動画・生中継

キバンインターナショナルでは、パンダスタジオを使ってeラーニング用の動画撮影をしています。

動画を収録する際には、自分がどのように撮影しているか確認するようにカメラで撮影している映像、別のモニターに出して確認しています。
ところが、カメラ本体に出ている「プレビュー(確認)モニタ」と、別のモニタ「AQUOS液昌 (47 inch) では映り方が違うことがわかりました。
例えば、撮影時に端が切れてしまう 場合は、少し小さめに撮影して、要らない部分をカットするなど編集が必要になってしまいます。できれば、撮影しているものと全く同じ画像が確認できるのがベストなので、どのように解決できるか試してみました。

PC画面ぎりぎりを撮影していますので、どのくらい違いがでているのかご覧ください。

ビデオカメラのプレビューモニタ。キバンロゴの九つのドットが全て見えます

その一方で、液晶テレビ(AQUOS)にHDMIで出力すると、端が切れてしまっているのが見えるでしょうか?

液晶モニタに出力したところ。ロゴの端が途切れてしまっている

液晶モニタのせいなのか、またはHDMIケーブルが悪いのか、いずれにしろ動画を編集する際に余分な部分をカットしたり、最悪途切れていて映っていなかったという可能性があります。

いくつか試した結果、液晶モニタの設定で、リモコンから操作し、画面サイズ「Dot by dot」にすると以下のように正常に表示されることを確認しました。

Dot by Dotだとロゴまで全て表示。この状態であれば、表示されているもの=録画されているものになる

これで、収録や配信を行う際に、どの画像が出力されているか正確にわかります。

ユーストリーム(Ustream)などの生中継をしている中で、PowerPoint画面を配信したいということが頻繁にあります。
PowerPointをプロジェクタに照らし出したものをカメラで撮影すると、画面全体が暗く、スライドに明るさを合わせると人の顔が真っ暗になってしまったり、 人の顔に明るさを合わせると、スライドが明るすぎて読めないといったことがよく発生します。

一番綺麗に配信できるのは、PowerPointの映像出力をそのまま配信することです。
方法としては、プロジェクタに配信する際に、一度映像の分配器を挟んで、片方を プロジェクタへ、片方を生中継用の(Roland V-8, LVS800, v1600HDなど)スイッチャーに入力することです。

スイッチャーに入力する場合は、ビデオなどと同じように映像として扱われますので、PowerPoint画面を背景にPinP(小画面で会場
、大画面背景にPPTなど)するといったことができます。

その一方で、スイッチャーを持っていないけれどもPowerPointを配信したいという場合には、Ustreamの場合には、UstreamProducer、UstreamProducerProを使い、同時にインストールされるDescktop Presenterを使うことで配信することができます。
Ustreamの公式有料サービスで、 Watershed(ウォーターシェッド)を使う場合は、UstreamProducerでは配信ができず、Wirecast
(ワイヤキャスト:449ドル)を使うことで配信することができます。

Wirecastの配信画面

Wirecastで利用する場合は、以下のステップで、PC画面を配信することができます。

1.Wirecastを起動する
2.PC画面を配信したいPCに、DesktopPresenterをインストール
(もしくは、WirecastをインストールしたPCでそのまま配信する場合には、不要です)
3. DesktopPresenterを起動します。(配信するPCと同じLAN環境である必要があり、無線よりは有線が速度が早い)
4. Wirecast側で自動的にDesktopPresenterを認識
5.DesktopPresenter画面を選択し、ゴーボタンを押す。
6.Wirecastの放送メニューから、放送セッティングを選び、
WirecastでWatershedに配信する方法」でWatershedに配信設定を行う。
7.WirecastをインストールしたPCででそのまま配信する場合は、Wirecastを最小化し、PPTを起動

WirecastでDesktopPresenterを起動して、選択したところ

DesktopPresenterについては、こちらから紹介しています。

お昼の気の抜ける生放送「きばらじ」では、木曜日なのでFacebook講座ですが、他にもiPad2, GalaxyTab, iPhone4 からの配信を試します。
それぞれのモバイル配信端末で一番優れているのはどれか、生放送でチェックしてみてください。

お昼の12:30から放送開始です。 http://kiban.tv

ずらりと並んだモバイル端末

本日の「きばらじ」(http://kiban.tv)で、iPad2を利用したUSTREAMの配信実験を、パンダスタジオ http://pandastudio.tv からお届けしました。その様子をご紹介します。

普段は複数台のカメラをスイッチャーというマシンで切り替え、1つのチャンネルで配信しています。それに対し、本日は、2つのカメラで、それぞれ1チャンネルずつ使い、通常のカメラ映像からの配信(左上)とiPad2配信(左下)の2画面をhttp://kiban.tvで同時配信しました。

