北海道ラボ

進捗遅延者にメールを配信

CATEGORIES eラーニング, SmartBrain, 北海道ラボby.a.takeuchi2 Comments2010.09.08

eラーニングを取り入れると、学習状況に個人差が出たり、アクセスの滞るユーザが少なからず生じます。今回はSmartBrainの機能を用いて、進捗遅延者に絞ってメールを配信する方法をご紹介いたします。

仮想事例として......A社では社内研修にeラーニングを取り入れているとします。

A社では新入社員にはまず「初級研修コース」というコースを4月末日までに終えてもらうことになっています。
ところが、ある社員が病欠のため、期日までに研修が終えられない旨をメールにて送ってきました。
研修担当者は締切までに研修を終えていない他の新入社員のためにも「初級研修コース」の締切を延ばすことにしました。

SmartBrainには「お知らせ」機能があり、システムにアクセスしてきたユーザに対しては、このように明示的に告知をすることができます。

SmartBrainのお知らせ機能

しかしながら、今回のケースではそもそもシステムへのアクセスが滞っており、eラーニングシステム上で告知を出していても伝わっていないユーザも居ることが予想されます。
このようなケースでも、SmartBrainのメール一括送信機能を用いると解決できます。

SmartBrainのメール一括送信機能は以下のようになっており、STEP1、STEP2、STEP3の順番で操作していくことにより、対象を絞り込んでメールを送信することができます。
A社ではシステムに登録している人数が312人もいるようで、この中から対象となる社員を一人ずつピックアップしていくのでは大変な手間がかかります。
そこで、条件による絞り込みを行っていきます。

STEP1:絞り込み条件の入力前

このように、初級研修コースをまだ修了していない社員の中から、3日間ログインが滞っているユーザといったシチュエーションに合わせた絞り込みを行うことができます。
この条件に該当する社員は2名であることがわかりました。次に宛先確認を行います。

STEP1:絞り込み条件の入力後

このようにユーザ情報を別画面で調べなくても、必要な情報をその場で確認することが可能です。
送信対象に問題がなければ、最後にメールの文面を入力します。

STEP2:宛先確認

STEP3:メール文面の入力

このように、まだ「初級研修コース」提出締切延長の告知を見ていないユーザに対して、個別に対応をすることができ、無事、延長期日内に全新入社員が研修を終えることができました。

SmartBrainのメール一括送信機能を用いると、今回のようなケースだけではなく、幅広いニーズに合わせた進捗管理が可能です。

eラーニングシステムの導入をご検討されている方は、SmartBrainが現在20ユーザまでの無料体験が可能となっておりますので、是非お気軽にお申込み・お問い合わせください。

Objective-Cではオブジェクトを可変型の配列として扱うことのできるNSMutableArray(NSMutableDictionary)クラスがあります。しかし、これらのクラスではオブジェクトしか配列にすることしかできず、構造体を配列にすることができません。そこで、NSValueを用いて構造体をNSMutableArrayに追加して見ました

NSMutableArray *rangeArray = [[NSMutableArray alloc] init];

for (int i=0; i<10 ;i++){
 NSRange range = {i,1};
 NSLog(@”range:%d,%d”,range.location,range.length);
 NSValue* val = [NSValue valueWithBytes:&range objCType:@encode(NSRange)];
 [rangeArray addObject:val];
}

NSEnumerator *ranges = [rangeArray objectEnumerator];
id obj;
while ((obj = [ranges nextObject])) {
 NSRange range;
 [obj getValue:&range];
 NSLog(@”range:%d,%d”,range.location,range.length);
}

ほかにも、構造体に添え字をつけて配列にしたり、mallocで動的に確保することができますが、可変にすることができません。構造体のみを可変の配列にすることはあまりないかもしれませんが、この方法で可変の構造体を扱うことができました。

Unix系サーバの負荷状態を示す値としてロードアベレージ(LoadAverage)があります。この値は、実行可能なプロセス数の平均値で、1分間平均、5分間平均、15分間平均の3つの値が取得できます。実行可能なプロセスというのは、CPUが今すぐに対応できる(しなければならない)仕事のことで、この数が増えるとサーバのレスポンスは悪くなります。弊社のサーバでは、Zabbixを利用してサーバ監視をしているのですが、PHP上で直接サーバ負荷を確認したいという要望がでてきたので、ロードアベレージを取得するプログラムを作成しました

