武田薬品が新卒の採用条件にTOEIC730の取得を義務付けたそうです。
ネット上では賛否両論上がっているようですが、採用基準に語学能力を含めることは全く問題ないと思います。論文読むにしても、薬剤系のマニュアル読むにしても、TOEIC730点は最低限必要だと思います。今後の海外展開を考えると、社員全体の語学水準を上げておくことも必要でしょう。中堅以上の大学であれば、大学入学時にTOEICで500点程度の実力はあるはずです。大学4年間、就職活動までなら3年ほど。その間に、1000時間程度、つまり、1日1時間程度英語を勉強していれば730点ぐらいはとれるはずです。化学専攻で実験が忙しいとしても、これぐらいはなんとかなるはずです。
あ、前置きが長くなりましたが、言いたいのは1つだけです。
「既存社員も730点とってね」
現行法では、社員を解雇ためには様々な制約があり、TOEICの点数だけで簡単には首にできません。とはいうものの、せっかく新入社員に730点を課したとしても、既に入社済みの圧倒的大多数が英語を使いこなせないのでは意味がありません。入社時に1回だけ点数をとれば良い、なんていう形式的なルールではなく、中の人が継続的に学ぶという会社作りが大切なのではないでしょうか。
私は、大学卒業後に、大学院に進学し、その後キバンインターナショナルに就職したのですが、学部卒時点では710点でした。さすがにそれではまずいと思い院の2年間で英語の勉強にも取り組み、修了時には860を取得できました。就職してからはシステム開発に従事しており英語はあまり勉強できていませんが、2010年1月に935を取得しました。勉強法については、またいつか、記事にまとめるかもしれません。
軽く、自社サービスだけ紹介しておきます。
文法.com
大学入試レベルの動画講義です。大学入試以来しばらく英語から離れてしまっていた人や、そもそも大学入試をしていない人向けにちょうどよいレベルだと思います。坂木先生の授業は分かりやすいです。
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記事の投稿者
a.takeuchi a