キバン

株式会社キバンインターナショナルの北海道開発研究所(北海道ラボ)の準備が進んでいます。

机・椅子・開発機材がやっと届きました。(一気に機材が届きました。)

はこだて未来大学の学生さんにお手伝いしてもらいながら組み立て作業です。一から事務所を作るって大変ですね。そもそもエレベータがないので、大量の机とイスを3Fに運ぶのが、、、、(足がプルプルしちゃいました!!)

IMG_1124

▲コーナー部分の机。一番部品が多い。

残念ながら、今日は作業終わらず打ち切り。明日こそは完成させて一日も早く事務所を稼働させたいところです!!来週月曜日からは、東京から開発担当の洋一郎さんが、水曜日からは社長がきます。

洋一郎さんは、しばらく、この開発研究所内の宿泊施設で住み込みになります(笑)。はこだて未来大学の優秀な学生と、一緒に、新規に色々なプロジェクトを進めていく予定です。(浜田)

LectureMAKERは、これまでにないタイプの高機能教材作成ツールです。

「LectureMAKERってどんな教材作成ツールなの?」
「上司に簡単に説明したい・・・」といった皆様に簡単にご紹介するための動画を公開いたしました。3分半ですので、説明するのにも便利だと思います。

これまでのオーサリングツールとの違いは、動画では紹介していませんが、簡単にまとめたものを公開します。

PPT2Flash Professional   :PPTのアニメーション効果を保存できる・PPTとビデオの同期化ができない
・LectureMAKER:PPTのアニメーション効果はなくなる・PPTとビデオを同期化し、講師のPowerPointへの書き込みがスライド資料に反映させられる

QuizCreator  :9種類の問題作成に対応、それぞれの問題の回答、点数などを詳細に記録できる
・LectureMAKER:記述問題・単一選択問題を作成し、回答後に正答、誤答と表示可能。ただし、成績を確認することはできない

DemoCreator :PC上の操作を記録し、編集を行ってPC操作動画マニュアルを作れる
・LectureMAKER:できない

WebVideoAuthor:既存の動画を変換し、eラーニング形式に変換できる・タイムラインでの簡単なカットなどの編集が可能
・LectureMAKER:既存の動画を変換、eラーニング形式に変換できる。編集はできないが、テンプレートを利用してレイアウトの編集が自由にできる

PPT2Mobile:PowerPointを様々な形式の動画に変換する
・LectureMAKER:動画のeラーニング形式などの変換を行えるが、他の動画形式への変換はできない

といった特徴があります。

操作方法は、PPT2Flashなどと比べると比較的複雑ですので、教材作成をスムーズに行うために有料サポートをつけることをお勧めしています。

30日間体験ダウンロードはこちらから! LectureMAKER

実は、PPT2Flash,DemoCreator,PPT2Mobileを使うと、本来できなかったLectureMAKER上でのパワーポイントのアニメーション効果を維持したまま動画講義を行うことや、PC画面上の操作説明を動画を組み合わせて説明することができるようになるのですが、こちらはまだ非公開です。

ここ数日で、Ustreamの初心者向け使い方をご紹介いたました。インターネットを活用した生放送配信サービスは、Ustream以外にもまだまだあります。今回は使用方法までは触れませんが、その他いくつかのサービスの特徴などを取り上げてみたいと思います。

Qik

iPhoneで生放送できるアプリで、Ustreamの他にも、Qikというものがあります。

Qik

QikのiPhoneアプリ起動画面

Qikは、パブリックベータサービスが2008年7月21日に始まったサービスで、Ustreamの後発サービスにあたります。ただ、調べてみたのですがこのサービスで出していたiPhoneアプリは、当初アップルの審査に通らず、Jailbreakアプリ(iPhoneを非公式な方法でロックを解除してアプリをインストールすることです。やらないことを強くおすすめします)として公開してサービスを続けていたそうですが、現在では、アップルの審査が通り、JailBreakする事無くApp Storeでダウンロードする事が出来ます。iPhoneアプリの他にも、Windows Mobileアプリ版も公開しているようです。(参考:利用可能デバイスリスト)