ソースコード

<?php
$uptime = exec(‘uptime’);
$uptimeArray = explode(‘average:’, $uptime);
$uptime = $uptimeArray[1];
$uptimeArray = explode(‘,’, $uptime);
var_dump($uptimeArray);

実行結果

array(3) {
[0]=>
string(5) ” 0.49″
[1]=>
string(5) ” 0.92″
[2]=>
string(5) ” 0.87″
}

このプログラムを定期的に実行し、SmartBrainの負荷の推移を記録することになる予定です。

追記
関数sys_getloadavg()を使って同様の値を取得できました。PHPの標準関数を使ったほうが安全なので、sys_getloadavg関数を使うことになりそうです。

PPT2Flashで新人教育

CATEGORIES eラーニング, 北海道ラボby.a.takeuchi1 Comments2010.09.06

PPT2Flash Professional というオーサリングツールでは、日頃使い慣れているパワーポイントで作成したファイルから簡単にFlash教材を作成することができます。

今回、このPPT2Flashを新人教育に使うメリットと教材のサンプルをご紹介いたします。
PPT2Flashを使うことのメリットは、おおまかに次の3つがあります。

  • 社内のPPT資源を有効に活用
  • ファイルサイズの軽量化
  • ブラウザさえあれば閲覧可能

社内のPPT資源を有効に活用

新人教育にeラーニングを利用しようと思ったときに、PPT2Flashを使えば新しくFlash教材を作成する必要はありません。
これまで新人教育につかっていたPPTファイルからFlash教材を作成することができます。
また、パワーポイントのプラグインとして動作するため、変換作業も簡単に行うことができます。

PPT2Flashを使うことで、社内に溢れるPPT資料をeラーニング教材へ再活用できます。

ファイルサイズの軽量化

パワーポイントで作成したPPTファイルには、高画質な画像ファイルや動画ファイルが添付されていることがあります。
このようなPPTファイルはネットワーク上で扱うにはファイルサイズが大きいため、eラーニングに適していません。
PPT2Flashを用いてFlash形式に変換すると、画像ファイルや動画ファイルは適切に圧縮が施されるためファイルサイズを小さくすることができます。

PPTファイルのFlash形式への変換でPPT2Flashを使うと、ファイルサイズの軽量化を図ることができます。


ブラウザさえあれば閲覧可能

PPT2Flashでは、PPTファイルをFlash形式の教材へ変換した後のWebページへの埋め込みも簡単に行うことができます。
PPTをFlash形式へ変換してWebページへ埋め込むことで、新入社員のPCにパワーポイントをあらかじめインストールしておく手間を省くことができます。
また、PPTファイルをWeb上で配布している場合、内容の更新を行った際に社員が再び新しいものをダウンロードしなおさない限り、社員が閲覧するPPTファイルは更新されません。比べて、Webページへ埋め込まれてブラウザ上で再生されるFlash形式の場合は、元のFlashファイルを新しいものへ置き換えるだけで社員のいつも通りのアクセスから新しいファイルを閲覧させることができます。

PPT2Flashを使ってWebへ埋め込み可能なFlash形式へ変換することで、社員の閲覧が容易になります。


教材サンプル
最後に、PPT2Flashを用いて作成された教材サンプルをご紹介します。
下記のリンクよりご覧ください。

SmartBrainはIEの他にも、Firefox、Safari、Chromeなど数多くのブラウザに対応しています。GoogleChrome6の正式版が公開されたので、早速インストールしてみました。セキュリティー関係の警告が強化されているようで、twitterを表示したところ、URLのところに髑髏マークが表示されてしまいました。

HTMLに以下のような外部サイトの画像をが含まれており、それが警告の原因になっているようです。
http://a3.twimg.com/a/1283473056/images/fronts/logo.png

