スマートフォン

eラーニングシステム SmartBrainに、Ustreamを利用した生中継を視聴しているユーザーから課金する仕組みを組み込んだプランを発表しました。

ベンチャーナウさま、ニフティーさまに、記事として取り上げていただきましたが、もっとも多いお問い合わせが、生中継やビデオのオンデマンド配信のコストダウンをしたいというお問い合わせでした。Ustream社のWatershaedサービスを利用することで、広告の無い生中継を実現するだけではなく、帯域保証、SLA(品質保証付き)で生中継、オンデマンド配信を、コストダウンをしながら、配信することができます。

私たちは、このWatershaedサービスだけでは、視聴者に課金をするタイプの生中継、オンデマンド配信ができないため、eラーニングシステム SmartBrainを組み合わせて、生中継、オンデマンド放送ができる仕組みを構築いたしました。

4月1日に正式サービスインですが、エイプリルフールということもあり、1日繰り上げて価格などを発表しないと、インパクトある価格が、「嘘」と勘違いされても困りますよね。ページも鋭意作成していますので、4月1日といわず、1日でも早くサービスインしたいと思います。

●SmartBrain 生中継パック(UST版)
http://smartbrain.info/?page_id=478 (2010/03/15現在作成中)

▲生中継(ust版案内ページも鋭意作成中)

キバンインターナショナルでは、学習管理システムSmartBrainを様々な携帯端末対応するべく、研究開発を進めております。開発段階では、Android Emulatorケータイマルチキャリアテスター-P1エミュレータiPhone simulatorなどのエミュレータ類に加え、Android、Blackberry、WindowsMobileの実機、各種携帯電話などをそろえて動作検証を行っているのですが、これらの環境は、エミュレータのライセンス料が高かったり、ハイスペックなPCでないと動作しなかったり、MacOS上でないと動作しなかったりするため、手軽には用意できません。

そこで、社内で開発状況のプレゼンを行ったり、お客様向けに商品紹介をする際には、ブラウザのUserAgentを書き換えることで、PC上のブラウザで、携帯端末向けの画面をご覧いただいております。

UserAgentの切り替えは以下の2つの方法を使っています。

1. Firefoxのアドオン 「UserAgentSwitcher
このアドオンを使うと、望みどおりのUserAgentに成りすますことができます。ドコモの携帯電話に成りすますこともできますし、まだ発売されていないiPadなどに成りすますこともできます。ただし、このプラグインでは、UserAgent送信される文字列を書き換えるだけです。そのためUserAgentを、Safariに書き換えたとしても、WebKit向けのスタイルシートを解釈できるようになりませんし、IE6に変更したからとして、IE6でのスタイルシートの解釈問題を再現できるわけではありません。

2. SafariのUserAgent変更機能
Safariには標準で、UserAgentを変更する機能が実装されています。ただし、「開発者メニューを表示」を有効にしないと、UserAgent変更機能は表示されません。開発者メニューは、設定(ブラウザ右上の歯車の中にある)の、詳細パネルから有効にできます。開発者メニューを有効にすると、歯車の左横の書類アイコン内に開発メニューが表示され、その中に、ユーザエージェントの切り替え機能も表示されます。
 SafariのUserAgent切り替え機能には、デフォルトで、IE6、IE7、IE8、Firefox、Safari、Mobile Safari、Chrome、Operaなどのブラウザが登録されています。そして、これらのブラウザを選択すると、HTTP RequestのUserAgentが変更されるだけでなく、ブラウザのレンダリングエンジンも選択したブラウザ(風)に切り替わります。IE6を選択すると、IE6風の描画の崩れが発生しますし、IE7を選択するとIE7風の描画の崩れが発生します。もちろん、各ブラウザの挙動が完全に再現されている保障はないので、実ブラウザを使った検証作業は欠かせませんが、商品のデモをする程度であれば、ユーザエージェントの切り替えでも十分役に立ちます。

ユーザエージェント

ユーザエージェント

次回の記事では、UserAgentを切り替えたときに、SmartBrainがどのように見えるか紹介いたします。

※UserAgentを偽装すると、Webサイトが正常に機能しない場合があります。データの消失したり、アカウントの停止処分などのペナルティーを受ける可能性もありますので、UserAgentの書き換えは自己責任で行ってください。