実際に使用してみましたが、タイムラグは3秒程度で、Ustreamとほぼ変わりはありません。ただ、こちらはQikは携帯電話からの配信に特化しているようで、携帯端末搭載のGPSデータをQikサービスのサーバに送信して、場所を保存することができます。後で地図で確認できるようです。

また、インターフェースも、配信を”Private”にボタン1つで出来たりとQikの方が一枚上かもしれません。ただし、Ustreamのように”Poll”機能は搭載されていません。

SoftBankのX01HTも対応しているようですので、携帯電話からの配信では、UstreamよりもQikの方が向いているのかもしれません。

参考記事:
http://jp.techcrunch.com/archives/20080813qik-enables-live-video-streaming-from-3g-iphone/
http://jp.techcrunch.com/archives/20091223qik-iphone-app-2/

ニコニコ生放送

ニコニコ動画はみなさんもご存知ではないかと思います。日本の株式会社ニワンゴが運営する動画共有サイトで、もはや日本における動画共有サイトの代名詞かもしれません。ニコニコ生放送とは、このニコニコ動画の派生サービスで始まったものです。

ニコニコ動画は、投稿動画にコメントを付けることができるのですが、ニコニコ生放送では生放送にリアルタイムでコメントを付けることが出来ます。

ニコニコ生放送トップ画面

ニコニコ生放送の特筆すべき点としては、視聴者アンケート機能が比較的充実している点です。

ニコニコ生放送で生放送するには、プレミアム会員(月額525円)に登録しないと出来ません。私はプレミアム会員制度開始時から既にプレミアム会員でしたので、今回実際にテストで生放送してみました。

ニコニコ生放送では、例えばこのような感じで生放送時にアンケートを採ることが出来ます。Ustreamよりも高機能です。

英語を勉強するために何をしていますか?という簡単なアンケートを採ってみました

英語を勉強するために何をしていますか?という簡単なアンケートを採ってみました

テスト放送にかかわらず、結構見ている人が多かったので、視聴者の皆さん向けに、「英語を勉強するために何をしていますか?」という簡単なアンケートを採ってみました。

結果は、

アンケート結果。このようにすぐに出すことが出来ます。

となりました。iPodで音声を聞く人と参考書を読んだり解いたりする人が大体いるようで、その一方「何もしていない」人が46.2%もいました・・・。(今回は母集団が分からないので、どうにも言えないのですが・・・)

ニコニコ生放送は、「運営生放送」と「ユーザー生放送」で分かれており、「運営生放送」はニコニコ生放送運営側で企画・運営している生放送番組です。そして「ユーザー生放送」が、私たちが使える生放送です。

ユーザー生放送は、最大1500番組と枠数が決まっており、この枠を超えると生放送は出来ません時間帯によっては混雑し、生放送できなくなるときがあります。また、一回の放送は30分と決まっていて、30分を超えると自動で放送終了となります。ここがUstreamとの大きな違いです。ですが、あらかじめ放送枠を予約する事も出来ます。1枠(30分)につき500円をあらかじめ払っておけば、放送枠を予約する事が可能です。また、先ほど30分で放送が切れると説明しましたが、30分100円で延長することが可能です。

(参考:ニコニコ生放送ヘルプ:http://help.nicovideo.jp/live/2009/03/post-16.html)

Stickam Japan!

日本のサービスとしては、Stickam Japan!があります。こちらは全て無料で利用できます。2006年2月にベータサービスが始まり、9月に正式サービスが始まりました。

こちらは、主にSNS機能などが充実しているようで、自分のプロフィールページを作成したりユーザー間でメッセージを送受信したりする機能に特化しています。

今まで取り上げてきたサービスでは、一番コミュニティ機能が強い感じがしました。

どのサービスを使えば良いのか?

