eラーニングシステム

SmartBrain/成績表示の制限

CATEGORIES SmartBrain, 北海道ラボby.a.takeuchi0 Comments2010.11.01

SmartBrainの新機能の紹介です。2010年12月リリース版で、学習者に対する成績表示の制限機能が強化されます!SmartBrainを使うと、クイズ問題を回答した際に、1問ごとの「正誤」「学習者の回答」「正答例」が学習者に対してフィードバックされます。これは、学習を目的としたeラーニングでは便利な機能なのですが、「資格試験」や「昇進試験」などで使うには不都合な機能です。これまでも、閲覧履歴を表示する、表示しないという二択では設定できたのですが、2010年12月版から、より細かく設定できるようになります。

設定画面

設定画面

アンケートの場合は、正誤や正答例って必要ないですよね?

アンケートの場合は、正誤と正答例は不要

アンケートの場合は、正誤と正答例は不要

不要な部分を非表示にしてしまいましょう!

不要な項目は非表示に

不要な項目は非表示にしてすっきり

SCOフォルダ開閉状態保持機能 実装完了

CATEGORIES SmartBrainby.a.takeuchi1 Comments2010.10.30

SmartBrainでは、コース内にフォルダを作成し、章や節ごとにSCO(=教材の最小単位のこと。1枚のHTMLや、動画、クイズ問題などに相当します) をまとめることができます。このフォルダのことをSCOフォルダと呼びます。SCOフォルダを使うことで、教材を階層的に作成することができ、コースの中身を分かりやすく整理できます。例えば、以下のコースでは、2階層のフォルダが含まれています。SCOフォルダ「5文型」の中には、SCOフォルダ「第1文型」と「第2文型」が含まれており、「第1文型」の中には「SV」というSCOが含まれています。

閉じている

閉じている

1階層開いている

1階層開いている

最後まで開いている

最後まで開いている

現在公開中のSmartBrainでは、SCOフォルダの開閉状態は管理者が、

1階層目まで開く

2階層目まで開く

3階層目まで開く

全て開く

の4拓から選ぶようになっているのですが、学習者がこの画面にもどってくるたびに「管理者が指定した状態」に戻ってしまうという問題があります。2010年12月リリース版では、学習者がSCOフォルダの開閉操作を記録する仕組みを実装しました。そのため、SCO一覧画面から、学習画面を経由して戻ってきた際に、SCOフォルダの開閉状態が維持され、操作性が向上する予定です。

SmartBrainは、eラーニングの仕組みなので受講者の学習履歴を管理者が把握することが可能です。このような把握機能は、管理者が望むままの帳票をカスタマイズにて作成することも(別途費用を頂ければ)可能ですが、標準機能のままでもエクセルを駆使ししてかなりの事ができますので、そちらをご紹介したいと思います。

SmartBrainでは、ユーザの成績データをCSV形式のデータでダウンロードする事が可能です。このCSVデータをエクセルで加工することによって様々な分析を行なう事が可能です。

※ダウンロード方法については以下を参照ください。
▼成績のcsvダウンロードはできますか?
http://smartbrain.info/?page_id=1772

各設問の正解率を計算する

教材作成を行なう立場であれば、テストの設問個々の正解率は、悪問・良問の判定に欠かせません。では、履歴データからどのようにして導き出せるでしょうか。まず、SmartBrainからダウンロードした成績データは以下のような形になっています。詳細は置いておいて、とりあえず、受講生個々のテストの得点や各設問に正解・不正解の記録が録れている、という事が重要です。

ダウンロードしたCSVデータ(クリックで拡大)

 

問題回答数で正解数を割れば正解率がでます。ということは、履歴データから問題回答数や正解数を計算すればなんとかなります。ここでは、

・COUNTA( , )
・COUNTIF( , )

という2つの関数を利用しました。COUNTAでデータの個数を数え、COUNTIFで正解している数を数えています。
尚、エクセルのオートフィルタとコピー&ペーストで得点がN/Aになっている無効なデータを事前に排除しています。

問題数で正解数を割れば正解率

 