特に危険性はないと思いますが、ドクロマークが表示したのでびっくりしてしまいました。

chrome6+twitter

chrome6+twitter

SmartBrainで学習時間を取る

CATEGORIES eラーニング, SmartBrain, 北海道ラボby.a.takeuchi0 Comments2010.09.02

SCORMに準拠した教材であればSmartBrainで学習時間をとることができます。
どの教材がどのくらい学習されているのか把握するのに便利です。
下のグラフは学習時間のグラフで教科単位でどのくらい学習したのか表示しています。
少しわかりにくいのですが、縦軸は”分”を表しています。たとえば、「24.55」という表示の時は、24分と55/100分学習したということになります。
55秒ではなく、55/100分という点についてご注意いただければと思います。

また現在は、グラフに表示されている期間(約1週間分)だけの表示となっていますが、今後、任意の期間で表示できるようにシステムの改良をしていく予定です。
ほかにも、ログイン人数の統計では、10分単位で記録を自動的にとり、最大値、平均などのほか移動曲線なども表示されるように開発を進める予定です。

キバンインターナショナルにおいては、社内研修も自社開発・販売をしているLMS(学習管理システム)のSmartBrainを用いています。
今回は研修の教材を内製することによるメリットをご紹介いたします。
様々なメリットをSmartBrainを用いた研修を行うたびに感じておりますが、特にご紹介したい大きなメリットとして、

  1. 研修の省力化
  2. 研修の進捗を一括管理
  3. 研修教材のコンテンツ管理

の3つがあります。

研修の省力化

研修を受ける社員は、SmartBrainにアクセスすると、このような研修メニューのリストを見ることができます。
教材を学習する時間は研修を受ける社員に任されており、このように好きな時間に好きな順番で研修を受けることができます。

学習者画面:研修教材の一覧

教材をクリックすると、学習画面が開き、研修を受けることができます。
以下の画面は、PPT2Flash Professionalというオーサリングツールを用いて作成された研修教材の一例です。
この研修教材では、PPT2Flash Professionalについて一通り学ぶことができます。

学習者画面:研修教材の学習

通常、研修は指導者と、複数の研修者のスケジュールを合わせなければならないため、研修スケジュールを組むだけでも大変なコストを要してしまいます。
また、指導者1人あたりが担当可能な研修者の数も限られてきてしまい、人数が増えれば増えるほどコストがかさんでしまいます。

しかしながら、eラーニングを用いて研修を行うと、時間的制約から逃れられるメリットに加え、個々人の理解度に合わせて研修をパラレルに進めることができます。
そのため、先輩社員も新入社員も研修にかけすぎていた時間を有効に活用することができるようになるのです。

研修の進捗を一括管理

社員研修においては、社員の学習状況・理解度を確認しながら進めることは必要不可欠です。
しかしながら、個々人の状況を都度確認を行うのは研修を受ける人数が多くなればなるほど大変になっていくのもまた事実です。
eラーニングを用いて研修を行っていると、このように研修者の進捗状況を一括してリアルタイムに確認することができます。

管理者:研修の進捗を一括管理

指導者は、この進捗状況を確認することで全体の研修計画を修正し、また個々人に合わせた研修計画を打ち出していくことができます。

研修教材のコンテンツ管理

最後に挙げる3つ目のメリットとして、研修教材のコンテンツ管理があります。
これは特に研修教材を内製するからこそ得られるメリットと言えます。

研修者は一通りの研修を終えると、研修に対して何かしらの感想を持ちます。

「あの研修教材の説明は足りなかった。あれだけではわからない」
「あの研修教材については古い情報が含まれていた」

このようなフィードバックを取り入れ、研修を受けた社員自身が、新しく入ってくる社員のために教材を修正・追加していきます。
研修教材のコンテンツを作るための知識は、研修の中に既に含まれているため、思い立ったらすぐに研修教材を作ることができます。
研修メニューの洗練化も、また研修者の大事な課題の一つなのです。

キバンインターナショナルでは日々、社員研修の質の向上に努めています。

現在SmartBrainでは、携帯電話はスマートフォン以外のガラパゴス携帯にも対応する予定です。
そこで、携帯サイト開発に役立ったPCブラウザで携帯サイトを閲覧できるFireFoxアドオン「FireMobileSimulator」をご紹介します。

