eラーニング教材作成方法(1)
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どうも皆様こんばんわ。北は北越谷から南は南大塚まで、すべての人ににeラーニングを! でおなじみ、キバンインターナショナル 中村おりおです。
まぁ、冗談はさておき、ですね。
ここ最近、技術の伝承にeラーニングが役立ちますよ、PPT2FlashやQuizCreator、PPT2Mobileなどを利用するとeラーニング教材が簡単に作成できますよ、教材作成のコツはこんな感じですよ、といた話をしてまいりました。んでは、という訳で、そのまま教材作成に関して、もうちょっと込み入った話をしていきたいと思います。
ちなみに、今日のお話カンペは、インストラクショナルデザインの話ではおなじみ、熊本大学の鈴木先生の「教材設計マニュアル」と、「超!部下マネジメント術」(著:石田淳)だったりしますので、興味をもたれた方はこれらをあたられたり、さらにその原典(ガニエとか)に遡ってもよいかと思います。連休中ですし。
また話がそれました。戻します。
以前の、教材作成のコツの話で、「教材を作成したいならその目標を設定しないとね。」というお話をしました。何事も目標を決めろ、というのは、ある意味当然の事なんですが、eラーニング教材は情報を絞って、細切れのコンテンツのほうが受け入れられやすい、という土壌もあるので特に大事、というのは前回お話したとおりです。じゃあ、なにをどうやって決めたらいいのさ。と。
目標とは何でしょうか。
端的にいうと、「作成した教材を学習した人に身に付けてもらいたいこと、実践できるようになってもらいたい事」が教材の目標です。
このとき、目標は具体的なもので、評価可能なものである必要があります。これは、あいまいな目標だと、教材の効果を評価することができないからです。教材を評価する事ができないとその良し悪しが分かりませんし、当然、教材を改良していく事も難しくなります。
しかし、具体的な目標をどうたてればいいのでしょうか。
そのヒントとして、以下のような考え方ができます。
社会人におけるeラーニング、特に企業内研修の場合は、ベテラン社員ができている事を、新人社員でもできるようにする、という事が多いかと思います。その場合、まず手っ取り早いのは、教材の目標(ゴール)を実践できている人の行動を分析し、できていない人の行動との差分を埋めるような教材を作ればよい、という考え方です。
< できてる人の行動> - < できていない人の行動> = < 教えるべき行動>
行動できるかできないか、の差は、知識や技術を身につけているか、また、それら知識・技術を実践できるか、という事なので、そのように落としこんで具体的な目標を設定します。
(○○を知っている、××ができる、のような形です。)
例えば、弊社のPPT2Flashで教材が作成できるようなる場合の目標はこんな感じです。
・PPT2Flashの基本機能を理解する(パブリッシュの機能を理解する)
・PPT2Flashを利用して教材を作成することができる
・PPT2Flashの応用機能を理解する(ナレーション、メモ、QuziCreatorとの連携)
・PPT2Flashの応用機能を利用して教材を作成できる
(機能名を羅列すると長くなるので、ここでは都合上、基本機能・応用機能にまとめました。)
また、もうちょっと汎用性がありそうな設定だと、新人営業担当向けの製品説明を例にしてみます。
例えば、PPT2Flashをお客様に説明する事ができるようになる教材の目標ですね。
・PPT2Flashのセールスポイントを理解している
・PPT2Flashのセールスポイントを説明できる
・訪問先のニーズをどのような言葉で吸い上げる事ができる
・PPT2Flashは訪問先のどのようなニーズに答えられるか、説明できる
といった感じになるでしょうか。
長々と書きましたが、今回のポイントは、
・教材を作成するにはまず目標を定める。
・目標は具体的な目標を設定する。
です。如何でしょうか。少しでも、読んでいただいた方のお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう。
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