Ustreamで生中継するけれども、その後のビデオファイルを見せる場合には課金したい、というご要望はありませんか?
Ustreamの公式サービス、Watershedと組み合わせてナマチューケーを使うことで、ログインした相手にのみ、課金しながらビデオを再配信することができます。
こういった再配信のビデオは、見逃し放送というようです。
過去のコンテンツを再配信したいという場合には、次のようなステップを踏む必要があります。
1.Ustreamで放送したFLVを取得する(Ustream上、またはFMLEを使っている場合にはローカルPCにも保存可能)
2.FLVをWatershedアカウントを使って配信する(誰も見ていないので、実質、アップロードになります)
3. Watershedアカウントから、ビデオのエンベッドタグを取得する
4.ナマチューケーサービスの中に、コンテンツを一つ作成して、エンベッドタグを配信する。
さて、ここで問題が発生しています。1,3,4は基本的に難しい問題ではなく、
持っているアカウントでログインして操作すればできるのですが、Ustで作成したFLV動画を再配信するのが非常に難しいのです。
Watershedのサポートに方法を相談したところ、
Telestream社のWirecastを使うことで再配信ができるのではないか、と返答が帰ってきました。
Telestream社の Wirecastを使うと、Ustream, Livestream, Justin.tvへの配信を行うことができます。この中に、Watershedへの配信も含まれています。
値段は$449とUstreamProducerPro($199)と比べると2倍以上ですが、さまざまな動画配信を行えることができる特徴があります。
UstreamProducerでほとんど事足りる日本ではそこまで主流にはなっていませんが、UstreamProducerはWatershedにつなぐことができないため、Wirecastを使う必要がでてくるのです。
ところが、残念なことにデスクトップ上の動画を配信する機能の中に、Flvがサポートされていないことがわかりました。
H.264で作成するF4Vはサポートしているのですが、On2で作成するFLVはビデオとして認識されないのです。
ということは、例えばMacを使ってFlashMediaLiveEncorderを使うと、H.264コーデックを使えるものの、
WindowsでUstreamProducer, UstreamProducerPro, FMLEを使っている人は、再配信ができないということなのです!! なんという残念な結果でしょう!
同じことを思ったのか、フォーラムに同じ書き込みがありました。
すると、フォーラムの担当者が、
「今のWirecastはVerson3だけど、Version4では対応する」と書いてあるじゃないですか。
Wirecast4の発売予告はでているし、サンプルは既に2010年アワードをとっているとのこと。
3系を買っている人には、ベーシック機能は無償アップデートされるそうです。
あぁ、早くでないかなぁWirecast4.
I definitely buy that!!
▼千代田区秋葉原のUstreamレンタルスタジオ【PANDA STUDIO パンダスタジオ】
スタジオの詳細・活動記録はfacebookファンページに公開していますので、ぜひご覧下さい。
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