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百度文庫(バイドゥ・ライブラリ)のシステム

CATEGORIES eBooKby.a.takeuchi1 Comments2011.03.28

中国最大の検索エンジン『百度(バイドゥ)』。昨日電子書籍関連で「3日以内に海賊版を追放する」というニュースになっていたので、ちょっとアクセスしてみました。

百度は電子書籍と言っても「ユーザーがドキュメントを公開」するサービスという位置づけ。そう簡単に海賊版がなくなるものでしょうか。

そこでちょっと試しみたくなりました。中国でも人気の大前研一さんで検索してみましょう。

▲百度文庫。大前研一で検索。

▲百度文庫。大前研一で検索。

検索結果は・・・31488件。ユーザーがドキュメントをアップした数。大前研一なら海賊版でないにしろありえるかもしれませんが、ちょっと多いような気もします。

▲さすがと言うべきか、すごい数。

▲さすがと言うべきか、すごい数。

それにしても、中国語なので、よく分かりません。なんとなく、氏の著書『企業参謀』に字が近いリンクをクリックしてみると・・・。

・・・。

・・・。

・・・。

中国語なので、よく分かりませんが、どうもキャプチャしてこのブログに貼り付けてはいけなそうな雰囲気なので自粛いたします。

ならば、と。返す刀で、日本の百度、Baidu.jp http://www.baidu.jp/ をみてみましょう。

日本ではBaiduライブラリという名前のようです。

同じく、大前研一で検索してみます。

▲日本版では、132件。

▲日本版では、132件。


132件でてきました。なんとなく、海賊版も含まれているかも、と思えてしまう検索結果。
▲こ、これらはもしや海賊版!?

▲こ、これらはもしや海賊版!?

いくつかクリックしてみたところ、本の表紙や最初の数ページをスキャンしているものはあったものの、全面的にコピーしているものはありませんでした。以前は相当に海賊版が多かったと聞いたこともあります。

他のカテゴリはどんなものかと、見てみましたが、無料レポートのようなものや英文のものが多いですね。以前は海賊版で埋め尽くされていたと聞きますが、今回見た限り、あまりコンテンツが残っていません。

百度ライブラリのシステムは、自分がアップロードしたドキュメントがダウンロードされると、ポイントが貯まるシステム。そのポイントで別のドキュメントをダウンロードできるようです。

このシステム自体は素晴らしいと思うのですが、現実的に運用するにはいくつもの障害がありそうですね。

グーグル・イーブックストアなども、日本で利用できる日が来るまでにはやはりいろいろと問題がありそうです。

はやく便利な(で正当な)サービスが使えるようになるといいですね。

最近、春になるのかなと思いきやまた一層寒くなりました。この寒い時期を通り越せば、
暖かい春が来ることは間違いなしですね。寒い中、家にいる時間が割と多いと思いますが、
その時に、資格の勉強はいかがでしょうか。

私は、今回「【春期】ITパスポート」を受験する決意をし、日々資格勉強に専念しています。
実際、勉強したら、広い範囲でITの知識を問う内容が多く、いろんな意味で勉強が楽しくなりました。
そこで、一部内容を紹介したいと思います。

【※個人情報保護法
現代社会は、いわゆる情報の時代です。情報量は膨大で、好きな情報は簡単に手に入れられます。その反面、個人情報の流出の問題も多くなりました。
特に、パソコンを使うIT関係では、個人情報の取り扱いには、十分にご注意を張らなければなりません。
そのため、個人情報を収集している業務を行う企業にモラルを求められるようになり、企業の自主的な能力によりスタートし、海外では、OECEプライバシーガイドライン、国内でJIS Q15001がその枠となります。

OECEプライバシーガイドライン
OECE(経済協力開発機構)が個人のプライバシーを保護するために定められた8つの原則です。
①収集制限の原則、②データ内容の原則、③目的明確化の原則、④利用制限の原則、⑤安全保護の原則、⑥公開の原則、⑦個人参加の原則、⑧責任の原則

JIS Q15001
個人情報を行うために、マネジメントシステムが組織内にきちんと成立しているか検証するものです。具体的には、PDCAサイクルを確立しているかどうか評価されます。

▼PDCAサイクルの図(THINK IT ウェブページ引用)

個人情報を行うために、マネジメントシステムが組織内にきちんと成立しているか検証するもの。具体的には、PDCAサイクルを確立しているかどうかの評価されます。
※PLAN(計画して)→DO(実行して)→CHECK(評価して)→ACTION(対策して)

これらは、プライバシー保護意識を高めるために、作られた個人情報保護法です。
・補足「(平成23年度)(IT パスポート合格教本」の個人情報保護法部分引用

昨年から,各携帯キャリアでスマートフォン,タブレットが発売されています.

