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ネット活用塾の木村さんから、Kindle本を使ってちょっと変わったブランディングについて。

http://netjuku.org/kindle

ネット活用塾では「キンドルマーケティング・SEO」も兼ねてアマゾンのキンドルスト­アから電子書籍を発行しています。キンドルストアからの出版にご関心のある方はお気軽­にご相談ください。
こんな方にお勧めです。

・自費出版したいが費用をかけられない方
・紙の本の出版が出来ない方(出版社に相手にされない)
・ご自身や企業などのブランディングをしたい方
・アマゾンのKindle本を使ったSEOに興味のある方

※キンドルマーケティングは書籍の販売よりもプロモーションやPRなどを目的にしてい­ます。

net_katuyou

  

このたび、株式会社キバンインターナショナル(本社:東京都千代田区、代表取締役:中村央理雄)は、ネット活用塾(有限会社飄現舎)と共同開催で、6月3日に「アマゾンKindle本出版セミナー」を開催いたしますのでお知らせいたします。

  

【アマゾンKindle本出版セミナー 概要】
さぁ、Kindle本を作ろう!
「アマゾンKindle本出版セミナー」これからKindle本を作ろうという人のために
こんな面白い、可能性を秘めたメディアはありません。その面白さをお伝えします。

日本のKindleストアの開設は2012年10月25日で、すでに1年半が経過しました。
kindle本は簡単に作れて、ブランディングなどマーケティング効果抜群ということもあって、紙の出版社以外の人たち(個人も含めて)がどんどん出版しています。
今回のセミナーでは、Kindle本を出版するに当たって準備すべきこと、本の作り方、販売管理などの他に、もっと別の視点から電子書籍を捉える考え方、見方について解説いたします。

「Kindle本で夢の印税生活?」
Kindleストアがオープンして間もない頃には、このような甘いフレーズがネット上に流布された時期もありましたが、そんな旨い話はありません。
Kindle本が●万部、といったキャッチーなコピーもありましたが、嘘っぱちです。
ネット活用塾ではこれまでに13冊のkindle本を出してきましたが、そこには失敗もありました。
その具体的な事例もご紹介します。

【セミナープログラム】
1)前半(Kjndle本をどう捉えるか?)
 ・電子書籍は本に非ず
 ・Kindleマーケティング
 ・企画やテーマの見つけ方
 ・本の量産方法
 ・Kindle本の意外な活用法

2)出版実務
 ・アカウント開設準備
 ・米国TIN(Taxpayer ID Number)の申請
 ・Kindle本のフォーマット
 ・出版手順
 ・収益の仕組み

【開催概要】
日時:6月3日(火) 13時~16時
会場:パンダスタジオ(秋葉原)
参加費:3,000円/人
定員:15名程度

【申込方法、その他お問い合わせ】
質疑応答のほか、無料相談あり。
詳しくは以下のURLを御覧ください。
⇒ http://netjuku.org/kindle_study

今回のeラーニングこぼれ話バックナンバーは、初心者向けコンテンツ「eラーニングって何?」です。どうぞご覧下さい。

キーワードは「コスト削減」と「教育効果」2010年2月4日発行
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eラーニング導入こぼれ話 Vol.0024

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「最高の学びをすべての人に!」

こんにちは!いつも大変お世話になっております、株式会社キバンインターナショナルの田中です。

今回は超基礎編。「eラーニングって何?」をお届け致します。最近はeラーニングという言葉の定義自体が広がってきていますので、最近はじめたばかりの方も、長く使っていらっしゃる方にもお役に立てる内容です。

▲eラーニングって何?

▲eラーニングって何?

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●今回のポイント
1. eラーニングって何?
2. いつでもどこでもマルチメディア学習
3. 導入3分。コスト10分の1。
4. eラーニングは「何」の為?eラーニングは「誰」の為?
5. でも、 本当に必要なの?

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===(お知らせ)=====================

『Ustreamで会社をPRする本』鶴野 充茂 (著), 西村 正宏 (著)
が中経出版より発売になりました。
弊社、株式会社キバンインターナショナル代表取締役社長 西村正宏が共著者のひとりです。ぜひ読んでみてください。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4806139270?ie=UTF8&tag=kibanint-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4806139270

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【main contents】eラーニングって何?