インターネット回線が増強され、一般家庭でも光回線が使えるようになり、以前は無かった動画配信サービス・生放送配信サービスが増え、利用されるようになりました。たくさんあって、どれを使えば良いのか悩んでしまいます。

このブログを書くために色々なサービスを使ってみたのですが、eラーニングで使えそうなサービスは、Ustreamかニコニコ生放送ではないかな、と思っています。とりわけニコニコ生放送では「ユーザーからのコメントを随時受け付けることが出来る」(Ustreamでも同じ事は言えるのですが、ニコニコ生放送の場合は画面にも出てきます)、「アンケート機能が他の生放送サービスより充実している」という点があります。

携帯電話からの配信であれば、私はQikをお勧めします。配信までの設定が簡単で、すぐに配信できてしまいます。Ustream上のShows(チャンネル)に動画を置きたい場合などであれば、iPhone版Ustreamもお勧めします。

具体的には、飲み会の様子を簡単に中継するのであればQikを、勉強会・セミナーを中継するのであればiPhone版Ustream+三脚+エネループバッテリーをお勧めします。

「色々あって困っちゃう!」といった感じな年末ですが、こういった使い分けをしてみてはどうでしょうか?

[追記 簡単に比較表を作成してみました。]

Ustream Qik ニコニコ生放送 Stickam Japan!
携帯電話・iPhone対応しているか? ×(ただし、視聴側は一部対応)
料金は? 無料。ただし広告が視聴画面下に出る。 無料 プレミアム会員になることが前提なので、実質525円 無料
Twitter連動機能 × ×
Youtubeアップロード機能 × ×
放送した動画を保存できるか? × ×
コミュニケーション機能:投票機能 × ×
コミュニケーション機能:チャット
コミュニケーション機能:放送者へメッセージを送る △(コメントを付けることが出来る) × △(ユーザーがコミュニティに入っていることなどが必要)
結論 勉強会・セミナー配信向け。あらかじめShowsの設定をしてURLを告知しておけば、確実に配信できます。 外出中、面白いことがあったらとっさに使えるアプリです。

ただし、使う場所が、撮影できる場所かどうかを確認して使うようにしましょう。

こちらも使い方次第では勉強会でも使えるかもしれません SNS的機能が充実しています。チャットルームで生徒間でわいわい交流するのに使えそうです

もし比較表に間違いなどがありましたら、kyoto at kiban.jp(at は@に変換してください)までご連絡ください。

Microsoft LifeCam Cinema (H5D-00006)という製品が発売されています。マイクロソフトから発売されているUSBカメラ(マイク内蔵)です。1280 x 720 の美しいハイビジョン画質で撮影できるHDカメラです。約6,000円でパソコンに接続するだけで、ハイビジョンのカメラが利用できるすばらしい時代が来ました。

本日17:00~、ベリタス・アカデミーのセンター試験対策講座を、ライブストリーミングするお手伝いをしました。Ustreamというサービスを利用して、ノートパソコン+USBカメラ+インターネットで、簡単に生中継ができます。先日もiPhoneを利用した世界最小の放送局をBlogで提案させていただきましたが、6,000円の投資をすれば、ハイビジョンで撮影も可能になりましたので、紹介させていただきます。

画面下部の写真は、カメラの三脚に載せて撮影している様子ですが、カメラの足の部分は、自由に変形できるため、うまく三脚の雲台に挟まり、カメラ撮影に利用している三脚が利用することができました。生中継にあたり、先生の目線と同じ高さにUSBカメラを設置したかったので、三脚を利用することで調整をしました。

Microsoft LifeCam Cinema (H5D-00006)

▲Microsoft LifeCam Cinema (H5D-00006)

Microsoft LifeCam Cinema (H5D-00006)を三脚に固定したところ

▲三脚にUSBカメラをつけた状態と、後ろは自分自身の撮影の様子を確認するためのモニター

世界一小さな放送局(再掲載)