条件に合うユーザ数を集計する

テストを実施した場合に、ある得点群で集計が必要になることはママあります。(優良可不可の成績をつけたり)そのような場合に利用出来る関数を紹介します。

・DCOUNT

DCOUNT関数で条件に合うユーザを集計します。この関数、DCOUNT(データ範囲、フィールド、条件)という構造なのですが、データ範囲と条件の部分にラベル(上述のエクセルの例だと、IDとか得点とかの部分)も含んだ範囲を指定しないといけません。またフィールドの部分は、データ範囲の左から数えた数を指定することができます。下の例の場合だと、データ範囲で指定した範囲の左から2番目の列を集計対象としているわけです。まぁ、読んでいるだけだとなんの事か判らないと思いますので、とりあえず実践あるのみです。個人的には、DCOUNT関数の使い方このサイトもかなり参考になりました。

DCOUNT関数で条件に合うユーザを集計

 

以上、如何だったでしょうか。これだけでなく、エクセルでは、もっと便利なことができるので、試してみて頂ければ幸いです。

 

参考文献

表紙がちょっとアレですが。かなり分かりやすかったです。個人的にオススメ。

参考文献

eラーニングシステム SmartBrain(スマートブレインへのアクセス時に日本語以外の言語で表示されてしまった時などは、以下の手順で言語設定を変更できます。
(英語表記を例として説明しますが、その他の言語でも場所は同じです。)

管理者権限を持つユーザでログインすると、一番下に管理者機能を利用するためのボタンが表示されます。

ログイン後、一番下に管理者権限を利用するためのボタンがあります。

上から5番目のポータル管理(Portal Management)をクリックします。

上から5番目が言語設定なので、そちらをクリックします。

日本語を有効化します。

画面では、Enableですが、これは現在の言語設定によって表示が異なります。

日本語を有効化し、ログインしなおすことで、メニューが日本語で表示されるようになります。

SmartBrainで独自のドメインを設定する

CATEGORIES SmartBrainby.a.takeuchi0 Comments2010.10.26

SmartBrainのご利用開始時では、標準のドメインが「http://10000.bz/登録した名前」となっております。

そこで、有料サポートになってしまいますが、標準のドメインから独自のドメインに割り当てるプランがございます。

独自ドメインを適応する前の例

独自ドメインを割り当てた例

それにより、独自のドメインを現在利用しているSmartBrainに適応することが出来ます。

しかし、今のSmartBrainには自動的に設定する機能はありませんので、別途お問い合わせの方から、ご連絡お願いします。

SmartBrainに関してのお問い合わせ

ePub3の概要が発表されました

CATEGORIES eBooK, ePub, SmartBrainby.h.yukawa0 Comments2010.10.22

こちらのサイトの記事によりますと、電子書籍の次期規格であるePub3の概要が発表されたようです。2011年第二四半期の導入を目指しているとのことでまだまだ変わる可能性があるようですが、気になる内容だったので取り上げてみたいと思います。

・多言語対応
縦書き、ルビ、外字サポートなどが行われるようです。特に縦書きは、標準化されれば日本人にはとても嬉しい機能ですね。

・マルチメディア対応
ePubでも標準で音声や動画などが扱えるようナルトのことです。ただし、HTML5の実装がブラウザごとにかなり異なってるため、調整が難航しているようです。

・対話性
ePubは電子書籍の規格であるため、このような話が出ているとは思いませんでしたが、言われてみれば納得ですね。対話性とは、簡単にいうとインタラクティブ性ということで、eラーニングへの利用が期待されます。

・互換性
ePubを解釈できる端末にも様々なものがありますが、どのような端末でも問題なく表示ができるような仕様を取り入れるとのことです。

・レイアウト
画面サイズに応じた複数のCSSを切り替える機能が搭載されるとのことです。これはいいですね。上記の互換性にも関わることですが、機種が変わっても正しく表示されるような仕組みが簡単に作れそうです。

現在も盛り上がりつつある電子書籍ですが、さらなる仕様の追加によってeラーニングでの利用も考えることができるようになりそうです。となれば、当然弊社のSmartBrainでも利用可能でしょうし、夢が広がりますね。ePub3の実現を楽しみにしたいところです。

iPhone、iPad,アンドロイド端末(GooglePhone)でも利用可能なeラーニングシステムのSmartBrainのメール一括送信機能が、2010年12月頃にアップデートされました。

