タグ別アーカイブ: 気象予報士

気象予報士試験直前講座 開催しました

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura0 Comments2013.01.19

株式会社キバンインターナショナル パンダスタジオにおいて、気象予報士試験直前講座を開催致しました。

気象予報士試験まであと1週間あまりとなり、まさに直前も直前、超直前という時期なので、新たな知識を詰め込むというよりも、自信がホンワカとした理解をしている箇所がないかチェックする、といったことを主眼において講義が行われました。

14:00開始で、最後の質疑応答が終わったのは19:00という長丁場でしたが、佐々木先生ありおがとうございました。(佐々木先生は午前中も、別の場所で講義されていたそうです。)


多くの方に参加いただき、ありがとう御座います。


講義の様子。ホワイトボード、手書き資料、などなど、直前感満載の、まさに、「直前対策講座」でした。先週の南岸低気圧の話とかも交えて解説できるのは、直前講座故ですね。


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新しい動画、2つアップしました!
*「東京の気温を当ててみよう」

気温は、その地域の地形的な特性などで、計算より大きく異なることがあります。難しいくてオモシロイです。
今回は、その東京の場合…ということです。

 

*「エマグラムで空気塊を持ち上げてみよう」

学科試験でも、実技試験でもついてまわってくる状態曲線です。基本中の基本ですが…エマグラムの使い方の基本を、SSIを出すことで復習してみます。忘れちゃった人はぜひ!

↓もうすでにアップしてあります、こちらの動画もよろしくお願いします
「気象衛星画像ばっかり見る」動画もよろしくどうぞ

 

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☆第38回気象予報士試験 学科試験(一般・専門)解説

※第38回の気象予報士試験「学科・一般 問6」は、解説の図が間違っています。まだ直していませんのご注意ください。なお、訂正内容については、「講師より」ということで、このページに書いてありますので、参考にしてください。宜しくお願いします。

14日の南岸低気圧のまとめ

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura0 Comments2013.01.16

南岸低気圧がどうなるか…書きましたが、結果的には関東南部はスゴイ大雪になりましたね。おかげさまで、交通機関、道路大混乱でした。実際どうだったのでしょうか?

朝4時から南岸低気圧パトロールに出かけ、7時前には東名高速道路で御殿場につきました。

この間は、しっかりした雨(時間3ミリぐらい)降っていましたが、気温が一気に下がるということはなく、ずっと雨でした。

恐らく、上空850hPa(1500m)付近の温度場が大して冷たくなく、降水によって寒気が引きずりおろされることもなく、また湿度も高くなり始め蒸発熱が奪われる効果も大きくなかったのかも知れません。そもそも降水が始まる前の気温が5~6℃程度ありましたが、強めの降水が始まっても1~2℃ぐらいゆっくり下がるぐらいで、急激な気温低下はありませんでした。

左が東京の10分毎の気温変化、右が横浜の10分毎の気温変化です。降水の強さは変わりませんが、東京は11~12時頃横浜は9時~10時頃に気温が2℃ぐらい下がって、0℃台になりました。これが、雨・ミゾレから完全に雪に変わる時です。

このタイミングを含めた、レーダーエコー合成図を見てみます。(6時~1時間毎)

<6時~12時レーダーエコー合成図>

関東地方には、朝早くからべったりとエコーがかかっています。そして、注目はブライトバンドです。福井、名古屋、静岡、東京の4か所それぞれのレーダー基地を中心にブライトバンドができています。ブライトバンドは融解層です。東京レーダーに注目すると、そのブライトバンドの半径が時間経過とともに小さくなっていくのが分かります。これは、融解層が下がってきているということ、つまり半径が小さくなるということは、0℃層の高度が下がり雪に変わる公算が高くなってきていることを示しています。実際、東京では10時半頃に初雪を観測し、その後はしっかりと雪に変わり積雪していきました。

南岸低気圧で雪になる時に重要なのは、何度も言ってますが「下層寒気」です。今回は、先ほど言ったようにそもそも降水が始まる前の気温は高く、降水が始まってもダラダラっと気温が下がっただけでした。では、下層の寒気層はどのように形成されたか、925hPaの風・気温(解析)と900mのウィンドプロファイラの風の変化を見てみます。
(925hPa風・気温は3時間毎、ウィンドプロファイラ観測は1時間毎で表示されています。)