そんな中,auから新しいスマートフォン,タブレットが発表されました.「SW11HT」と「XOOM Wi-Fi TBi11M」です.

SW11HTは,なんとWiMAXが使用できる端末です.通信速度もWiMAXを使えば下り40Mbps,転送量無制限 となり,動画等もさくさく再生させることが可能です.

ISW11HT

更にすごいことに,テザリング(PCと端末を接続し,端末経由でインターネットへ接続すること)をサポートしています.つまり,この端末でPCやiPad等をWiMAX回線に接続することが可能となります.

Smart Brain英文法ドットコムはAndroid端末にも対応していますし,特にWiMAX回線を使用して英文法ドットコムの動画を再生すると,サクサク勉強することが出来ると思います.

もう1つ,auから発表されたタブレットが,XOOM Wi-Fi TBi11Mです.

こちらもAndroid端末で,Android3.0(タブレット向けに特化されたOS)を搭載しています.

CPUにデュアルコアTegra2を採用し,画面は1280×800サイズに対応しています.こちらはWi-Fiのみの対応です.

今年1月にアメリカで行われた家電業界の見本市「CES 2011」で最優秀賞を獲得するなど、高い評価を得ています。

1280×800サイズですと,電子書籍にも最適ですし,Smart Brainの表示・学習にも最適です.

更に先ほど紹介したSW11HTを併用することで,WiMAX回線に接続することも可能です.

HDMI端子を搭載しているので,テレビや液晶ディスプレイにも接続することが可能です.Smart Brain上の動画や,英文法ドットコムを再生するときに,大画面で表示できるのはいいですよね.

モバイルラーニングの特徴としては,

  • 外出先で手軽に学習できる
  • 時間が開いた時に,気軽に学習できる
  • いつでも,どこでも学習できる

といった特徴があります.こういったモバイルラーニングを,「SW11HT」と「XOOM Wi-Fi TBi11M」の2つの端末がより良いものとして実現してくれるのではないかと思います.

OLPC をLive-CDで起動してみた

CATEGORIES eBooK, eラーニング, その他by.a.takeuchi1 Comments2011.02.04

OLPCとは、子供向けの100ドルPCで、主に開発途上国の子供向けのPCとして開発されているノートブックPCです。電力の無い地域でも使用できるように、巻き取り式(ひもを引っ張る)の充電器も搭載しています。また防水性能・耐衝撃性にも強い点もあります。僕も実際に触ったことがあるのですが、たしかに無線LANのアンテナからしても丈夫に出来ていました。

OLPC

OLPCは正にeラーニングに特化したPCなのですが、エンジニアである我々は中々手に入りません。「Give One Get One」というチャリティプログラムが以前あり、2台分のOLPCを購入することで、1台は開発途上国へ、もう1台は自分の手元へ、というものがあったのですが、現在は行われていません。

しかしながらソフトウェア開発をしたい、OLPCのWebブラウザに特化したWebアプリケーションを開発したい、という場合があります。

そんな場合のために、OLPC-Live CDがISOイメージで配布されています。

ダウンロードは、こちらから。

http://wiki.laptop.org/go/Live_CD#OLPC_Live_CD

Live-CDをPC上で起動するには、今回はVirtual Boxを使用します。

設定は、下記の通りにしました。

VirtualBoxの設定

VirtualBoxの設定

起動すると、この様になります。まずは起動画面

起動中の画面

起動中の画面

まずはユーザー名を入力します。

初期画面

初期画面

メインメニューはこのような感じです。

メインメニュー

メインメニュー

ブラウザを起動してみました。日本語は非対応のため、文字化けを起こしてしまいます。

ブラウザ

ブラウザ

現在はOLPCは日本語非対応ですが、OLPCはeラーニング端末としては良いツールではないかと思います。日本語化が期待されるところです。

電車を長い時間乗っていると急に時間が勿体ないと思い、何か本が読みたいと思ったことありませんか。
私は、最近個人的に本にはまっていますが、小説や専門書籍も読んだりします。
そのようなことで、弊社の同じ韓国スタッフが買って来た本を簡単にご紹介したいと思います。

