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Business planning - Flowchart with actions and graphics
WARKの長瀬社長からご案内をいただき、下記の研究会に、弊社も参加することになりました。

eラーニングコンテンツを、外部に委託して開発する場合、コストが大きくなったり、時間がかかったりします。定番コンテンツは、SCORMコンテンツを購入し、自社オリジナルのコンテンツは、自社内で内製することが十分可能になってきていると思います。

オーサリングツールの活用だけではなく、各種テンプレートが発売されていたり、システム側で簡易的なコンテンツを作成する機能を持っているものも、多く登場しています。

eラーニングコンテンツを内製化をしたいと考えている皆様の参加をお待ちしています。

私たちは、eラーニング教材作成ツールを発売するメーカーとして、皆様に内製化の提案をしたいとおもいますす、実際の利用者の皆様からは、どのようなニーズをお持ちであるのか、直にふれて、声を聞いてみたい、意見を真摯に聞いてみたいと思っています。是非、ご参加いただければと思い、blogにて紹介させていただきます。

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eLCの「グループ」は、eラーニングに関連する様々なトピックを研究・議論する組織でeLC会員に限らず一般の方にもご参加いただく事ができるものです。
この度、新しいグループが発足することになりましたので、参加募集をいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
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■グループ名称
「eラーニング・コンテンツ内製化研究グループ」
■グループ責任者
有限会社WARK 代表取締役 長瀬昭彦(http://www.wark.jp
■活動概要
eラーニング・コンテンツの内製化について、様々なモデルや手法を研究します。
eラーニングコンソシアム会員企業による便利TOOLの紹介や事例の発表もやろうと
思っています。コンテンツの内製化を検討中の企業様の参加もお待ちしております。
■活動期間/頻度
2009年10月23日(金)~2010年3月31日(火)/月1回
■主な活動場所
eLC事務局(東京都中央区日本橋小伝馬町)、他
※参加人数によって調整します
■募集対象/定員
関心のある方であればどなたでも/20名以内
■参加申し込み
下記のフォームよりお申し込みください。
◆申込フォーム
http://www.elc.or.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=c036_3
以上
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特定非営利活動法人
日本イーラーニングコンソシアム(eLC)
URL: http://www.elc.or.jp
〒103-0001
東京都中央区日本橋小伝馬町16-5 新日本橋長岡ビル 2F
電話:03-5640-1017 FAX:03-5640-1018
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どうも皆様こんばんわ。北は北千住から南は南千住まで、すべての人ににeラーニングを! 
でおなじみ、キバンインターナショナル 中村おりおです。

さて、今日は教材作成の話、2回目 テストを作成する 前編です。
前回、教材を作成する場合、その目標を決めましょうという話をしました。では今度はその目標を達成できたかを判定する方法を考えなければなりません。その方法にテストがあります。

ところで前回の目標設定の話ですが、実はあれは良くないのです。実は。何故かというと、あの目標

「PPT2Flashの基本機能を理解する」

だと、実際にどうしたら、「理解した」事になるのか分かりません。
なので例えば、

「PPT2Flashの基本機能の理解度テストに合格する」

という形に、具体的に判定できるようにします。

テストの話

教材を学習する前と後にテストを実施する

教材を学習してもらう場合、目標が達成されたかどうか、教材を学習してもらった後にテストを実施しますが、実は、学習の前にもテストをした方が効果的です。つまり、教材を学習する前と後にテストを実施する、ということになります。
そのような前後に実施するテストは、以下のような3つのものがあります。

・前提テスト
・事前テスト
・事後テスト

それぞれ、以下のような目的で利用します。

前提テスト
その教材を受ける資格があるかどうか、前提となる知識を知っているかの
確認の為のテストになります。例えば、前項の

例2 初めての訪問先でPPT2Flash(という製品)の営業をマスターしてもらいたい)
・PPT2Flashのセールスポイントを理解している
・PPT2Flashのセールスポイントを説明できる
・訪問先のニーズをどのような言葉で吸い上げる事ができる
・PPT2Flashは訪問先のどのようなニーズに答えられるか、説明できる

