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SCORM2004の特徴 – SN

CATEGORIES eラーニング, SCORMby.a.takeuchi1 Comments2010.01.07

SCORM2004には、Sequencing and Navigation という仕様があります。これは、SCO(学習単位)間の実行順序の制御を規定した仕様で、SCO内にSCO間のナビゲーションボタンを設置したり、LMS側のナビゲーションボタンの表示/非表示を教材側から制御することができます。SCORM2004対応の第1歩として、SCO間のナビゲーションを実装しました。テスト環境を公開いたしますのでどうぞご覧ください。

サンプルのコンテンツとして、eLCが公開している、少年野球「キャッチボールをしよう」を登録しています。このコースは、学習画面内に、次のSCO(学習単位)へ移動するボタンが設置してあったり、動画の再生が終わった時点で次のSCOへ進んだりするように設計されています。SCO間の移動制御を教材側で制御できるのが、SCORM2004の特徴のひとつです。

試用環境
http://10000.bz/elm/

アカウント
user002 / user002

株式会社キバンインターナショナル(東京都千代田区 代表取締役 西村正宏 http://elearning.co.jp)は、iPhoneにもPCの両方でシームレスに学習することができるeラーニングシステムSmartBrainhttp://smartbrain.info)の有料サービスの価格について発表します。

11月22日に無料で利用できるプランを発表してから多くの企業、大学、団体、塾の方に無料で利用していただきました。無料プランは継続しながら、 より大規模で利用したいお客様のために、有料プランを発表いたします。有料プランを、2010年1月11日より開始いたします。

株式会社キバンインターナショナルが掲げる「eラーニングをすべての人に!」という目標を実現するためにも、ASPでユーザー数無制限プランを月額2,100円(月額)~という非常に安価な価格から利用開始できる価格設定としました。

無料プランでお申し込みをいただき、無料プランから、オンラインで有料プランに申し込みをすることで、即、上位サービスである有料プランを利用する ことができるようになります。無料プランで、ユーザー数や同時接続数が制限されていましたが、有料プランを選択することで、これらの制限を緩めることや、 解除をすることができます。

無料プランと有料プランの各サービスは、下記の通り。

1.無料プラン

  • ユーザー数を20名(同時接続2名)までに限定して、すべての機能を無料で利用していただけけます。
  • 無期限に無料で利用することができます。
  • コンテンツは、合計1GBまで利用することができます。
  • サポートは、有料プランと同様に受けることができますが、有料サービスの方のサポートが最優先となります。
  • サポートは、回答を保証するものではありません。
  • 無料トライアルは下記のurlから。
    http://10000.bz/lms/system_registration/

2.有料プラン

  • 無料プランから、オンラインで有料プランに切替えが可能です。
  • 有料の料金プランは、2種類の体系があります。
  • 基本的に一度料金プランを選択した場合、運用中にプランを変更することができません。

【ユーザーIDプラン】(ユーザー数課金)

  • ユーザーのIDごとに、料金を支払うプランです。
  • 1ユーザー210円/月ごとになります。
  • ユーザー数は、月単位で10ユーザ毎に増減することができます。
  • (例)社員数50名の場合。50ID-20ID(無料分) 30名×210円=6,300円/月額

【同時接続プラン】(ユーザー数無制限・同時接続を制限)

  • ユーザー数が多いけれども、同時に利用する人数が少ない場合や、よく利用する月と、あまり利用しない月が分かれている場合におすすめのプランです。
  • ASPでユーザー数無制限プランが、月額2,100円/月~利用できます。
  • 同時接続(ログインして利用できるユーザー)1に対して、2,100円/月となります。
  • ユーザー数は無制限です。同時にログインして利用できるユーザー数により料金が決定されます。
  • 同時接続数を超えた場合は、それ以上にログインして利用することができません。
  • (例)たとえば、5,000名対象にeラーニングを行う場合でも、同時接続数100であれば、21万円/月なります。

