こんにちは、キバンインターナショナルの小林です。
青森の2016年登録販売者試験、受験された皆様お疲れ様でした。
今回受験された方、これから受験される方、再挑戦される方も今後の参考として、今回の試験を振り返ってみましょう。
青森は例年に引き続き、ほぼ半数が合格と高い合格率でした。
基本をしっかり押さえておけば、合格はかなり近づくようです。
<~青森県~試験結果>
試験日:平成28年8月31日
受験者数 592名
合格者数 277名
合格率 46.8%
<合格基準>
総合得点(120問=120点)の7割以上、かつ、各項目の得点が、4割以上です。
<ここに注目!!>
「「午後 問103」:正解がなし
の問題があった。
※この問題は受験者に不利となることのないよう受験者全員を正解として採点しているとのことです。
<~青森~平成28年度出題問題をチェック!!(問103)>
問 103 一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 添付文書の内容は変わらないものではなく、医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見、使用に係る情報に基づき、定期的に改訂がなされている。
b 使用上の注意の項目に記載される、「してはいけないこと」、「相談すること」及び「その他の注意」の各見出しには、それぞれ統一された標識的マークが付されている。
c 添加物として配合されている成分については、現在のところ、製薬企業界の自主申し合わせに基づいて記載がなされている。
d 可燃性ガスを噴射剤としているエアゾール製品等における消防法や高圧ガス保安法に基づく注意事項については、その容器への表示が義務づけられているが、添付文書において「保管及び取り扱い上の注意」としても記載されている。
<解説>
設問bは「正しい記述」として出題されましたが、標識的マークが定められている使用上 の注意の項目は、「使用上の注意」、「してはいけないこと」及び「相談すること」であり、 「その他の注意」には標識的マークは定められていないため、設問bは「誤った記述」と なります。 これにより、a:誤、b:誤、c:正、d:正となり、正しい組み合わせがないことか ら、正解なしとして受験者全員に加点しました。
~このように、「正しい組み合わせがない」言う事で、この問題に時間をとられてしまった方も多いのではないでしょうか。
不明な問題に時間をかけるより、まずは確実にわかる問題を着実に解いていく必要がありますね。
こういう問題に直面したときは、慌てずに時間配分を考えて、他の問題から解いていくことも一つの方法です。
但し、マークシート記入する際、設問番号のズレには、お気を付けくださいね。~
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