925hPaの気温はピンク線、その0℃線が赤い太実線、丸ベースの上に書いてある矢羽が、ウィンドプロファイラの観測です。

水戸のウィンドプロファイラに注目すると、はじめは南東風ですが次第に東よりから北東風に変わっていきます。その風に伴い北東方向から寒気がグイッと南下して、9時には埼玉西部、東京奥多摩地方に0℃以下の層ができはじめ、12時には0℃線が相模湾まで南下しています。これで、12時には関東南部ではほとんど雪になったということです。

では、この寒気がなぜ急に入ってくるようになったのか。それが、南岸低気圧の発達に一因があると考えられます。

<3時~15時 中心気圧の変化>

上の図は、MSMの解析による低気圧の中心気圧の変化です。3時~9時までは、3時間毎に2hPaずつ下がっています。ところが、低気圧の中心が紀伊半島の南海上を通過した9時以降は、3時間毎に6hPaずつ下がりこれまでよりも急に気圧が下がっています。この急激な発達とタイミングとが、下層寒気の引き込みを一気に強めた一因とみられます。これは、925hPa気温・風分布の解析ともほぼ一致しますね。

今回の南岸低気圧は、雨に変わるタイミングは遅かったですが、それは上空(850hPa)の寒気が弱かったことや地上気温が高かったことが理由として挙げられます。その後、無事に(?)下層の寒気層が形成されたのは、紀伊半島の南海上を過ぎた低気圧の急発達が、一因を担っていると考えられます。

今回の南岸低気圧は、南岸通過中に急発達しその後も発達し続け、下層寒気を一気に引き込むという、気象予報士試験にうってつけの事例であったと思います。よく復習しておいて下さい。

そして…「こんな東京見たことない!」という景色にたくさん出会いました。

どれもこれも、東京とは思えない景色。雪かきしていない歩道は、積もりっぱなしで10cm以上の積雪になっています。

信号や標識に雪が着雪してあまりよく見えない、ノーマルタイヤで滑って、ちょっとした坂が登れないため立ち往生する車が続出、そして渋滞…ホントに大混乱でした。

南岸低気圧の予報は、雨雪判別が非常に難しいというこは分かっていただけてると思います。だからこそ、1℃程度のほんの僅かな違いで、雪にも雨にもどちらにも転ぶ可能性があるわけです。そして、雨予報が雪予報に変わった途端に、一気に

災害の危険性が高まるのも南岸低気圧の特徴です。(雨の10ミリは何でもないけど、それが雪として降ると、かなりの積雪)ですから、今回はもう少「都心の積雪の可能性」を言ってくれてもよかったのではないかな。。。と感じています。

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1月19日(土) てんコロ.気象予報士講座オンサイト学習会

「てんコロ.の直前対策講座」開催します!

てんコロ気象予報士講座では、Webでの講座を行ってきましたが、今回1月の試験に向けて
試験直前対策オンサイト勉強会を実施することに致しました(^_^)/要するに、リアル講座です。

気象予報士試験の直前、ギリギリだけど「ここだけは落とさないようにしよう!」という最後の確かめ講座です。

ポイントを絞って、頻出分野や皆さんが間違えやすい分野についてのお話です。きっと、今より理解を深めていただけると思います!

また、講座の最後には「受験される方の悩みに答えちゃう」コーナーを設けております。

・学習時間を確保するのが難しく、本試験まで非常に不安である。
・実技事例に取り組んでいるが、そのやり方、記述方が大丈夫か。
・過去問をできるだけ多く解いていくべきか、それとも一つの事例にたくさんの時間をかけて取り組むべきか。
・解答を書くのに非常に時間がかかってしまう。文章を早く書く方法を教えて欲しい。

などなど、せっかく面と向かってお話できるこの機会に、ぜひ不安な点や悩みをご相談ください!

