来週から、Ustreamの番組配信の改善プロジェクトを開始しようと思う。「きばらじ」という番組を開始して、ずいぶん沢山の改善や、いろいろなテクニックを使うようになった。番組の時系列で、どんな事をしているか、思いつくまま書き出してみたい。

番組用に改善しても、リストにしておかないと、その改善点、テクニックを忘れて使わなくなったりする。または準備不足で、利用しようとおもったら、本番中に準備ができていないので、青くなる。改善点、利用できるテクニックは、放送前に全部チェックして、いつでも利用できる状態で、本番に臨むようにしたい。

  1. 番組内容を、Webで告知すること。
  2. 番組内容を、Blogで告知すること。
  3. 特番は、プレスリリースを配信する。
  4. 配信画面の左下に、告知、番組内容のバナーを用意する。
  5. 関連するURLなどを、画面左下に出せるように、別twitterアカウントを用意する。
  6. 出演者用のPC、PC用の有線を用意し、インターネットの接続を確保する。
  7. 出演者用のiPhone,iPadの無線接続を用意し、インターネット接続を確保する。
  8. プレ放送(開始前の様子や開始時間の告知)をする。
  9. 独自ドメインを取得して、番組、タイムライン(ソーシャルストリーム)を埋め込むこと。
  10. 埋め込み可能な場所は、可能な限り埋め込むこと。(ブログ、会社ページ、パンダスタジオ、KIBAN.TVなど)
  11. 埋め込みをしてもらえるよう、呼びかけをするページを作ること。
  12. 裏方スタッフ用のインカムを用意する。
  13. 出演者用のカンペを用意する。(スケッチブック)
  14. カメラアングル内に入る効果的な小物を用意する。
  15. 65インチ液晶ディスプレイが、効果的に配置され、表示されるようにする。
  16. 天井(上)と、床(下)からの照明を用意する。
  17. セット(机や椅子)を効果的に配置する。
  18. ビデオカメラのメモリー(フォーマットをして空の状態になってること)を確認する。
  19. ビデオカメラをバックアップ用に録画する。
  20. ワイヤレスマイクなど、電池を利用するものは、すべてフル充電のものに切り替える。
  21. ビデオカメラも、バックアップ用にフル充電されたバッテリーを装着する。
  22. ICレコーダーで、バックアップ用に録音する。
  23. 配信用のマシンを事前に一度再起動しておく。
  24. 配信用マシンのハードディスク空き容量を確認する。
  25. 配信用マシンのCPUモニターを起動しておく。
  26. ブルーバックの時には、オートフォーカスが誤動作するので、マニュアルフォーカスに切り替えること。
  27. USTREAMの番組表サイトへ、放送の連絡をいれ、掲載してもらうこと。
  28. USTREAMのトップページにバナー申請をすること。
  29. 配信用のPCのバックアップを用意すること。
  30. イッチャーからの出力を、ノートでも受けてスタンバイをしてくこと。
  31. 電波時計を用意して、予定時間には放送を開始すること。
  32. 放送の残り時間が分かるような、タイマーを用意すること。
  33. Ustream Watershedに高画質版を配信する。
  34. Ustream側に、iPhone視聴可能な低画質のものを配信する。
  35. Livestream for Facebookに配信をする。
  36. CerevoLiveboxで配信をする。
  37. オープニングを入れる(映像と曲)を用意する。
  38. 出演者に音を返す。
  39. 出演者にプレビュー(スイッチした映像)を返す。
  40. 出演者のカメラ目線上にタイムラインを表示させる。
  41. 各マイクの音量、音のレベルを確認する。
  42. ミキサーでの音のモニターと、配信のモニターの2系統でモニターする。
  43. ノートパソコンの内蔵スピーカーで視聴して音を確認してくれるユーザーを確保するか番組で音を確認してもらう。
  44. オリジナルのソーシャルストリームを用意する。(ハッシュタグを設定する。)
  45. 番組名をテロップで入れる。
  46. iPadをテロップ(出演者名)や告知用に、表示をする。
  47. 出演者の名前をテロップで入れる。(wirecastで用意しておく。)
  48. 番組でクロマキー合成を行う。(色の抜けを確認するだけではなく、出演者の服の色を確認する。)
  49. クロマキー追加用のボードを用意する。(クロマキーの幕が足りないところを追加できるように、90cm四方のブルーの板を用意する。)
  50. クロマキー追加用の手袋を用意する。
  51. 大きな指示棒(先の大きなもの)を用意する。
  52. PCの映像や音を入れる。65インチ液晶に表示できるように準備しておく。
  53. zoomitの起動をする。
  54. 効果音を入れる。(ポン出し機を利用する。)
  55. Skypeで他の場所と接続する。
  56. Facetimeで他の場所と接続する。
  57. ハイアングルのカメラを利用する。
  58. エンディングを入れる(映像と曲)
  59. 番組のメイキング、番組中に撮影したもので、iPhotoを利用してエンディングを即席出作る。
  60. PinPで複数カメラを切り替える。
  61. タイムライン上のコメントを紹介する。
  62. エンディング(映像+音)を流す。
  63. 余韻タイムと次回予告時間を作る。
  64. 音から落とす。
  65. 映像を止める。
  66. タイムラインで紹介しきれなかったコメントにRTをつけて返事をだす。
  67. コメントをいただいた方は、全員フォローをする。
  68. バックアップを確認し不要箇所をカットする。
  69. Youtubeにもアップする。
  70. ブログに紹介する。
  71. Facebookに紹介する。
  72. アップロードの完成を、twittterで告知する。
  73. 音、映像、スライドは、1つのフォルダ(日付+番組名)にしてバックアップを取る。
  74. 番組終了後、良かった点、改善すべき点についてミーティングをする。
  75. スイッチャー(ビデオスイッチ担当者)は、番組を最初から最後まで見直して、スイッチの改善点がないか振り返りの時間を持つ。
  76. 視聴者数(同時)、のべ視聴者数を記録にとっておく。(バックアップフォルダにテキストで残す。)
  77. 気がついた改善点、ひやっとしたことは、メモしておき、次の改善点につなげる仕組みを作る。