世界一小さな放送局を、iPhoneとUstreamと2,000円の投資があれば、すぐに始められます。iPhone3GSと、Ustream Live Broadcaster(0円 無料。なんとiPhone3Gでもビデオ撮影が可能なアプリです。)というソフトウェアがあれば、世界一小さな放送局が完成し、iPhoneから生中継ができますが、下記のような道具があれば、もっと便利です。

iPhoneがあれば、2,000円弱で放送局できあがります。長い時間生中継するのであれば、バッテリーがあった方が便利です。

▲iPhone3GSとエネループ

▲iPhone3GSとエネループ

ustream

▲Ustream Live Broadcasterのダウンロードはこちら

○三脚
ELECOM デジタルカメラスタンド(410円)
ELECOM デジタルカメラスタンド DGT-010SV

○三脚金具
上海問屋 携帯電話用 三脚固定ホルダー DN-100CC(399円)
上海問屋 携帯電話用 三脚固定ホルダー DN-100CC

○バッテリー
SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2AS4,950円)
SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2AS

○マイク
プロテック iPod&iPhone対応 ボイスレコーダー用超小型マイク CAPSULE VOICE PCV-BK ブラック (対応機種:iPod nano 4G、touch 2G、classic 120GB、iPhone 3G)(980円)
プロテック iPod&iPhone対応 ボイスレコーダー用超小型マイク CAPSULE VOICE PCV-BK ブラック (対応機種:iPod nano 4G、touch 2G、classic 120GB、iPhone 3G)

ADL(Advanced Distributed Learning )が開催しているSCORM2004のオンラインセミナーです。英語に自信がある方、ない方もどうぞ。

Title

Webinar: Sequencing SCORM 2004 Content Part 2

Location

Start Time

12/17/2009 1:00 PM

End Time

12/17/2009 2:30 PM

Description

Presenter
John Campbell

Date and Time
Thursday, December 17, 2009 1:00 – 2:30 PM ET

This is Part 2 of a two-part series. You will derive maximum benefit if you plan to attend both parts.

Description
Sequencing is a powerful capability in SCORM 2004, but its implementation is complicated.  This webinar series is designed for content developers who have previously developed SCORM content and are familiar with SCORM 2004 and sequencing capabilities. The ideal participant will have working knowledge of XML and SCORM content packages.  It will:

  • Demonstrate real-world content that uses advanced SCORM sequencing strategies
  • Discuss sequencing rule combinations used to create more individualized learning strategies
  • Demonstrate how to use templates to simplify sequencing
  • Answer your questions about sequencing and SCORM 2004

Register: https://www2.gotomeeting.com/register/152252587

いままで、プロに頼んでいたビデオコンテンツが、どんどん内製化するようになっています。フルハイビジョンのカメラが安くなったこと、コンピュータの性能やソフトが良くなったので、自分たちで撮影し、PCに取り込み、編集し、公開したり、DVDにしたりすることが、非常に容易になってきました。

プロが撮影、編集するのとは明らかにレベルが違っていても、自社製品を説明したり、セミナーで行っていた内容を、Web上に公開するなら、十分過ぎるぐらいのクオリティのものが作れるようになってきました。

スタッフにビデオ、映像作成の基本的なことを押さえておきたいと相談され(私もプロではないのですが、、、)参考になりそうな書籍2冊を紹介しましたので、Blogでも紹介しておきます。

Web上で公開するためのエンコード、動画ファイルの形式についても質問を受けることが増えましたので、エンコード、動画ファイルについては、また機会を改めて投稿します。

追伸:もし、よい入門書があれば、コメント欄などでお知らせいただけると幸いです。

映像制作ハンドブック―映像に係わるすべてのクリエイターの必読書 (玄光社MOOK)

映像制作ハンドブック―映像に係わるすべてのクリエイターの必読書 (玄光社MOOK)

映像制作ハンドブック―映像に係わるすべてのクリエイターの必読書 (玄光社MOOK)

