターナショナルの目標は「eラーニングをすべての人に」でありますが、eラーニング業界全体、eラーニングに関わる企業の皆様と強力をしながら、eラーニングの普及・発展に全力を尽くします。

この日本イーラーニングコンソシアムでは、西村正宏が理事、湯川浩一が標準化委員会副委員長として参加もいたします。

日本イーラーニングコンソシアム
日本イーラーニングコンソシアム

日本イーラーニングコンソシアムとは
特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソシアム(略称eLC)は、eラーニングの普及促進を目的に、発足した団体です。標準化の推進活動やガイドライ ンの作成に加え、 eラーニング関連の情報提供、 eラーニング・システムの構築や運営管理に関する教育、 eラーニング・システム及びコンテンツに関する標準化の認定、 などを活動の柱としています。eラーニングの成果を最大限に生かすためのノウハウの開発、情報の発信をめざしています。(eLCポータルサイト 「eLCとは?」 より引用)

PPT2Mobileを、デジタルサイネージ用ジェネレータとして利用されるお客様が増えています。こんなうれしいメールを、お客様からいただきましたので、紹介をさせていただきます。

弊社では、デジタルサイネージシステムを販売しております。 ソースとしてmpegファイルを利用しますが、動画コンテンツの作成にエンドユーザー様が苦慮する場合があります。特に、エンドユーザー様が飲食店などの商店だった場合には、結局コンテンツが作れずに頓挫する場合があります


今回、お客様からパワーポイント(PowerPoint)のファイルを渡されて、MPEG化してほしいとのことで、キバンインターナショナルさまのPPT2Mobileを利用させて頂き、PPTファイルを、MPEGファイルに変換させていただきました。 音楽を含めて問題なく稼働するようで、満足しています。

デジタルサイネージは、今後の大きな成長分野なのですが、広く普及するためにはコンテンツの作成のハードルを低くする必要があります。


パワーポイントののアニメーション機能とスライド機能は、デジタルサイネージコンテンツのジェネレーターとしてもなかなか優秀であることを今回再確認した次第です。
PPTファイルのスライドショーをMPEG化する、キバンインターナショナルさまのPPT2Mobileを組み合わせることで、コンテンツ作成のハードルはかなり低くなるとおもわれます。 今後、お客様に紹介していきたいと思います。また、弊社ホームページでリンクを張らさせていただければと思いますが、いかがでしょうか。

御社としては、本製品をオーサリングツールとして販売されているようですが、上記のようなマーケットもあるのではないかと思いメールさせて頂きました。 よろしくおねがいします。

LectureMAKER(レクチャーメーカー)発売キャンペーン

(既存ユーザー優待キャンペーン 第1弾 PPT2Flashユーザーを優待)

株式会社キバンインターナショナルでは、eラーニングをすべての人に!というコンセプトをもとに、安く・簡単に・だれでも使うことができるツール類を販売してきましたが、このたび、これまでのツール以上に、高機能なプロフェッショナルユースのツールを販売することになりました。

これまでツール(PPT2Flash)を購入されたお客様には、発売キャンペーンとしてPPT2Flash代金の29,400円全額を割引した価格で購入することができるキャンペーンを、1ヶ月限定(10月1日~10月30日17時30分まで)で開催いたします。LectureMAKERを70,350円(定価99,750円)で発売させていただきます。

キャンペーン

●LectureMaker 99,750円(税込)

●LectureMakerキャンペーン特化(PPT2Flash Professionalをすでに購入されたお客様) 70,350円(税込)

ご購入の方はこちらから:購入

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●●○ 株式会社キバンインターナショナル
●●● 担当:長谷川(はせがわ)、蔡(チェ)、梁花(りょうか)
●●● E-mail : international@kiban.jp
「eラーニングをすべての人に!」
株式会社キバンインターナショナル
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル4F
電話:03-5846-5800 FAX:03-5846-5801 http://elearning.co.jp

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LectureMAKER ver.2.0を発売開始

株式会社キバンインターナショナル(東京都千代田区 代表取締役社長 西村正宏)は、これまで簡単・便利・安価にeラーニング教材をつくることができるオーサリングツールを提供してきましたが、プロフェッショナルユースにも耐えうる高機能版のeラーニングツールを希望されるお客様が多数寄せられましたので、これまでにない高機能なeラーニングオーサリングツールを提供します。韓国のDaulSoft社のLectureMAKERhttp://lecturemaker.jp 99,750円(サポート無)、152,250円(サポート付)を、株式会社キバンインターナショナルで日本語化して販売いたします。