METI Journal経済産業ジャーナルが面白い

CATEGORIES その他by.o.nakamura1 Comments2011.02.06

経済産業ジャーナル平成23年1・2月号


このブログでは、キバンインターナショナルの顧客企業、団体、組織の皆様が公式にアナウンスしている情報を、世間一般にもっと認知してもらおうと、勝手に紹介しておりますが、今回は、経済産業省経済産業ジャーナルについてご紹介したいと思います。この経済産業ジャーナルは、経済産業省のサイトで2ヶ月に1冊づつ発行されており、同Webサイトからダウンロード可能です。政策広報誌なので、もちろん無料でダウンロードできます。政策広報誌などと聞くとなんだか堅くてつまらないイメージがありますが、これは一般の雑誌にも引けをとらない趣があります。

では、最新の2011年1月号の内容はどうなっているでしょうか。

【最新号の特集】
・世界に羽ばたけ!中小企業
・「本物」を守れ!日本発!ACTA待望の大筋合意
・工夫がいっぱい!包装技術~2010日本パッケージングコンテスト~

【Top Interview】
菊地規泰さん「”守・破・離”の教え」
(平成23年1月4日更新)

となっています。文字でみると、やはり、つまらなそうな気がしてくるので、目次のページを張ってみましょう。

METI 1,2月号目次


はい、読みやすい紙面構成の工夫が見て取れ、役所の刊行物、のイメージがちょっと変わるのではないでしょうか。しかし、見た目がカッコイイから読んでくれ、といっているのではありません。内容に趣があります。

今回個人的にツボだったのは、「ACTAはこうして合意した」「工夫がいっぱい包装技術」です。
ACTAというのは、模倣品・海賊版拡散防止条約の事で、紙面によると、2010年10月に大筋合意がもたらされたそうなのですが、この合意の舞台裏、しかも土壇場でこんなドラマが!といった感じの紙面になっております。また、「工夫がいっぱい包装技術」の方は、日本最大のパッケージング分野でのコンテストである、日本パッケージングコンテンストの最高賞を受賞した12作品について紹介しています。
どちらも、当事者でない限りすぐになにか役に立つわけではないのですが、まったく無関係という程でもない、という絶妙なバランスの情報です。息抜きなどにサラサラ読むのに悪くないでしょう。無料ですし。

20ページほどの冊子なので、内容を深く掘り下げていくのは難しいのですが、普段は知らないマイナーな情報が掲載されており、目を通すと当事者でない限りどう役に立つかわからない知識が溜まりますので、とてもお勧めです。

METI Journal経済産業ジャーナルバックナンバー
http://www.meti.go.jp/publication/data/d110001j.html

