タグ別アーカイブ: 財務会計

 
みなさん、こんにちは。
4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアム 総合プロデューサーの金高です。
今日のワンポイントアドバイスは、「企業価値の考え方」です。
 
 


 
 
ファイナンス論では、図にもあるように、
A社はB社に比べ、負債利用の節税効果の現在価値によって、200億円企業価値が高くなります。
 
 
学習される方は、いつもここでつまずきます。
なぜなら、「有利子負債がある企業の企業価値が高くなるのはどうも???」
という疑問に陥るからです。
 
 
理解するためには、企業価値を見ているのは誰かを考えれば良いでしょう。
 
 
ファイナンス論で言う企業価値とは、
 
民間の投資家から見た企業の利用価値が高まっているということなのです。
 
 
財務的な企業価値(与信力)が負債によって高まったわけでありません。
この点を押さえておきましょう。
 
 
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みなさん、こんにちわ。 4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアム 総合プロデューサーの金高です。
今日のワンポイントアドバイスは、1次試験対策「損益計算書とCFの関係」です。
 
次のクイズに取り組んでください。制限時間は3分です。
 
 

 

 
 
正解はcですね。
 
 
このクイズで理解しておきたいのは、
  ・損益計算書は、キャッシュの動きを表したものではなく、収益と費用を表している。
  ・そのため、「収益=キャッシュイン、費用=キャッシュアウト」ではない。
  ・未収や未払のなどのB/S勘定を加味しなければ、本当のキャッシュの動きは掴めない。
  ・減価償却費は支出の伴わない費用であるため、キャッシュインと同じ意味を持つ。
  ・固定資産の売却から得るキャッシュは、実際の売却額がいくらかをつかむ。
です。
 
 
下の図表は、損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書の意味合いと、
損益計算書の本質を示したものです。
 

 
 
財務会計は、1次試験だけではなく2次試験においても重要な科目です。
その重要な科目を制するのは、徹底的に財務諸表の基本を理解することです。
1次試験までもう少しです。基本を再度復習して、頑張ってください。
 
 
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みなさん、こんにちわ。 4dan4.jp 総合プロデューサーの金高です。
今日のワンポイントアドバイスは、1次試験対策「経営資本営業利益率」です。
 
次のクイズに取り組んでください。制限時間は3分です。
 
 


 
 
正解はaですね。今日は映像で解説をお伝えしたいと思います。
 
 

 
 
基本は大事ですね。本試験まであと少しです。頑張ってください。
 
 
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みなさん、こんにちわ。 4dan4.jp 総合プロデューサーの金高です。
今日のワンポイントアドバイスは、1次試験・2次試験対策「セグメント別利益管理」です。
 
次のクイズに取り組んでください。制限時間は3分です。
 
 


 
 
複数の製品や商品を扱う企業の利益管理の基本的な考え方は、
プロダクトミックス(セールスミックス)で学習されたと思います。
そのプロダクトミックスの考え方を企業の事業別や部門別での利益管理に活用することができます。
そのような考え方を「セグメント別利益管理」と言います。
地域別や事業別、部門別などの損益を管理することで、より有効性の高い利益管理が可能となります。
 
 
O社のセグメント別損益計算書を作成すると次のようになります。
 

 
 
東京店では50万円の貢献利益を稼ぎ出しており、
200万円の本社固定費を回収するのに貢献していることから、東京店は閉鎖するべきではありません。
 
正解はbですね。
 
なお、問題文の損益計算書にあるように、何らかの基準で本社の固定費などを部門に配分して負担させることを
「配賦(はいふ)」と言います。
本社の固定費には、本社建物の減価償却費や賃借費、本社人員の人件費などがあります。
 
損益分岐点分析、プロダクトミックス、セグメント別利益管理は一連の流れで理解しておきましょう。
 
 
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みなさん、こんにちわ。 4dan4.jp 総合プロデューサーの金高です。
今日のワンポイントアドバイスは、「財務・会計は診断士試験のキモ」です。
 
診断士試験の世界では、以前から「財務・会計を制する者は診断士試験を制する」と言われています。
財務・会計は実務のコンサルティングにおいても避けて通れないテーマなので、それだけ重要度も高いと言うことだと思います
 
また、この科目は、一か所でも解らないところがあると全体が理解できなくなる科目でもあります。
ですから、高得点を取れるかその全く逆になるかが、極端に分かれる科目なのです。
 
 
財務・会計を理解する第一歩は、決算書の仕組みを単純化して理解することです。
決算書とは、お金の調達と運用の関係を簡単に表示しているだけなのです。
 
下の図表を確認してください。

  • 売上以外での獲得資金と形として残る資産の関係・・・貸借対照表
  • 売上での資金獲得と消えてなくなる費用の関係・・・損益計算書

また、下の図表をよく見ると、利益とは何かが良く解りますね。
利益と現金とは全く異なることもわかります。
だからこそ、キャッシュフロー計算書も重要になってくるのです。
 
今日のワンポイントアドバイスは、初学者の方向けの内容でしたが、
今年受験される方も復習の意味を兼ねて知識整理をしてください。
 
 

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みなさん、こんにちわ。 4dan4.jp 総合プロデューサーの金高です。
今日のワンポイントアドバイスは、1次試験対策「損益分岐点分析-費用分解」です。
 
次のクイズに取り組んでください。制限時間は3分です。
 
 


 
 
いかがでしたか。正解はcですね。
 
 
企業が損益分岐点分析を行う際に問題となるのが費用分解です。
この費用分解で一般的に用いられる方法が勘定科目法です。
しかし、勘定科目法には大きな問題もあります。
それは、勘定科目によっては変動費とも固定費ともいえないものが存在しており、どちらの費用にすればよいのか判断がつかないことが多いからです。
現実では完全に変動費と固定費に分解せずに「準変動費・準固定費」という扱いをすることも多いでしょう。
準変動費とは、売上高や工場の操業度にかかわりなく定額で費用が発生し、かつ同時に売上高や工場の操業度に伴って増減する費用です。
例えば「工場の電力費は変動費としてあつかい、基本料金は固定費に参入する」といったものです。
一方、準固定費とは売上高や工場の操業度が限界を超えると急激に増加し、また次の限界までは固定的にかかる費用を言います。
例えば「事務所の家賃は従業員が5人であれば、現状の事務所で済むので固定費としてあつかい、売上増加による増員でスペースが足りなくなり賃借する場合の家賃は変動費に参入する」といったものです。

このように厳密に言えば、純粋に変動費や固定費に区分できる費用は少ないです。
しかし管理会計では、どちらともいえない費用でも企業の実態に合わせて変動費と固定費に分解します。
多少精度は粗くても、迅速な意志決定に役立てばよいからです。
 
試験対策だけではなく、損益分岐点分析は多くの企業で活用されています。基本を理解しておきましょう。
 

 
 
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