コチラの質問とそれに対する回答については、学習会開催後に改めてオンラインでもご紹介します。

【勉強会スケジュール・場所】
開催日時 2013年1月19日 14:00~ (13:30からご入場頂けます)
場所 パンダスタジオ東京 (東京都千代田区外神田6-7-3 セイコービル2階)
地図: http://pandastudio.tv/?page_id=11

【当日時間割】
学科 一般分野対策講座: 14:00~14:50
学科 専門分野対策講座: 15:00~15:50
実技試験対策講座: 16:00~17:50
お悩みに答えるコーナー: 18:00~18:30 (質問は事前受付)

【参加方法】
参加申込は、メールでの受付のみです。

お申し込みの際は、(1)氏名、(2)メールアドレス、(3)学習の疑問・悩みをご記入の上、以下のメールアドレスまで。

てんコロ オンサイト学習会 開催事務局宛 report-box@ten-coro.com

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*「東京の気温を当ててみよう」

気温は、その地域の地形的な特性などで、計算より大きく異なることがあります。難しいくてオモシロイです。
今回は、その東京の場合…ということです。

 

*「エマグラムで空気塊を持ち上げてみよう」

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成人式。関東地方は…

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura0 Comments2013.01.13

気象予報士講座を開講中の佐々木先生のブログが更新されておりましたので、引用させて頂きます。


やばいかな~やばいかな~と思って見てきたけど、やっぱりヤバイと思う。低気圧の発達感と降水量。

これは関東地方も大雪になっちゃうかも。

<今夜21時>

<明日夜21時>

明日、成人の日は前線を伴った低気圧が発達しながら本州南岸を東進する…いわゆる南岸低気圧です。
高気圧の軸は東北地方にあって、関東地方には北東~東風が入りやすい状態です。
低気圧が発達しながら近づいてくると、低気圧への引き込みが強まって、下層に寒気が入ってくるかも知れません。
その後の時間帯は… (画像はクリックすると拡大します。)

<14日3時地上気圧・降水量>


<14日9時地上気圧・降水量>


<14日15時地上気圧・降水量>

東京は大体夜中の3時ごろから降水が始まりそう。
降り出しは、弱い降水で気温もそんなに低くないだろうから、雨でしょうか。
しかし、やはり低気圧の発達度合いがかなり強そうで、明日未明の3時~午後15時の12時間で中心気圧は16hPaも下がる予想

850hPaの温度場と風について見てみます。

<14日3時850hPa風・気温>


<14日9時850hPa風・気温>


<14日15時850hPa風・気温>

850hPaは0℃線が関東南岸すれすれにあります。
数値的には東京上空は-1℃ぐらい。
これが低気圧が発達しながら近づいてくると、1℃ぐらい下がっちゃうかも知れませんね。
どうかな北日本の寒気があまり強くないから、大したことないとも考えられるなあ。
ガーンはあ、むずかし。

今回は山場が昼間にあるから、早めに降り出して気温が低いうちに、ある程度強い降水(1時間2ミリとか)が始まれば、日中も気温が上がらず雪に変わったらそのまま雪で終わるか。
そうすると、かなり降雪量が多くなるかも知れません。
まあ、最悪の場合ということですが。

さらに、風もかなり強そうで、まさに大荒れの成人式となりそうです。。。
交通機関の混乱にも注意しなきゃいけないし成人式で人が多くなってる所で、雨雪や風が強い状況はとても危険です。
気を付けましょう。

南岸低気圧は、雨雪の判別が難しいと言われますがもちろん今回も…ホント難しいです。
大体からして、850hPaで-6℃なんて基準にしてたらクソ大雪になってしまいます。
850hPaなんて、氷点下であれば十分、雪の可能性を考えなければなりません。
こんな風に低気圧が発達しながら近づいてくれば上空の気温なんて、計算よりも1~2℃ぐらい下がっちゃうことなんてよくあるし、そもそも雨雪判別が難しいって言ってる中での1~2℃の低下は、致命傷です。

850hPaで0℃線が関東南岸ぐらいだから「こりゃ雨だね~」とは言い切れないということですね。


てんコロ気象予報士講座のお知らせ!
てんコロ気象予報士:特別講義 東京の気温をあててみよう

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気象庁のホームページで公開している、実況天気図(アジア)は、情報量が多いので、毎日眺めていても飽きません(気象予報士試験の勉強にもなると思います)。というわけで、今回は、実況天気図(アジア)を眺めて楽しもうとおもいます。
今回利用するのは、2013年1月13日0時(UTC)(日本時間9時)発表の実況天気図(アジア)です。今回利用した現物はコチラからダウンロード可能です。

発達中の低気圧がやってくる!?

