本日、日本eラーニングコンソシアム主催で第一回 SCORM技術者講習会が開催されました。 本日より、SCORMアセッサ資格はSCORM技術者資格と名前を変え、対応範囲もSCORM1.2のみからSCORM2004対応に拡大いたしました。実は、私自身もSCORMアセッサであり、SCORM技術者講習会に参加したかったのですが、教える側が試験を受けられるはずもなく、参加できませんでした。。。
ところで、皆さんはSCORMはご存知ですか? SCORMとは、米国の団体であるADLが規格を策定し、日本では日本eラーニングコンソシアム(eLC)が広めている国際標準規格です。弊社はeラーニングを専門としている企業ですので、弊社の製品群も当然これらの規格に準拠しています。SCORM規格についてもう少し詳しく知りたい方はこちら(http://elearning.co.jp/?page_id=735)をご覧ください。
また、私たちが販売しているLMS、SmartBrainも、SCORM1.2規格に準拠しております。こちらもぜひご覧いただければと存じます。
話がそれてしまいましたので、この辺で話を戻します。私が受け持ったのは「SCORM2004適合コンテンツの検証」というタイトルで、30分ほどの短い講義です。内容は、「SCORM2004 4th Edition TestSuite Version 1.1.1の使用方法」というもので、簡単にいうとコンテンツの適合試験ツールの使い方を解説するものでした。
第一回目の講習会ともあって、かなり手探り状態だったのですが、今回目指したのは「とにかくツールをインストールして使えるところまで引き上げる」というところで、その役目は十分果たせたのではないかと考えています。今回のために作成したドキュメントを、皆様にも見て頂ける状態にしておきます。Version1.1.1のインストールをまとめたドキュメントはあまり見かけませんので、是非参考にしてください。
SCORM1.2に完全対応の認証LMS SmartBrain(スマートブレイン)の開発者としては、広く多くの方に、SCORMについての技術、知識を身につけて欲しいと思います。SCORM1.2に完全対応の認証LMS のイントラ版の製品を新しくリリースすることになりました。ASPサービスだけではなく、イントラ版LMSとしてもご利用いただければ、幸いです。