参考
userAgent(ユーザーエージェント一覧)

eラーニングシステム SmartBrain ECパックを発表

キバンインターナショナルがeラーニングビジネス開業セットを販売開始

eラーニング専門企業の株式会社キバンインターナショナル(東京都千代田区 代表取締役 西村正宏 http://elearning.co.jp/)は、eラーニングシステム SmartBrainに、eラーニングビジネスを開業するに必要なものすべてをパックにした「SmartBrain ECパック」を、4月に発売することを決定しましたので、ここにお知らせいたします。

コンテンツ保持者が、そのコンテンツを簡単にeラーニング化して販売する機能がないため、eラーニングビジネスを構築することが難しいことが問題となっていました。また、そのためeラーニングシステム SmartBrainに、教材作成ツール5種類、Web作成ツール、ドメイン、SSLなど、eラーニングビジネス開業に必要なものを、すべてセットにしたパックを発売し、eラーニングビジネスを開始したい事業者の支援をすることを決定しました。

eラーニングシステム SmartBrain ECパックを利用すれば、初期費用31.5万円、月額5.25万円から、コンテンツ販売に必要な機能すべてを利用することができます。

PC用、携帯電話用、iPhone用のWebサイトを作成するためのCMS(WordPress)、独自ドメイン、SSL、メールサーバー、教材作成ツール5種類、ユーザー数無制限で利用できるeラーニングシステム、サーバー容量は余裕の30GBの環境と、必要なものが、すべてパックに含まれています。

このパックを利用することで、コンテンツの作成から、Webサイトの作成、コンテンツの販売(クレジットカード決済、銀行振込)を行うことが可能になります。

このパックを利用することで、貴社のeラーニングビジネスの構築のスピーディーな構築を可能にします。このパックを利用することで、PCだけではなく、iPhone向けに、コンテンツ販売ビジネスを開始することができます。eラーニングの専門家資格であるSCORMアセッサの資格取得者が、eラーニングビジネスがスピーディーに開始できるよう、様々なサポートを行います。

ECパックの内容

  • PC(Windows+Mac)+iPhoneで利用可能。
  • ハードディスク容量は余裕の30GB。
  • アカウント数無制限、同時ログイン数25まで利用可能。
  • コンテンツ販売用のWebサイト(WordPress)がセットになっています。
    PC用サイト、携帯電話用サイト、iPhone用のWebサイトの作成が可能。
  • 独自ドメイン、SSLを取得が含まれています。
  • コンテンツ作成ツール5種類がセットに含まれています。
    PPT2Flash ProfessionalQuizCreatorDemoCreatorWebVideo AuthorPPT2Mobileが各1ライセンス含まれています。
  • eラーニングシステム SmartBrainの課金システムが利用できます。クレジットカード決済、銀行振込による決済機能が利用できます。
  • 無料体験者用の体験ID、パスワードの自動発行機能が利用できます。
  • 無料体験から有料コンテンツ購入のカート機能の提供されます。
  • 複数コンテンツをパックにして販売する機能が利用できます。
  • 同一コンテンツを利用期間に応じて金額を変える機能が利用できます。

想定している対象者

  • 予備校、学習学校、料理学校、資格取得の支援・教育を行う事業者
  • 各種学校法人(大学、大学院、専門学校)
  • セミナー、研修事業を行っている事業者
  • 出版社
  • 映像コンテンツを所有する事業者
  • eラーニングコンテンツ、コンテンツ、ビデオの販売を行いたい事業者
  • コンテンツ販売、コンテンツ課金のビジネスを行いたい事業者

SmartBrain ECパック

  • 初期費用31.5万円(ドメイン・SSL・WordPress・オーサリングツール5種類)
  • 月額利用料金5.25万円/月 コンテンツ販売額の20%が手数料。手数料が、売り上げが25.75万円以下の場合は、月額利用料金は5.25万円。
  • オーサリングツールがセット(PPT2Flash ProfessionalQuizCreatorDemoCreatorWebVideo AuthorPPT2Mobile)が各1ライセンスセット。
  • eラーニングコンテンツ作成講習会(Ustream+eラーニング)を無料受講可能。
  • 決済は、Paypalを利用します。
  • 利用例 英文法.COM http://bunpou.com/
  • 2010年4月~