「知識デザインの実務」という本です。本の内容は、簡単(一部)に以下の通りです。
 情報通信技術及びネットの発達で知識の時代に入り、今は、知識は水のように必要な場所だと
どこでも接することが出来ています。しかしながら、知識が溢れる時代ですが、自分に合う正しい知識を探すのは、決して簡単ではないです。
自分に合う知識を正しく提供された時こそ、その価値を認められます。
知識を利用するには、正しく使えるように再加工する過程をファッションのようにデザインするとどうなるんだろう。
1.知識もファッションのように、デザインする時代、2.右脳と左脳の活動の融合、3.実用主義の志向
【知識サービスの発展戦略】
1.感性的な知識サービスの行動化で国家の競争力を強化する2.知識サービスの発展展望_知識サービスの意味や知識サービスの基盤のeラーニングの活性化戦略など

読んでいくうちに、本の内容をしっかり理解できそうな感じがしました。
何より、正しい情報を受け入れ、有効的に活用することが大事ですね。

▼知識デザインの実務の本

GoogleがeBook Storeをオープンしました。Google Editionsという名前で公開されていたものが、正式サービスとして公開されました。

Google Ebook Store

Google Ebook Store

現時点ではアメリカのみでのサービスですが、Wonderful Stories for Children,Frankenstein, or, The Modern Prometheus,Pride and Prejudiceの3冊をダウンロード・ブラウザ上で読むことが可能です。

Wonderful Stories for Children

Wonderful Stories for Children

PC画面でも、綺麗に表示されます。

PC画面上でも表示可能です

PC画面上でも綺麗に表示されます

Google eBook Storeでは、ePub,PDF形式のファイルをダウンロードできますので、iPadで読むことが可能です。また、iPhone,iPad用のアプリもあるそうです。

その他にも、Androidアプリもあり、様々なプラットフォームで閲覧ができるようになっています。

様々なデバイスで表示可能です

様々なデバイスで表示可能です

また、Kindle搭載のWebブラウザを使用することでKindle上でも表示させることが可能です。

Kindleで表示させた場合

Kindleで表示させた場合

現時点では、アメリカ限定で、日本では有料の本を購入することは出来ませんが、早くサービス開始してほしいですね。

iPadを始めとするタブレットPCの登場で電子書籍がブームになりつつあります。電子書籍も手軽に作れるようになったようで、電子書籍作成・販売サービスも登場しました。今回は、電子書籍販売・作成サービス「パブー」を紹介します。

電子書籍作成・販売サービス「パブー」

電子書籍作成・販売サービス「パブー」

パブーはユーザー登録・電子書籍作成を無料で行うことができます。

まず、ユーザー登録をします。

ユーザー登録

ユーザー登録

ログインして「設定変更」画面に入ると、プロフィールを変更したり、売上金の振込先設定も可能です。

売上金の振込先設定

売上金の振込先設定

電子書籍作成画面です。まずタイトル・概要を入力します。表紙も設定できますので、既にある場合は設定します。

作成する電子書籍の題名や表紙の設定

作成する電子書籍の題名や表紙の設定

ページを作成していきます。

ページ編集

ページ編集

「本の出版」->「PDF・ePub更新」から、「更新する」をクリックすると、ePub・PDF形式でファイルが作成されます。

ePubとPDFで作成されます

ePubとPDFで作成されます

作成されたePubをAdobe Digital Editionsで表示させてみました。下のとおり、正常に表示されました。

作成されたePubはAdobe Digital Editionsで表示できます

作成されたePubはAdobe Digital Editionsで表示できます

「パブー」では、Web上ですべて電子書籍を作成・編集することが出来、そのまま販売することが出来ます。30%がパブー側にシステム使用料として差し引かれ、残り70%が印税として支払われます。

ePubの他にもPDFにも対応しているので、ePubに対応していないKindleでも読めるように販売することが出来ます。

Web上で編集するので、ブログ感覚で編集することが出来ます。

今年に入りiPadの登場で電子書籍がブームになりつつあり、日本でも電子書籍端末「GARAPAGOS」がシャープから発売されます。GARAPAGOSもePubに対応するとのことで、ePubの地位は今後日本でも確立していくのではないかなと思います。

ePubリーダー”Calibre”