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●eラーニングって何?

eラーニングとは、ひとことで言うならば、コンピュータを使って学習することです。

デスクトップパソコン、ノートパソコン、iPhoneなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットデバイス、さらにはニンテンドーDSやPSPなどのゲーム機など、さまざまな機器で学習すること全般を指します。

これらデバイスの開発は日進月歩です。最近では日本でもKindleやReader、GALAPAGOSなど電子書籍専用の端末も普及しはじめるなど、どんどんと新しいeラーニングの形態が生まれてきています。

●いつでもどこでもマルチメディア学習

▲マルチメディア学習がeラーニングの特徴

▲マルチメディア学習がeラーニングの特徴


eラーニングの特徴は、マルチメディア学習。動画、静止画、音声、テキストなど、あらゆる電子データを活用することができます。

マルチメディアとデバイスの組み合わせで、いつでもどこでも、学習できます。電車などの移動中。会社や自宅のデスク。ソファでくつろぎながら。スマートフォンなどの小型デバイスであれば、横になりながらでも学習することができます。

●導入3分。コスト10分の1。

昔はeラーニングといえば、導入が面倒くさい、ログインが面倒くさい、という弱点があったものです。しかし最近では、クラウド型サービスの普及により、気軽に導入、ログインできるようになっています。私たちキバンインターナショナルのSmartBrain ( http://smartbrain.info/ )なら3分ほどの入力作業でお使い頂ける簡単さです。

導入コストも、昔のeラーニングしかご存じない方は、コストが10分の1ほどになり、「え!今はこんなに安くできるの!?」と驚かれるものです。

●eラーニングは「何」の為?eラーニングは「誰」の為?

▲集合研修にコストがかかりすぎている場合は導入を検討する価値があります。

▲集合研修にコストがかかりすぎている場合は導入を検討する価値があります。


そもそも、eラーニングは「何」の為にあるのでしょうか。
eラーニングを活用することで、いつでもどこでも学習可能になります。すなわち、時間とコスト、2つの面で、効率的な学習が可能になるというメリットがあります。

では、eラーニングは誰の為のものでしょう。
主に、集合研修にコストがかかる企業などの団体や、忙しいビジネスマンなどにご活用頂くことで、時間とコスト面でお役に立つことが出来ます。

●でも、 本当に必要なの?

eラーニングが安くなったのは分かった。便利になったのも分かった。でも、本当に必要なのでしょうか。

必要もないものにお金をかける必要はありません。導入する際には、コスト対リターンを検討すべきです。

そこで、eラーニングが必要な、主なシチュエーションを3つ後紹介します。

・ひとつめは、社内教育など、外部に公開したくないコンテンツをクローズドな環境で運用したい場合。

・ふたつめは、学習者がたくさんいて、誰が何をどれだけ学習したかを、個別に、あるいはグループごとに把握、管理したい場合。

・みっつめは、学習者が知識を身に付けたかテストし、自動採点、自動集計したい場合です。

これらに当てはまる場合は、時間面とコスト面で大きなメリットがでてきますので、まだお使いになっていない場合は、ぜひ一度、無料でお試しください。

他社のeラーニングマネジメントシステムをお使いの場合も、比較してみてください。コスト面、使い勝手の面で、違いを感じて頂けると思います。

●iPhone、iPad、PC、ブラウザを選ばず学習できる

LMS(ラーニング・マネジメント・システム)
『SmartBrain』・・・1ユーザー210円/月(税込)
20ユーザーまで無料。お試し登録はこちらからどうぞ。
http://smartbrain.info/?arigatou20110131

●今回のお話はeラーニングでもご覧頂けます。

の「ユーザー登録」から登録後、ログインが必要です。

( パスワードをお忘れの場合、ログイン画面で「パスワードへルパー」をクリックしてください。このメールマガジンが届いているメールアドレスを入力すれば、新しいパスワードが発行され、ログインすることができます。)

