ガジェット

6カ月前に、第2創業をしたときに、社内の業務システムは、社内に置かない方針を決めた。ASP、SaaS型だけで運用することにした。事務所では、ブラウザという「窓」を通して、クラウドの中にあるデータを利用して仕事が進む。

内にあったシステムが、社外、クラウドの中になって、大きなトラブルや不便を感じることはない。セキュリティ、バックアップのことを考えると、ストレスが、小さくなったといえる。

SaaS、ASPサービスを選択する際に、モバイル端末対応になっているかどうかを非常に重視した。PC用のものを、すこしだけ手をいれて改良してモバイル用にしたものは使い勝手が悪く、著しく効率が悪い。

横着をして設計したり開発されたシステムは、すぐに分かる。作り手の気持ちまで透けて見える。

クラウド上でサービスを提供する企業は、モバイル端末は、指で操作する端末が多いので、最初から指での操作を前提としたインターフェイスを設計しなければならない。タッチネイティブな設計が重要である。

私たちは、eラーニングシステム SmartBrainhttp://smartbrain.info)を設計するときに、指でも操作できる操作性にこだわった。ボタン類は、マウスでクリックするには、通常のシステムより、かなり大きい。

なれない画面に、不格好との指摘も受けるが、使い始めると、マウスで操作したときにも、すごく快適であることをご理解いただけると思う。

モバイル向け、iPhone向けには、一からあたらしい設計思想で、システムを設計し直す勇気と努力が必要であり、再スタートこそが、ゴールに向けて最短距離だと考えている。

iPhoneがケータイのあり方を変えたように、iPadはモバイルコンピューティングやeラーニングのあり方に革命を起こすことでしょう。

英大手メディア「ピアソン」、iPadを活用して電子書籍や教育分野で新しいサービスのリリースを予定しているようです。iPadで、どのような電子書籍や絵本ができるのか興味深いデモが公開されていますので、紹介します。

Amazonの電子書籍リーダーのキンドル(Kindle)では、絶対実現することのできなかった新しいタイプの電子書籍、eラーニングの登場は、すぐそこまで来ています。

私たちのeラーニングシステムSmartBrainも、iPadへの対応は完了しています。デモの様子を収録して、皆様に近日、公開したいと思います。

今回は携帯電話版のSmartBrainの開発状況を報告します。

現在の開発状況は、

  • 携帯電話でのログインが可能
  • 個人設定変更可能
  • 空のHTML教材が閲覧可能
  • 携帯教材以外の学習の制限

などです。また、携帯用に操作しやすいインターフェイスを手がけています。

以下は開発中の画面ですが、だいぶ形になってきました。

空の教材はこんな感じです。利用できるHTMLのバージョンは限られてしまいますが、画像やグラフを利用すれば十分学習が可能だと思います。

今後は携帯でもQuizCreatorの教材を学習可能にし、学習出来る範囲を幅広くする予定です。

対応予定のキャリアは2005年以降に発売された機種を対象としています。

各キャリアによって落とし穴があるので次回はまとめて報告したいと思います。

(執筆:株式会社キバンインターナショナル 北海道研究所 研究員 村山)

SmartBrainは、PC及び、iPhone対応のLMSとして開発してきましたが、北海道研究所では、「iPhone以外のスマートフォン対応」と「スマートフォン以外の携帯電話対応」にそれぞれ専任の担当者を当て、研究開発プロジェクトがスタートしました。

スマートフォンでは、管理機能も含め、全ての機能の稼働を目指して研究開発を進めております。スマートフォン以外の従来の携帯電話では、JavaScriptが動作しない、使えるHTMLタグに制限が多いなどの理由から、学習者機能に絞って研究開発を進めております。

それぞれの進捗については、随時、開発責任者からのレポートを掲載中です。

北海道研究所の研究員村山です。携帯電話対応のeラーニングの開発を担当しています。

携帯電話の各キャリア(スマートフォン以外)対応について研究しています。

携帯電話でwebアプリケーションを利用するにはいくつかの制限があります。

  • Cookieが使えない
  • JavaScriptが使えない
  • 文字コードがShift-JISのみ
  • XHTMLが未対応

最近はフルブラウザなどがありますが、従来のブラウザを使用している人はまだ数多くいます。また、すべての携帯電話端末で対応させるにはJavaScriptが利用できません。携帯電話でJavaScriptが利用できないのは、非常に大きな影響があります。

現在はログイン画面やコース一覧などのインターフェイスの部分を手がけています。

これは開発中の画面ですのです。ユーザーインターフェイスの面に関してはまだまだですが、一通りの携帯用プロトタイプを作成しました。

将来的にはQuizCreaterで作成した教材やHTML系の教材は対応させる予定です。

これからも北海道開発チームの皆様と一緒にがんばって開発していきます!

iPadとSmartBrainで小規模研修

CATEGORIES eラーニング, iPad, SmartBrainby.a.takeuchi0 Comments2010.02.23

株式会社キバンインターナショナルの長谷川です。今回、お客様が「iPadを使ってeラーニングをしたい」ということでご相談を受けました。

伺ってみると、先端技術を次々に取り入れていく方針だそうで、iPadも早速取り入れる予定だということでした。

キバンインターナショナルでは、eラーニングシステムSmartBrainをiPadに対応させることを発表しましたが、それをきっかけにご連絡されたとのことでした。

今回は、お客様がすでにいくつもの研修教材をお持ちということで、Flashの使えないiPadに

  • PowerPointをiPhoneなどの形式に変換できるPPT2Mobile (1ライセンス 16,800円)
  • タッチパネルで操作可能な問題が簡単に作れるQuizCreator (1ライセンス 16,800円)

