PPT2FlashやWebVideoAuthorで、動画教材を作る際の注意点を紹介します。
PPT2FlashとWebVideoAuthorは、Flashを利用しているのですが、Flashには、フレーム数の上限があります。
フレーム数は、動画の秒数×フレームレートで計算でき、この値が16000を超える動画は、途中までしか再生されません。
例えば、フレームレート30fpsの場合
533秒×30fps=15590
8分33秒
フレームレート24fpsの場合
666秒×24fps=15984
11分6秒
上記の時間を過ぎるような動画であった場合、16000フレームを超えてしまうため、途中で動画が再生できなくなります。
フレームレート30fpsで10分の動画は、フレームが上限を超えてしまうため、途中で停止されますが、フレームレートを24fpsとすると上限が約11分なので、問題なく動画を再生することができます。
このように、フレームレートを変更することで動画を正しく再生することができるようになります。
PPT2Flashでは、出力設定でフレームレートを変更することができます。
WebVideoAuthorでは、インポートする動画のフレームレートを変更してください。
フレームレートを変更しても16000フレームを超えてしまう場合、動画を分割して、一つ一つの動画のフレーム数を16000に収まるようにお願いします。
Flashのフレーム数については、こちらをご覧ください。