すでにある電子データ資料(PowerPoint、Flash、HTML文書等)を活用するだけでなく、特殊編集メ ニューから直接コンテンツを作成することができ、動画講義とPowerPointとクイズの3つを組み合わせたeラーニングコンテンツ作成(ンライン教育(WBT)用学習コンテンツ)することができます。eラーニングの国際標準規格であるSCORM1.2、SCORM2004にも対応しています。

LectureMAKERは多様なマルチメディア要素と、PowerPoint、Flash、HTML文書が利用できるだけではなく、LectureMAKERの編集機能を利用して、多様な形態の講義 資料作成や、動画コンテンツの編集が可能ですウェプカメラやマイクを接続して、マルチメディア講義資料を作ることもできます。

例えば、講義の進行に合わせてスライドを動かしたり、スライドに書き込みをするといったことが可能です。また、講義の進捗にあわせて確認問題を作成することが可能です。また、プログラムスキルがある方は、ボタンにスクリプトを組み込むことで、複雑な教材を作ることができます。

LectureMAKERでは、製品版とまったく同一の機能を30日間のお試利用できるようになっています。この機会にダウンロード、インストールしてご利用くださいますよう、お願いいたします。

●ダウンロード方法
最新バージョンをインストールするには、下記のURLからダウンロードしてください。
1. 下記のURLにアクセスしてください。
http://lecturemaker.jp/?page_id=11
2. お名前、会社名、メールアドレスを入力してください。
3. ダウンロードURLをお知らせいたします。

LectureMAKER
URL:http://lecturemaker.jp
価格:99,750円(サポート無)
年間サポート付:152,250円(ライセンス料金99,750円+年間サポート代金52,500円)

●販売方法
発売開始時は、LectureMAKER専用サイト(http://lecturemaker.jp )で直販から開始します。
購入、お問い合わせ、見積依頼は、Webからお願いいたします。
近日中に代理店からの購入ができるように準備いたします。

株式会社キバンインターナショナルとは
株式会社キバンインターナショナルhttp://elearning.co.jp)では、「eラーニングをすべての人に!」という目標に向けて活動をしており、その目標を達成するために、自社で製品・サービスを開発するだけではなく、日本・海外から優れた製品を探して皆様にお届けいたします。

●連絡先
株式会社キバンインターナショナル
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル4F
電話:03-5846-5800
FAX:03-5846-5801
URL:http://elearning.co.jp
担当:梁花(りょうか)、長谷川(はせがわ)、蔡(チェ)
メール:sup_tool@kiban.jp

LectureMakerは単体で動作するアプリケーション
PPT2FlashはPowerPointのアドオン

LectureMakerを使えば1から教材を作れる
PPT2Flashを使えば既存のPowerPointファイルから教材を作れる

LectureMakerはスライドに分岐を作れる
PPT2Flashは原則として分岐を作れない

LectureMakerは動画とスライドを連動させることができる
PPT2FlashはPowerPoint上のアニメーションを変換できる

LectureMakerは試験作成機能を内蔵している
PPT2FlashはQuizCreatorで作成した試験を組み込める

LectureMakerはSCORM1.2とSCORM2004に対応している
PPT2FlashもSCORM1.2とSCORM2004に対応している

LectureMakerはデザインテンプレートをダウンロードして設定できる
PPT2FlashはPowerPointの背景画像を変換できる

LectureMakerはボタン類のデザインや位置を自由に制御できる
PPT2Flashは数種類のテンプレートからデザインを選ぶことができる

LectureMakerは数式エディタやグラフエディタを内臓している
PPT2FlashはPowerPoint上で作成した数式を変換できる

LectureMakerは本格派オーサリングツール
PPT2Flashはお手軽オーサリングツール

LectureMakerは99,750円(税込)
PPT2Flashは29,400円(税込)

LectureMakerのアドレスはhttp://lecturemaker.jp/
PPT2Flashのアドレスはhttp://ppt2flash.jp/

どちらも30日の無料お試し期間があるので、ぜひご利用になってください。

▲LectureMAKER(イメージ図です)

▲LectureMAKER(イメージ図です)