の場合、営業担当者としての基本的なスキルを身に付けている事が前提となってます。
基本的なスキルとは例えば、

・訪問先の事は準備は適当か
・名刺交換の作法は

こんな感じですね。このような事をきちんと習得してから教材を学習を開始してほしいので、
このような前提テストを行って、前提条件をクリアしていることを確認するためのテストが
前提テストです。

事前テスト
これは逆に、教材がこれから教えようとしている内容を既に知っているかどうか確認する
為のものです。既に知っている(目標を達成している)のであれば教材を学習する必要は
ありませんから、それを判定するためのものです。
目標を達成しているかどうかの判定なので、次に紹介する事後テストと同じものでも構いません。

事後テスト
これは教材の目標が達成できているか確認するためのテストです。
知識の習得を目的とする教材であれば、その知識をそのまま設問にすれば良いですし、
技術の習得であれば、レポートや実技試験などが良いかと思われます。

とまぁ、こんな感じで今回は教材の目標達成を測るためのテストについてでした。
次回も、引き続きテストについてご紹介します。

どうも皆様こんばんわ。北は北越谷から南は南大塚まで、すべての人ににeラーニングを! でおなじみ、キバンインターナショナル 中村おりおです。

E-learning concept

まぁ、冗談はさておき、ですね。
ここ最近、技術の伝承にeラーニングが役立ちますよPPT2FlashQuizCreatorPPT2Mobileなどを利用するとeラーニング教材が簡単に作成できますよ、教材作成のコツはこんな感じですよ、といた話をしてまいりました。んでは、という訳で、そのまま教材作成に関して、もうちょっと込み入った話をしていきたいと思います。

ちなみに、今日のお話カンペは、インストラクショナルデザインの話ではおなじみ、熊本大学の鈴木先生の「教材設計マニュアル」と、「超!部下マネジメント術」(著:石田淳)だったりしますので、興味をもたれた方はこれらをあたられたり、さらにその原典(ガニエとか)に遡ってもよいかと思います。連休中ですし。

Robert M. Gagne

また話がそれました。戻します。
以前の、教材作成のコツの話で、「教材を作成したいならその目標を設定しないとね。」というお話をしました。何事も目標を決めろ、というのは、ある意味当然の事なんですが、eラーニング教材は情報を絞って、細切れのコンテンツのほうが受け入れられやすい、という土壌もあるので特に大事、というのは前回お話したとおりです。じゃあ、なにをどうやって決めたらいいのさ。と。

●教材の目標を設定する

目標とは何でしょうか。
端的にいうと、「作成した教材を学習した人に身に付けてもらいたいこと、実践できるようになってもらいたい事」が教材の目標です。
このとき、目標は具体的なもので、評価可能なものである必要があります。これは、あいまいな目標だと、教材の効果を評価することができないからです。教材を評価する事ができないとその良し悪しが分かりませんし、当然、教材を改良していく事も難しくなります。

しかし、具体的な目標をどうたてればいいのでしょうか。
そのヒントとして、以下のような考え方ができます。

●できている人の行動をとことん分析する

社会人におけるeラーニング、特に企業内研修の場合は、ベテラン社員ができている事を、新人社員でもできるようにする、という事が多いかと思います。その場合、まず手っ取り早いのは、教材の目標(ゴール)を実践できている人の行動を分析し、できていない人の行動との差分を埋めるような教材を作ればよい、という考え方です。

< できてる人の行動> - < できていない人の行動> = < 教えるべき行動>

行動できるかできないか、の差は、知識や技術を身につけているか、また、それら知識・技術を実践できるか、という事なので、そのように落としこんで具体的な目標を設定します。
(○○を知っている、××ができる、のような形です。)

例えば、弊社のPPT2Flashで教材が作成できるようなる場合の目標はこんな感じです。

●例1 PPT2Flashでの教材作成研修の場合)

・PPT2Flashの基本機能を理解する(パブリッシュの機能を理解する)
・PPT2Flashを利用して教材を作成することができる
・PPT2Flashの応用機能を理解する(ナレーション、メモ、QuziCreatorとの連携)
・PPT2Flashの応用機能を利用して教材を作成できる