SmartBrain コラボパック

  • 大規模なコンテンツ販売の場合は、別途相談の上、条件を決定いたします。
  • お問い合わせフォームよりご連絡ください。
  • サービス開始時期
  • 随時お問い合わせ受付中
  • 下記のような対象を想定しています。
    • eラーニングシステム SmartBrainをカスタマイズしたい場合。
    • 既存のシステムと連携したい場合。
    • コンテンツ量が、30GB以上になる可能性がある場合。
    • コンテンツの企画、開発からアドバイス、コンサルティングが必要な場合。
    • オンライン大学、オンラインで資格取得学校を構築するような場合。
    • 専門家資格制度そのものの運用を含めてシステム化したい場合。
    • 日本国外の事業者である場合(ワールドワイドに展開をしたい事業者の場合)。
    • 独自の決済システムとの繋ぎ込みを行いたい場合。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社キバンインターナショナル
担当:湯川、西村
お問い合わせフォーム:http://elearning.co.jp/?page_id=7
電話:03-5846-5800
メール:international@kiban.jp
住所:〒121-0021 東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル4F

キバンインターナショナルについて

2009年7月に株式会社キバンから分離独立。eラーニング専門企業。eラーニングシステム以外に、6種類の教材作成ソフトを発売。1900社にeラーニング関係の製品を提供している。2010年2月には、将来有望なベンチャー企業300選”VentureNow300″に選定された。
キバンインターナショナルの情報についてはこちらをご参照ください。 http://elearning.co.jp/

SmartBrainについて

20名まで無料のeラーニングシステムとして2009年11月22日に発売。約300社に導入される。PCだけではなく、iPhoneでも学習ができるeラーニングシステムとして注目を浴びる。http://smartbrain.info/

6カ月前に、第2創業をしたときに、社内の業務システムは、社内に置かない方針を決めた。ASP、SaaS型だけで運用することにした。事務所では、ブラウザという「窓」を通して、クラウドの中にあるデータを利用して仕事が進む。

内にあったシステムが、社外、クラウドの中になって、大きなトラブルや不便を感じることはない。セキュリティ、バックアップのことを考えると、ストレスが、小さくなったといえる。

SaaS、ASPサービスを選択する際に、モバイル端末対応になっているかどうかを非常に重視した。PC用のものを、すこしだけ手をいれて改良してモバイル用にしたものは使い勝手が悪く、著しく効率が悪い。

横着をして設計したり開発されたシステムは、すぐに分かる。作り手の気持ちまで透けて見える。

クラウド上でサービスを提供する企業は、モバイル端末は、指で操作する端末が多いので、最初から指での操作を前提としたインターフェイスを設計しなければならない。タッチネイティブな設計が重要である。

私たちは、eラーニングシステム SmartBrainhttp://smartbrain.info)を設計するときに、指でも操作できる操作性にこだわった。ボタン類は、マウスでクリックするには、通常のシステムより、かなり大きい。

なれない画面に、不格好との指摘も受けるが、使い始めると、マウスで操作したときにも、すごく快適であることをご理解いただけると思う。

モバイル向け、iPhone向けには、一からあたらしい設計思想で、システムを設計し直す勇気と努力が必要であり、再スタートこそが、ゴールに向けて最短距離だと考えている。

SmartBrainは、PC及び、iPhone対応のLMSとして開発してきましたが、北海道研究所では、「iPhone以外のスマートフォン対応」と「スマートフォン以外の携帯電話対応」にそれぞれ専任の担当者を当て、研究開発プロジェクトがスタートしました。

スマートフォンでは、管理機能も含め、全ての機能の稼働を目指して研究開発を進めております。スマートフォン以外の従来の携帯電話では、JavaScriptが動作しない、使えるHTMLタグに制限が多いなどの理由から、学習者機能に絞って研究開発を進めております。

それぞれの進捗については、随時、開発責任者からのレポートを掲載中です。

新しいツールやガジェットが出ると、開封の儀と称し、箱を開けて使うまでの様子を伝えてくれるBlogやサイトは沢山あります。人気商品になると、様々な場所で開封をすることもあります。(私たちは、27インチマックの開封の儀を、マクドナルドでやって白い目で見られたことがあります。)

Googleのスマートフォン、Nexus Oneの開封の様子が、忍者によって行われています。あー、ここまでやられたら、このNexus Oneについては、超えるのが大変だな、、、という気持ちでいっぱいです。

Google NexusOne発表会の生中継がUstreamで行われました。内容をメモに取りましたので、公開します。生中継が英語であったこと、かなり眠かったこと。かなり主観の入ったメモですが、何かの参考になればとおもます。(生中継のURLは、http://www.ustream.tv/channel/google-android-press-gatheringでした。)日本時間4:30分までです。

