Ustream

Ustreamで生中継をしてみて、チェックしておくことを30のポイントにまとめました。授業の様子を高校生対象に行う特殊性はありますが、皆様の役に立つこともあると思い、メモを公開しておきます。

●事前準備

1.バックに投影する場合は、プラズマより液晶テレビの方が良い。
(プロジェクターは部屋全体が暗くなるので不適切。液晶テレビが最適。プラズマは、カメラで写すとチラツキが発生することがある。)

2.蛍光灯は、グロー灯よりインバーター灯の方がチラツキが少なくて良い。
(グロー灯の場合はちらつきが発生するのでカメラのシャッター速度を落とすこと。)

3.事前に登録方法、投票方法の説明ページを作る。
(チャットは、別に用意した方が良い。ユーザー登録はハードルが高い)
(Ustremになれていない人が多いので、POLLの使い方ページを用意する方が良い)

4.ユーザー(高校生)には不適切な広告が表示されたり、URLを案内が大変なので、みんながよく利用するWebの中に、生中継ページを埋め込むこと。

5.動作確認用の動画を用意する。
(事前にFlashが入っていたり、音がでるかを確認してもらう。

6.投票(POLL)を活用する。
(見えているかどうか、聞こえているかどうかをアンケートを採る。)
(事前に問題を入力しておくこと。)
(満足度のアンケートを用意しておくこと。)

7.最後に満足度のアンケートを採ること。
(不満点、改善点、要望などを自由に書き込めるページを用意しておくこと。)

8.skypeなどで双方向コミュニケーションなどの組み合わせを考えるより盛り上がる。

9.問題(投票内容を記録しておく)用紙があっても良い。

10.twitterで事前に告知活動をすること。
(twitterでつぶやくときは、開始だけではなく、終わったことも告げる。)

●中継中

1.twitterは、Ustreamからログインすると、生中継用のURLが自動的に入るので活用すること。

2.音声が聞き取りづらい人のために、要点をチャットで残すようにすると親切。

3.出演者の確認用モニターを用意する。

4.時間通りに始められるよう15分ぐらい前から、予告を流す。(宣伝ビデオでも良いかも)

5.時間通りに終わるようにする。(質疑応答も含めた時間管理が重要)

6.中継確認用の端末は、別回線にした方が良い。
(再生の確認はeモバイルやiPhoneで行う。)

7.別アングルのカメラがあればなお良い。2つ中継するのも1つの手。
(Ustreamではカメラ切り替え機能はない。)

8.問題を解かせる場合、問題回答時間の残り時間を表示したい。
(問題回答中が、静止画面なので、生中継が失敗したように見える。)

9.用意するスライドの文字は、24point以上で作成する。

10.白地に黒文字が良い。映りも良く、蛍光灯の映り込みも少ない。

●電源・回線関連

1.電源タップは引っかけても抜けない「捻り」があるものとする。

2.配線類は、ガムテープ、養生テープで固定する。

3.マイク(ワイヤレスマイク)を利用する場合は電池は入れ替える。

4.ノートPCの方が、ブレーカーが落ちたときの対策として良い。
(ブレーカーが落ちたときは、生中継が止まる可能性も高い。)

5.予備PC、予備カメラ、予備マイクなど2セットを用意する。

●中継後

1.可能であれば、オンデマンドで配信する。(後で見られるようにすること。)

2.反省点をまとめて、次回に活かすようにする。

3.機材リストと確認し、きれい、丁寧に機材を片付けること。

4.中継で利用した会場を、利用する前以上にきれいに掃除をすること。

5.閲覧、スタッフ、出演者、そしてUstreamに感謝の気持ちを持つこと。

▼千代田区秋葉原のUstreamレンタルスタジオ【PANDA STUDIO パンダスタジオ】
スタジオの詳細・活動記録はfacebookファンページに公開していますので、ぜひご覧下さい。
http://facebook.com/pandastudio.tv

予想以上に、きれいな画質で、プラズマディスプレイに映し出した文字もきれいに判読することができた。機材としては、最新のUSBカメラで、ハイビジョンのもの、約6,000円を購入した程度。(http://blog.elearning.co.jp/?p=3517

Ustream自体は、まだ、ハイビジョンの中継には対応していないので、普通のUSBカメラでも十分だったと思う。画質としては、下記のスクリーンショット程度には表示できた。音もクリアで、全く問題ない。