▲通常のカメラ(左上)とiPad2(左下)の2画面を同時配信。

▲通常のカメラ(左上)とiPad2(左下)の2画面を同時配信。

▼これはiPad2からの映像を、別のカメラの映像にクロマキー合成した様子です。左上の画面の背景が、合成された部分です(左下の画面と一致していないのは、2つのチャンネルのタイムラグのためです)

▲iPad2の配信画面と通常カメラ画面をクロマキ合成。

▲iPad2の配信画面と通常カメラ画面をクロマキー合成。

▼iPad2単独でUstream配信できますが、本日はクロマキー合成実験も行いたかったため、HDMIのコネクタをつけ、スイッチャーに出力しています。下の画像では2つつながっています。1つはHDMI、もうひとつは電源です。

▲iPad2にHDMIのコネクタをつけ、スイッチャーに接続。

▲iPad2にHDMIのコネクタをつけ、スイッチャーに接続。

▼iPad2を固定するには、磁石でくっつくSmart Coverを折りたためば大丈夫。手ブレの心配もありません。

▲裏から。iPad2のSmart Coverを折りたたんで立てています。

▲裏から。iPad2のSmart Coverを折りたたんで立てています。

iPad2が手元にありますので、今日の「きばらじ」(http://kiban.tv)で、iPad2を利用したUSTREAMの配信実験を、パンダスタジオからお届けします。2011年4月5日12時30分からの放送予定です。画面左上が通常放送、画面左下が、iPad2による配信になります。

ipad2でUSTREAMの配信実験をします http://kiban.tv

ipad2でUSTREAMの配信実験をします http://kiban.tv

Digital AVアダプタ(Digital AV Adaputor)を利用し、iPad2の操作画面をHDMIで出力。iPad2の操作の様子を、左上画面で配信する予定です。

Ustream(ユーストリーム)など、ウェブ生中継を行う際に、課金を行えないかというお問い合わせが増えています。

生中継に対して課金を行う仕組み、ナマチューケーを使った場合の画面サンプルをご説明します。
ナマチューケーシステムを使って、課金をする際は、ユーザはまずログインアカウントを登録する必要があります。
ログインアカウントを登録するには、「ユーザ登録」をクリックして、ID,パスワードを取得します。

ここからユーザ登録、またはログイン

 

ユーザ登録。ここからIDとパスワードを取得します。

必須事項を記入すると、メールでIDとパスワードが送られてきます。

名前、Email、電話番号など必須事項を記入すると、メールでIDとパスワードが送られてきます。

購入が必要なものには、(有料)と記載があります。

IDとパスワードを使ってログインすると、コンテンツを選べるようになっています。購入が必要なコンテンツには、(有料)と記載されています。コンテンツの文字の部分をクリックしていくと、商品購入へ移動するようになります。

購入するためのステップ1 商品購入へ移動

購入したいものを選んだら、カートに入れます

購入の際、金額と日数が書いてありますが、こちらはコンテンツを視聴できる期間です。

カートに入れたら、購入方法を選択します。

氏名と電話番号を入力します。

PayPalに移動します。

デビットカードまたはクレジットカードをえらんで、 購入します。
購入が終わると、生中継などのコンテンツが見られるようになります。 再度ログインなどはいりません。

ナマチューケーシステムに対してのご利用のお問い合わせはこちら

東日本大震災で注目を集めたUstreamですが、ビジネス利用やチャリティを考えて課金を行いたい方が増えています。
生中継に課金する方法としては今後大きく分けて3つの選択肢があります。

1. 生中継の前に課金を行う (前課金)
2. 生中継を見ている人に課金を行う (課金は任意) (途中課金)
3. 生中継ではなく、録画に課金を行う (後課金)

ビジネスとして最も選びやすいのが1.の前課金です。これが、キバンインターナショナルの提供するナマチューケーシステム
ペイパル決済(クレジットカード決済)を 使うことで、決済した相手だけに見せることができます。広告の出ないWatershedを利用。
システム利用の月額固定費がかかりますが、決済に関しては ペイパルの決済手数料(4%弱)のみなので大規模に利用したい場合は得になります。

2011現在、前課金できる唯一の仕組み、ナマチューケー

2.の生中継を見ている人に課金する方法は、ハイクによるハイクシアターが提供。ストリートパフォーマーへの投げ銭に相当する仕組みで、専用の配信画面の舞台へ花束や、硬貨を渡すことができるというものです。現在は、費用の負担割合を変更したチャリティグッズも用意されています。
チップを提供するためにはペイパルを使用します。
費用は50%ハイク+UstreamAsiaのレベニューシェア型で、初期費用は0円。
拍手がもらいやすいUstreamである、音楽バンドやお笑いだと、お金をもらいやすいかもしれません。
主にストリートパフォーマー向け?配信途中でお金を払って盛り上がれるハイクシアター

また、生中継は無料で見せるけれどもアーカイブは課金したい、というのが3.の後課金。
こちらは、現在Ustreamのアメリカ本社のHPでは始まっている ようで、定期購読しながらペイパルで自動的に決済がすすむという仕組み。
Ustreamなのに生中継は課金しないんだ、という意外さもあります。大規模配信でのリスクを考えてのことでしょうか?