■主な内容■

プリプロダクション
映像制作の流れ、企画、オリエンテーション、
シナリオの表現、コンテ

撮影
レンズの特性、画面サイズ、カメラの高さとアングル、
カメラワーク、撮影機材、撮影の実際

照明
照明の役割、色彩表現、ライトポジション、
照明機材、人物照明

素材制作
コンピュータ・グラフィックス、画像合成、音素材

録音
録音の基礎、音声の物理、録音機材、
スタジオ録音の実際、ロケでの録音実技

編集
編集の役割、編集の実際、技法、
音によるカッティング

ポストプロダクション
モニタリング、カラーコレクション、MA、納品

関連知識
ビデオフォーマット、データ圧縮、著作権、ロケハン

プロの現場の実例で学ぶ 映像制作実践講座【CD-ROM付き】 (玄光社MOOK)

第1章 収録機材の選び方
ビデオカメラの選び方…基本編・応用編
交換レンズの種類と扱い方/三脚の役割としくみ
音声機材の種類と選び方/照明機材の使いこなし術

第2章 現場の実例で見る収録の実際
野外ロケの実際/マルチカメラ収録の実際

第3章 編集業務の基礎知識
編集スタジオを理解する/パッチ盤のしくみを知る
VTRのしくみと使い方

第4章 編集業務の実際
リニア編集システムとVTR精度/カラーバーとTBC調整
モニターの特徴と調整法/音声の編集機材とワークフロー
ビデオ機材を駆使した収録の実際

第5章 ノンリニア編集の実際
業務用ノンリニアと家庭用ノンリニア
RAIDのしくみとプロのOS設定
アビッド流の編集操作を取り入れる
カラーコレクションの原理と実際の調整法
実用的なエフェクト技法を学ぶ
24pとシネライクガンマ
フォトショップによるタイトル作成
ノンリニア編集における音声処理

第6章 DVDビデオの作成
DVD配布までの基本的な流れ
完パケ、メニュー、チャプターの作り方
ハイビジョン映像のフォーマット

[これだけは知っておきたい基礎知識]
アナログ信号用端子/デジタル信号用端子
マスターモニターと波形モニター
ハイビジョン編集システム/完パケ作成法①②

[付録CD-ROM]
テスト信号や完パケに添付するキューシートなど
制作に役立つオリジナルデータを収録

プロの現場の実例で学ぶ 映像制作実践講座【CD-ROM付き】 (玄光社MOOK)

プロの現場の実例で学ぶ 映像制作実践講座【CD-ROM付き】 (玄光社MOOK)

営業方法の研修会

CATEGORIES セミナーby.t.kuramitsu0 Comments2009.12.15

株式会社ロンフエイの有為楠様に、研修会を開いて頂きました。

研修会の概要は以下の通り。

▲真剣に聞き入る!

▲真剣に聞き入る!

1.買い手に物を買って頂もらうには、納得感のある意思決定が必要。

  • 欲求(条件)に優先順位(強弱)をつけ、必ず満たしたいもの(STRONG)と、可能であれば満たしたいもの(WEAK)に分類する。
  • STRONG欲求をすべて満たさない候補は考慮対象外となり、STRONG欲求をすべて満たせる候補のうち、より多く、もしく優先順位の高い(強い)WEAK欲求を満たすものを探す。

2.買い手に望ましいアクションを起こしてもらうには、欲求分析が必要。

  • 1の方法だけでは、買い手に望ましいアクションを起こしてもらうには不足。
  • 自社の商品やサービスを利用したいと考え、アクションを起こしてもらえるかどうか欲求分析を行う。

3.働きかけの方法(4つの働きかけ)

  • 2で分析した相手の要求を自社の製品やサービスにマッチさせていく為に、相手の欲求に対して働きかけを行う。

4.働きかけの表現方法(5つの表現)

  • 【数値】メッセージを数値に置き換えて伝える。
  • 【比喩】メッセージを何かに例えながら伝える。
  • 【極論】メッセージを極端な状況を示して伝える。
  • 【引用】メッセージを著名な言葉の引用で伝える。
  • 【比較】メッセージを何かと比較することで伝える。

5.変化を促す方法(6つの切り口)