SCROMの標準規格に準拠しながら、試験問題にカテゴリーをもたせることができるのか質問をもらった。SCORM2004 4rh版を見ると、実現できるようです。

SCORM2004 4th Edition のRTEからObjectivesの説明を抜粋です。

Objectives cmi.objectives Specifies learning or performance objectives associated with
a SCO.
4.2.17. Objectives
Instructional designers may wish to associate learning or other types of objectives with a
learning activity and its associated content object. SCORM does not define what an
objective is or place requirements on its use. However, SCORM does define how the
status of objectives, regardless of type, may be tracked during a learner experience, and
how tracked objective status may be used to affect sequencing evaluations.
For purposes of a learner experience, objectives are tracked by associating a set of
objective status information with each tracked objective through the use of an identifier.
The identifier used does not have or imply any semantics; it is only used to relate the
results of a learner experience with a content developer defined objective.
The Objectives are treated as a grouping of sets of objective status information for a
given SCO, which are used to track learning or other types of objectives associated with
the SCO. A SCO may have zero or more sets of objective status information.
Information tracked in the Objectives parent data model element is only available to the
SCO, and it is available for the duration of a learner attempt. An identifier is required to
differentiate between sets of objective status information. For a given SCO, all objective
identifiers must be unique.
Each set of objective status information consists of the following elements:
• Identifier: an identifier for the set of objective status information
• Score: a score (if applicable)
• Success Status: an indication of the success status for the objective (if applicable)
RTE-4-94 SCORM® 2004 4th Edition Run-Time Environment (RTE) Version 1.1
© 2009 Advanced Distributed Learning. Some Rights Reserved.
• Completion Status: an indication of the completion status for the objective (if
applicable)
• Progress Measure: an indication of a measure towards the progress of completing
the associated objective.
• Description: a brief, informative description of the objective

要約すると、1つのSCOに対して、複数の基準(カテゴリ)ごとの成績を記録できますということか、、、。

昨日(2009年12月9日(アセッサコミュニティは、SCORM2004仕様の中でも代表的な内容のシーケンシング・ナビゲーションについて、サンプルコンテンツを用いて構築と実施についての勉強会でした。【SCORM2004 シーケンシング設計と作成、およびSCORM技術者への移行】というテーマでした。

SATTのスタッフの方から、デモがありました。同一のSCOに対して SCORM ReloadEditorを用いて代表的な異なるパターンのシーケンシング設や作成について具体的なデモがありました。ReloadEditorについては、これまで触れる機会がなかったので、大変参考になりました。

SATTの皆さんの技術力の高さ、勉強熱心さに感心をしました。また、多くのSCOMRアセッサの方が真剣に聞き入っている様子や、申込者100%の出席とも聞いていますので、SCORMアセッサの皆さんが真剣にSCORMについて学ぶ意欲を持たれていることが分かり、とても嬉しく思いました。私たち[キバンインターナショナルでも、しっかり勉強をしていきたいと思います。

参考:SCORM ReloadEditorのダウンロード先
参考SCORM 1.2 対応 ReloadEditor

SCORM 2004 対応 ReloadEditor

SATTのスタッフの皆さんのブログ http://blog.satt.jp/article/135234880.html

▲SCORMアセッサコミュニティの様子

▲SCORMアセッサコミュニティの様子

株式会社キバンインターナショナル(東京都千代田区 代表取締役社長 西村正宏)は、eLearningWorld2009で好評を博した、eラーニングコンテンツ作成10のポイントをオンラインセミナーとして無料で提供いたします。

このオンラインセミナーは、オンラインセミナーサイトで閲覧することができます。

●eラーニングコンテンツ作成10のポイント オンラインセミナーの閲覧方法

1. 下記のURLにアクセスしてください。

http://e-seminar.info/

2. 閲覧したいセミナータイトルをクリックしてください。

eラーニングコンテンツ作成10のポイントは以下のページから再生が可能です。

http://e-seminar.info/?p=2561

3. 講座が再生されます。

※閲覧には、Flash Playerが必要です。

●株式会社キバンインターナショナルとは

株式会社キバンインターナショナル(http://elearning.co.jp/)では、「eラーニングをすべての人に!」という目標に向けて活動をしており、

その目標を達成するために、自社で製品・サービスを開発するだけではなく、日本・海外から優れた製品を探して皆様にお届け致します。

●連絡先

株式会社キバンインターナショナル

〒101-0021 東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル4F

URL:http://e-seminar.info

担当:中村(なかむら)、長谷川(はせがわ)

