こんにちは。株式会社キバンインターナショナルの蔡(チェ)です。
ミレニアムプロジェクトで予測した2030年の中、教育と関連がある部分の内容をご紹介します。
(元データは、韓国のeラーニング大学院カフェーより:http://cafe.daum.net/E-LEARNING/SB9V/62)
教育(EDUCATION)
1. 未来には、「授業時間」という概念が完全に消えるでしょう。
高度のネットワーク時代になれば、教授及び先生たちは自分の仕事と日常生活をモザイクのように編まれた形態で運営しなければならない。
学生の生活も類似の形態となり、未来には自ら勉強する訓練が一番重要な教育関連イシューに浮び上がるでしょう。
2. 文字メッセージ、マイクロブルロギング及び、その他オンライン媒体の過度な使用は学生たちの書き取りと学業能力に否定的な影響を及ぼすでしょう。
学生たちがキーボードで文を書くことに慣れると、速度が早くなる反面いざ重要な内容を見逃しやすくなる。子供たちがインターネット環境で育った結果、正しくない表現を大まかに書くことに慣れてしまう。
このために大学は、新入生に書き込みに対する部分を再整備するために多くの時間を割くようになるでしょう。また、職場ではもっと多くの書き込みコーチが必要となるでしょう。
3. 中国がインターネット教育分野を善導するようになるでしょう。
貧しい地方地域の労動人口を教育しなければならない状況で、中国は、インターネットで大部分の国民を教育させることに成功する一番目の国家となるでしょう。
中国は、2003~2007年まで、地方地域に住む人口を教育するためのシステムを取り入れるのに約 1兆ウォンを投入した。
4. ソーシャルネットワークメディアがもっと協力的な学びの体系を提供するでしょう。
「ネット世代(net generation: N世代)」と呼ばれる現在の青少年たちは、SNS メディアを遊びだけではなく、学問の道具としても使うでしょう。
したがって、彼らの学業は以前より、より少なめに競争的で、チーム単位で働く形態に変わるでしょう。
教師たちもこれ以上、詰めこみ主義の受動的な教育学モデルで学生たちを教育してはいけなきなるでしょう。
5. 未来教育では、対人関係の技術も教えるようになるでしょう。
今日、ソーシャルメディアの世代は、読み-書き取り-演算の基本教育以外に、自分の訓練と責任、メディアの理解など、社会的素養面で脆弱な部分を現わした。
グループ別の実習、クラス討論など、他の学生たちとの意思疎通ができる多様な活動を用意しなければならないでしょう。
6. 未来には博士の学位所持者がもっと有り勝ちになるでしょう。
アメリカの国立科学財団の調査によれば、アメリカの国内博士の学位取得者の数字は、2008年現在、4万 8,802人に達し、6年連続増加している傾向を見せたと発表した。
博士の学位所持者の中、3分の 1は、他の国家出身であることで明らかになった。過去、10年間で電算学及び工学博士は、20% 以上増加した一方、教育学を除いた人文学分野では減少する傾向となった。
7. 2020年、学校では、本とペン、紙などをアナログ媒体で、読み・書くことができる方法を模索するでしょう。
デジタルとアナログ的な道具が、適切に混合した時こそ、知識が一番效果的に体得されることができるという認識が広がり、教師と学生たちの間では、アナログ的な部分をカリキュラムの必須要素と見るようになるでしょう。
8. 未来の大学では、これ以上教室での授業が重要ではない。
次の世代には、学生本人が願う所に住みながら、かなり多い数の科目をオンラインで受講するようになるでしょう。
また、国際的に認証された機関を通じて学位を取得する事がもっと頻繁になるでしょう。しかし、高度に世界化された環境でも、学生たちは相変らず「キャンパス」という空間で、同じ年齢集団との交わりを続くでしょう。
【参照 : UN未来報告 3, 朴栄淑・ジェロームグレン・テドゴドン作, Kyobo文庫, 2010】