ログイン後、
「【毎週更新】eラーニング導入こぼれ話」→「eラーニングって何?」をクリックでご覧頂けます。

━━(編集後記)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

eラーニングといっても、捉え方は人それぞれのようです。というよりも、知らない人は全く知らないので、「eラーニングって何?」という方もまだまだ多いと思います。

この当たり前のことに立ち返って今回の記事を書いてみましたがいかがでしたでしょうか。eラーニングに関してこんな記事を書いて欲しい等のご要望がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
http://www.kiban.jp/?page_id=7

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今後も役立つコンテンツを公開して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

Amazon Kindle3が8月27日に発売されました。日本で最初に発売されたKindle2からかなり改善されていますので、まとめてみました。

Wifi版と3G+Wifi版の2種類

Kindle3から、Wifiモデルと3G回線+Wifiモデルの2種類になりました。
Wifiモデルは139ドル、3G+Wifiモデルは189ドルと異なり、いずれのモデルも200ドルを下回りました
自宅だけで書籍を購入できればそれでいい、という人はWifiモデルで十分だと思います。

サイズ・重さ

画面サイズはKindle2,3共に6インチ、600×800ピクセルですが、サイズ・重さを比較してみると、
Kindle2 203.2mm x 134.6mm x 9.1mm 289g
Kindle3 190mm×123mm×8.5mm 241g(Wi-Fi版), 247g(3G+Wi-Fi版)
と、Kindle3では約50g軽くなっています。

バッテリー

バッテリーの駆動時間も大幅に改善されています。
Kindle2 5日(3G回線使用時)、2週間(3Gオフ時)
Kindle3 約10日(3G+Wi-Fiオン時)、約3週間(Wi-Fiオン時)、約1ヶ月(無線オフ時)
Kindle3では最長で1カ月まで使用できます。

日本語フォントに対応

Kindle3には、日本語フォントが搭載されました。これにより、Mobipocket形式のファイルも日本語で表示できるようになりました。
amazon.co.jpで電子書籍サービスが開始される日も近いかもしれません。

WebブラウザがWebKitベースに

“試用版”として搭載されていたWebブラウザがWebKitベースになり大幅に改善されました。また日本語フォントを搭載したことから、日本語のページも表示できるようになりました。
今回の新Kindle登場で一番大きかったのは、個人的には”日本語フォント搭載”かと思います。
Amazonが日本で電子書籍サービスを展開する日も、近いかもしれません。

iPad版Kindleを使ってみた

CATEGORIES iPad, kindle(キンドル)by.a.takeuchi14 Comments2010.05.11

iPad版Kindleの起動画面です。一瞬で起動してしまうため、スクリーンショットの撮影に苦労しました。

Kindle起動画面

Kindle起動画面

書籍一覧画面です。表紙が一覧表示されています。

書籍一覧/カバー画像一覧

書籍一覧/カバー画像

書籍のタイトル一覧も表示できます。

書籍一覧/タイトル

書籍一覧/タイトル

早速書籍を開いてみました。iPhoneアプリ開発についての書籍です。Kindleなのにカラーです。中のページもカラー画像が数え切れないほど入っています。正直いって、印刷版より、クオリティー高いです。

表紙

表紙/カラー表示もばっちり

実際の本をよむようにページをめくることができます。

ページめくり

ページめくり

簡易アニメーションに切り替えたほうが読みやすかったです。

ページめくり(簡易アニメーション)

ページめくり(簡易アニメーション)

ページにしおりをはさんでみました。

しおり

しおり

スライダをつかって一気にページ送りできます。

スクロール

スクロール

表紙や目次など特定のページにジャンプすることもできます。

ジャンプ

ジャンプ

多くの人がマーキングしている箇所を表示できます。

人気箇所

人気箇所

小さな文字が読みづらい人も心配無用!

