タグ別アーカイブ: PPT2Flash

zip圧縮の豆知識

CATEGORIES eラーニングby.a.takeuchi0 Comments2011.02.04

前回のブログでは、zipファイルの問題でPPT2FlashのSCORMパッケージがMoodle2.0.1上で展開されませんでした。原因を調査してみましたが,原因はMoodle2.0側のzip解凍アーカイバだったという背景がありました.

まず,zipフォーマットの説明から話を進めていきます.

zipファイルフォーマットとは

まずzipファイルフォーマットとは、複数のファイルをまとめるためのファイルフォーマットで、必要に応じて圧縮アルゴリズムを選択し、圧縮を行います。拡張子は、.zipです。

圧縮は zip アーカイブのオプションであり、圧縮が行われる場合はファイル単位に圧縮されます。

圧縮アルゴリズムとしては、一般的にはDeflateというアルゴリズムがあり、最も一般的なアルゴリズムです。

似たような名前のフォーマットとして、7zipやbzipなどがあります。これらはzip形式ではなく、違った形式です。

これらは、単にzipという名前を使っているだけで、zip形式とは別物です。

圧縮アルゴリズムDeflateというアルゴリズムを使用した、gzip,zlibがありますがこれらはヘッダー・フッターが異なりやはりzip形式とは異なります。

zipフォーマットのバージョン

.ZIP ファイルフォーマット仕様にはバージョン番号があります.各バージョンの主な機能は以下の通りです.

  • 2.0: ファイルエントリを Deflate で圧縮可能となった。
  • 4.5: 64 ビット ZIP フォーマットが記載された。
  • 5.0: DES, Triple DES, RC2, RC4 が暗号化のためにサポートした。
  • 5.2: RC2-64 を暗号化のためにサポートした。
  • 6.1: 承認されたストレージについて記載した。
  • 6.2.0: セントラルディレクトリの暗号化について記載した。
  • 6.3.0: Unicode (UTF-8) ファイル名のストレージについて記載した。サポートされるハッシュ、圧縮、暗号化アルゴリズムが追加された。
  • 6.3.1: SHA-256/384/512 の標準的なハッシュ値に訂正した。
  • 6.3.2: 圧縮メソッド 97 (WavPack) について記載した。

ソフトウェアでの使用例

ソフトウェアによっては、zip形式をデータ形式としている場合もあります。

例えばMicrosoft Office 2010のファイル形式,docx,pptx形式は、Office Open XMLを採用しています。実際のファイルの中身は、

document.xml
テキストコンテンツ
fontTable.xml
フォント表
settings.xml
設定情報
styles.xml
テキストのスタイル情報
webSettings.xml
Web用のスタイル情報
media
画像などのメディアファイルを格納するフォルダ
_rels
各パーツの関連性(リレーションシップ)を記述するファイルを格納するフォルダ

で出来ています。

他にも、ePubもzip形式を採用しています。

PPT2Flashで生成されたzipファイルがMoodle2.0で動作しなかった原因

今回,PPT2Flashで圧縮されたzipファイルがMoodle2.0上で正常に解凍できなかった原因は,「解凍側」にありました.Moodle2.0で使用しているzip解凍アーカイバに問題があり,正常に解凍されませんでした.Windowsエクスプローラで再圧縮しなおしたらうまく動作したのは,ここにあります.

先述した通り,zipフォーマットもバージョンアップを重ねており,解凍側(ここではMoodleで使用している)のアーカイバが対応していない場合もあります.

Moodle側のアーカイバがPPT2Flashのzipに対応していなかったため,Moodle上で動作しなかったというわけです.

PPT2Flash / 文字化けの問題について

CATEGORIES 北海道ラボby.a.takeuchi1 Comments2011.01.27

PPT2Flash Professionalを用いた変換の際に、文字化けが発生する場合があります。

PPT2Flashでは下記に挙げるフォントに対応しています。

  • MS Pゴシック
  • MS P明朝
  • MS UI Gothic
  • MS ゴシック
  • MS 明朝

しかし、これらのフォントが混在しているPPT資料を変換すると文字化けが発生することがあります。
できる限りひとつのPPT資料内ではひとつのフォントに統一することをお勧めします。

