2010年7月5日、メデコミ会 10周年記念イベントの生中継に行ってきました。キバンインターナショナルの湯川です。メデコミ会をご存じない方に簡単に説明しますと、正式にはメディア・コミュニケーション研究会というイベントで、弊社にもかかわりの深い鶴野さんが主催されているイベントです。
壇上の鶴野さんの勇姿
会場はTOKYO CULTURE CULTUREです。この会場は私にとっては2回目の配信で、特別な下見をせずに行うことができました。同じ会場を使うというのは、担当者ともお話ができ、こちらが行いたいことをわかっていただけるという点でも大きなメリットです。そうはいっても、当日の生中継には問題が起こりうるもの。この改善点はあとでまとめて記載します。
機材は以下の写真のような構成です。スイッチャーは今回はRoland V4を利用しています。ミキサーはYAMAHA MW10C。カメラはSONY AX2000です。
ちなみにちょっとしたDJのようなイメージで写真に写っているのは何を隠そう筆者です。突っ込みは禁止です。
カメラ、スイッチャー、ミキサーなど
ビデオキャプチャーはいつもきばらじのADVC110、配信PCにはVaio TypeZ、Aspire 8935G、を利用しています。ADVC110は、アナログ1回線をデジタル2回線(IEEE1394)に分配できるので、とても重宝しています。(この方法は、サポート外の使い方らしいので、ご利用は自己責任でお願いします。) 今回はAspire 8935Gをメインの配信PCとして利用し、Vaio TypeZはFLV録画専用に利用しました。
PC類
今回の配信で得た教訓は次のものです。
- 回線の太さを考慮せずに配信と確認を同じ回線で行ったため、かなりのタイムラグが出てしまいました。体感5分近いラグでしたので、配信のみとして、
チェック用のPCはWimaxやポケットWifiを利用するのがよさそうです。
- かなり高い三脚を使っていたのですが、それでも人が横切るのが移りこんでしまいました。さらに高い三脚を利用するか、台座も必要だと感じました。
- ホワイトバランスの調整に失敗しました。二台あるカメラの一台が、かなり青くなっていました。一見おしゃれ照明に見えたらしく、あまり気にならないという声があったのが救いでしたが、事前にホワイトバランスの色あわせを行う必要があります。
- テロップを入れてほしいというリクエストがありました。残念ながら当日は準備ができませんでした。
- スライドを使うかどうか事前に確認しなかったため、スライドが見えづらくなってしまいました。私たちは、プロジェクタなどへつなぐD-subケーブルを
分岐させることができる分配器を持っています。今後はスライド画面を直でもらえるような装備も揃えて生きたいと考えています。
音声については、事前の調整では音量レベルの最大値がわからず、開始直後は多少割れていたのですが、こんな場合にも快適な配信ができるよう準備しておいたミキサーによって、調整の結果そこそこいい音になったのではないかと思います。
満員の会場
当日の会場は満員で、登壇者と鶴野さんの掛け合いもとても面白く、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいました。なかなか貴重なお話が聞けたことをうれしく思うこととともに、鶴野さんの人脈の巨大さを改めて実感した日でもありました。
常時100名の方が、それぞれの方のついーとでいらしてくれました。
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CATEGORIES 動画配信by.h.yukawa2010.07.06
記事の投稿者
湯川 浩一
大学院を卒業後、役者修行をしてから入社した変り種です。
文系人間がIT企業に入ってしまったため、苦労の連続でしたが、それを乗り越える過程で写真のような外見に変貌しました。社長にしかられるときには、特にこの姿に変身すると便利です。