文字サイズ拡大

文字サイズ拡大

セピア調に切り替えてみました。

セピア

セピア

白黒反転もできます。

白黒反転

白黒反転

横置きで見ることもできます。

横長表示

横長表示

iPadは4万8800円~なので、3万円程度で手に入るKindle2よりは高いです。でも、その差額を補って余りある快適さでした。

Amazon Kindleを購入してから数カ月。Technology Reviewを購読したり、PDFドキュメントを大量に入れておいてすぐに読めるようにしておいたり、更には漫画をスキャンしてPDFにして読んだりしています。

おかげで、バッグが軽くなり、通学や通勤が楽になりました。

ところで、Kindle Storeは、未だに日本語書籍に対応していません。私は技術書として普段オライリーの本を愛読しているのですが、Kindle Storeで発売しているオライリーの電子書籍は当然英語。これから技術を習得しようとしているのに、更に英語とは、正直無理です

なのですが、オライリー・ジャパンは、Ebook Storeというサービスを展開しておりまして、一部書籍をPDFで更に2割引で販売しています。

オライリー・ジャパン Ebook Store

早速、「初めてのFlash Video」 を購入してみました。クレジットカード決済ですぐに購入出来ました。

ダウンロードしたPDFファイルを、Kindleに入れてみました。

初めてのFlash Video

いい感じに映っています。

縦表示では少々文字が小さいです・・・

なのですが、縦表示では少々文字が小さく、可読性に問題があります。

横表示にすると、はっきり読めます

そこで、横表示にしてみました。これならしっかり読めます。

英単語であれば文字列検索可能ですので、なかなか便利です。例えば、”FFmpeg”といったキーワードでも検索可能です。

またPDFファイルですので、PC,iPhone,その他対応しているスマートフォンでも閲覧可能です。PDFファイルには、1ページずつフッターに自分のメールアドレスが記載されており、第三者への流出を防止しています。

紙媒体版と比較してみましたが、Kindleに入れた方がコンパクトです。なおかつ、必要な部分はしっかり読めています。以前はオライリーの分厚い本も持ち歩いて空き時間に読んでいたのですが、これならバッグも一気に軽くなります。

紙媒体版とKindleに入れたPDF版

今回ご紹介したオライリー・ジャパンのEbook Store,PDF対応数は順次増やして行くそうです。どんどん増えてくれると嬉しいですね。

Kindle for BlackBerry

CATEGORIES BlackBerry, iPhone, kindle(キンドル)by.a.takeuchi1 Comments2010.02.19

Amazon、「Kindle for BlackBerry β」をリリース

米Amazonは2月18日、カナダのResearch In Motion(RIM)製スマートフォン向け電子書籍リーダー「Kindle for BlackBerry」のβ版をリリースした。米国のBlackBerryユーザーは同アプリを無料でダウンロードできる。

 Amazonはハードウェア版のKindleのほか、PC版、iPhone版のKindleアプリをリリースしており、今回加わったBlackBerry版を含むすべてのKindleで読みかけのコンテンツを同期させることができる。

 米調査会社comScoreによる第4四半期(10~12月)の米携帯電話に関する調査によると、BlackBerryはスマートフォンOSシェアで41.6%で首位。iPhoneは25.3%で2位につけている。

BlackBerry版 Kindleプレイヤーのベータ版がリリースされたようだ。日本ではあまり見かけないBlackBerryですが、米国内ではiPhoneを超えるシェアを誇っています。近い将来、どのスマートフォンでも、Kindleの書籍を読めるようになりそうですね。

Amazon Kindleには、書籍の読み上げ機能があります。この機能、リスニングの勉強にもってこいです。

この機能、合成音声による読み上げなのですが、ところどころ間の置き方が不自然である以外は、かなり自然な音声で読み上げることができます。また読み上げ速度を3段階に調整できるので、初心者から上級者までリスニングの練習ができます。もちろんPodCastなどでもリスニングの練習はできるのですが、耳だけからの情報では、聞き取れなかった単語を後で確認することができません。その点、Kindleでは、文字データを読み上げているので、いつでも元原稿を確認することができます。自分の目で読むと、どうしても細かいことが気になってしまい、なかなか最後まで読み終わらないのですが、音声読み上げなら、とりあえず、最後まで読み(聞き)進めることができて、限られた時間で多くの英文に触れることができます。実際、通勤時間の30分程度でも、3000ワード分ぐらいなら十分クリアできています。

このように、音声読み上げを使うと、効率的に英語を勉強できるのですが、全ての書籍が音声読み上げに対応しているわけではありません。

手元にあった書籍の、音声読み上げ対応状況を調べてみました。

    音声読み上げ対応

  • Forbes
  • Opinionated
  • Midnight in Madrid
  • Python Cookbook
  • Newsweek
  • Technology Review
  • Financial Times
  • PC Magazine
    音声読み上げ非対応

