みなさん、こんにちは。
4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアム 総合プロデューサーの金高です。
今日の学習に役立つニュースは、「百貨店に家電量販店“侵攻”」です。
百貨店の売り上げに家電量販店が迫っています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110613-00000000-fsi-bus_all
昔は消費(販売)をリードしていた百貨店が、一つのカテゴリー店に抜かれるかも知れません。
診断士の学習をしていなければ「時代は変わったな」でいいですが、
診断士の学習をしている方であれば、経済のサービス化とTFP寄与度を思い出してください。
家電量販店は家電だけを売っているわけではありません。
各種サービスも提供していますし、パッケージソフトや住宅太陽電池も売っています。
消費・生活スタイルは、ITや情報、電気製品をベースにしたものになっており、
これらのグッズを使っての情報やサービスの交換に、経済の本流がシフトしたと言えるのではないでしょうか。
サービス経済は、「百貨」ではないということですね。
マーケティングミックスで考えると、
家電量販店の顧客と百貨店の顧客は、重複している層も多いでしょう。
しかし、4Pの製品戦略(品揃え)と価格戦略が大きく異なっています。
身の回りのちょっとしたニュースとキーワード、理論の関係を考えることが、企業経営理論の学習につながります。
頑張ってください。
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