中小企業診断士を取得する! 第5回 中小企業診断士の活動フィールド その3です。
こんにちは。4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアムの金高です。
少し間が空いてしまいましたが、今回は中小企業診断士の活動フィールドのまとめをお伝えしたいと思います。
前回まで、「経営コンサルタント」として活動するフィールドについてお伝えしました。
経営コンサルタント以外の活動フィールドとしては、主に以下のものがあります。
① 研修講師
主に企業研修を中心に展開する活動フィールドです。研修にも様々なテーマがあります。
金高が担当している企業研修のテーマをご紹介しながらお伝えしていきます。
金高がこの1年間で担当した研修テーマは、
・上流工程担当SE育成研修
・中堅管理者向け事業戦略立案研修
・若手従業員向けファシリテーション研修
・若手従業員向けロジカルシンキング研修
・中堅従業員向け財務会計基礎研修
・若手従業員向けマーケティング活用研修
等です。戦略立案とロジカルシンキング、財務会計、マーケティングが主なテーマです。
全て、中小企業診断士として活動した経験や学習したスキルをもとに研修内容を作っています。
その意味から言って、中小企業診断士として活動し学習することは、企業研修の展開に大いに役に立ちます。
ただし、企業研修の場合、ありきたりな内容やどの企業でも同じような内容で行っていると委託企業からのリピートは来ません。
企業研修は、簡単なように見えて、実はかなり難しい活動フィールドと言えるのではないでしょうか。
下の図は、金高が今年度、ある企業向けにシリーズで行った事業戦略立案研修の流れです。
クライアント企業の実際のテーマや課題から事業戦略を立案する、講師側にとって非常に難易度の高い研修です。
ある企業向けにシリーズで行った事業戦略立案研修の流れ
② 執筆活動
中小企業診断士としての経験を活かす上で、かつ、自身の活動フィールドを拡大する上で非常に有効なものが、執筆活動です。
執筆する内容については、これも様々なものがあります。また、執筆媒体も様々なものがあります。
書籍、雑誌、インターネット等ですが、中小企業診断士としての信用力をアップさせるには、書籍の出版が有効でしょう。
ただし、自分自身がいくら書籍を出版したいと言っても、出版社が評価してくれなければ実現できません。
まずは、インターネットでの投稿などで力をつけていくべきでしょう。
上記以外には、セミナーや講演の講師、受験対策機関の講師なども活動フィールドでしょう。
中小企業診断士として、活動するフィールドは多岐に亘ります。その活動フィールドをどれだけ拡大していくかは、資格取得後の自分自身の努力にかかっています。中小企業診断士という資格は、資格だけでめしは食えません。しかし、それがこの資格の最大の魅力でもあると思います。
次回からは、「中小企業診断士になるためには」のテーマでお伝えしてきます。
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