地球温暖化問題の克服に向けて

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura0 Comments2011.02.05

2010年11月5日、GEO(地球観測に関する政府間会合)の閣僚級会合が開催され、全球地球観測システム(GEOSS)の実施やデータ共有についての話し合いが行われました。地球観測衛星のデータは、地球温暖化問題に貢献すると世界から期待されています。これまでJAXAのGEOでの貢献は、陸域観測技術衛星「だいち」やセンチネルアジアを中心とした災害分野にフォーカスされていましたが、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が本格的に運用を開始したことにって、炭素観測分野でも今後世界に大きく貢献しようとしています。

▼GEOの炭素循環監視に関する取り組みを紹介

 

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」


で、何が言いたいのかというと、この温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の運用にも、我々キバンインターナショナルのeラーニング製品が役にたっております。「ひまわり」や「こうのとり」に比べてなんだか陰の薄い「いぶき」ですが、空気のない、極度に寒かったり熱かったりする場所で彼女も頑張っておりますので、温室効果ガス、温暖化、という言葉をきいたら、皆さん是非、「いぶき」を思い出してやってください。

▼無骨な衛星写真じゃいまいちシンパシー沸かない方向け。擬人化「いぶき」
teardrop Public Affairs Dep. さんより引用しております。)

teardrop Public Affairs Dep. より引用


teardrop Public Affairs Dep. より

2011年3月16日(水)~18日(金)「第5回GEOSSアジア太平洋シンポジウム」を東京で開催
地球観測に関する政府間会合(GEO)が主催し、日本の文部科学省が協力するこのシンポジウムは、アジア太平洋地域の各国がGEOSSの普及や推進に向けた情報交換を行い、相互の共通理解を深めることを目的として開催されます。「アジア太平洋地域におけるデータ共有統合の実現に向けて」をテーマに、ジョゼ事務局長のGEO活動報告やGEO参加国からのGEOSS進捗状況の報告、テーマ別の分科会が開催されます。
プログラムの詳細、参加申し込み:第5回GEOSSアジア太平洋シンポジウム >>

zip圧縮の豆知識

CATEGORIES eラーニングby.a.takeuchi0 Comments2011.02.04

前回のブログでは、zipファイルの問題でPPT2FlashのSCORMパッケージがMoodle2.0.1上で展開されませんでした。原因を調査してみましたが,原因はMoodle2.0側のzip解凍アーカイバだったという背景がありました.

まず,zipフォーマットの説明から話を進めていきます.

zipファイルフォーマットとは

まずzipファイルフォーマットとは、複数のファイルをまとめるためのファイルフォーマットで、必要に応じて圧縮アルゴリズムを選択し、圧縮を行います。拡張子は、.zipです。

圧縮は zip アーカイブのオプションであり、圧縮が行われる場合はファイル単位に圧縮されます。

圧縮アルゴリズムとしては、一般的にはDeflateというアルゴリズムがあり、最も一般的なアルゴリズムです。

似たような名前のフォーマットとして、7zipやbzipなどがあります。これらはzip形式ではなく、違った形式です。

これらは、単にzipという名前を使っているだけで、zip形式とは別物です。

圧縮アルゴリズムDeflateというアルゴリズムを使用した、gzip,zlibがありますがこれらはヘッダー・フッターが異なりやはりzip形式とは異なります。

zipフォーマットのバージョン

.ZIP ファイルフォーマット仕様にはバージョン番号があります.各バージョンの主な機能は以下の通りです.

  • 2.0: ファイルエントリを Deflate で圧縮可能となった。
  • 4.5: 64 ビット ZIP フォーマットが記載された。
  • 5.0: DES, Triple DES, RC2, RC4 が暗号化のためにサポートした。
  • 5.2: RC2-64 を暗号化のためにサポートした。
  • 6.1: 承認されたストレージについて記載した。
  • 6.2.0: セントラルディレクトリの暗号化について記載した。
  • 6.3.0: Unicode (UTF-8) ファイル名のストレージについて記載した。サポートされるハッシュ、圧縮、暗号化アルゴリズムが追加された。
  • 6.3.1: SHA-256/384/512 の標準的なハッシュ値に訂正した。
  • 6.3.2: 圧縮メソッド 97 (WavPack) について記載した。