  • 【立場の切替】自分以外の立場や役割を意識させる。
  • 【範囲の切替】視界を「高⇔低」、考慮範囲を「広⇔狭」と変化させる。
  • 【時間の切替】時間を「過去⇔未来」、「短期⇔長期」と見方を変える。
  • 【目的の強調】そもそもの目的やゴールを再認識させる。
  • 【機会の強調】得られるチャンス、隠されたチャンスを明確に示す。
  • 【危険の強調】予想されるリスク、隠れたリスクを強調する。

内容を書いてしまうと怒られてしまいますので詳細には書けませんが、通常2日間でやる内容を半日に濃縮して頂いた為、非常に中身が濃い研修会となりました。

▲講師の株式会社ロンフエイ 有為楠社長も熱弁

今回の研修は営業の為の研修でしたが、物を売っていく為に必要なことを考えさせられました。
今回の研修を踏まえて、Webページの更に充実させて行きたく思います。

有為楠様、どうもありがとうございました。

eラーニング受講率アップのためのスキル

CATEGORIES eLC, セミナーby.a.takeuchi0 Comments2009.12.09

eLearning Conference 2009 Winter 「オンライン学習を支援する わかりやすいメッセージを書く」という演題で、青山学院大学大学院の松田先生の講義に参加してきましたキバンインターナショナルの長谷川です。内容が非常に面白かったので報告します。

eラーニングを行うと受講率が低い、という悩みはどこでも聞かれます。
松田先生はあることを行うことで受講後の修了率82%を達成し、ついに対面授業よりも修了率を上げてしまったそうです。

それが「学習支援」のスキルアップでした。
実は始めたばかりの頃は修了率の異様なまでの低さに「あぁ、予算が削減されてしまう・・・」と嘆いていたそうですが、その後学習支援者を導入して簡単なメールをすることによって、実際はお問い合わせがほとんどないにも関わらず、修了率が5割まで上昇し、その後このスキルを磨いていいくことで82~3%という驚異的な数値の達成が可能になったそうです。

学習支援者というと、教材の作成者でもなく、評価をする人でもなく、受講者でもないという立場です。
受講生にとってはまさにeラーニングのやる気を持続させてくれる非常にありがたい存在です。

そんな学習支援者の役割は、受講者に「わかりやすく、相手の身になってメッセージを送ること」。
お問い合わせを受けるよりも、こちらから相手に学習をしてもらうように説得していくテクニックが要求されるそうです。

実際、参加者は「このメッセージのどこが悪いか」を抜き出して、より相手に伝わりやすいメッセージを書くことに。

  • 相手にどんな行動を起こして欲しいか明記する
  • 「どんな質問でも」といった曖昧な表現を避ける]
  • 主語は相手にする (教材を割り当てました、ではなく、教材の受講が可能になりました)

といったポイントに気をつけて、メッセージを書き直しました。恐ろしいのは、「このダメなメッセージは全て実際にあったメッセージです」ということ。
中には、「えっ、こんなメールが来たらちょっと許せない」というものまであり、背筋が寒くなりました(案の定、相手がけんか腰になったそうです)。

「いつでもできる、どこでもできるeラーニングは、いつか、どこかでやらなければいけないんですよ。それには、相手の「忙しい」を乗り越えて相手を説得する必要があるんです。具体的には、どこかの部分の時間をあきらめてもらわないといけない」

と、苦笑いしながら松田先生。

ただ、eラーニングに対して学習支援を行うことができる企業はなかなかないそうで、1人当たり1000人以上をみている企業が多いとのこと。
「それだけに、メッセージでよけいな誤解を生まないようにすることが大切です」

そのために、あらかじめおおよその人物像を伝えておくことが効果的だそうです。

人物像、たとえば自己紹介に趣味などを混ぜてその人らしさを出すことで、目の前にいない学習支援者、メンター、チューターといった応援してくれる相手に不要な誤解を与えないそうです。

ちなみに、メッセージに失敗すると、そのフォローも必要だったり(「何でも質問してください」と書いたら「パソコンの買い換えを検討していますがおすすめは?」とか「犬の調子が悪い」とか、本当に来たそうです)と、よけいな手間が増えてしまうということでした。