ひとつのフォントに統一していたつもりでも、
『意図せずにフォントが切り替わってしまう』
という場面もあります。

その最も多い例としては、
『箇条書きの入力中に「Shiftキー + Enterキー」で改行を行なって、複数行入力した』
という、次ような場合が考えられます。

箇条書きの一項目に複数の行がある場合

始めの行は「MS Pゴシック」となっています。

最初の行は「MS Pゴシック」

そして、改行を行なって入力した行も同様であることが分かります。

改行して入力した行も「MS Pゴシック」となっている

しかし、行頭部分を選択すると、「MS ゴシック」に変わってしまっています。

行頭部分は「MS ゴシック」に変わっている

このような場合に、次の画像に示すような文字化けが発生することがあります。

箇条書きの3行目で文字化けが発生している

解決策としては、先ほども述べたとおり
『ひとつのフォントに統一する』
ということが一番効果的だと思われます。

今回のように、意図せずにフォントが変わってしまうこともありますので、
文字化け発生の際には入力ボックス内を全て選択してフォントの再指定を行なってみてください。

入力ボックス内をすべて選択し、フォントを「MS Pゴシック」に再指定します

すると、文字化けが解消されました。

3行目の文字化けが解消されました

Flashの上限フレーム数

CATEGORIES eラーニングby.h.yukawa0 Comments2011.01.26

PPT2FlashWebVideoAuthorで、動画教材を作る際の注意点を紹介します。

PPT2FlashとWebVideoAuthorは、Flashを利用しているのですが、Flashには、フレーム数の上限があります。

フレーム数は、動画の秒数×フレームレートで計算でき、この値が16000を超える動画は、途中までしか再生されません。

例えば、フレームレート30fpsの場合

533秒×30fps=15590

8分33秒

フレームレート24fpsの場合

666秒×24fps=15984

11分6秒

上記の時間を過ぎるような動画であった場合、16000フレームを超えてしまうため、途中で動画が再生できなくなります。

フレームレート30fpsで10分の動画は、フレームが上限を超えてしまうため、途中で停止されますが、フレームレートを24fpsとすると上限が約11分なので、問題なく動画を再生することができます。

このように、フレームレートを変更することで動画を正しく再生することができるようになります。

PPT2Flashでは、出力設定でフレームレートを変更することができます。

WebVideoAuthorでは、インポートする動画のフレームレートを変更してください。

フレームレートを変更しても16000フレームを超えてしまう場合、動画を分割して、一つ一つの動画のフレーム数を16000に収まるようにお願いします。

Flashのフレーム数については、こちらをご覧ください。

難関資格といえば、司法試験、公認会計士、弁理士などがあげられますが、50歳半ばにしては、人生をゼロからやり直さないと取得できる資格ではない。

いろいろ調べてみたら、中小企業診断士、これも難関な資格なのですが、面白そうです。

受験科目は、企業経営論、財務会計、運営管理(オペレーションマネジメント)、経営法務,経営情報システム、経済学、中小企業経営、政策、の7科目、どの科目もビジネスマンとして広く浅く持っていたい知識です。

30年余ビジネス人生を歩んできて、その振り返りとして勉強するのも良いかもと思う。

この資格、合格したからといって、専権的業務があるわけではないし、誰もがコンサルタントで食べていけるわけでもない、企業内でビジネスに生かしている方が6割である、勉強するプロセスが大事なのでしょう。

ビジネスの傍ら勉強するのって力仕事です、怠け者には、やっぱり学校に通って仲間を作って先生に動機づけされてやるのが一番ですが、時間もないしお金もかかる。

通信教育を調べてみたが、録画取りされたDVD通信教育が圧倒的に多い、そしてこれも通学コース同様の高い受講料を払わねばならない。eラーニングはどうかと探してみたが、価格は安いが、怠け者が続けられそうなものはなかった。

キバンインターナショナルは、既にベリタスアカデミーとの協働により、eラーニング

システム、SmartBrainをベースにした大学受験講座や、英文法.comを開発し好評を得ているが、システムは勿論であるが、コンテンツの優位性にある。コンテンツは人そのものにある。