Google NexusOne発表会の生中継の様子(Ustream)

  • GoogleのAndroid関連記者発表会の様子を見ています。Ustreamで、15,000名以上の人が生中継を見ていました。
  • ノイズキャンセリング機能が付いている。この機能はiPhoneにも欲しい。
  • デモを見ていると、大変良くできている電話。動作がとにかく軽快で早い。前評判通り。
  • スペックがソフトバンクから発売されると予告されていたものに酷似している。
    ソフトバンクモバイルから、同等のモデルが発売されるのだろうと思いながら、プレゼンに集中。
  • Ustremで軽く15,000件オーバー。全然問題なく動作している。Ustremもすごいな。
  • Android 2.1、キラーアプリとしてカーナビだと思う。
  • 処理速度のスピードと画面の大きさは魅力だけれど、バッテリの持ち時間が心配。
  • デモを見ていると、自分の持っているDoCoMoのHT-03Aとあまりにもスピードが違う。早いとは聞いていたが、かなりビックリ。
  • Nexus Oneは英国でSIMフリーそして、米国、香港、シンガポールで購入可能。
  • 今日はT-MobileからSIMフリーで出荷される。(契約条件付きで$179、契約条件無しで$529)
  • ボイスキーボード(音声入力)のデモもばっちり成功。会場から拍手が起きる。
    画面が小さく確認できなかったが、検索以外の入力にも使えるんだろうか。
  • Google関連のサービスとの相性、スピードは、抜群。Googleアースのデモ。さくさくと動く。ローカルアプリのようでした。
  • 日本の富士山のデモを、アメリカでアメリカ人が行い、アメリカからの生中継を日本で見ているのが不思議な感じ。Googleアースのデモ。
  • この電話はSmatPhoneではなくSuperPhoneというカテゴリー。マーケットに一連のシリーズとして投入する予定である。
  • スピード感を表現するためにも、ビデオもめまぐるしいスピードで展開して、機能やサービスを説明する。見事なビデオ。
  • 情報機器にとって、スピードは重要。早いものに触れると遅いものに戻れない。
  • USでは、すでにオンライン注文はパンク状態?購入できないと起こっているアメリカ人?も出てきている。i’m getting a server error trying to purchase Nexus One!!
  • テザリングに対応してないのは一番残念。技術的には解決できるだろうから、アップデート希望。(アップデートで対応予定のようです。)SB版は、テザリングは禁止の方針はなかなか変更しないであろう。
  • テザリングに対応した端末、HTCの端末を発売している、eモバイルに発売を期待する。
  • 商品名、ブランド名は、iPhone(アップル) gPhone(Google)mPhone(マイクロソフト)とかにしてくれれば、入力も楽何で覚えやすいのにと、ふとおもった。
  • Nexus Oneの発表会を、Ustreamの生中継でみることができたのは、大きな収穫だが、Appleの発表会に比べ、あまりにも地味でビックリしたが、SuperPhoneというコンセプトも、電話機も予想以上に良くできていて感心した。
  • Googleは販売役で、HTCはハード設計と在庫管理。Googleはオンライン販売を中心に行う。
  • 日本の携帯電話機メーカーに、GoogleのNexus Oneのように、明快で、全世界共通で、アピールできるような明快なコンセプトとゴールを設定した端末は存在しないと思われる
  • Nexus Oneは、Googleの提供するGmail、カレンダー、Picasa(写真)など、すべて、クラウド型サービス、Webアプリケーション。通信速度、機器のスピードが速くなれば流れは一気に加速する。

▼千代田区秋葉原のUstreamレンタルスタジオ【PANDA STUDIO パンダスタジオ】
スタジオの詳細・活動記録はfacebookファンページに公開していますので、ぜひご覧下さい。
http://facebook.com/pandastudio.tv

iPhoneでもPCでも利用できるeラーニングシステムとしてeラーニングシステム SmartBrainを発表しました。2010年1月には、Android(Google Phone)対応をしたバージョンを発表する予定です。

Google Phoneで動作検証中のeラーニングシステム SmartBrain

▲Google Phoneで動作検証中のeラーニングシステム SmartBrain

Android用のFlashPlayerが2010年1月に発表されるという噂もあり、Flashが使えるようになることで、 Android(Google Phone)が、eラーニング端末として、iPhone以上に活躍、活用できるようになる可能性があります。現在は、標準で、音楽やビデオ再生用のソフト がインストールされておらず、自分で追加インストールする必要があり、面倒です。動画、音楽再生用のソフト、ブラウザまで自由に選択ができるのが、 Android(Google Phone)の良いところかもしれません。