(機能名を羅列すると長くなるので、ここでは都合上、基本機能・応用機能にまとめました。)

また、もうちょっと汎用性がありそうな設定だと、新人営業担当向けの製品説明を例にしてみます。
例えば、PPT2Flashをお客様に説明する事ができるようになる教材の目標ですね。

●例2 初めての訪問先でPPT2Flash(という製品)の営業をマスターしてもらいたい)

・PPT2Flashのセールスポイントを理解している
・PPT2Flashのセールスポイントを説明できる
・訪問先のニーズをどのような言葉で吸い上げる事ができる
・PPT2Flashは訪問先のどのようなニーズに答えられるか、説明できる

といった感じになるでしょうか。
長々と書きましたが、今回のポイントは、

・教材を作成するにはまず目標を定める。
・目標は具体的な目標を設定する。

です。如何でしょうか。少しでも、読んでいただいた方のお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう。

はじめての皆さんこんばんは。そうでない方もこんばんは。
北は北会津から南は南会津まで、世界をまたにかけるキバンインターナショナルの中村おりおです。

前回の話
前回はだいたい、以下のような内容でお話いたしました。

・iPod nano で eラーニング
・携帯端末や動画で熟練技術者の技術を継承
・熟練技術者の技術継承における課題

熟練技術者の技術継承における課題とはなんぞや? といったあたりで、前回は終了致しました。
このあたりに関しまして、日本教育工学会研究報告集に面白い事例(※)がありましたので、これを
紹介しつつ考えてみたいともいます。

(参考画像) 会津塗り 漆器

(参考画像) 会津塗り 漆器

この報告では、日本の伝統工芸のひとつである、漆器・会津塗を例に取り上げ、その伝承支援方法を
考察して、そこから、暗黙知形式知として抽出する普遍的な方法を取り上げています。

暗黙知とか形式知というのは、ナレッジマネジメントの理論の中でよく取り上げられる用語です。
このナレッジマネジメントの基礎理論としては、SECIモデルなんかが有名なのですが、興味のある方は、リンク先を熟読頂くとして、とりあえず間違いを恐れず大雑把にいうと、暗黙知というのは、個々人の体験や常識など個人に属する知識です。
これだと他の人と共有させにくいので、マニュアル化したり、図表・数式などによってわかりやすく変換して(形式知にして)、みんなで共有しようね、と。共有するとその形式知が個々の暗黙知をさらにレベルアップさせ・・・みたいな感じです。
ともかく、暗黙的なものをマニュアル化するとか皆が分かるような形にして、どんどん共有しようぜ、とまぁそんなイメージです。

さて、話を会津塗りに戻します。
今回の題材は、伝統工芸の職人芸ですから、個人のノウハウや経験、つまり暗黙知によるところが多く、
マニュアル化などの形式知とは、相容れないのではないかと想像できます。
しかし、この報告書では、いくつかのキーポイントを活用し、暗黙知の形式知化の方法として抽出しています。

ポイント

・レセプターが形成されるように活用する
・作業を行うための理由に技術習得のポイントがある
・特定分野における「常識」といわれるものを形式化する

●レセプター

また新たな用語を出してすいません。
人間が新たな情報に触れそれを理解しようとする際、その情報は既に知っている何かと結び付くことによって初めて知識となる事ができる、この既に知っている何か、をレセプターと呼んでいます。

例えば、あるゲームの遊び方を覚えたいとき、マニュアルだけ読んでもどのように遊ぶのか実感がつかめず、いまひとつ良く分かりませんが、いっかい通して遊んでみると、大まかな流れが把握できているのでマニュアルの内容が理解しやすい、この時、一回通して遊んで流れがわかっている状態が、レセプターがある状態になります。
つまり、ある事柄を伝承させたいと思ったら、その情報を知識化させる為のレセプターが必要だよね、ということです。

●作業を行うための理由に技術習得のポイントがある

さて、では何がレセプター足りえるのでしょうか。報告では、会津塗りの各工程とその工程が必要な理由を明らかにすることがポイントとされています。

工程と理由とは、例えば

漆を熟成させる(粒子が均一で滑らかな漆にするため)
調合の割合を変える(気温・温度・用途による)
溶剤の量を控える(粘度が高いと跡が残りにくい)