ソフトウェアでの使用例

ソフトウェアによっては、zip形式をデータ形式としている場合もあります。

例えばMicrosoft Office 2010のファイル形式,docx,pptx形式は、Office Open XMLを採用しています。実際のファイルの中身は、

document.xml
テキストコンテンツ
fontTable.xml
フォント表
settings.xml
設定情報
styles.xml
テキストのスタイル情報
webSettings.xml
Web用のスタイル情報
media
画像などのメディアファイルを格納するフォルダ
_rels
各パーツの関連性(リレーションシップ)を記述するファイルを格納するフォルダ

で出来ています。

他にも、ePubもzip形式を採用しています。

PPT2Flashで生成されたzipファイルがMoodle2.0で動作しなかった原因

今回,PPT2Flashで圧縮されたzipファイルがMoodle2.0上で正常に解凍できなかった原因は,「解凍側」にありました.Moodle2.0で使用しているzip解凍アーカイバに問題があり,正常に解凍されませんでした.Windowsエクスプローラで再圧縮しなおしたらうまく動作したのは,ここにあります.

先述した通り,zipフォーマットもバージョンアップを重ねており,解凍側(ここではMoodleで使用している)のアーカイバが対応していない場合もあります.

Moodle側のアーカイバがPPT2Flashのzipに対応していなかったため,Moodle上で動作しなかったというわけです.

OLPC をLive-CDで起動してみた

CATEGORIES eBooK, eラーニング, その他by.a.takeuchi1 Comments2011.02.04

OLPCとは、子供向けの100ドルPCで、主に開発途上国の子供向けのPCとして開発されているノートブックPCです。電力の無い地域でも使用できるように、巻き取り式(ひもを引っ張る)の充電器も搭載しています。また防水性能・耐衝撃性にも強い点もあります。僕も実際に触ったことがあるのですが、たしかに無線LANのアンテナからしても丈夫に出来ていました。

OLPC

OLPCは正にeラーニングに特化したPCなのですが、エンジニアである我々は中々手に入りません。「Give One Get One」というチャリティプログラムが以前あり、2台分のOLPCを購入することで、1台は開発途上国へ、もう1台は自分の手元へ、というものがあったのですが、現在は行われていません。

しかしながらソフトウェア開発をしたい、OLPCのWebブラウザに特化したWebアプリケーションを開発したい、という場合があります。

そんな場合のために、OLPC-Live CDがISOイメージで配布されています。

ダウンロードは、こちらから。

http://wiki.laptop.org/go/Live_CD#OLPC_Live_CD

Live-CDをPC上で起動するには、今回はVirtual Boxを使用します。

設定は、下記の通りにしました。

VirtualBoxの設定

VirtualBoxの設定

起動すると、この様になります。まずは起動画面

起動中の画面

起動中の画面

まずはユーザー名を入力します。

初期画面

初期画面

メインメニューはこのような感じです。

メインメニュー

メインメニュー

ブラウザを起動してみました。日本語は非対応のため、文字化けを起こしてしまいます。

ブラウザ

ブラウザ

現在はOLPCは日本語非対応ですが、OLPCはeラーニング端末としては良いツールではないかと思います。日本語化が期待されるところです。

eラーニングを実施する際に、サーバ(LMS)とコンテンツがそれぞれ異なった規格に基づいて構築されていると運用に支障をきたしますので、標準規格であるSCORMが定められました。日本eラーニングコンソシアムでは、SCORMに適合しているLMS(Learning Management System)を認証しています。

これらの認証は、LMSメーカーが自前で「SCORMに対応している」と表明しているだけでなく、第三者(ここでは日本eラーニングコンソシアム)によって認証されておりますので、規格への適合状況への信頼性は高いといえます。LMSを選択する場合は認証されたものの中から選択されることをオススメいたします。

TestSuite1.2.7によって動作が確認されているLMS(2011/02/04 現在)


クリックすると日本eラーニングコンソシアムのサイトに飛びます。

参考
▼国際標準規格のメリットとデメリット
http://elearning.co.jp/?page_id=735

▼SCORMについて (日本eラーニングコンソシアム)
http://www.elc.or.jp/tabid/252/Default.aspx

株式会社キバンインターナショナル(代表取締役 西村正宏)は、マルチシンガソングライター尾飛良幸氏と共同で、Ustreamなどのネット生中継番組のオープニングやエンディング音楽などを提供するソーシャルメディアパッケージを発売致しました。