教えたい、伝えたい情熱が感じられる、そんなeラーニングであるから評価されているのだろう。

今、教材開発を支援するオーサリングツールも充実し、Ustreamの課金配信も可となり、複合された新しいeラーニング教材が生まれてくると予感がする。

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「eラーニングをすべての人に!」を実現させる手段として、製品コンセプトや製品体系のわかりやすはもちろん必須です。そして忘れてはいけない重要ポイントが、製品価格のわかりやすさだと思います。

私たち株式会社キバンインターナショナルは、eラーニングの専門企業ととして、下記の教材作成ツールを販売しています。

PPT2Flash Professional 29,400円
QuizCreator 16,800円
DemoCreator 16,800円
WebVideoAuthor 16,800円
PPT2Mobile 16,800円

がありますが、なんと!2種類しかない分かりやすい価格体系にしております。さらに驚きの低価格も実現しています。

eラーニングシステム SmartBrain(スマートブレイン)も、1ユーザー月額200円か、同時にログインできるユーザー数でカウントする同時接続数による課金(同時接続数1に対して2,100円)。価格のわかりやすさは、製品のコンセプトのわかりやすさを同じぐらい重要だと思うのですが、いかがでしょうか。

eラーニング専門企業の株式会社キバンインターナショナルhttp://kiban.jp)では、だれでもが簡単に、eラーニングの教材が作成できるようにと、教材作成ツール(オーサリングツール)を販売しています。

最近、大学内や企業内で無制限(または数百ライセンス)での導入をしたいというお問い合わせを受けることが増えています。

私達が、教材作成ツールを作ったときには、大学の全端末に、eラーニング教材作成ツールが導入され、どの端末でも、eラーニング教材の作成をしていただけるようにしたいと思っていましたので、やっとゴールの1つとして考えていた全学導入や、全社導入などの話がでてきたことは、非常にうれしく思います。

パワーポイントを、変換(パブリッシュ)ボタン1つで、Flashの教材に変換してくれるPPT2Flash Professionalhttp://ppt2flash.jp)や、試験問題作成ツールQuizCreatorhttp://quizcreator.jp)、画面の操作を録画して動画マニュアルを作成することができるDemoCreatorhttp://democreator.jp)の3種類から、無制限、サイトライセンス(1法人内のみ自由にインストールできるライセンス体系)など、新しいライセンス体系を設計し、より多くの人に、eラーニングのすばらしさ、学ぶことの楽しさを伝えていければと考えています。

PPT2Flashで作成したSCORMパッケージをMoodle2.0.1で使用しようとすると、次のようにエラーが出てしまいます。

Incorrect file package - not an archive というエラーで止まってしまう

Incorrect file package - not an archive というエラーで止まってしまう

対処策は、次のとおりです。

まず、PPT2Flashで生成されたzipファイルを解凍します。

次に、解凍されたファイルを全て選択し、右クリック->送る->圧縮フォルダ を選択します。

Windowsエクスプローラの圧縮アーカイバで圧縮する

Windowsエクスプローラの圧縮アーカイバで圧縮する

これで新しいzipファイルが出来ますので、こちらを再度アップロードします。これにより、今度はアップロードに成功します。

アップロード成功

アップロード成功

Livestream procasterのマニュアル(音声付)をPPT2Voice Neo ( http://ppt2voice.jp/ )を使用して作成致しましたので、ここに無料公開致します。以下の画像をクリックするとスタートします。( 対応ブラウザ:Internet Explorer )

▲クリックすると音声付マニュアルが再生されます。

▲クリックすると音声付マニュアルが再生されます。

Livestream procasterは無料で使用できるアプリケーションです。ライブ配信サイトLivestreamを使うと、2画面での配信など、ちょっと高度な配信をすることができます。

マニュアルでは以下の事項について簡単にご説明しています。

  • ダウンロード
  • 配信スタート
  • STOP
  • MIXER
  • CAMERA
  • SCREEN
  • 2D MIX
  • 3D MIX
  • ZOOM IN
  • MINIMIZE

使用方法は簡単です。ぜひご覧くださいませ。

●PowerPointのノートから、自然な合成音声ナレーション付資料を作成

『PPT2Voice Neo』・・・189,000円(税込)
無料お試しデモで、入力したテキストを合成音声化できます。
eラーニング教材作成にご利用いただくと、ナレーターさんの費用やスタジオ代がかかりませんので、コスト削減になります。
http://ppt2voice.jp/