発達中の低気圧が・・・


13日の天気図開いてびっくり。まず目を引くのは発達中ので低気圧がやって来るようです。この低気圧はご丁寧に予報円が書かれてますので、25kt(ノット)以上の風が吹く、もしくは吹くと予想される厄介な奴だという事がぱっと見わかります。(13日0時からの)24時間後には、近畿地方の南に到達してそうなので、関東地方では、成人式にぶち当たりそうな気がしますね。。。
ただ、この記事の趣旨は予報をする事ではないので、あくまでも、実況天気図の読み取りを置こなていきたいと思います。(14日の天気の予報については、てんコロ。佐々木恭子のブログに詳しく掲載されてます。)

DEVELOPING LOW 1010 hPa 26N 123E ENE 15KT
EXPECTED WINDS 30 TO 50 KT WITHIN 900 NM OF LOW SW-SEMICIRCLE
AND 600 NM ELSEWHERE FOR NEXT 24 HOURS
発達中の低気圧 1010hPa は 北緯26度 東経123度 に位置し、東北東に 15KTで進んでいる。
24時間後に低気圧の南西半円900NM 内とその他600NM 内は 30KT から 50KT の風が予想される。

さらに、この低気圧には、[SW]がマークされていますので、海上暴風警報が出ていますね。

しかも、当面の天気には影響ないみたいですが、その南には、熱帯低気圧も北上してきて、なんだかこの辺の海域はとても大変な事になっていそうです。各記号の意味は、こんな感じ。

  記号

  英文

  和文

  発表基準

 FOG[W]

FOG WARNING

海上濃霧警報

 視程(水平方向に見通せる距離)0.3海里(約500m)以下
  [W]

WARNING

海上風警報

 風速28ノット以上34ノット未満
  [GW]  

GALE WARNING

海上強風警報

 風速34ノット以上48ノット未満
  [SW]  

STORM WARNING

海上暴風警報

 風速48ノット以上
 [TW] 

TYPHOON WARNING

海上台風警報

 台風による風が風速64ノット以上

  

  英略語

  英文

  日本語の意味

TD

TROPICAL DEPRESSION

 熱帯低気圧(最大風速34ノット未満)

TS

TROPICAL STORM

 台風(最大風速34ノット以上~48ノット未満)

STS

SEVERE TROPICAL STORM

 台風(最大風速48ノット以上~64ノット未満)

T

TYPHOON

 台風(最大風速64ノット以上)

KT

KNOTS

 ノット(速度、風速に用いる)

SLW

SLOWLY

 ゆっくり(速度5ノット以下で進行方向が定まっている)

ALMOST STNR

ALMOST STATIONARY

 ほとんど停滞(速度5ノット以下で進行方向が定まっていない)

MAX

MAXIMUM

 最大

NM

NAUTICAL MILES

 海里(カイリ)

PSN

POSITION

 位置

というわけで、今回は、発達中の低気圧だけでしたが、またの機会に、実況天気図の地上天気なども見て行きたいと思います。


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参考:
気象庁 実況天気図(アジア)
http://www.jma.go.jp/jp/g3/images/asia/pdf/asas.pdf

気象庁 実況天気図(アジア)の解説
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/ASAS_kaisetu.html