Android(Google Phone)については、順次、開発者レポートで、お知らせしていきます。

日本発売のAndroid(Google Phone)docomo PRO series HT-03A

(注)開発状況により、バージョンアップや発表のタイミングが変更されたり、中止になる可能性もあります。このコーナーでは、最新の開発状況をレポートしていきたいと考えています。

——————————

参考:
「Flash Player 10.1」発表、携帯端末でもFlashがフルに動作
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091005_319703.htm
l
Adobeでは、2009年中にFlash Player 10.1のパブリックベータ版を公開する予定。パブリックベータ版には、Windows、Macintosh、Linuxの各OS用のほか、携帯端末用と してWindows MobileおよびPalm webOS用も含まれる。また、Google AndroidとSymbian OS用のパブリックベータ版も2010年の早い時期に公開するほか、Blackberry用についてもメーカーと共同で開発するとしている。

Android携帯 HTC Hero 正式発表、Flash対応
http://japanese.engadget.com/2009/06/24/android-htc-hero-flash/
HTC Hero: The first Android device with Flash
http://www.adobe.com/devnet/devices/articles/htchero.html

ここ数日で、Ustreamの初心者向け使い方をご紹介いたました。インターネットを活用した生放送配信サービスは、Ustream以外にもまだまだあります。今回は使用方法までは触れませんが、その他いくつかのサービスの特徴などを取り上げてみたいと思います。

Qik

iPhoneで生放送できるアプリで、Ustreamの他にも、Qikというものがあります。

Qik

QikのiPhoneアプリ起動画面

Qikは、パブリックベータサービスが2008年7月21日に始まったサービスで、Ustreamの後発サービスにあたります。ただ、調べてみたのですがこのサービスで出していたiPhoneアプリは、当初アップルの審査に通らず、Jailbreakアプリ(iPhoneを非公式な方法でロックを解除してアプリをインストールすることです。やらないことを強くおすすめします)として公開してサービスを続けていたそうですが、現在では、アップルの審査が通り、JailBreakする事無くApp Storeでダウンロードする事が出来ます。iPhoneアプリの他にも、Windows Mobileアプリ版も公開しているようです。(参考:利用可能デバイスリスト)

実際に使用してみましたが、タイムラグは3秒程度で、Ustreamとほぼ変わりはありません。ただ、こちらはQikは携帯電話からの配信に特化しているようで、携帯端末搭載のGPSデータをQikサービスのサーバに送信して、場所を保存することができます。後で地図で確認できるようです。

また、インターフェースも、配信を”Private”にボタン1つで出来たりとQikの方が一枚上かもしれません。ただし、Ustreamのように”Poll”機能は搭載されていません。

SoftBankのX01HTも対応しているようですので、携帯電話からの配信では、UstreamよりもQikの方が向いているのかもしれません。

参考記事:
http://jp.techcrunch.com/archives/20080813qik-enables-live-video-streaming-from-3g-iphone/
http://jp.techcrunch.com/archives/20091223qik-iphone-app-2/

ニコニコ生放送

ニコニコ動画はみなさんもご存知ではないかと思います。日本の株式会社ニワンゴが運営する動画共有サイトで、もはや日本における動画共有サイトの代名詞かもしれません。ニコニコ生放送とは、このニコニコ動画の派生サービスで始まったものです。

ニコニコ動画は、投稿動画にコメントを付けることができるのですが、ニコニコ生放送では生放送にリアルタイムでコメントを付けることが出来ます。

ニコニコ生放送トップ画面

ニコニコ生放送の特筆すべき点としては、視聴者アンケート機能が比較的充実している点です。

ニコニコ生放送で生放送するには、プレミアム会員(月額525円)に登録しないと出来ません。私はプレミアム会員制度開始時から既にプレミアム会員でしたので、今回実際にテストで生放送してみました。