PPT2Flashの最新版(4.5.2.36)を公開いたします。

CATEGORIES 新着情報by.kibanadmin1 Comments2010.12.01

株式会社キバンインターナショナル(東京都千代田区 代表取締役社長 西村正宏)は、
パワーポイントファイルを簡単にeラーニング教材に変換できる PPT2flash(http://ppt2flash.jp/ 29,400円)の
アップデートプログラム PPT2flash 4.5.2.36版を公開しましたので、お知らせいたします。

企業や大学でもっともよく利用されるツールの1つ、パワーポイントファイルを簡単にFlashファイル化、
eラーニングの国際標準規格であるSCORMに準拠したeラーニング用の教材に間単に変換するツールです。
今回のバージョンアップにて、LMSとのAPI通信の仕様を変更しました。
詳細内容、いくつかのインターフェースの改善内容については、以下をと参照ください。

《PPT2flash 4.5.2.36のアップデート内容》
・LMS上に教材を登録した場合、「すべてのスライドを学習した場合のみ終了となり、
最後のスライドまで見ないと履修中となる」ように仕様を変更しました。
・読み取り専用で保存されたPowerPointファイルも開かれるように仕様を変更しました。
・テンプレート「Office2007」のツールバーの挙動を修正しました。
・テンプレート設定で、旧バージョン機能であった「スライド番号」の設定ボタンは、削除しました。
・LMSによっては、「URLによる開始スライドの指定機能」があり、
最後のスライドから表示された問題を修正し、対応できるようにしました。

PPT2flash を購入済(無料体験中)の皆様には、最新版へのアップデートをお願いいたします。
また、PPT2flashでは、30日間のお試し期間をもうけております。
お試し期間中も、すべての機能をお試し利用することができますので、
この機会にダウンロードしてご利用くださいますよう、お願いいたします。

●対象
PPT2flashを購入済(無料体験中)のすべてのお客様。

●料金
現在、アップグレート料金は、無料です。

●アップグレード方法
最新バージョンをインストールするには、下記のURLからダウンロードしてください。

1. 下記のURLにアクセスしてください。
http://ppt2flash.jp/?page_id=23

2. お名前とメール先をご入力し、最新版をダウンロードしてください。

3. すでに旧バージョンをインストールの方は、まず、デフォルトフォルダ「Wondershare PPT2Flash」
内に保存されている既存のファイルを別のフォルダへ再保存してください。
現在使用しているバージョンをアンインストールし、最新バージョンをインストールしてください。

アンインストールの方法は、下記のURLを参考にしてください。

▼PPT2flashアンインストール方法
http://ppt2flash.jp/?page_id=743

●旧バージョンをご利用中の方への注意点
※ライセンスをすでに購入の方も、同様にアンインストール後、再度インストールを行なってください。
レジストレーションキーは、購入された時のものを入力することで製品版として使用することができます。

●旧バージョンのサポートについて
PPT2flash 4.5.2.36 へのアップグレードをお願いいたします。
サポート対象は、原則 Web公開版である最新版(PPT2flash 4.5.2.36)のみになります。

adobe 社のTechNoteに、興味深い記事がありましたので紹介致します。

▼オーサリングにおける Flash の限界について
http://kb2.adobe.com/jp/cps/228/228626.html

▼引用
Flash ムービーは最高 16000 フレームをもつことができます。その限界を超えると、再生ができなくなるでしょう。しかし長いムービーでも、滅多にその限界を超えることはないと思います。
万が一、16000 フレーム以上必要になるのであれば、16000 フレーム以下にムービーを分割してそれらを Load Movie でリンクして対処します。

つまり、フレームレートによって、1スライド内で再生可能な時間が異なります。
例えば、8分以上のスライドの場合、30fpsの設定を利用することは出来ません。

・0分-8分   : 30fps 24fps 18fps 12fps
・8分-11分  : 24fps 18fps 12fps
・11分-14分 : 18fps 12fps
・14分-22分 : 12fps
・22分以上の場合は、スライドを分割してください。

詳しくは以下のFAQを御覧ください。
【Flashのファイルサイズの限界によるPPT2Flashのフレームレート設定】
http://ppt2flash.jp/?page_id=813

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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