アフロ先生と学ぶ登録販売者最短合格講座「1-1 薬害」より
こんにちは、キバンインターナショナルの小林です。
登録販売者試験で出てくる用語を確認できるコーナー。今回は、「薬害」について。
サリドマイドとは?(訴訟等について)
原因:サリドマイドという薬の化学物質の副作用
被告:国や製薬企業
和解:成立
薬(化合物)の効能効果:催眠鎮静剤(胃腸薬に配合されましたけど、胃腸薬としては販売されていないということがポイント)
入手方法:一般薬として販売
契機となって生まれた制度等:医薬品副作用被害救済制度(1979年)
その他大事なこと:サリドマイドは副作用として血管新生を阻害する。
アフロ先生の解説をピックアップ~血管新生を阻害について~
血管新生というのは新しく血管ができるのを阻害する作用が副作用としてあった。何でそれが問題かというと、妊婦、妊娠した女性がイライラするから眠れないんですよ、この薬を結構、当時よく買って飲んでたんです。
そうすると、胎盤関門って言って、妊婦さんと胎児、子どもを分けている体に機能があるんですね、フィルターみたいなもんです。そのフィルターを、ほとんどの薬は通らないんですけど、この薬は通っちゃって、胎児にこのサリドマイドがいっちゃったんですよ。だから胎児がこの薬を飲んだのと同じことになっちゃたんです。
そうすると、血管がうまくつくれなくて、その結果どうなったかというと、四肢欠損、つまり手首から先が無いとか、肩から先が無いとか、足が無いとかそういう子ども、もしくは耳などの感覚器に障害がある子ども、それから心臓とか循環器とか内臓に障害があるような、先天的に障害があるようなお子さんが産まれてしまった。
ちょうど私よりも年上の方々、今でいうと50歳前後の方々によく多くそういう方がいらっしゃいました、当時。私の周りにもいました結構、普通にいました。
このように、胎児に副作用を促して、正常じゃない胎児の方が産まれてきてしまうという作用をもつ化合物を、催奇形性をもつ、というふうに言います。
この化合物は催奇形性があるよね、っていうふうに言われたら、妊婦さんが飲んだら子どもに異常が起こるお薬なんだな、というふうに覚えてください。
~この続きは、 サリドマイドとは?その2【登録販売者・用語チェック】 です~
より詳しい内容は、【『アフロ先生と学ぶ登録販売者最短合格講座』】
http://afro.elearning.co.jp/?page_id=80
第1章「1-1 薬害」で、解説されています。
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記事の投稿者
kobayashi s