お問合せ先:下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

http://e-seminar.info/?page_id=12

簡単!安心!モバイルまで!eラーニング作成の10のポイント その1

簡単!安心!モバイルまで!eラーニング作成の10のポイント その2

簡単!安心!モバイルまで!eラーニング作成の10のポイント その3

本日、PPT2Flash ProfessionalQuizCreator、で作成したコンテンツの結合について、ご質問をいただきました。その内容を公開させていただきます。

以下の内容は、ご利用のLMSによっても違いますので、ご注意ください。

Q1.クイズを挟んだコースの構造について PowerPointの解説1、QuizCreatorの試験1、 PowerPointの解説2、QuizCreatorの試験2、 PowerPointの解説3、QuizCreatorの試験3という構成で1コースを作成するには、どのようにすればよいでしょうか?

ご利用のLMSが、1コースに対して複数教材を登録できるという前提で回答させていただきます。まず、SCORM教材では1つの教材ごとに起動、終了というステータスが管理されています。そのため、一つの教材として試験が何度も起動するのは許可されておりません。ですので、それぞれ一つずつの教材として、1コースに6教材という形式でコースを作成してください。また、SCORMでテストを作成する際、問題の合計点が、100点になるように作成する必要があります。(スコアーは、0~100の整数にする必要あり。)

この方法には、一つメリットがございます。全て一つのコンテンツとしてしまうと、受講が終わったか、そうでないかというレベルでしか成績が取得できません。しかし、6教材とした場合、それぞれの教材が修了したかどうかというレベルで進捗が管理できます。その点においても、教材は細分化したほうが管理しやすいといえます。

Q2.その際、3つのテストの総合結果を集計することは可能でしょうか?
弊社のLMSである、SmartBrainであれば可能です。上記のように、1コースに複数教材という形式でのコース作成が可能ですし、同じく弊社製品であるPPT2Flash ProfessionalQuizCreatorとの親和性も最適です。ぜひ、ご検討ください。

Q3.LMSへのクイズ結果の受け渡しについて  クイズの得点はLMSへ受け渡されるのでしょうか?
受け渡されます。

Q4.またクイズが不合格の場合、進捗ステータスはどのような値が受け渡されるのでしょうか?
進捗ステータスは、以下のような値で受け渡されます。念のため、受け渡されうる全てのステータスを列挙いたします。

合格:passed
不合格:failed
修了:completed
未履修:incomplete

上記は、あくまで一般的な成績の呼称と内部的な値です。実際のLMS上でどのように表示されるかは、LMSに依存しますのでご注意ください。

SmartBrain

SmartBrain

このたび、めでたく弊社の新しい製品である、SmartBrainが公開されました。弊社がeラーニングに注力するようになって以来、ずっとかかわってきていますので、なかなか感慨深いものがあります。過去の経験や、お客様の声を生かした、いい製品になったのではないかと社員一同自信を持っています。

LMS(LearningManagementSystem)の認証マーク

認証試験を通った場合、下にあるような認証マークがいただけます。これは、SCORM1.2に適合したことを認証していただけるマークです。ちなみに、Noのところの意味をここでご説明させていただくと、09年に2番目に認証されたLMSという意味です。残念ながら09年の1社目の製品ではありませんでした。

SmartBrainの認証マーク

SmartBrainの認証マーク

弊社のSmartBrainはSCORMで定義されているすべての成績をやり取りすることができるようになっています。これは、SCORMの認証レベルでは最高の認証レベルであり、RMS-RTE3と呼ばれるものです。そのため、SCORMに適合しているコンテンツであればすべて動作可能となっております。

弊社では、皆様に安心して学習していただける環境を構築するために、さまざまな方法で精度を高めています。認証の取得もその一環です。まだ始まったばかりのサービスであるSmartBrain。皆様に末永くご利用いただけるよう、社員一同いっそうの努力をしてまいります。

株式会社キバンインターナショナル(東京都千代田区 代表取締役社長 西村正宏)は、2009年11月22日に、PCでもiPhoneでも学習が可能な『eラーニングシステムSmartBrain』を発表しましたので、お知らせ致します。

