キーワードは「コスト削減」と「教育効果」2011年12月2日発行
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eラーニング導入こぼれ話 Vol.0066
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「最高の学びをすべての人に!」
こんにちは!いつも大変お世話になっております、株式会社キバンインターナショナルの田中です。
今回は、ITパスポート.tv http://itpassport.tv/ を運営し、12月10日にITパスポートeラーニング講座をオープン予定の滝口直樹先生にインタビューをしました。
滝口直樹先生の「本気で学ぶITパスポート」とはいったい何なのか。今週、来週、2回に渡って滝口先生へのインタビューをお届致します。
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●今回のポイント
1. ITパスポート講座とは、どういうものでしょうか。
2. ちょっとやっただけで分かるものでしょうか。
3. 書籍とeラーニングでの学習の違いは何でしょうか?
4. どうやったら身に付くのでしょうか。
5. eラーニング動画:滝口先生による特別講義動画「3つの資格」
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【main contents】本気で学ぶITパスポート!
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——今回のITパスポート講座は、どういうものでしょうか。
滝口「初学者向けの理解しやすい内容になっています。
特徴は、eラーニングなので、試験範囲の全てではなく、自分の勉強したいところだけを選んで学習できることです。
もうひとつの特徴は、「自分はIT苦手なのか分からない」という方もいらっしゃるので、講座の最初に理解度チェックを設けていることです。
これでできるかできないかを判断して頂いて、できないと思えば講座を受講して頂いて、できると思えば次に行って頂くことができます。」
—ちょっとテストしただけで実力が分かるものでしょうか。
滝口「○×で、本当に理解していないと解けない問題を10題出します。なんとなく分かる、というレベルだと引っかかるようになっています。
レベルチェックは○×形式で、講義後の問題は実戦と同じ4択になっています。」
—受験者の傾向は?
滝口「発表されているデータからしますと、学生さんが多いですね。
高校生ですと、大学の推薦をとれるとれないということに影響しますし、就職活動に使おうと思っている大学生もいます。社会人ですと非情報系の企業の方が多いのが特徴ですね。
ITパスポート試験は、もともと初級シスアドという試験でしたが、それは開発者向けでなくユーザ向けの、つまり、システムを使う側のリーダー養成の為のものでした。
開発者を目指すような方は最初から基本情報技術者を受験する方が多くて、開発はしないけれどもITに詳しくなりたいという層が、
傾向としてはITパスポートを受験されています。
基本情報を受験する方でも、ITパスポートの内容が基礎になりますので合格しやすくなるでしょう。」
—いきなり基本情報技術者試験や、いきなり応用情報技術者を受験する方もいますが、ITパスポートから受験した方がいいという方はいらっしゃいますか?
滝口「例えばですが、開発の技術者としては素晴らしいけれども、会社というものが分かっていない、プロジェクトというものが分かってない、というと困りますよね。
このように、社会人の一般常識を補う部分である、経理や法務の話がITパスポートには入っていますから、それを補う意味では、多くの方にとって価値がある試験だと思います。
ですので、パソコンオタクだったら簡単に取れるかというと、そうでもありません。実は、ITパスポートは、パソコン以外の知識がほとんど。
現在、ITパスポート講座でeラーニングを提供しているところが少ないので、通学コースなどですと、決められた通り、第1章~全ての項目を学習することになります。
今回の講座は、eラーニングなので、好きなところを選べるメリットがあります。
eラーニングだと時間の制限がありません。これまでのDVDなどだと、2時間以内にコンテンツを収めるなどの縛りがあったりして、本当に学習者に必要な全てのコンテンツを届けることができていませんでした。
eラーニングにはその縛りがないので、本当に必要な箇所であれば2時間以上かけて説明できますし、必要のない部分は時間を削ることができます。
逆に、教室スタイルの講座だと、内容を薄くしてでも、その単元で2時間ひっぱるということもあり得ると思うのです。
そういう意味では、eラーニングでは、内容に本当にあった尺で、丁寧にすべきところは丁寧に講義することができます。
—書籍とeラーニングでの学習の違いは何でしょうか?
eラーニングは独学の方へのサポートだと考えています。
書籍のテキストだけだと理解できないのを、動画でサポートします。たとえ話であったり、図式であったりで理解して頂くことができます。
ページをめくっていかないと話が進まない書籍とくらべると、全体的な理解はしやすいと考えています。
—講義のボリュームはどのくらいでしょうか?
講義は全部で、25時間~30時間です。
ITパスポートの学習期間は一般的に半年と言われていますが、一般常識も含まれていますので、すでに知っている方はもっと早くなります。
また、過去問をやれば受かると思っていらっしゃる方も多いですが、それで、資格をとって、「この人はこの知識に詳しい」と仕事場で思われるようになって、それで仕事ができるかというと、体系的に勉強していないから難しいという面があります。それでまわりからがっかりされてしまうということもあり得ます。
そういう意味では、教科書と問題集をそれぞれを体系的に学習し、また、実際の仕事に活かせるように学ぶ必要があると言えます。
—どうやったら仕事に活かせるように知識が身に付くのでしょうか。
勉強には流れがあります。
ぶつ切りにして勉強しても、現場では活かせない。逆に流れさえつかんでいれば、分かる。プロジェクトの流れ、システム開発の流れであったりとかが多く含まれています。
いくら試験で問われる単語だけに詳しくても、仕事では対応できないので、断片的でなく流れを理解できる授業を心がけています。また、流れが分かっていた方が結果的に覚えやすいですね。
—従来の学習との問題点は何でしょうか
単語の暗記、というのはいずれにせよどうしてもでてきます。
eラーニングか、書籍か、という比較ではなく、話の中身を理解するのに適しているのがeラーニングであって、暗記するのには書籍というのは優秀だと思います。
それぞれが競合する話ではなく、書籍で流れも分からず暗記するだけでなく、流れをつかむ為にeラーニング講座を受講するのです。書籍には書籍の良さがあり、eラーニングにはeラーニングの良さがあります。
(次回に続く)
●eラーニング動画:滝口先生による特別講義動画「3つの資格」
今回のeラーニング動画は、滝口先生による特別講義「3つの資格」。資格を学ぶ意味は、その資格の種類ごとに変わります。滝口先生のいう「3つの資格」の種類とは?その効能とは?大変面白いお話ですのでぜひご覧ください!
http://10000.bz/elw2010/
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━━(編集後記)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ITパスポートなど、世には様々な資格がありますが、ただ単に資格を保有しているというだけでなく、実際に活かせるように学ぶという点には深く共感できました。次回も
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今後も役立つコンテンツを公開して参りますので、よろしくお願い申し上げます。