  • Verbal Advantage
  • The New Oxford American Dictionary
  • Life Makeovers: 52 Practical & Inspiring Ways to …

音声読み上げに対応していないのは、技術的な問題ではなく、契約上の問題のようです。
The Stand などキング作品の一部で Amazon Kindle の読み上げ機能が非対応に

音声読み上げ対応かどうかは、Kindle Storeに表示されていますので、購入前にご確認ください。

音声読み上げ

音声読み上げ

AmazonのKindle用の電子ブックをどうやって出版するかを調べてみましたが、驚くほど簡単です。Digital Text Platform(https://dtp.amazon.com/mn/signin)からAmazon.comのアカウントでログインして、4つのステップで、データを入力していけば、電子書籍を出版できるようです。ISBNが必要ですので、個人向けではなく、出版社(それも小規模な出版社向け)ではないかと思います。

  • Web上から手続きが完了する。
  • amazon.comのアカウントがあれば良い。
  • Web上から、売り上げの状況を確認できる。
  • 電子書籍のフォーマットには自動変換してもらえる。
  • 売り上げの35%~70%を、もらうことができる。

著作権料として70%を得るための条件

  • 売上高から配信コストを差し引いた額の70%である。(販売額の70%ではないので注意。)
  • 販売価格2.99ドル以上9.99ドル以下であること。
  • デジタル版の販売価格はあらゆる印刷版の価格の80%以下の価格でなければならない。
  • 著者、出版社が出版の権利を有するすべての国と地域で販売が必要。
  • テキスト読み上げ機能をサポートするなどKindleストアが要求する仕様を満たすこと。
  • Amazonでの販売価格が競合書店の中で最安値になるようにする(Amazonが価格設定の自動化ツールを提供する)
  • 著者が著作権を持っていること。権利が消失したパブリックドメインのコンテンツは不可。
    出典:http://www.techcrunch.com/2010/01/20/amazon-royalty-kindle-dtp/

Digital Text Platformで出版する手順

4つの手順で書籍を出版することが出来ます。

▲ログイン画面、Amazon.comのアカウントでログインできます。

Digital Text Platform(https://dtp.amazon.com/mn/signin)にアクセスします。

とくに利用規約が出てくるわけでもなく、そのまま、Amazon.comのアカウントでログインできます。面倒な紙による手続きが不要なだけではなく、こうしてアカウントが共通で利用できてしまうのも、ちょっとしたことですが、大きく参加のハードルを下げているように思います。

▲最初にアイテム(書籍)を追加します。

「BOOK」ではなく「Item」になっています。ここでアイテムを追加していきいます。1点づつ追加していく方法です。数万点出版しているような出版社が、このように、1点づつアitemを追加するとは思えないので、APIが公開されて、大規模向けには、違う方法が提供されると考えられます。

このDigital Text Platformは、小規模出版社、大学付属の出版社、個人事業、作家などが利用することを想定しているのではないかと思います。全部の作家が直接、書籍を作って販売することになるとは考えにくいものの、ここから、出版社を通さない、ベストセラー作家がデビューする可能性はありますね。

▲第1ステップ。書籍の基本情報を入力します

最低限必要な項目がうまく整理されています。書籍の表紙も、この基本情報のページから入力するようになっています。

▲第2ステップ。書籍の販売地域、販売活動の条件を設定します。

全世界から、このDigital Text Platformで電子書籍が発行されるようになった場合は、各地、各国、各言語で、違う設定が出来るようになるのではないかと考えられます。販売する地域(国)を指定は、上記の画面から簡単に可能。

▲第3ステップ。書籍のデータをアップします。

書籍のデータのアップ画面です。Kindleの弱点として、写真(モノクロでしか表示できない)、図表がうまく表示されない、図表が省略されている、などの短所があります。電子データからいかに精度の高い変換をできるようになるのか、今後の展開が楽しみ。

▲第4ステップ。書籍の販売価格を設定します。

Amazon DTP が多言語対応。ついに世界中から自費出版可能に!