課金決済Ustreamは、録画のみのようです。日本ではまだ一般には使えません。

今後、認知度が高まったUstreamを使って、ビジネス利用がもっと増えるのではないかと思います。楽しみです。

早業!野外きばらじの様子

CATEGORIES Ustream, きばらじby.a.takeuchi0 Comments2011.03.31

昨日、経営合理化協会主催のセミナー『社長が知っておくべき ソーシャルメディア最新活用法』で株式会社キバンインターナショナルhttp://www.kiban.jp/ 代表取締役 西村正宏がUstreamに関する講演をした際、社員もサポートするために現地、明治記念館へと向かいました。

その際、セミナーで紹介する為に持参していたUstream配信専用機「CEREVO LIVEBOXhttp://cerevolivebox.com/
これを使用し、セミナー会場への道すがら、歩きながらお昼のUstream生番組『きばらじ』を配信しましたので、その設定の様子をご紹介します。

▲座り込んで箱からCEREVO LIVEBOXを取り出す長谷川さん

▲座り込んで箱からCEREVO LIVEBOXを取り出す長谷川さん

▲1分後。接続完了。あとはLIVEボタンを押せば配信開始です。

▲1分後。接続完了。あとはLIVEボタンを押せば配信開始です。

▲配信確認用PCで配信を確認中

▲配信確認用PCで配信を確認中。いわく「プロですから」

PCいらずで、あっという間に生番組配信ができるUstream配信専用機「CEREVO LIVEBOXhttp://cerevolivebox.com/ 。CEREVO LIVEBOXについては、セミナー会場でもご質問をたくさん頂きました。本当に簡単にご利用頂けますので、ぜひお試しください。(※現在、在庫不足の状態になっておりますが、レンタルでご利用頂けます)

昨日、株式会社キバンインターナショナルhttp://www.kiban.jp/ 代表取締役 西村正宏が経営合理化協会様主催のセミナー『社長が知っておくべき ソーシャルメディア最新活用法』でUstreamの活用法について講演しました。(共同でビーンスター株式会社の鶴野充茂社長・キャリア研の小笠原寛社長も講師とで、3本立のセミナーでした)

▲講演の様子。参加費4万円のセミナーに、約100名の方がいらっしゃいました。

▲講演の様子。参加費4万円のセミナーに、約100名の方がいらっしゃいました。

▲講演中の西村。

▲講演中の西村。

▲名刺交換では長蛇の列ができました。

▲名刺交換では長蛇の列ができました。

内容は

  • Ustreamとは
  • 社員全員で情報発信するための施策
  • Ustream番組配信の成功事例
  • 機材とソフトについて(初級・中級・上級)

他 でした。

ソーシャルメディアは比較的新しいものであるため、中小企業の経営者にとっては、まだまだなじみがないもののようです。講演後にたくさんのご質問を頂きました。聞いてくださった皆様のお役に立てましたら幸いです。

みなさん、大変熱心に聞いて頂きましてありがとうございました!

ネット生配信番組に音楽を!

ニコニコ生放送(ニコ生)・ユーストリームでは、音楽をかける際に多くの制限があります。
例えば、CDの音源をかけたり、それを記録してDVDにするといった再配布をする際に料金を別途支払うか禁止されています。特にユーストリームでは、著作権のある音楽を演奏することはできますが、多くのCD音源を使うことができません。

その結果、ネット生放送のほとんどの番組でオープニングやBGMのない音楽になっています。
私たちは、シンガソングライターの尾飛良幸さんと「Ustreamに音楽を」と考えて、著作権フリーで自由に使うことができる楽曲を提供することにしました。

ソーシャルメディア・パッケージの特徴

  • ミキサーなどに入力することができる「Roland SP-404SX」を機材として使用
  • 生放送中利用可能・録画などでの再配布可能
  • ビジネス・楽しそう・元気の三種類についてOP/ED など4楽曲8効果音セット(合計36音源)
  • オリジナル楽曲の依頼可能

ソーシャルメディア・パッケージの利用法

  • イベント会場のOP音楽に
  • 生配信番組のジングル(場面転換)に
  • eラーニング収録の際のBGMに
  • Youtube動画制作のBGMに

Ustreamに音楽を、という尾飛先生のメッセージ(2分)

ソーシャルメディア・パッケージの紹介はこちらから(6分)
サンプルの音源を聞くことができます。

レンタル・購入はこちらからお問い合わせください

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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