SmartBrainは、20名までの無料で利用いただける「20ユーザー無料コース」をご用意しました。「20ユーザー無料コース」をご利用いた だき、eラーニングが導入の検討をしていただきたり、小さな組織で、試験的にeラーニングを始めることができます。SmartBrainは小さな組織から 数万人規模まで対応する柔軟性に富んだeラーニングシステムです。「20ユーザー無料コース」で、存分にその機能をお試しいただけます。

SmartBrainは、「eラーニングをすべての人に!」という目標に向けて活動の一環として、PCだけではなく、順次、Google Phone、Windows Phone(Windows Mobile)、BlackBerryなどのスマートフォンや携帯電話に対応させていく予定です。いつでも、どこでも、好きなときにeラーニングができる ように今後も開発を継続していきます。

eラーニングシステムSmartBrainの特長

■いつでも、どこでも、好きなときに

社員の時間を有効活用できるeラーニングシステムです。通勤や営業の隙間時間もiPhoneで学習することで時間の有効活用が可能です。

■20名まで無料

登録・利用までの手続きは非常にシンプル、スピーディ。すぐにご利用可能です。また、20名(サーバー容量1GBまで)無料で利用できます。利用者の増加、eラーニングの定着まで、費用をかけずに利用することが可能です。

■国際標準規格のSCORMに準拠

eラーニングの国際標準規格であるSCORM1.2に準拠しており、日本イーラーニングコンソシアム(eLC)のSCORM認証テストにもLMS-RTE3という最高レベルで適合検査に合格しています。

■多言語に対応

日本国内だけでなく、海外での利用も可能なように、日本語・英語・韓国語・中国語に対応しています。

■オンラインで手続き完了

無料コースの利用、有料コースへの変更、各種手続きをオンラインでスピーディーに行うことが可能です。

■KiBAN int発売のオーサリングツールでの動作を保証

eラーニング教材作成ソフト、PPT2Flash ProfessionalQuizCreatorDemoCreatorWebVideoAuthorLectureMAKERのオーサリングツールでの動作します。また、iPhone用のコンテンツとしてPPT2Mobileもご利用いただけます。

■eラーニングの専門家による安心のサポート

eラーニングの専門家資格を持ち、中央官公庁・金融機関・保険業界など、これまでにeラーニング導入のノウハウを蓄積してきたスタッフによる安心のサポート。ラーニングの専門家資格を所持したスタッフがお問い合わせに対応いたします。

●本件に関するお問い合わせ

■会社名
株式会社キバンインターナショナル
http://elearning.co.jp/

▼ホームページURL eラーニングシステムSmartBrain
http://smartbrain.info/

無料プランで、すぐに利用できます

  • 登録作業から2-3分程度で、すべての機能が利用できるようになります。
  • 有料プランに変更するまで、課金されることはありません。
  • 無料コースのドメインは、http://id.10000.bz (id部分は希望の文字)となります。
  • ドメインはiPhoneでの入力のしやすさを考え、満点ビジネス(10000.bz)としています。

オープンソフトウェアであるLMS”Moodle”は、SCORM1.2及びSCORM2004に対応しており、SCORM1.2についてはADLの認証を受けています。

今回は、キバンインターナショナルで販売しているPPT2FlashProfessionalで作成した教材がMoodle上で動作するかどうかを、サポート範囲外とはなっていますがお客さまからのお問い合わせが多いため、今回検証してみます。

今回使用するMoodleは、2009年11月16日現在の最新安定版(Ver 1.9.6)を使用します。

PPT2FlashProfessionalのバージョンは、4.5.0.29です。PPT2FlashProfessionalでは、SCORM教材ファイルを次の通りに設定してパブリッシュします。

タイトル:日本語(2バイト文字)を使うと文字化けを起こしますので、英文字を使用してください。

Standard:”SCORM1.2″を選択

LMS:Standard

SCO分割:お好みで設定してOKです。ここでは、”プレゼンテーション全体を1つのSCOとして出力”

文字コード:UTF-8

パブリッシュ時の設定画面

パブリッシュ時の設定画面

これで「変換」をクリックすると、パブリッシュが開始され、「マイドキュメント」フォルダの「Wondershare PPT2Flash」にzipファイル(ここではtestcase.zip)保存されます。今回使用したパワーポイントファイルは、こちらにアップロードしました。