株式会社キバンインターナショナルでは、毎週水曜日に、eラーニング関連の新ソフト、新サービスを提供していますが、第5弾として、明日、下記のLectureMAKRをリリースする予定です。Webサイトは、現在も 最終調整中ですが、blogの読者向けに、すこしだけ先行してお知らせをいたします。

業務用、高機能で、1本でeラーニングの教材作成ができるようなソフ トが欲しいという声を多数いただきましたので、韓国のDaulSoft社のLectureMAKRを、キバンインターナショナルで翻訳し、明日発売を開始しま す。

高機能で説明が必要な製品だと思いますので、オンラインセミナーなどのコンテンツ、セミナーなどの企画も必要だと思っています。企業、大学でのe ラーニングコンテンツの内製化が進むために、皆様に便利にご利用いただければと思っています。

第5弾 09/30(水)LectureMAKER 新発売予定

韓国Daulソフト社のLectureMAKRの日本語版を発売します。プロフェッショナルユースにも耐える高機能なeラーニング教材作成ソフトです。教材作成、テスト作成、動画とパワーポイントスライドの同期、スライドへの手書き入力の記録などが、このLectureMaker1本のソフトウェアで行うことができます。国際標準規格のSCORM1.2とSCORM2004に対応しています。日本語版の作成にあたり、Flashファイルによる書き出し機能を追加しました。99,750円(サポート無)、152,250円(サポート付)となります。

(本ツールは、発売直後は、専用サイトのみで販売します。代 理店での販売が可能になり次第、お知らせいたします。)

前回、SCORM対応教材の作り方で、何も成績を送信しない、最も単純なSCORMのAPIを実装してみました。これだけでは、仕様を満たしているとはいえますが、使い物にはなりません。そこで、今回はlesson_status(学習結果)を送信できるようにしてみましょう。

SCORM1.2では、lesson_statusには、

  • incomplete: 未修了
  • completed: 修了
  • passed: 合格
  • failed: 不合格
  • browsed: 閲覧済
  • not attempted: 未受講

の6種類値を設定することができますが、実際によく送信される値は以下の4つでです。

  • passed
  • completed
  • failed
  • incomplete

たとえば、開いた瞬間に、completed(修了)を送信する教材であればこういう風にかけばOKです。

<script type=”text/javascript”>
var API;
for(win = window;win.API==null && win.parent!=null && win.parent!=win; win = win.parent);
API = win.API;
API.LMSInitialize(“”);
API.LMSSetValue(“cmi.core.lesson_status”, “completed”)
API.LMSFinish(“”);
</script>

クイズ問題などであれば合否判定が発生しますが、開くだけでよい教材なら、これだけのプログラムで成績を記録することができます。実際には、session_time(学習時間)を送信したほうがよいので、bodyタグのonloadでinitializeを行い、bodyタグのonunloadやonbeforeunloadでFinishを送信する教材が多いようです。

弊社が販売しているオーサリングツールの中でも、とりわけ、QuizCreatorのAPI通信についての問い合わせが多いので、それぞれ紹介します。
以下の通信ログは、QuizCreatorで4問の問題を作成し、SCORM1.2向け書き出ししたものの通信例です。
QuizCreator
通信ログの例(SCORM1.2)

