キバンインターナショナルにおいては、社内研修も自社開発・販売をしているLMS(学習管理システム)のSmartBrainを用いています。
今回は研修の教材を内製することによるメリットをご紹介いたします。
様々なメリットをSmartBrainを用いた研修を行うたびに感じておりますが、特にご紹介したい大きなメリットとして、
- 研修の省力化
- 研修の進捗を一括管理
- 研修教材のコンテンツ管理
の3つがあります。
研修の省力化
研修を受ける社員は、SmartBrainにアクセスすると、このような研修メニューのリストを見ることができます。
教材を学習する時間は研修を受ける社員に任されており、このように好きな時間に好きな順番で研修を受けることができます。
学習者画面:研修教材の一覧
教材をクリックすると、学習画面が開き、研修を受けることができます。
以下の画面は、PPT2Flash Professionalというオーサリングツールを用いて作成された研修教材の一例です。
この研修教材では、PPT2Flash Professionalについて一通り学ぶことができます。
学習者画面:研修教材の学習
通常、研修は指導者と、複数の研修者のスケジュールを合わせなければならないため、研修スケジュールを組むだけでも大変なコストを要してしまいます。
また、指導者1人あたりが担当可能な研修者の数も限られてきてしまい、人数が増えれば増えるほどコストがかさんでしまいます。
しかしながら、eラーニングを用いて研修を行うと、時間的制約から逃れられるメリットに加え、個々人の理解度に合わせて研修をパラレルに進めることができます。
そのため、先輩社員も新入社員も研修にかけすぎていた時間を有効に活用することができるようになるのです。
研修の進捗を一括管理
社員研修においては、社員の学習状況・理解度を確認しながら進めることは必要不可欠です。
しかしながら、個々人の状況を都度確認を行うのは研修を受ける人数が多くなればなるほど大変になっていくのもまた事実です。
eラーニングを用いて研修を行っていると、このように研修者の進捗状況を一括してリアルタイムに確認することができます。
管理者:研修の進捗を一括管理
指導者は、この進捗状況を確認することで全体の研修計画を修正し、また個々人に合わせた研修計画を打ち出していくことができます。
研修教材のコンテンツ管理
最後に挙げる3つ目のメリットとして、研修教材のコンテンツ管理があります。
これは特に研修教材を内製するからこそ得られるメリットと言えます。
研修者は一通りの研修を終えると、研修に対して何かしらの感想を持ちます。
「あの研修教材の説明は足りなかった。あれだけではわからない」
「あの研修教材については古い情報が含まれていた」
このようなフィードバックを取り入れ、研修を受けた社員自身が、新しく入ってくる社員のために教材を修正・追加していきます。
研修教材のコンテンツを作るための知識は、研修の中に既に含まれているため、思い立ったらすぐに研修教材を作ることができます。
研修メニューの洗練化も、また研修者の大事な課題の一つなのです。
キバンインターナショナルでは日々、社員研修の質の向上に努めています。
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記事の投稿者
a.takeuchi a