株)キバンインターナショナルでは、Ustreamを使った会員限定・課金機能付きネット生中継サービス「ナマチューケー」http://ustreamer.jp を運用しています。我々自身、日々試行錯誤をしながら撮影技術の向上に努めていますが、本日はビデオカメラのTipsをご紹介します。
撮影する時、後ろの画面が明るすぎて、前に立っている人の顔などは暗くなったことはありませんか?
この時、顔の暗さに気づいた(私のような)新人カメラマンは、WB(ホワイトバランス)を調整しようとしてしまいます。でも、WBを調整しても、解決しないんですよね。
そんなときは、どうすればいいでしょうか。もしかすると、他にもたくさんの新人カメラマンが同じ疑問を持っているかもしれないので、解決策をリーダーに聞いてみたので
ブログで公開します。
今回使用しているのは、SONYのAX2000というカメラです。
では、今回、その問題を解決できる方法を紹介します。それは、ビデオカメラのアイリス(絞り)機能です。
ビデオカメラではなく、一般のカメラを利用している人には、絞りやF値といえばわかりやすいかもしれません。
普段、アイリス値はビデオカメラが自動調整していますから、後ろの画面が明るすぎると、それにあわせて前の人の顔などは暗くなります。
この時、手動で調整はできなくなっています。下のIRISボタンは、アイリス機能の自動(Auto)、手動(Manual)の二つのモードの間に切り替えることができます。手動モードに切替したら、写真の中の黄色の枠が標示されるリングで、アイリス値を調整します。
自動モードと手動モードの違いは、液晶画面で表示されます。自動モードはアイリス値の前に“A”が付いています。
アイリス値を調整しながら、画像の違いを見せます。
最初、画面は全体的に暗いです。
アイリス値を低くしたら、ちょっと明るくなりました。
最小値まで絞りを広げたらしたら、最初のF11とは全然違います。
ということで、突然背景の明るさ(パワーポイントなど)が変わって、講師の顔が暗くなったりなどした場合には、IRIS(アイリス)やF値を調整すること
で顔の明るさを調整することができるようになります。
新人の私ですが、少しレベルアップした気がします。
また、他のカメラでは、カメラのレンズをまわすのではなく、メニューの中から「カメラの明るさ」という項目でデジタル的に修正する方法もあります。
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