成人式は関東地方は…
http://ameblo.jp/ten-coro/entry-11448092559.html

台風1号 ソナム君の行方 実況天気図(アジア)に記載される、台風等の情報の読み方
http://tenki.elearning.co.jp/?p=825

用語:
予報円、暴風域
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/haichi2.html

パンダスタジオを運営する株式会社キバンインターナショナル(代表:西村正宏)は、気象予報士講座のてんコロと共同で、気象予報士試験直前対策講座を開催します。

てんコロ気象予報士講座では、Webでの講座を行ってきましたが、今回1月の試験に向けて
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【てんコロ気象予報士講座 オンサイト学習会の中身は…】
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※この直前対策講座は、「予想問題」ではありません。
「この分野の出題があった際にしっかり点をとっていく、落とさない」といった点を主眼としています。
また、合格後は気象予報士として活躍されるであろう皆様には、「ヤマを張って試験にとおる」ような勉強法はオススメしておりません。あくまでも、直前の復習講座と位置づけ受講下さい。
また、講座の最後には「受験される方の悩みに答えちゃう」コーナーを設けております。
予報士試験の勉強をされてる方の中には
 ・学習時間を確保するのが難しく、本試験まで非常に不安である。
 ・実技事例に取り組んでいるが、そのやり方、記述方が大丈夫か。
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 ・解答を書くのに非常に時間がかかってしまう。文章を早く書く方法を教えて欲しい。
などなど、様々な不安や悩みがあるようです。
そこで、面と向かってお話できるこの機会に、ぜひ不安な点や悩みをご相談ください!
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【当日時間割】
学科 一般分野対策講座: 14:00~14:50
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てんコロ。気象予報士講座無料特別講義

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura0 Comments2013.01.10

佐々木恭子先生に、無料の特別講義を行なって頂きましたのでご紹介いたしましす。

 

東京の天気をあててみよう

パッとできるようで出来ない気温の予想、数値予報の誤差をどうやって修正するのか、そういった事を佐々木恭子先生の体験談なども交えながら講義して頂きました。

エマグラムで空気塊を持ち上げてみよう

見るのが苦手な人が多い、かつ、気象予報士の試験ではよく出るアレ、エマグラムについて分かりやすく講義して頂けました。ぜひ、御覧ください。

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2013年1月12日(土)

てんコロ.&防災気象PRO共同開催「気象予報士試験直前模擬試験」

本番同様の試験の雰囲気で、学科(一般・専門)、実技(1、2)と行います。

内容は、もちろん全てオリジナルです。試験の中身、時間割まで、本番同様で行います(^_^)

*本番前の腕試しに…という方

*過去問をやりつくしちゃって、次のステップへ…という方

*とりあえず、自分がどこまでできるものなのかな、確認したい…という方

などなど、本番前ですがお時間のある方は、ぜひ受験してみてはいかがでしょうか?

<日時・時間割>2013年1月12日(土)

試験時間のスケジュールは本番と同様に行います。(全教科受験すると、朝~夕方までかかります!)

※集合は9:10~9:25まで)

9:10~      教室開放 ※9:25までに集合してください
9:30~      模擬試験概要説明
9:45~10:45 学科一般(60分)
11:05~12:05 学科専門(60分)
昼休憩    (65分)
13:10~14:25 実技1(75分)
14:45~16:00 実技2(75分)
16:00~16:10 解答&解説配布

<場所>かながわ県民センター
てんコロ.の「て」~適度に当たる、テキトー予報

神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 電話:045-312-1121(代表)

※横浜駅「西口」または「きた西口」を出て徒歩5分

<料金>

・学科(一般・専門)、実技(1、2)※全教科 ¥11550

・学科(一般)、実技(1、2) ¥8925

・学科(専門)、実技(1、2) ¥8925

・実技(1、2)のみ ¥6300

<注意事項>

・模擬試験の受験内容は、上記の料金にある組み合わせのみです。実技模擬試験(1、2)は必須、学科のみの受験は

できません。学科は、一般または専門のみの受験は可能ですが、いずれも実技試験は受験必須になります。

・模擬試験に関しての解説講座はありません。 試験終了後、模範解答を配布致しますので、各自お持ち帰りいただき

自己採点でお願いします。

<お申込み>

防災気象PROのホームページより、お申込み下さい

防災気象PROホームページ http://bk-pro.jp/test/test.html

模擬試験について不明な点がありましたら、なんでもお問い合わせください(^_^)/

お問い合わせメール report-box@ten-coro.com

気象予報士実技講座:南岸低気圧

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura0 Comments2013.01.02

今回のてんコロ気象予報士講座の体験記では、実技4 南岸低気圧を勉強してみたいと思います。

実技講座は、天気図を予め印刷しておいた方が便利


実技講座の場合は、天気図に書いて覚える、体で覚える、という事も大事なので天気図は予め印刷しておりて手元においておいたほうが便利です。ただ、例えば、さらっとスマートフォンで流し聞きしておいて、後でがっつり書き込みながら机で勉強、という方法も勿論ありなので、学習スタイル次第だとは思いますが。このあたり、きっと時代がすすんだら、タブレットで直書き、書き込みデータを保存、とかになるんでしょうね。