CATEGORIES eBooK, ePubby.a.takeuchi2 Comments2010.11.01

Calibreを使うと、ePub形式のファイルを管理・閲覧することが出来ます。イメージ的には、ePub版のiTunesで、iTunesのように作者、レーティング、シリーズ、出版社などで絞り込みながら検索できます。Windows,Mac対応です。

Calibreのメイン画面

Calibreのメイン画面

ePub形式のファイルを管理・編集・表示させることが出来ます。

以前このブログで作成した、MacのPagesで作成したePubファイルもきちんと表示できました。

MacのPagesで作成したePubファイルを表示

MacのPagesで作成したePubファイルを表示

さらに各ニュースサイトのデータを取得する機能があり、BBCなどからデータを自動的にダウンロードしてeBook形式で保存してくれる機能があります。下の画像は、BBCのニュースをダウンロードしePub形式にしたものです。

ePub形式のBBCのニュース

ePub形式のBBCのニュース

ePub形式に保存し、iPadで表示させることも可能なので、この機能は非常に便利です。

Calibreには、他にもePubファイルのメタデータを編集機能もついており、表紙や著者情報の編集が可能です。

その他、PDFファイルをePub形式に変換する機能などがありますが、残念ながら日本語には対応していませんでした。

ePub3の概要が発表されました

CATEGORIES eBooK, ePub, SmartBrainby.h.yukawa0 Comments2010.10.22

こちらのサイトの記事によりますと、電子書籍の次期規格であるePub3の概要が発表されたようです。2011年第二四半期の導入を目指しているとのことでまだまだ変わる可能性があるようですが、気になる内容だったので取り上げてみたいと思います。

・多言語対応
縦書き、ルビ、外字サポートなどが行われるようです。特に縦書きは、標準化されれば日本人にはとても嬉しい機能ですね。

・マルチメディア対応
ePubでも標準で音声や動画などが扱えるようナルトのことです。ただし、HTML5の実装がブラウザごとにかなり異なってるため、調整が難航しているようです。

・対話性
ePubは電子書籍の規格であるため、このような話が出ているとは思いませんでしたが、言われてみれば納得ですね。対話性とは、簡単にいうとインタラクティブ性ということで、eラーニングへの利用が期待されます。

・互換性
ePubを解釈できる端末にも様々なものがありますが、どのような端末でも問題なく表示ができるような仕様を取り入れるとのことです。

・レイアウト
画面サイズに応じた複数のCSSを切り替える機能が搭載されるとのことです。これはいいですね。上記の互換性にも関わることですが、機種が変わっても正しく表示されるような仕組みが簡単に作れそうです。

現在も盛り上がりつつある電子書籍ですが、さらなる仕様の追加によってeラーニングでの利用も考えることができるようになりそうです。となれば、当然弊社のSmartBrainでも利用可能でしょうし、夢が広がりますね。ePub3の実現を楽しみにしたいところです。

電子書籍の世界には、標準化が進んでいるファイル規格”ePub”というものがあります。ePubファイルの電子書籍は、iPadのiBookでも読むことが出来ます。

今回は、ePub形式のファイルを作成できるオーサリングツール”Sigil”を紹介したいと思います。

Sigilは、Windows,Mac,Linuxに対応しており、日本語入力・出力にも対応しています。

Sigilの画面

Sigilの画面

Sigilは日本語出力が可能なのですが、コードを直接編集し、一部タグを編集しないと文字化けが発生してしまいます。

まず、コード編集画面を表示します。

タグ編集画面を表示

タグ編集画面を表示

次に、epubファイルのコードを修正します。ここでは、5行目の部分を書き換えます。

<html xmlns=”http://www.w3.org/1999/xhtml”>
を、下記のように修正します。
<html xmlns=”http://www.w3.org/1999/xhtml” xml:lang=”ja” lang=”ja”>

タグを編集し、日本語表示出来るようにする

タグを編集し、日本語表示出来るようにする

これで保存すると、日本語表示可能なePubファイルが完成します。

Adobe Digital Editionで表示できました

Adobe Digital Editionで表示できました

生成したファイルをAdobe Digital Editionで表示しました。正常に表示されています。

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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