これまでUstreamなどのライブ配信では、CD音源などをそのまま使うことができないなどの著作権上の制約がありました。また、その一方で番組のオープニングをオリジナルで作曲することはなかなか難しいという問題があり、多くの番組が音楽無しで続けられているという状態が続いています。キバンインターナショナルでは、AKB48などに楽曲を提供しているマルチシンガソングライター尾飛良幸氏と共同でオリジナル音楽を作ることで、番組内で自由に利用できる音源と、そのための機材を提供します。このパッケージを提供することで、番組に合わせたオリジナル曲と、配信に必要な機材のセットの提供を通じ、多くの番組サポートを目指しています。

日本初、ソーシャルメディア専用パッケージ「ソーシャルメディアパッケージ」

<商品概要>
・著作権制限のないオープニング・エンディング・番組中のバックグラウンド
・著作権制限のない効果音
・Roland サンプラー SP-404SX
また、このソーシャルメディアパッケージを使った場合の番組でどんな違いがでるのかを、尾飛様に紹介していただくUstream番組を配信します。
(アーカイブをページ下部で公開しております。)

<価格>
フルパッケージで購入する場合   150,000円
機器レンタルの場合  5,000円  (2泊3日 遠隔地の場合応相談)

※フルパッケージの場合 尾飛良幸氏による描きおろし OP、ジングル2曲、EDの合計4曲が付属します。
※機器レンタルの場合、尾飛良幸氏によるオリジナル楽曲はつきません。

<お問い合わせ>
お問い合わせは以下のフォームからお問い合わせ下さい。
http://ustreamer.jp/?page_id=2498

Ustream番組用ソーシャルメディアパッケージの発売記念番組

 

株式会社キバンインターナショナルでは、パンダスタジオhttp://pandastudio.tv/)のファンページhttp://www.facebook.com/pandastudio.tv)を作り、今日現在、800以上の「いいね」を頂いています。

試験的に、現在このファンページに、EC機能、ショッピングカートを取り付ける作業をしています。果たして、Facebook内での物販が、どのような形になるのか、どの程度販売できるのか、実験結果を公開していきたいと思います。

パンダスタジオのファンページで、EC機能、ショッピング機能が実装されました

▲パンダスタジオのファンページで、EC機能、ショッピング機能が実装されました

パンダスタジオのファンページ(Faceookページ)にEC機能を組み込み作業中

▲パンダスタジオのファンページ(Faceookページ)にEC機能を組み込み作業中

PPT2VoiceNeoをご利用中の皆様、辞書登録機能を利用しようとしたときに、このようなエラーダイアログが表示され、正常に登録ができない場合の対処方法が判明しましたのでお知らせいたします。

PPT2VoiceNeo辞書機能のエラー

PPT2VoiceNeo辞書機能のエラー

PPT2VoiceNeo辞書登録起動時のエラーメッセージ

PPT2VoiceNeo辞書登録起動時のエラーメッセージ

上記の場合、コントロールパネルより、以下の手順で言語、場所等を全て日本語に設定してください。(以下の説明はWindowsXPの場合となります。それ以外のOSの場合は、OSの手順に従って操作してください。)

スタートメニューよりコントロールパネルを選択

スタートメニューよりコントロールパネルを選択

スタートメニューよりコントロールパネルを選択します。

日付、時刻、地域と言語のオプションをクリック

日付、時刻、地域と言語のオプションをクリックします

日付、時刻、地域と言語のオプションをクリックします。

地域と言語のオプションをクリック

地域と言語のオプションをクリックします

地域と言語のオプションをクリックします。

地域と言語オプションのダイアログ

地域と言語オプションのダイアログ

地域と言語のオプションのダイアログが表示されますので、「表示と形式」のプルダウンを「日本語」に、場所のプルダウンを同じく「日本」に選択してください。

上記のダイアログを正しく設定することで、辞書登録機能が正常に動作するようになります。お困りの方、一度お試しください。

iPhoneアプリ開発ではUITableViewを利用する場合が多々あります。そこでちょっと変わったUITableViewの使い方を紹介します。

TableViewを回転させる

標準ではセルが上から下にかけて並んでいますが、TableViewを回転させることで任意の方向にセルを配置することが可能です。

通常のTableView

90度回転させたTableView

90度回転させたものは中に入っているTexLabelも回転させています。Viewを回転させるにはCGAffineTransform構造体を利用します。

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- (void)viewDidLoad {
CGAffineTransform rotate = CGAffineTransformMakeRotation(-90.0f * (M_PI / 180.0f));
[self.view setTransform:rotate];
[super viewDidLoad];
}

