【動画講義】H29登録販売者試験問題解説(問5)-奈良県

【問5】医薬品の投与量と効果又は毒性について~1章医薬品に共通する特性と基本的な知識


↑アフロ先生アシスタントによる動画解説

問題 5
次の記述は医薬品の投与量と効果又は毒性に関するものである。( )にあてはま
る字句として、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
医薬品の投与量と効果又は毒性の関係は、薬物用量を( a )させるに伴い、効果
の発現が検出されない( b )から、最小有効量を経て( c )に至る。

1(a) 増加 (b)無作用量 (c)治療量
2(a) 減少 (b)無作用量 (c)治療量
3(a) 減少 (b)最小致死量 (c)中毒量
4(a) 増加 (b)最小致死量 (c)中毒量

【問5】アフロ先生アシスタントの解答解説はこちら

正解:1

【問題5の詳しい解説】

本文、「効果の発現を検出されない」と読んだだけで減少ではなく増加だということがわかれば良いなと思います。

なので答えが1番と4番と言うことに絞られます。
そして1番と4番のどちらかだとわかれば、4番の最小致死量と中毒量に着目すると下から薄い順番に増加していっているときに最小致死量が中毒量より先に来る事は無いですね。量が増えると中毒の後に死ぬのですから。そう考えると4番が×で1番が答えとなります。

アフロ先生のテキストに書いてあるこの図ですね。容量が増えていくに従って無作用量から治療量、この無作用量と治療量の間の濃度が最小有効量なんですけど、そこから中毒量にいって致死量にいく、この中毒量と致死量の間の濃度が最小致死量なのですがこの図が頭に入ってると答えがわかると思います。
この図をぜひ覚えていただきたいなと思います。
イメージとしては濃度がだんだん増えていくに従って無作用量という効かない領域からちょうどいい治療量、効く容量に
なって、増えすぎると中毒になってさらに増えると死ぬという順番だということをイメージしていくとわかりやすいかと思います。

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CATEGORIES eラーニング, eラーニングコンテンツ, 登録販売者, 資格by.s kobayashi0 Comments2017.12.12
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kobayashi s

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