※(括弧内が理由)

というものです。
ある工程で作業をする場合、その作業の手順の説明だけでは応用が利きません
特に今回の例のような伝統工芸の場合、大まかな流れはあるものの、厳密な手順があるわけではなく、作業時の状況(気温・湿度・材料の状態)などに合わせて、職人が長年の経験から培われた工夫によって作業を行います。
それらは、個別に見ると突発的な例外とその対処の例にしか見えず、形式化しにくいように思われます。
(この時はこう、こうなったらこう、という手順だけでは、手順が山盛りになってしまう)

このような例の場合、ある作業の手順とその理由を記載しておくことで、作業者は、その作業が必要な理由を前もって知る事ができ、何か例外が発生しても作業者が自身で工夫を凝して問題を回避する素地を作る事ができます。また、このような知識は、その作業の本質を理解する大きな手がかりになります。

●特定分野における「常識」といわれるものを形式化する

各工程の作業とその理由のほかに、形式化しておく事が効果的なものに、「常識」があります。

特定分野(ここでは会津塗り)の常識として位置づけられる知識は、改めて言葉として語られないなど、暗黙知として存在しています。(上記の工程のその理由も、職人にとっての常識といえるかもしれません)

このような知識は、わざわざ語られないため、教材化(形式知化する)際に抜け落ちてしまう危険性があります。
逆にあまり盛り込んでも、教材そのものが冗長になってしまう危険性もあります。
その為、教材作成者の技量やセンスに依存するところも大きいのですが、このような知識もカバーしておかないと
思わぬ落とし穴となりかねません。

落とし穴
この部分は、インストラクショナルデザインの理論や、それを応用した教材作成マニュアルによって、
具体的には、教材の対象者の設定や、教材のレビューの手順が、参考になるかと思いますが、それらは、別の話
としてどこかで取り上げます。

●まとめと次回

今回取り上げた報告では、会津塗りという伝統技能の継承という、暗黙的な知識ばかりのようなものであっても、
よくよく取材をすれば、暗黙知のなかでも形式知に変換できる部分が多いという事が、浮き彫りにされています。
技能の伝承というのは中々に難しい課題ですので、日々頭を悩ませている担当者の方も多いと思われますのが、
その方の参考に、少しでも役立てればと思います。
弊社で取り扱っているeラーニングのシステムや、PPT2FlashQuizCreatorPPT2Mobileなどの製品も、このよな技能伝承に役立つ製品ですので、次回は、これらの製品を具体的な使って紹介をしてみたいと思います。

※ 参考文献
菅谷克行・上野恵美子(2009)
熟練技術と専門知識の伝承支援に向けて
日本教育工学会研究報告集 JSET09-1

※本稿は、参考文献を元にした筆者なりの解釈なので、誤解・偏見・ミスリードを含むかもしれません。
内容に興味をもたれた方は、可能であれば原典をあたったり、周辺知識の文献にも触れる事をオススメします。

iPod nano

iPod nano

はじめての皆さんはじめまして、そうでない方はこんにちは。
北は北品川から南は青物横丁まで、世界をまたにかけるキバンインターナショナルの中村おりおです。

若干話題に乗り遅れておりますが、10日に発売されたiPod nano ではビデオ機能も搭載されました。 これでiPod nano でビデオの撮影や再生ができるの、eラーニングとして利用できるプラットホームが またひとつ増えた形になります。

え? iPod nano なんでどうやってeラーニングに活かして良いか分からない?? そんな貴方のために、携帯端末を使ったeラーニングについてちょっと紹介しましょう。

まず、携帯端末を使ったeラーニングは、いろいろな事例が報告されておりまして、 日本教育工学会などでも事例が発表されております。 (http://www.jset.gr.jp/study-group/files/20090307.html

上記は、研究発表を聞くか、会員になるか、報告書を取り寄せないと見れないので、 誰でも見れるところにある事例ですと、神戸製鋼の事例(3ページ目)が参考になるかもしれません。