Moodle上でSCORM教材をアップロードするには、まずコース上で「編集モード」をオンにし、「活動の追加」ドロップダウンメニューより、「SCORM/AICC」を選択し、先ほどPPT2FlashProfessionalで作成したzipファイルをアップロードします。

詳細なアップロード方法は、Moodleの公式サイトのドキュメントに最新情報が随時更新されて公開されています。

では、実際に動作させてみましょう。

Moodle上での動作画面。無事動作しました

Moodle上での動作画面。無事動作しました

無事に動作しました。成績情報もとれています。

成績情報もきちんととれました

成績情報もきちんととれました

ちなみに、Moodleのバージョン1.9.6でも、Weekly Build の最新版(11/19現在なので、18日ビルド版です)

Weekly Buildとは毎週水曜日にCVSのコードが自動でビルドされ、リリースされます。

この検証時には同じ1.9.6でも3週間ぐらい前に自宅のサーバに構築したMoodleで検証作業をしていたのですが、なんとパブリッシュしたSCORM教材が再生されない現象が発生しました。

Moodle側に原因があるのか、PPT2FlashProfessionalに原因があるのかは、突き止めることができなかったのですが、現行最新版では動作しました。

今回検証に使用したSCORM教材(zip)ファイルをアップロードしておきますので、よろしければ検証用にお使いください。

testcase.zip

また、Moodleは近日中にマイナーバージョンアップされ、11点の脆弱性を修正したバージョン1.9.7がリリースされるそうです。Moodle管理者の方は、リリースされ次第アップデートされることをおすすめします。(尚、Moodleのインストール・アップデート方法などは、弊社ではサポートしておりません。)

先日、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催のIPA Forum 2009 で併催された日本OSS貢献者賞・奨励賞授賞式に出席し、その後受賞者の方々やIPAの担当者とお話しできる、「情報交換会」にも招待されたのですが、その際IPAの方から沢山資料をいただきました。その後なかなかまとまった時間がとれず、資料整理の時間が無く、放置したままでした。最近になって、ようやく目を通すことが出来ました。

IPAさんから頂いた資料の数々

IPAさんから頂いた資料の数々

特にその中の、”「見える化ツール&データベース カタログ2009」(一番手前のカタログです)”が非常に興味深く、その中にeラーニング教材を開発しているとの記述があったので、今回はこれを紹介したいと思います。

■ITセキュリティ評価・認証に関するe-Learning用教材

IPA セキュリティセンターでは、ITセキュリティ評価・認証の普及・啓発を目的に、情報セキュリティシステムにおける役割やその仕組みの基本を習得するための入門的なe-Learning用コンテンツを開発しました。

今 回開発したe-Learning用コンテンツに関しては、「開発者(管理者)」、「開発者(実担当者)」、「調達仕様作成者(管理者)」、「調達仕様作成 者(実担当者)」、および「大学教員」の5つのタイプの学習対象者を想定し、学習モジュールを組み合わせて対象者毎の教材を作成しました。

IPA ITセキュリティ評価・認証に関するe-Learning用教材 より引用

社内における情報セキュリティ教育は、今後の情報化社会において必要不可欠な要素ですが、eラーニング教材を作成する手間などがかかったり、時間がなかったりします。IPAにおいてもこの現状を重く見ているようで、情報セキュリティ教育用eラーニング教材を作成しているようです。

特筆すべき点としましては、これらの教材はSCORM1.2に対応しているということです。

IPAのWebページによりますと、

  1. サーバ(LMS)環境
    本教材はSCORM1.2対応LMS上で動作します。
    なお、コンテンツの動作を確認したLMSおよびバージョンは、以下のとおりです。
    また、サーバの動作環境は、各LMSの仕様に定めるとおりです。

    • LMS:HIPLUS on Web08-20
  2. 教材作成ツール:教材編集エディタ(標準規格対応版)08-20

とのことです。

SCORM1.2対応のLMS上で動作するとのことですので、とりあえずMoodle(1.9.6)で動作させてみました。

Moodle上でも一応動作

Moodle上でも動作

その他、IPAでは暗号化技術を解説するeラーニング教材も開発しています。(http://www.ipa.go.jp/security/fy19/development/e_Learning_Cipher/) こちらはSCORM対応はしていないようです。

今後も、IPAのeラーニング動向にも注目したいですね。

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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