今日から、「e-LearningConference2009 Winter」が始まります。12月9日、10日の2日間の開催です。カンファレンスは、先週金曜に申し込みを締め切りましたが、以下の3トラックに、若干の余席があり、当日窓口での受け付けも可能とのことです。この機会に、一緒にeラーニングについて、一緒に学びませんか?

e-LearningConference2009 Winter 公式ページ
http://elc.infodnn.com/tabid/200/Default.aspx

■開催日時:
2009年12月9日(水)~10日(木) 13:00~16:20

■会場:
スタンダード会議室
東京都中央区京橋2-8-20京橋ビル(1階サンマルクカフェ)

■交通:
東京駅より徒歩4分(JR各線、東京メトロ丸ノ内線)
京橋駅より徒歩1分(東京メトロ銀座線)
宝町駅より徒歩4分(都営地下鉄浅草線)

案内図 http://www.spaceuse.co.jp/access/index.html

トラックA(12月9日)「オンライン学習支援を実演する:わかりやすさとSRLの促進」

トラック A

オンライン学習支援を実演する:わかりやすさとSRLの促進

達成目標

オンライン学習支援者(チューター・メンター・コーチなど)にとっての重要な基本スキルである「わかりやすいメッセージを書く」ノウハウと、応用スキルのひとつである「学習者に自己調整学習を促す方法」を習得する。

対象

ICTを活用した教育プログラムで活動する学習支援者を育成・雇用する方 /職務として学習支援を担当する方 /eラーニングに取り組む教員、教育機関の職員

講師

青山学院大学 社会情報学研究科
客員准教授  松田 岳士 氏

セッション1
13:00-14:30

まず、講師が学習支援メッセージのわかりやすさについてレクチャーします。次に、代表的な「わかりにくい」メッセージを書き直していくことで、エッセンスを体験していただきます。

セッション2
14:50-16:20

学習者自身が学習計画を決め、ペースを調整する自己調整学習(SRL)形式のeラーニングで、学習支援者はどのタイミングで何をすればよいのでしょうか。具体的なコース設定の下、SRLを促進する学習支援計画策定のコツを学びます。

トラックB(12月9日)「明日から役に立つSCORMの基礎と実践 -SCORMアセッサを目指して-」

トラック B

明日から役に立つSCORMの基礎と実践
-SCORMアセッサを目指して-

達成目標

SCORM 規格の普及に伴い、eLCのSCORMアセッサ資格を取得する人が増えています。SCORMアセッサを取得することで、自社のコンテンツを認証コンテンツ として登録することができるようになります。また、カスタムコンテンツ作成の場合にも、資格を持っていることが要件になる場合があります。本トラックで は、ある程度コンテンツ作成の知識や経験があり、アセッサ資格の習得を 目指している人を対象に、アセッサで要求されるスキル体系に沿って、SCORM規格の説明を行います。また、来年度予定されている制度の改訂についても説 明します。内容は、SCORMアセッサ講習会よりも基礎的なものですので、実務でSCORMを役立てたい方、SCORMの入門者の方にもお勧めです。

対象

SCORMアセッサ取得を目指している方/コンテンツやLMS関連の実務でSCORMを役立てたい方、SCORM入門者の方

セッション1
13:00-14:30

「SCORMの概要とコンテンツ作成」
アセッサ資格の対象とする SCORM1.2の概要を説明します。特にアセッサ資格で要求されるポイントについて、その背景となる規格の規定を中心に基礎的な部分を説明します。また、ADLの提供するテストスイートの使用法についても説明します。

[講師]
株式会社日立インフォメーションアカデミー
研修第一部 技師  大長 勉 氏

セッション2
14:50-16:20

「SCORM関連技術と相互運用性の課題」
SCORMを実際に活用するには、SCORM規格自体だけでなく、XMLやURLなど関連する規格の知識も必要となります。また、これらの規格や SCORM規格自体の原因で開発したコンテントが特定のLMSで動作しない、といった相互運用性の問題が発生することがあります。本セッションでは、これ らのSCORM関連規格と相互運用性の 課題について説明します。来年度予定されている制度の改訂についても説明します。

