こんにちは、町田です。
今年はCFP3科目(金融、不動産、相続)と宅建を受験しました。
宅建とCFP不動産は、試験範囲が4割被っていると言われています。
宅建の知識はCFP不動産でどのように活かせるのでしょうか。
私の受験体験からお伝えしていきたいと思います。
重複している出題範囲
・民法(債務不履行、代理、抵当権等)
・不動産登記法
・借地借家法
・区分所有法
・宅建業法(クーリングオフ、瑕疵担保履行法)
・建築基準法
・都市計画法
・税法
・不動産鑑定評価基準 等
挙げてみると、宅建の知識がCFP不動産で活きてくる部分が多いことに気付きます。
税法や不動産鑑定評価基準は、CFP不動産の方が細かい知識を要求されます。
各資格の違い
宅建
不動産業者や、その従業者のための資格です。
不動産に関する幅広い知識は問われますが、試験の中心となるのは、業務に直結する宅建業法です。
宅建業法の問題では、業務上、宅建業法に違反するか否かを問われるものが多くあります。
CFP不動産
CFPは、個人の資産運用アドバイスをするための資格です。
不動産分野は、不動産運用設計という名の通り、不動産という資産を運用するために必要な知識を問われます。
そのため、賃貸不動産の売買や貸借を想定した問題、建物を建築するための知識や計算を問われる問題等が中心になります。
このように、必要な知識の分野は同じでも、問われる角度が異なります。
宅建試験の後にCFP不動産を始めたとき、見慣れた言葉はあれど問われ方が違う…と戸惑いました。
宅建同様に、CFPも過去問を繰り返し、問題に慣れていけば、知識そのものはあるのでスムーズに解けるようになります!
また、CFPは計算問題もありますので、こちらもしっかりマスターすることで、文章題の理解が多少不十分でも合格することができました。
ぜひ、FPと宅建のW受験、挑戦してみてください!
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記事の投稿者
町田 萌
学生時代にキバンインターナショナルでアルバイトをしていました。講座を活用してCFP、宅建、証券外務員の資格を取得。