ニコニコ生放送では、例えばこのような感じで生放送時にアンケートを採ることが出来ます。Ustreamよりも高機能です。

英語を勉強するために何をしていますか?という簡単なアンケートを採ってみました

英語を勉強するために何をしていますか?という簡単なアンケートを採ってみました

テスト放送にかかわらず、結構見ている人が多かったので、視聴者の皆さん向けに、「英語を勉強するために何をしていますか?」という簡単なアンケートを採ってみました。

結果は、

アンケート結果。このようにすぐに出すことが出来ます。

となりました。iPodで音声を聞く人と参考書を読んだり解いたりする人が大体いるようで、その一方「何もしていない」人が46.2%もいました・・・。(今回は母集団が分からないので、どうにも言えないのですが・・・)

ニコニコ生放送は、「運営生放送」と「ユーザー生放送」で分かれており、「運営生放送」はニコニコ生放送運営側で企画・運営している生放送番組です。そして「ユーザー生放送」が、私たちが使える生放送です。

ユーザー生放送は、最大1500番組と枠数が決まっており、この枠を超えると生放送は出来ません時間帯によっては混雑し、生放送できなくなるときがあります。また、一回の放送は30分と決まっていて、30分を超えると自動で放送終了となります。ここがUstreamとの大きな違いです。ですが、あらかじめ放送枠を予約する事も出来ます。1枠(30分)につき500円をあらかじめ払っておけば、放送枠を予約する事が可能です。また、先ほど30分で放送が切れると説明しましたが、30分100円で延長することが可能です。

(参考:ニコニコ生放送ヘルプ:http://help.nicovideo.jp/live/2009/03/post-16.html)

Stickam Japan!

日本のサービスとしては、Stickam Japan!があります。こちらは全て無料で利用できます。2006年2月にベータサービスが始まり、9月に正式サービスが始まりました。

こちらは、主にSNS機能などが充実しているようで、自分のプロフィールページを作成したりユーザー間でメッセージを送受信したりする機能に特化しています。

今まで取り上げてきたサービスでは、一番コミュニティ機能が強い感じがしました。

どのサービスを使えば良いのか?

インターネット回線が増強され、一般家庭でも光回線が使えるようになり、以前は無かった動画配信サービス・生放送配信サービスが増え、利用されるようになりました。たくさんあって、どれを使えば良いのか悩んでしまいます。

このブログを書くために色々なサービスを使ってみたのですが、eラーニングで使えそうなサービスは、Ustreamかニコニコ生放送ではないかな、と思っています。とりわけニコニコ生放送では「ユーザーからのコメントを随時受け付けることが出来る」(Ustreamでも同じ事は言えるのですが、ニコニコ生放送の場合は画面にも出てきます)、「アンケート機能が他の生放送サービスより充実している」という点があります。

携帯電話からの配信であれば、私はQikをお勧めします。配信までの設定が簡単で、すぐに配信できてしまいます。Ustream上のShows(チャンネル)に動画を置きたい場合などであれば、iPhone版Ustreamもお勧めします。

具体的には、飲み会の様子を簡単に中継するのであればQikを、勉強会・セミナーを中継するのであればiPhone版Ustream+三脚+エネループバッテリーをお勧めします。

「色々あって困っちゃう!」といった感じな年末ですが、こういった使い分けをしてみてはどうでしょうか?

[追記 簡単に比較表を作成してみました。]

Ustream Qik ニコニコ生放送 Stickam Japan!
携帯電話・iPhone対応しているか? ×(ただし、視聴側は一部対応)
料金は? 無料。ただし広告が視聴画面下に出る。 無料 プレミアム会員になることが前提なので、実質525円 無料
Twitter連動機能 × ×
Youtubeアップロード機能 × ×
放送した動画を保存できるか? × ×
コミュニケーション機能:投票機能 × ×
コミュニケーション機能:チャット
コミュニケーション機能:放送者へメッセージを送る △(コメントを付けることが出来る) × △(ユーザーがコミュニティに入っていることなどが必要)
結論 勉強会・セミナー配信向け。あらかじめShowsの設定をしてURLを告知しておけば、確実に配信できます。 外出中、面白いことがあったらとっさに使えるアプリです。

ただし、使う場所が、撮影できる場所かどうかを確認して使うようにしましょう。

こちらも使い方次第では勉強会でも使えるかもしれません SNS的機能が充実しています。チャットルームで生徒間でわいわい交流するのに使えそうです

もし比較表に間違いなどがありましたら、kyoto at kiban.jp(at は@に変換してください)までご連絡ください。

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http://bunpou.com/?page_id=38

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ホームページから、お申込下さい。
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▼ページ下の申し込み方法を参照ください。
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    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
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    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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