[講師]
放送大学 ICT活用・遠隔教育センター
教授  仲林 清 氏

トラックE(12月10日)「クラウドコンピューティングとeラーニング」

トラック E

クラウドコンピューティングとeラーニング

達成目標

こ れからのeラーニング活用にとって必須となるクラウドコンピューティングを俯瞰できるビジネス感覚を、テクノロジーの切り口から学びます。また具体的に、 災害やパンデミック時にもサスティナブルに業務を遂行できるテレワーク(在宅勤務など)の事例を取り上げ、テレワークの推進がもたらすeラーニングの重要 性を考えます。

対象

経営者/事業部門長/人材開発担当者/eラーニングユーザー/eラーニング担当者

セッション1
13:00-14:30

「クラウドコンピューティングを活用するための基本知識」(仮題)
クラウドコンピューティングの生い立ち,基本原理,クラウドコンピューティングの種類など,クラウドコンピューティングの何たるかを理解し,更にクラウド コンピューティングのグローバルな潮流,クラウドコンピューティングを活用する際の着眼点などを通して,クラウドコンピューティングを俯瞰できるビジネス 感覚を学ぶ。

[講師]
グローバルクラウド基盤連携技術フォーラム 会長
慶應義塾大学  DMC統合研究機構 教授 青山 友紀 氏

セッション2
14:50-16:20

「テレワーク時代に必要なe-ラーニングの要件」
企 業力強化にはワークスタイル変革が重要であり、ペーパレス化とテレワーク推進によるオフィス生産性向上が必要です。生産性向上施策の一つとしてテレワーク (在宅勤務)を導入する会社が増えていますが、その効用として、事務所経費、通勤費削減、パンデミック対応などが考えられます。施策成功には社員への継続 的な情報提供が重要であり、e-ラーニングはその中でも重要な役割を果たします。講演では日本ユニシスが提供するサービスを紹介、企業内教育事例紹介(新 型インフルエンザ対策)を通して、テレワーク時代に必要なe-ラーニングの要件を考察します。

[講師]
日本ユニシス株式会社 CSR推進部 部長 多田 哲 氏

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■参加費
一日料金

一般

10,000円

eLC会員

8,000円

学生

4,000円

2日間とおして参加される場合

一般

15,000円

eLC会員

12,000円

学生

6,000円

株式会社キバンインターナショナル(東京都千代田区 代表取締役社長 西村正宏)は、eLearningWorld2009で好評を博した、eラーニングコンテンツ作成10のポイントをオンラインセミナーとして無料で提供いたします。

このオンラインセミナーは、オンラインセミナーサイトで閲覧することができます。

●eラーニングコンテンツ作成10のポイント オンラインセミナーの閲覧方法

1. 下記のURLにアクセスしてください。

http://e-seminar.info/

2. 閲覧したいセミナータイトルをクリックしてください。

eラーニングコンテンツ作成10のポイントは以下のページから再生が可能です。

http://e-seminar.info/?p=2561

3. 講座が再生されます。

※閲覧には、Flash Playerが必要です。

●株式会社キバンインターナショナルとは

株式会社キバンインターナショナル(http://elearning.co.jp/)では、「eラーニングをすべての人に!」という目標に向けて活動をしており、

その目標を達成するために、自社で製品・サービスを開発するだけではなく、日本・海外から優れた製品を探して皆様にお届け致します。

●連絡先

株式会社キバンインターナショナル

〒101-0021 東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル4F

URL:http://e-seminar.info

担当:中村(なかむら)、長谷川(はせがわ)

お問合せ先:下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

http://e-seminar.info/?page_id=12

簡単!安心!モバイルまで!eラーニング作成の10のポイント その1

簡単!安心!モバイルまで!eラーニング作成の10のポイント その2

簡単!安心!モバイルまで!eラーニング作成の10のポイント その3

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
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