まずはじめに、以下のダウンロードページから最新のアドオンを手に入れます。

ダウンロード – FireMobileSimulator

使い方はFireFoxのツールバーのアドオンのところから、FireMobileSimulatorを選んで適当な端末を選んでください。

ブラウザを更新させるとFireMobileSimulatorが適応されます

このような画面が出てくれば、適応されています。

適応を解除したい場合は、先程設定したツールバーから「端末選択解除」を選んでください。

また、このアドオンは他の種類の端末の追加もできます。

ツールバーから「最新端末リストから端末を追加」を選択すると、以下のようなサイトに飛びます。

その後、以下のリストから導入したい端末を選択して「選択した端末を追加」を押せば、適応されます。

これはFireFoxのアドオンなので、Mac環境にでも導入することができます。

今までWindowsにしかなかったので、今後の開発に重宝すると思います。

携帯サイトを開発するときにはぜひ使ってみてください。

参考サイト
FireMobileSimulator.org – http://firemobilesimulator.org/

PHPの文字列リテラルには4種類の定義方法があります。

文字列リテラルは、4 つの異なる方法で指定することが可能です。

引用元: PHP: 文字列

比較的短い文字列リテラルには、引用符、もしくは、二重引用符を使うのですが、どちらを使ったほうが速いのか気になったので、検証してみました。10文字の文字列定数を、シングルクオーテーションまたはダブルクオーテーションで定義する操作を100万回実行し、実行時間を計測しました。その結果、ダブルクオーテーションを使うと、シングルクオーテーションを使った場合と比べ、平均で2.97%余分に時間がかかるという結果になりました。どれぐらい差がつくかは実行環境やプログラムに依存しますが、シングルクオーテーションを使ったほうがダブルクオーテーションを使った場合より、実行速度が向上するというのは間違いなさそうです。

検証に使ったプログラム

<?
for($j = 0 ; $j < 20 ; $j++){
$time = microtime(true);
for($i = 0 ; $i < 1000 * 1000 ; $i++){
$str = ‘0123456789’;
}
echo microtime(true) – $time;
echo ‘<br>’;
}
echo ‘<br>’;
for($j = 0 ; $j < 20 ; $j++){
$time = microtime(true);
for($i = 0 ; $i < 1000 * 1000 ; $i++){
$str = “0123456789”;
}
echo microtime(true) – $time;
echo ‘<br>’;
}
echo ‘<br>’;

実行結果

0.41139507293701
0.41649985313416
0.40994691848755
0.410001039505
0.41058301925659
0.40984010696411
0.40938115119934
0.409255027771
0.40907311439514
0.40949606895447
0.40971398353577
0.40964508056641
0.40959501266479
0.40952682495117
0.41003894805908
0.40985417366028
0.41009998321533
0.40972805023193
0.40949606895447
0.40978693962097

0.42220020294189
0.42161011695862
0.42169308662415
0.42109489440918
0.4217050075531
0.42155003547668
0.42145800590515
0.42229604721069
0.42049098014832
0.42160201072693
0.42232203483582
0.42337918281555
0.42352104187012
0.42338705062866
0.42360186576843
0.42351698875427
0.42375993728638
0.42368698120117
0.42230105400085
0.42197299003601


iPhone関連書籍

CATEGORIES Android, iPhone, スマートフォン, 北海道ラボ, 書籍・本by.a.takeuchi0 Comments2010.07.06

最近、函館研究所では、iPhone, iPad, Androidなどに向けたアプリケーションも開発しています。

SmartBrainは素晴らしいeラーニングシステムなのですが、オフライン環境では学習できないという問題点があります。この問題を解決するためにはインストール型のアプリケーション、それもスマートフォンにインストールできるアプリケーションが必要だということで、iPhone、iPad、Androidアプリを中心に研究開発を進めております。

開発の参考に、本日購入した書籍を掲載しておきます。

iPhoneSDK開発のレシピ iPadプログラミングの作法
  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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