タグ別アーカイブ: ボイラーの構造

2級ボイラー技士 講座
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問23 ボイラーの熱損失のうち、一般に最も大きなものは次のうちどれか。

(1)燃えがら中の未燃分による損失

(2)不完全燃焼ガスによる損失

(3)排ガス熱による損失

(4)ボイラー周壁からの放熱による損失

(5) ドレンによる損失



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問22 重油に含まれる成分などによる障害について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)残留炭素分が多いほど、ばいじん量は増加する。

(2)水分が多いと、バーナ管内でベーパロックを起こす。

(3)スラッジは、ポンプ、流麓計、バーナチップなどを摩耗させる。

(4)灰分は、ボイラーの伝熱面に付着し伝熱を阻害する。

(5)硫黄分は、ボイラーの低温伝熱面に低温腐食を起こす。



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問21 ボイラーの燃焼における一次空気及び二次空気について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。

(2)油・ガスだき燃焼における二次空気は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好にして、燃焼を完結させる。

(3)微粉炭バーナ燃焼では、一般に、一次空気と微粉炭は予混合されてバーナに供給され、二次空気はバーナの周囲から噴出される。

(4)火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風では火格子から燃料層を通して送入される。

(5)火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、二次空気が大部分を占める。



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問20 ボイラーの清缶剤について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)軟化剤は、ボイラー水中の硬度成分を不溶性の化合物(スラッジ)に変えるための薬剤である。

(2)軟化剤には、炭酸ナトリウム、りん酸ナトリウムなどがある。

(3)脱酸素剤は、ボイラー給水中の酸素を除去するための薬剤である。

(4)脱酸素剤には、タンニン、亜硫酸ナトリウム、ヒドラジンなどがある。

(5)低圧ボイラーでは酸消費量付与剤として、塩化ナトリウムが用いられる。



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問19 ボイラーにキャリオーバが発生する原因となる事項として、誤っているものは次のうちどれか。

(1)蒸気負荷が過大である。

(2)主蒸気弁を急に開く。

(3)低水位である。

(4)ボイラー水が過度に濃縮されている。

(5)ボイラー水に油脂分が多く含まれている。



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問18 ボイラーのばね安全弁に蒸気漏れが生じた場合の措置として、誤っているものは次のうちどれか。

(1)試験用レバーを動かして弁の当たりを変えてみる。

(2)調整ボルトによりばねを強く締め付ける。

(3)弁体と弁座の間に、ごみなどの異物が付着していないか調べる。

(4)弁体と弁座の中心がずれていないか調べる。

(5)ばねが腐食していないか調べる。



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問17 ボイラーの使用中に突然、異常事態が発生して、ボイラーを緊急停止しなければならないときの操作順序として、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。

   ただし、AからDはそれぞれ次の操作をいうものとする。

   A 主蒸気弁を閉じる。
   B 給水を行う必要のあるときは給水を行い、必要な水位を維持する。
   C 炉内及び煙道の換気を行う。
   D 燃料の供給を停止する。

 (1)A → B → D → C
 (2)A → D → C → B
 (3)B → D → A → C
 (4)D → B → C → A
 (5)D → C → A → B



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問16 ボイラーの内面腐食について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)給水中に含まれる溶存気体のO2やCO2は、鋼材の腐食の原因となる。

(2)腐食は、一般に電気化学的作用により生じる。

(3)アルカリ腐食は、高温のボイラー水中で濃縮した水酸化カルシウムと鋼材が反応して生じる。

(4)局部腐食には、ピッチング、グルーピングなどがある。

(5)ボイラー水の酸消費量を調整することによって、腐食を抑制する。



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問15 ボイラーに給水するディフューザポンプの取扱いについて、誤っているものは次のうちどれか。

(1)メカニカルシール式の軸については、水漏れがないことを確認する。

(2)運転前に、ポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を十分に抜く。

(3)起動は、吸込み弁及び吐出し弁を全開にした状態で行う。

(4)運転中は、ポンプの吐出し圧力、流量及び負荷電流が適正であることを確認
  する。

(5)運転を停止するときは、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてからポンプ駆動用電動機を止める。



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問14 油だきボイラーの手動操作による点火について、誤っているものは次のうちどれか。

(1)ファンを運転し、ダンパをプレパージの位置に設定して換気した後、ダンパを点火位置に設定し、炉内通風圧を調節する。

(2)点火前に、回転式バーナではバーナモータを起動し、蒸気噴霧式バーナでは噴霧用蒸気を噴射させる。

(3)バーナの燃料弁を開いた後、点火棒に点火し、それをバーナの先端のやや前方上部に置き、バーナに点火する。

(4)燃料の種類及び燃焼室熱負荷の大小に応じて、燃料弁を開いてから2~5秒間の点火制限時間内に着火させる。

(5)バーナが上下に2基配置されている場合は、下方のバーナから点火する。



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