この事例の場合、ベテラン技術者が持っている技術の継承にeラーニングや携帯端末を利用しています。 尚、神戸製鋼の場合携帯端末は、iPodではなくPSPですが、例えば熟練技術者による操作手順を動画で取っておき、若手技術者に見せるとか iPod nano でも同様な試みに利用できるのではないかと思います。

キバンインターナショナルでも、動画をeラーニング教材にしてくれる WebVideoAuthor や、パワーポイントの内容を、携帯端末用の動画に変換してくれる、PPT2Mobile を販売しておりますので、是非、役立てていただきたいと思います。

ただし、神戸製鋼の例で取り上げられているような、ベテラン技術者が持っている技術の継承は、どのような形で教材化したら良いのでしょうか。このような場合、多くは意図的・偶発的に発生した経験の蓄積によるノウハウ的な知識であると考えられます。 なかなか、一筋縄ではいかないと思いますが、どうしたら良いでしょうか。
(次回に続きます。)

DemoCreator ver2.6.0.34の詳細

CATEGORIES eラーニングby.m.nishimura0 Comments2009.09.02

本日、DemoCreator(デモクリエイター)のアップデート版を公開しました。どの部分がどのように変更になっているのか、詳細な資料を公開しましたので、お知らせいたします。

eラーニング教材作成をする際、PCの画面操作を録画して教材を作る場合には、是非、このDemoCreatorをご利用ください。作成した動画マニュアルに、吹き出しをつけたり、SCOMR教材で書き出すだけではなく、AVIファイルでも下記脱せますので、DVD教材を作ったり、パワーポイントにスクリーンを録画したものを貼り付けて利用することができます。それで、16,800円(税込)は、非常に安価ではないでしょうか?

DemoCreator ver2.6.0.34の詳細
DemoCreator(http://democreator.jp)の新バージョンをリリースしましたが、どこが変わったかは、下記のページで詳細を知ることができます。
http://sup.elearningmanager.jp/eLM/democreator_manual/index.cfm?manual_id=8%26article_id=53

●DemoCreator Ver2.6.0.34変更点
詳細は、PDFをダウンロードしていただことが可能です。
http://democreator.jp/data/DemoCreator2.6.0.34/DemoCreator2.6.0.34%E3%81%AE%E5%A4%89%E6%9B%B4%E7%AE%87%E6%89%80.pdf

▲DemoCreatorの更新内容については、上記のページで詳細をご覧ください。

▲DemoCreatorの更新内容については、上記のページで詳細をご覧ください。

つい最近まで、社会人大学院生として、学生をしていた。授業のほとんどが英語によるもので、専門科目+英語の二重苦だなと入学当時は驚いた。(入学式から全部英語で、教授陣が英語で、「いまから英語で冗談をいいますので、意味のとれない人は退出するように、、、あ、意味が分からないから退出できないか」なんてひどい冗談を言って学生の英語力を試していました。ほとんどの人が苦笑いしていたので意味は分かっていたのだと思います。)

耳が慣れるまで、授業を録音して後で聞き直すこともありましたが、いまでは、iPhoneがあれば、わざわざICレコーダーを持ち歩く必要もなく、録音さえしておけば、歩きながらであっても、電車の中であって、いつでも自由に復習ができます。

実際に重要な会議などを録音していますが、iPhoneのマイク機能は、ICレコーダーに比べ、きわめて貧弱で、机の向かいに座っている人の声は、ヘッドフォンで大音量にして、やっと聞き取れることができることもありました。

さてiPhoneで高音質で録音できるのだろうか、、、と思っていたら、世界では同じことを考える人もいるんですね。iPhoneで高音質で録音できるマイクが発表されていましたので、紹介します。iPod、iPhoneに対応したX-Yマイク搭載録音アダプタ「LIC-iREC03P」です。

私自身は、まだ入手できていませんが、入手次第、感想をお伝えしたいとおもいます。ちょっとした道具の工夫で、学習が非常に効率よくなることがあります。iPhoneで直接eラーニングを行うだけではなく、iPhoneそのものを学習の最高の武器、ツールにすべきだと、私は考えています。