南岸低気圧の場合、日本海側の大雪、里雪・山雪と雪を降らすメカニズムが異なるようで、まずはそのあたりの説明から。


章タイトルにもあるように南岸低気圧は文字通り日本の南岸を低気圧が通ってyつくときに、関東地方などに大雪がもたらされる(危険があり注意)という現象なので、まずは、低気圧についてのおさらいから。この低気圧の模式図、何度も出てきますよねー。


そして実技講座でお馴染み、各高層天気図で着目すべきポイントの解説です。試験前なんかは、この部分だけパラパラっと復習してもいいかもしれませんね。


そしていよいよ実況把握。天気図を見ながら解説していきます。熟練した受講者ならきっと天気図開いただけである程度、塗り塗りできるのかもしれませんが、初心者なので、佐々木先生の解説に合わせて天気図をぬりぬりしていきます。「あ、え?それどこの数字?」って言う時もeラーニングなら気兼ねなく言い直してもらえますから初心者に便利です。ひゃっほう。でろ~んとだらしない感じの高気圧とリッジが注目どころでしょうか。


そして高層の天気図の見所の解説。高層になってくると、若干天気図がごちゃごちゃと見難くなってくるので、薄目でなんとなく傾向を掴むのが大事みたいです。強風軸の解析とか。


南岸低気圧の重要なポイント。雲底下に寒気が入ってくるのかどうか(寒気が入ってくると、雪になる)。ここでは、温暖前線の北側は東よりの風が卓越しているので、低気圧が発達したりして雪になる可能性がある、と。こういった風向きなどにも注意する必要が有るようです。


そして、数値予報のポイント。まずは初期時刻なんですが。そもそも、この数値予報のプロダクトっていうのが初学者泣かせというか、いまいち分かりにくいですよね。独学の辛いところなんですが、動画での解説があって大助かりです。


そして、授業はいよいよ予想の組立に入っていきます。が、体験記で紹介するのはここまで。あとは是非、購入してから御覧ください。

てんコロの気象予報士講座は、実技講座が9個詰まったフルパッケージでも、個別の講座(例えば、今回の南岸低気圧だけ)でも購入できますので、苦手分野の復習や、実技試験対策としてもご利用頂けます。気象予報士試験を受験される方はぜひ、ご利用ください。


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JPCZで大雪

CATEGORIES eラーニングby.o.nakamura0 Comments2012.12.24

北陸~山陰地方にかけて、24日にかけてJPCZによる大雪に警戒しないとです。まずは、実況のレーダーと雲画像から。

左:レーダー画像(24日0時30分) 右:赤外画像(24日0時)

山陰沖(黒丸で囲んだ所)には、JPCZに伴うエコーが見られます。福井県から滋賀県あたり、若狭湾から発達したエコーが突っ込んでいます。JPCZに伴う雲域の中でも、赤丸で囲んだあたりには、小さな渦があるようで、この後、朝にかけて鳥取や兵庫、島根県の東部の方にかかってきそうです。

そもそも、この寒気の吹き出しの強そうな感じは、土曜日の天気図に現れてました。↓左が土曜日の12時、右が23日21時の天気図です。

注目すべきは大陸にあるシベリア高気圧です。土曜日の昼の天気図で、中心気圧はなんと1068hPaです。シベリア高気圧は、キンキンに冷えた地上付近の高気圧で、気圧が高いほど寒気が溜まっているという目安となりますが、このような気圧は、冬中通しても、滅多に現れません。それだけ、寒気を溜めに溜めていた状況というわけです。昨日から今日にかけて、それが日本付近に吹き出してきたわけです。23日21時の天気図で、問題になるのは日本海の等圧線の膨らみです。こういった所に風の収束線ができ、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成されます。JPCZが形成される時の上空を見てみると…

<23日21時500hPa高度・渦度>                 <24日9時>

茶色の網掛け域は、正渦度域です。朝鮮半島付近にトラフがあり、日本付近は南西流場です。24日の朝にかけて、本州付近にトラフが進み高度場が下がり、次第に本邦谷になってきます。等高度線が縦縞になる山雪型の時は、上空は東谷で日本付近は北西流場になりますから、この上空の様子は明らかに違いますね。また、等高度線5400mに沿って、正渦度極大値が並び収束線上の上昇流を強めたり、低気圧性の循環を作る可能性があることを示唆しています。このような上空500hPaの場の下で、下層の流れを見てみると、明らかな収束線が現れます。850hPaで見ると、こんな感じです↓