をご紹介してきました。Flashがなくとも教材が安価に作れるということで、早速試してみたいとのことでした。

このように作った教材は、SmartBrainに載せることでiPadで閲覧することができるようになります。

お客様は、iPadの操作性・携帯性を生かして、お子様や高齢者にも作成した教材をみせるような、小規模研修に使いたいとのことでした。
iPad+eラーニングのひとつの形として、とても面白いと感じ、そのeラーニングのお手伝いができればと思います。

iPad、社内でもエミュレータが稼動し始めて、早く実機がほしいという声があがっています。早くでないかな。

SmartBrainは、現在PCとiPhone対応版をリリースしています。次の端末は、iPad対応を予定しています。iPad発売日、または、発売直後に対応版をリリース予定です。

iPad対応意外に、WindowsMobile、BlackBerry、Google Androidなどへの対応も進めています。

スマートフォンだけではなく、携帯キャリアへの対応についても順次、研究開発を進めています。

20名まで無料で配布しているシステムとは思えない開発陣の投入ぶりです。これは「eラーニングをすべての人に!」という社が掲げる最終目標に到達するためだからこそ、取り組めるテーマです。すべての端末でeラーニングが利用できるように!という究極の目標に向かって、一歩一歩進んでいます。

北海道研究所では、このマルチデバイス対応と、新しい機能の実装にスタッフ一同、全力で取り組んでいます。

eラーニングシステムSmartBrainのiPad対応状況

Appleが1/27に発表した、iPadへの対応はずいぶんと開発がすすみました。iPhone Simulator 3.2 Beta上でSmartBrainの動作検証・開発つづけてきましたが、その一部を、Blogで紹介いたします。

iPad上でのSmartBrainログイン画面

現在のSmartBrain開発バージョンでは修正を行い、iPad上で動作するようになっています。コース内の教材についても、iPhone向け教材へジャンプするようになっています。

コース詳細画面もきちんと見えます

iPhone Simulatorのメニューの、”Device”->”iPad”で、iPadに選択可能です。iPadは解像度が1024*586と、大きいため、横表示にするとディスプレイに収まります。

Hardware -> Rotate で横にすることが出来ます

現状、サクサク動いていますが、今後も検証作業を進めていきます。

Kindle for BlackBerry

CATEGORIES BlackBerry, iPhone, kindle(キンドル)by.a.takeuchi1 Comments2010.02.19

Amazon、「Kindle for BlackBerry β」をリリース

米Amazonは2月18日、カナダのResearch In Motion(RIM)製スマートフォン向け電子書籍リーダー「Kindle for BlackBerry」のβ版をリリースした。米国のBlackBerryユーザーは同アプリを無料でダウンロードできる。

 Amazonはハードウェア版のKindleのほか、PC版、iPhone版のKindleアプリをリリースしており、今回加わったBlackBerry版を含むすべてのKindleで読みかけのコンテンツを同期させることができる。

 米調査会社comScoreによる第4四半期(10~12月)の米携帯電話に関する調査によると、BlackBerryはスマートフォンOSシェアで41.6%で首位。iPhoneは25.3%で2位につけている。

BlackBerry版 Kindleプレイヤーのベータ版がリリースされたようだ。日本ではあまり見かけないBlackBerryですが、米国内ではiPhoneを超えるシェアを誇っています。近い将来、どのスマートフォンでも、Kindleの書籍を読めるようになりそうですね。

SmartBrainは現在PCとiPhoneで利用できますが、将来的にau/DoCoMo/SoftBankなどの一般携帯電話にも対応させるべく、研究開発を進めています。

開発は各キャリアの仕様によって進めますが、現在の日本には莫大な種類の携帯電話が存在します。そこでどのように動作確認を行っていくのかが問題になるところです。
そこで、利用しようと思っているツールがネットファーム・コミュニケーションズ株式会社が開発している「P1エミュレータ」です。
現在でも600種類以上の機種に対応していますが、強力なカスタマイズ機能により、オリジナルの仮想携帯端末を設定して必要なチェックだけを行うことも可能なシミュレーターです。

    カスタマイズ可能なパラメータ一覧

  • キャリア
  • 端末タイプ
  • ページサイズ制限
  • HTML/XHTML
  • User-Agent
  • 拡張ヘッダ
  • ブラウザサイズ(縦/横)
  • 表示文字数(縦/横)
  • 表示色
  • 対応イメージ
  • 対応動画
  • 対応Flash
  • 対応アプリタイプ
  • 対応絵文字

など
(http://p1.netfarm.ne.jp/modules/p1emu/product/2/index.htmより)

また、GPS機能なども擬似的に再現でき、FlashLiteも一部が動作するなど幅広く動作検証ができるエミュレータになっています。

Webから体験版も利用可能ですので、早速申し込みを行いSmartBrainで動作確認をしてみたいとおもいます。続報をお待ちください!

eラーニングシステム SmartBrainのコンセプト

CATEGORIES iPad, iPhone, SmartBrainby.m.nishimura0 Comments2010.02.15

2月10日SCORMアセッサ勉強会で発表しましたeラーニングシステム SmartBrainの開発コンセプトの発表会のスライドを公開します。OEM提供に関する重要な発表も行いましたが、その部分は、当会場にいたSCORMアセッサの方対象のため、割愛させていただきました。

eラーニングシステム SmartBrainに関するSCORMの技術資料につきましても、追って発表いたします。

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

  • アーカイブ
  • カテゴリー
  • Amazon
  • タグ