▲iPhone用高音質マイク http://www.logitec.co.jp/press/photo/photo_350/licirec03p_01.jpgより

▲iPhone用高音質マイク http://www.logitec.co.jp/press/photo/photo_350/licirec03p_01.jpgより

iPhoneで講義や、会社内のミーティングを録音→MP3ファイルをそのままメールで送付→eラーニングシステムに登録→共有したい人にお知らせ→利用履歴が記録、、、なんてアイディアが広がります。アイディアは、実際に使ってみて、手触り、肌触り、便利さなどを体感してみないと、リリースできる製品になるかどうか分かりません。まずは、せっかく発売された高音質のマイクを利用し、iPhoneでいろんなものを録音してみたいと思います。

▲iPhoneに高性能マイクを装着したところ http://www.logitec.co.jp/press/photo/photo_350/licirec03p_31.jpg より

▲iPhoneに高性能マイクを装着したところ http://www.logitec.co.jp/press/photo/photo_350/licirec03p_31.jpg より

iPod、iPhone 3G※1、3GSがX-Yマイク搭載のステレオICレコーダーに早変わり! 電池不要、つなげるだけで使える録音アダプタが新登場!

http://www.logitec.co.jp/press/2009/0723_01.html

kiban.jpeLearningの教材サンプルをブログに載せるのって意外と難しいです。

単体の画像や動画ファイルならブログの標準機能でアップロードできるけど、PPT2FlashでSCORM向けに書き出した教材やQuizCreatorで書き出した教材は、複数のファイルから構成されているので、FTPなどを使わないと公開できないのです。

これからオーサリングツール類のWebを充実させていくためには、サンプルコンテンツの充実が必要です。せっかくLMSを開発している会社なのだから、コンテンツを公開するための効率的な仕組みを作りたいとおもっています。以下の2つぐらいのアイディアが浮かんでいます。

1.eラーニングシステムに登録したコースを外部に公開する機能

⇒ログインしなくても見れるような仕組みをつくる

2. eラーニングの国際標準規格のSCORM対応のファイルアップローダ

⇒SCORMに準拠したZIPファイルをアップロードするとダミーAPIの上で教材を実行できるようにする。

社内でだけでなく、コンテンツベンダーさんや、ツールベンダーさんの販促活動、企業Webの制作などにも使っていただけるような汎用的なシステムを作りたいと思います。

西村洋一郎

eラーニングコンテンツの販売システム

eラーニングコンテンツの販売システム

eラーニングコンテンツを作成している企業、個人の方から、eラーニングコンテンツ(eラーニング教材)を販売したいという要望をいただきます。

調べてみると、eラーニングコンテンツの販売できるシステムが皆無であることに驚かされます。

自社、自分でeラーニングコンテンツを販売する仕組みを提供する会社があってもいいのではないかと思います。

ニッチ、すきまを埋めるようなシステムであって、それがeラーニングの普及につながるのであれば、チャレンジして、コンテンツ販売機能のついたASPシステム、eラーニングシステムを開発してみようと思います。

追記(2011/06/22)

eラーニングのコンテンツ販売用のシステムとして、eラーニングシステム SmartBrainを提供しています。

video最近、動画を利用したeラーニングコンテンツが増えています。動画を流すだけでは、DVDや衛生中継の授業となんら変わりません。

eラーニングとして価値を出すためには、動画を再生するプレヤーをオリジナルで開発する必要があります。eラーニングシステムとの連動が非常に重要な役割を果たします。最近は、FlashVideo(FLV)ファイルであれば、オリジナルでプレヤーを開発し、様々な機能を設けることができます。

実際に、ベリタスアカデミーでは、オリジナルのプレヤーを提供し、全画面表示の機能を利用して、画面いっぱいに、ベリタスの授業を表示して学習をしてもらっています。にこにこ動画のように、画像の中に、メモを残したり、繰り返しみたい箇所に「しおり」を残したりといった機能を追加したプレヤーの開発を、コツコツとしています。進捗については、また、このblogで公開していきたいと思います。(西村)

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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