今までは、グループ単位でメールを送信する際に、1つのグループしか選択できませんでしたが、12月アップデート以降では、複数のグループを選択できるようになります。以下のスクリーンショットの例では、東日本営業所、秋葉原事業所、広島事業所の3つのグループを対象にメールを送信します。

SmartBrainでは、所属情報、学習情報、ログイン状況を組み合わせてメールを一括送信できるため、特定の部署の人にだけ学習進捗の遅延メールを送付したり、受講完了した人にだけ特別なお祝いメールを送ったりと、柔軟な運用ができます。

メール一括送信

メール一括送信

SmartBrainの無料プランでは20ユーザまでしか登録できず、規約上、商用利用もできません。
有料プランへアップグレードするには下記の手順を行います。

  1. SmartBrainへログイン後、「管理機能」をクリックしてください。
  2. 管理機能一覧の中から、「システム情報」をクリックしてください。
  3. 「現在の利用プラン」の中にある「利用プランの変更」ボタンをクリックしてください。
  4. 「変更後の利用プラン」の中で、「料金体系」・「規模」をそれぞれ選択してください。
    今回は、「登録アカウント数」による料金体系で、「上限ユーザ数 30人」としました。
    選択後、「確認」ボタンをクリックしてください。
  5. 変更後の料金プランを確認し、「保存」ボタンをクリックしてください。
  6. 有料プランへのアップグレードが完了しました。

詳しくは、マニュアルのシステム情報を参照ください。

▼マニュアル システム情報
http://smartbrain.info/?page_id=3281

こんにちは。株式会社キバンインターナショナルの蔡(チェ)です。
今回皆様にご紹介する内容は、PPT2Flash教材を「1スライドを1SCOとして」SmartBrainに登録する方法についてです。

Q. PowerPointのスライド資料をPPT2FlashでFlash教材へ変換しました。今度は、LMS(SmartBrain)システム上に、「1スライドを1SCOとして」登録したいですが、可能でしょうか。

A. 可能です。PPT2FlashでPowerPointスライドを変換する際に「1スライドを1SCOとして」保存します。その後、SmartBrainに登録するとスライドごとに学習の進捗が把握できます。その手順は、いかの画像をご参照ください。

1.PowerPointをPPT2Flashで変換する際、「SCO分割」設定をします。

2.「SCOタイトル」を設定し、変換します。(SCOタイトルのデフォルトは、slide+番号です)

3.PPT2Flashの変換後、SmartBrain上で教材を登録します。

4.登録するファイルを選択し、「送信」ボタンを押します。

5.「1スライドを1SCOとして」教材を登録するとスライドごとに表示されます。

6.以下、「スライド3」の途中で学習をやめた場合の学習状況です。

7.「スライド6」の最後まで学習した場合、「終了」となります。

SmartBrain、IE9対応予定

CATEGORIES SmartBrainby.a.takeuchi0 Comments2010.10.02

IE9のベータ2がリリースされ1ヶ月余りが経過しましたが、今のところSmartBrainは、IE9に完全対応できていません。SmartBrainは、JQueryというJavaScriptのライブラリを使って、ドラッグアンドドロップなどのインターフェースを実装しています。このJQueryがIE9に対応していないので、IE9上では、一部機能が動作しないのです。

具体的には、

  • コースの並び替え(管理者向け機能)
  • コース内のSCO並び替え機能(管理者向け機能)
  • SmartBrain内で作成したクイズ教材の、並び替え問題などの回答操作(学習者向け機能)
  • などが動作しない状態です。

    IE9正式版がリリースされるころまでには、対応作業を完了させる予定ですが、現時点でIE9ベータ版を使ってSmartBrainを利用することは控えるようお願い致します。

    関連情報
    jQuery UI does not work on IE9…

    • 製品・サービス
      PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
      PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
      http://smartbrain.info/
      PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


      eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
      http://elearning.co.jp/
      eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


      コンテンツビジネス支援パック
      http://contentsbank.jp/

      Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
      Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
      http://pandastudio.tv/

      eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
      ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
      http://blog.elearning.co.jp/

    • アーカイブ
    • カテゴリー
    • Amazon
    • タグ