# LMSInitialize —–(1)
# LMSGetValue(cmi.interactions._count) : 0
# LMSGetValue(cmi.student_data.mastery_score) : 60
# LMSGetValue(cmi.core.student_id) : 123456
# LMSGetValue(cmi.core.student_name) : キバンインターナショナル
# LMSCommit
# LMSGetValue(cmi.core.lesson_mode) : normal
# LMSGetValue(cmi.core.lesson_status) : incomplete —–(2)
# LMSSetValue(cmi.interactions.0.id,Q01)
# LMSSetValue(cmi.interactions.0.type,true-false)
# LMSSetValue(cmi.interactions.0.weighting,1)
# LMSSetValue(cmi.interactions.0.correct_responses.0.pattern,t)
# LMSSetValue(cmi.interactions.0.student_response,t)
# LMSSetValue(cmi.interactions.0.time,20:23:51)
# LMSSetValue(cmi.interactions.0.result,correct)
# LMSSetValue(cmi.interactions.1.id,Q02)
# LMSSetValue(cmi.interactions.1.type,choice)
# LMSSetValue(cmi.interactions.1.weighting,1)
# LMSSetValue(cmi.interactions.1.correct_responses.0.pattern,東京)
# LMSSetValue(cmi.interactions.1.student_response,京都)
# LMSSetValue(cmi.interactions.1.time,20:23:53)
# LMSSetValue(cmi.interactions.1.result,wrong)
# LMSSetValue(cmi.interactions.2.id,Q03)
# LMSSetValue(cmi.interactions.2.type,choice)
# LMSSetValue(cmi.interactions.2.weighting,1)
# LMSSetValue(cmi.interactions.2.correct_responses.0.pattern,3,5)
# LMSSetValue(cmi.interactions.2.student_response,3,5)
# LMSSetValue(cmi.interactions.2.time,20:23:55)
# LMSSetValue(cmi.interactions.2.result,correct)
# LMSSetValue(cmi.interactions.3.id,Q04)
# LMSSetValue(cmi.interactions.3.type,fill-in)
# LMSSetValue(cmi.interactions.3.weighting,1)
# LMSSetValue(cmi.interactions.3.correct_responses.0.pattern,pen,pencil)
# LMSSetValue(cmi.interactions.3.student_response,pen)
# LMSSetValue(cmi.interactions.3.time,20:23:58)
# LMSSetValue(cmi.interactions.3.result,correct)
# LMSCommit —–(3)
# LMSSetValue(cmi.core.score.raw,75)
# LMSSetValue(cmi.core.score.min,0)
# LMSSetValue(cmi.core.score.max,100)
# LMSSetValue(cmi.core.lesson_status,passed)
# LMSSetValue(cmi.core.exit,)
# LMSSetValue(cmi.core.session_time,0000:00:16.73) —–(4)
# LMSFinish —–(5)

QuizCreatorで作成した教材は、たった4問に回答しただけで、これだけの内容をLMSに送信しています。量は多いですが、それほど複雑なことはしていません。最初の部分から順に解説していきます。

(1) LMSInitializeを送信し、LMSとのやり取りを開始します。

(1)~(2) 受講者のIDや名前など、プレイヤー上で表示するための情報を取得します。ここまでの通信はクイズをロードすると自動的にすすみます。

(2)~(3) 問題に解答し終わり、結果表示画面に移動するタイミングで(2)~(3)の通信は行われます。この部分の通信で、設問ごとの問題情報と回答情報を送信します。この部分はとても重要なので、各要素の意味を紹介しておきます。

  • LMSSetValue(cmi.interactions.3.id,Q04)
    設問の識別IDです。出題順序をランダム化した場合も、問題を一意に識別できるIDが送信されます。問題ごとの正答率などを集計するために使うことになります。
  • LMSSetValue(cmi.interactions.3.type,fill-in)
    問題種別を表しています。fill-inであれば、記入問題だということがわかります。この情報を使うと、問題種別に合わせて回答表示をカスタマイズすることができます。
  • LMSSetValue(cmi.interactions.3.weighting,1)
    問題の配点(重み付け)です。
  • LMSSetValue(cmi.interactions.3.correct_responses.0.pattern,pen,pencil)
    回答例です。penもしくはpencilが回答なのですが、実はこのメッセージは正しくありません。このメッセージを素直に解釈すると、pen と pencilの両方を回答した場合だけが正解になります。本来であれば以下のようなメッセージを送信すべきですが、現状は上記のようなメッセージを送信する仕様になっています。

    • LMSSetValue(cmi.interactions.3.correct_responses.0.pattern,pen,pencil)
    • LMSSetValue(cmi.interactions.3.correct_responses.0.pattern,pen,pencil)
  • LMSSetValue(cmi.interactions.3.student_response,pen)
    生徒の回答内容です。このデータを集計することで、各選択肢がどの割合で選択されたかわかるので、問題や解説の質の向上につなげることができます。
  • LMSSetValue(cmi.interactions.3.time,20:23:58)
    回答が行われた時刻です
  • LMSSetValue(cmi.interactions.3.result,correct)
    正誤情報: 設問に正解したのかどうかがわかります。

(3)~(4) 全体の得点、合否情報、受講時間を送信します。

(5)最後にLMSFinishを送信します。

LMSFinishなどを、教材を閉じるタイミングで送信する教材も多いのですが、QuizCreatorの場合は、(2)~(5)を結果画面を表示するタイミングで送信していますのでご注意ください。