<23日21時850hPa相当温位・風>                <24日9時850hPa相当温位・風>

色つきの部分は、相当温位が285K以下の領域です。相当温位285K以下の空気は、シベリア気団の目安であり、24日の9時にかけて日本付近をスッポリ覆ってくる予想です。また、日本海の収束線は明瞭で、収束線の付け根あたりには低気圧性循環も解析できそうです。こんな形になります。その他にも、500hPaと850hPaの温度場も大雪の条件はそこそこ揃っていますし、

特に850hPaの下層寒気は-12℃線が能登半島にかかるほどで、かなり強めです。

<24日9時 500hPa気温>                     <24日9時 850hPa気温>

ということで、日本海側の特に北陸~山陰地方では、大雪に注意しなければなりません。また、風も強いので、風雪による視程障害や、海上の高波にも警戒しなければなりません。また、こういった時には、どのような気象情報、注意報・警報が出ているのか、気象庁のホームページを見てみることも非常に勉強になります。

この後はどうなっていくのか…?

<T=36~T=48 500hPa高度渦度(上)地上気圧・風・前12時間降水量(下)>

小さい画像ですみません。ザーッと遠目に見ていただければと思います。12月25日の21時にかけて。オレンジ示したトラフが北日本を通過し、日本付近は今度は北西流場になっていきそうです。26日は山雪型かな…


<いろいろお知らせ>

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 2013年1月12日(土)に開催決定!詳細は追ってお知らせいたします(^_^)/

 

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はい、12月にはいり北陸や北日本なんかでは雪の予報も珍しくなくなってきた昨今。今日は、最近良くきく、冬型の気圧配置について勉強してみましょう。
教材は、佐々木恭子先生の気象予報士講座、学科試験対策の第16章 総観気象、メソスケール気象 の中の降雪(大雪)です。

※この記事は、キバンインターナショナル 中村央理雄による、受講体験記です。
文章は、講義を聞いての感想・解釈なので、誤解等あるかもしれませんがご容赦ください。また、該当単元の全文をのせず、省略しております。
気象学や気象予報士試験対策としての正確な知識は、是非、佐々木恭子先生のeラーニング講座を受講いただき、直接知識を吸収頂ければ幸いです。


まずは、冬型の気圧配置、西高東低の気圧配置というものを見ていきます。日本を挟んで西側に高気圧、東側に低気圧が位置する、そういう状態を冬型の気圧配置といいます。この時、北西の季節風として「シベリヤの方から、寒気がブァアッと吹き出してくる」そうです。こんな時に日本海に筋状の雲が生まれます。
もともとこの北西風は低温で乾燥しているのですが、日本海を吹き渡る時に水蒸気(潜熱)と顕熱を受け取って気団変質して、もくもくと、筋状の雲となります。これが、日本海側に大雪をもたらす、という事になるそうです。(必ず大雪になりわけではないですが。)


この時のパターンとして、山雪型・里雪型の2つに大別することができます。上記の図は、山雪型の模式図となります。大雑把に言うと、北西風がドーンとやってきて日本の脊梁山脈にぶつかり、そこで上昇気流が作られることによって積乱雲が発達して大雪を降らす、という感じです。新潟県で言うと、十日町とか越後湯沢の山っぺりで雪になるわけですね。(この時、新潟市とかの海っペリの平野部では雪にならない)


でも新潟市内とかの海っペリでも大雪降ることあるよね?と。それはどんな時、といったらそれはこんな時です。(上図)。これも大雑把に一言でいうと、北西風の吹き出しが弱い時ですね。この時は、脊梁山脈までドーンと行かないので、日本海で発達した雲が平野部に雪を降らす形になります。

とこんなメカニズムだったわけですねー。
新潟市の人に「新潟は雪で大変だねー」っていうと、「いや、市内はあんまり雪はふらないんだよ」と返されますが、それはこういうメカニズで、新潟県の山の方でガンガン雪が降るからなんですねー。(最も、市内も東京基準で考えると、十分大雪降ってると思うんですがね)


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