▲ごくごく一部の人に告知したので、約40名が参加。

Twitterのアカウントか、Ustreamのアカウントで生中継が可能。さすがに高校生は、twitterのアカウントは持っていないのか、スタッフが解説や、聞き取りづらい部分を、テキストで中継。

▲不具合で自分の書き込みしか出ていないですが、twitterアカウントで、生中継についてツブヤキが可能。

質問は1つ。「英語は好きになるには、どうしたらよいか?」漠然とした質問で、坂木先生は、タジタジに。その後も次々と質問がでました。生中継でありながら、講師の先生に生中継で質問をできるのは、まったく新しい。チャットで、短く、鋭い質問が飛び出しました。

もっとも感動的なのは、リアルタイムに投票(回答)した内容が集計される。POLL機能。超、便利。

先生も、おそらく生徒の皆さんも、もっとも楽しめたのは、画面上で出されたセンター試験の過去問題を、リアルタイムに集計して、どの選択肢を選んだ人が何パーセントか集計されること。途中9割を超える正解率の問題や、なんと正解率が0。全員が引っかかって、先生もびっくりの問題も。回答を選択するまでに時間が掛かるものと、すぐに答えが出せるものも、POLL機能を利用して画面上ではリアルタイムに表示されるので、オンデマンドの授業では味わえない、インタラクティブな生中継ができました。

今回は限定的に利用している塾の一部への告知での生中継でしたが、Ustreamでは、遅延もほとんどなく(実際は、3-5秒程度)、快適そのものでした。eラーニングは、オンデマンドで作成したものの中から、好きなものを選択して見だけでしたが、こうして生で、インタラクティブな授業があると、質疑応答もできますので、非常におもしろい結果が得られました。

60分予定の授業が、ほぼ倍の120分にまで延びたのも、非常に、「生」ならではでした。準備をしてくれたスタッフ、熱意ある坂木先生、そして、2時間の生中継に参加してくれた受験生の皆さんに感謝!感謝です。

▼千代田区秋葉原のUstreamレンタルスタジオ【PANDA STUDIO パンダスタジオ】
スタジオの詳細・活動記録はfacebookファンページに公開していますので、ぜひご覧下さい。
http://facebook.com/pandastudio.tv

最近PCと回線速度の向上で、インターネット経由でビデオ配信やビデオ会議が当たりまえ。スタッフとは、skypeを使って日々の業務に必要な情報の共有をしているけれど、取引先では、大企業ほど、skypeはセキュリティの問題で、、、というよくある理由で利用できないところが多い。

また、実家で、60歳を超える父・母はPCで、skypeを利用するのは難しい。

スマートフォンでskypeを使えるようになることで、解決されるのかな、、、なんて思っていましたが、こんなすてきな解決策があったんですね。

PCなしでSkypeテレビ電話のできる認定製品、ASUSビデオフォンタッチが日本でも発売開始されました。Skypeだからもちろんテレビ電話は無料です。

▲http://share.skype.com/sites/ja/sv1t.jpg より

充電もでき、無線・有線どちらでもインターネットがつなげるので、家の中で持ち歩いて利用できますし、Poket Wifiなどがあれば、旅先、イベント会場からでも利用できます。そのまま話してもきれいに音を拾う内蔵マイクと30万画素のカメラ付きだそうです。

プライバシーの気になる方は外付けヘッドセット・マイク接続も可 能。カラーもインテリアに合わせて選べる「シルバーグレー」と「パールホワイト」の2色で登場。30,800円でアマゾンから購入できるそうです。

Skypeクレジットを購入または月額プランを追加すれば、普通の電話へも通話発信できます。

機能一覧

  • Skype同士のテレビ電話と音声通話
  • Skype会議通話への参加
  • ログイン状態表示で誰がコンタクト可能か確認可能
  • 電話への格安通話(Skypeクレジットか月額プラン購入が必要)
  • オンライン番号の利用(オンライン番号の購入が必要。普通の電話からの着信が可能)
  • ボイスメールの受信(留守電機能)
  • Skypeアカウントの詳細表示(クレジット残高など)

コンピュータの苦手なご両親や、遠く離れたおじいちゃんおばあちゃんへ、クリスマスプレゼントにいかがでしょう?年末年始に実家へ帰省される方、この機会にセットアップもぜひ。

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    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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