1/15に英語のほか、フランス語ドイツ語による電子書籍の製作をサポートすることを表明。また、アメリカ国外の著者や出版社も Amazon DTP で作成した Kindle Store で販売することができるようになるようです。

これまでは社会保障番号(SSN)、連邦納税者識別番号(TIN)、米国法人番号(EIN) のいずれかが必要である上に、米国の銀行口座を持たなければなりませんでした。この大きな制約がとうとう撤廃されたのです。

さらに、その他の言語のサポートも数ヶ月以内に追加されるようです。追加される予定の言語に日本語は明記されていませんが、Kindle で読める日本語の本を誰もが出版・販売できるようになる世界がまた一歩近づいてきました。

  • 自費出版する作品に DRM を付与する/しないの設定が作品単位でできるようになった。
  • 著者が作品に設定できる価格が、電子書籍の希望小売価格の下限または、紙の本の希望小売価格の下限を下回ってはならない、という制約が追加された。
  • 電子書籍に設定できる価格の下限は、3MB-10MB のファイルサイズのものは $1.99、10MBを越えるものについては $2.99 に定められた。(これまでは一律で $0.99 でした。)

http://d.hatena.ne.jp/lost_and_found/20100116/1263583413 より。

価格の設定画面です。価格を入力する欄は、1つだけです。今後、マルチカレンシー(多くの通貨)で、それぞれに価格が設定できるようになるのか、ドルベースで指定しておけば、各通貨には、自動的にレート設定がされるようになるのか不明。地域限定で販売できるようにするのであれば、現地通貨での設定ができるようになることが今後は、求められると考えられます。

現在、Amazonの電子書籍は、英語(アルファベット)しか対応していませんが、近い将来、日本語にも対応してくることでしょう。(現在発売をしている、60カ国の言葉すべてに対応してくることは、容易に想像ができます。)

書籍を出版する手続きが、下記のように4つの手順で完了するのであれば、多くの出版社、個人事業者が、本の電子出版を行うのではないかと思います。ベストセラーや一般書籍のように、紙で印刷されるもの以外の対象がごく限られた研究書、専門書、研修用テキスト、コミケで販売されるような自費出版本など少量多品種印刷されるようなものが、電子出版で発行される可能性もでてきます。

Amazonでの売り上げが、ロングテール化していることが話題になったことがありましたが、電子書籍では、より容易に商品の販売ができ、在庫コストが発生しないことから、電子書籍が盛んになることも考えられます。

eラーニングは、PCを使った学習方法ですが、画面でアニメーションが動いたり、音声が出ることがeラーニングではありません。いつでも、どこにいても最高の学びができるようにすることが、私たちの使命です。そのためには、従来のように、少量で流通が難しかったテキストが、電子ブックとして販売できるのであれば、このAmazonの流通網をうまく活用し、電子ブックもeラーニング用のアイテムの1つとして利活用すべきではないかと考えています。

私たちは、eラーニングシステム SmartBrainを発売して、iPhone以外のスマートフォン対応をすすめていますが、電子書籍との組み合わせについても、どんどん研究開発、活用方法の模索を続けたいと考えています。

Kindleで購入した書籍は、世界中どこにいても、携帯電話網を通して自動的にダウンロードされる。Kindleが成功した最大の理由の1つが、ネットワーク接続にあるのは間違いない。しかし、ネットワーク接続のコストの影響で、米国外で書籍を購入すると、値段が高くなってしまう。買い切りの本であれば、1冊あたり2ドル程度の負担だが、日刊の新聞を日本で購読すると、本国と比べて2倍以上の値段になってしまう。また米国外では、雑誌や新聞の画像が省略されてしまうのも魅力を半減させる原因になっている。

間隔 日本 米国 差額
The Times 日刊 $22.99 $9.99 $13.00
The New York Times 日刊 $27.99 $13.99 $14.00
Newsweek 週刊 $2.99 $1.49 $1.50
Forbes 隔週 $4.99 $2.49 $2.50
Learning PHP 1回 $16.39 $14.39 $2.00

Kindleの日本語対応が待ち望まれているが、それと同時に、日本の携帯電話キャリアと提携して通信費の負担の削減と、画像などの入った完全版の配信を始めてもらいたいものだ。

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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