今回作成したAPI: sample2

次回は、SCORM教材のAPI通信の解析手法について紹介する予定です。

こんばんわ。今回は海外のeラーニング教材を紹介してみたいと思います。

スコットランドの本屋でデモをやっていたのがこちら、InQuizitorというソフトウェアでした。

InQuisitorで成績アップ!価格は、35ポンドですので、5000~6000円程度。

宣伝はこう書いてありました。

賞を獲得した、学習をより楽しく効果的にするクイズゲーム (2007年のeラーニング賞を受賞したようです

問題は全て学校のカリキュラムから作成

71%(の生徒が)学習効率上昇を確認

全ての科目を網羅

3万問を超える問題があなたの知識と理解を試します

イギリス全体で100以上の学校が利用

遊びながら試験に合格していこう

InQuizitorは、問題ジャンルを選ぶと、最初は簡単な問題、やがて難しい問題がでてきます。生物の問題を試しに解いてみたのですが、内容は高校生レベルの生態系に関するものでした。ちなみに、問題の難しさよりも単語の難しさのせいで中々うまく得点が伸びませんでした。

書いてある通り、基本的には全て学校で教える内容なので学校でも導入しやすいようです。

脳科学の観点からもこのソフトは検討されていて、これから出る問題は「脳のどの分野が活性化するか」というのを脳のイラストで図示しながら問題が出題されます。

また、飽きっぽい子ども達向けになのか、5問に1題ずつ程度の割合でマウスを使ったゲームが始まります。全部で5問間違えるとゲームオーバーです。

成績は最後に集計されて、記録されます。この仕組みがeラーニングの国際標準規格にのっとっているかどうかは不明でしたが、日本で行っている学習管理システム(LMS)とクイズ問題、解説でできている教材だと思いました。

実際、購入ページでは、「InQuizitor Player」「InQuizitor Editor」「InQuizitor Question Bank and Quizzes」という言ってみればLMSと、教材作成ツール(オーサリングツール)、コンテンツ(クイズ問題集)が入っていると紹介されています。

日本だと、ゲームセンターに「クイズ・マジックアカデミー」という芸能や社会・科学など様々なジャンルの問題がでるオンライン対戦型のゲームがありますが、こちらは正解すればいいものの、間違った場合に正解がどれなのかわかりません。そこがゲーム性を高めているのかもしれませんが、間違った場合に答えを教えないというと、本当の意味で学習を目指していないように思います。(問題と回答を扱った非公式のサイトもあるようです)

日本と違い、学校向けの問題に絞り、ゲーム要素や脳科学を取り入れたInQizitorは、さらにSNSにも無料体験版が取り入れられているようです(Facebookでの無料利用ができるようです)。

「InQuizitor」、日本ではどうも全く認知されていない様子。iPhoneでのクイズエンジンとして使われているような記載があります。

日本語版を作るのは大変そうですが、iPhone携帯版などがでたら結構、熱中する人が多くなるかもしれません。
今後、どのように展開していくのか楽しみです。

難しいものをわかりやすく説明するのは、非常に重要な能力です。

最近スタッフ全員に自社の財務諸表の意味するところを、ただしく読み取れるように、社内で研修しようと、簿記、財務諸表、経営分析関係の書籍を読みあさっていますが、どうして、こんなに難しく感じてしまうような説明になっているのだろうと困惑したり、拍手喝采したくなるような見事な説明があったりします。

eラーニングの教材を作成する上で、アニメーション、動画、音声などを自由に使えるのですが、結局は、人間が理解しやすいメタファー(比喩表現)や、抽象化して説明する能力こそが、eラーニングの教材作成上、きわめて重要だと思います。良いお手本を見つけましたので、紹介します。

ネットサーフィン中に、自民党と民主党の経済政策の違いを、たった3つのタンクと1つのプールで、すごくわかりやすく紹介したビデオを見つけたので、紹介します。ビデオを見ながら、大学の授業ではストック(このビデオでは、タンク)、フロー(このビデオでは蛇口)で習ったことを思い出しました。当時は、自分で、ダムと放流のイメージでとらえていたのですが、ダムでは、お金の循環について説明しづらいので、このビデオは本当に良くできているな、、、、と感心しました。

こうして、くどくどと書くと、せっかくわかりやすい、良いお手本を見る気をそいでしまってもいけません。是非ご覧いただければと思います。株式会社キバンインターナショナルで教材を作っていくのであれば、こうした、なるほど、分かったと膝をたたいていただけるようなものを提供していきたいと思います。

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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