CGAffineTransformMakeRotationで回転行列を設定できます。ここでは、90度左に回転させるために−90度を設定しました。CGAffineTransformMakeRotationで指定できる角度はラジアンです。また、その値をUIViewのsetTransformというクラスメソッドに渡すことによって、回転させることが出来ます。また、90度以外にも中途半端に回転させることも可能です。

中途半端に回転させた図

加速度センサとの融合

これだけだとちょっとつまらないので、加速度センサと組み合わせてみました。iPhoneを傾けると、次のページ(セル)に移動するサンプルを作成してみました。

傾きを検知してスライドするサンプル

このプログラムはXcodeのデフォルトのUITableViewControllerのものを利用しております。RootViewController.mの実装は以下のとおりです。

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//RootViewController.h
#import
@interface RootViewController : UITableViewController {
NSMutableArray *cellList;
int rotateRad;
int indexRow;
UIAccelerationValue speedX_;
UIAccelerationValue speedY_;
UIAccelerationValue speedZ_;
}
@end

//RootViewController.m
#import "RootViewController.h"

@implementation RootViewController
- (void)viewDidLoad {
cellList = [[NSMutableArray alloc] initWithObjects:
@"P1",
@"P2",
@"P3",
@"P4",
@"P5",
@"P6",
@"P7",
@"P8",
@"P9",
@"P10",
nil];

indexRow = 0;
CGAffineTransform rotate = CGAffineTransformMakeRotation(-90.0f * (M_PI / 180.0f));
[self.view setTransform:rotate];
[self.tableView setScrollEnabled:NO];
[super viewDidLoad];
}

- (void)viewWillAppear:(BOOL)animated {
[super viewWillAppear:animated];
speedX_ = speedY_ = 0.0;
UIAccelerometer *accelemeter = [UIAccelerometer sharedAccelerometer];
accelemeter.updateInterval = 0.5;
accelemeter.delegate = self;
}

- (void)viewWillDisappear:(BOOL)animated {
[super viewWillDisappear:animated];
UIAccelerometer *accelemeter = [UIAccelerometer sharedAccelerometer];
accelemeter.delegate = nil;
}

- (void)accelerometer:(UIAccelerometer *)accelerometer didAccelerate:(UIAcceleration *)acceleration {
speedX_ = acceleration.x;
speedY_ = acceleration.y;
speedZ_ = acceleration.z;
rotateRad = 90+atan2(speedZ_,speedX_)*180/M_PI;

if(rotateRad>30) indexRow++;
else if(rotateRad<-30) indexRow--;
if(indexRow<0)indexRow=0;    if(indexRow>=[cellList count]) indexRow = [cellList count]-1;
NSIndexPath* indexPath = [NSIndexPath indexPathForRow:indexRow inSection:0];
[self.tableView scrollToRowAtIndexPath:indexPath atScrollPosition:UITableViewScrollPositionTop animated:YES];
}

// Override to allow orientations other than the default portrait orientation.
- (BOOL)shouldAutorotateToInterfaceOrientation:(UIInterfaceOrientation)interfaceOrientation {
// Return YES for supported orientations.
return (interfaceOrientation == UIInterfaceOrientationPortrait);
}

// Customize the number of sections in the table view.
- (NSInteger)numberOfSectionsInTableView:(UITableView *)tableView {
return 1;
}

// Customize the number of rows in the table view.
- (NSInteger)tableView:(UITableView *)tableView numberOfRowsInSection:(NSInteger)section {
return [cellList count];
}

// Customize the appearance of table view cells.
- (UITableViewCell *)tableView:(UITableView *)tableView cellForRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)indexPath {

static NSString *CellIdentifier = @"Cell";

UITableViewCell *cell = [tableView dequeueReusableCellWithIdentifier:CellIdentifier];
if (cell == nil) {
cell = [[[UITableViewCell alloc] initWithStyle:UITableViewCellStyleDefault reuseIdentifier:CellIdentifier] autorelease];
}

// Configure the cell.
CGAffineTransform rotate = CGAffineTransformMakeRotation(90.0f * (M_PI / 180.0f));
[cell.textLabel setTransform:rotate];
cell.textLabel.text = [cellList objectAtIndex:indexPath.row];
return cell;
}

- (void)dealloc {
[cellList release];
[super dealloc];
}

@end

ポイントは加速度センサから得られた値をもとに傾きを検出しています。今回はiPhoneを左右に30度傾けた時にセルの移動をするようにしました。また、色んなものと組み合わせれば面白いものができそうですね。

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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