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台風第5号 (ノルー)に加え、台風第9号 (ネサット)が発生しています。
本日は、台風の断面図について気象予報士講座よりご紹介させていただきます。
【台風の断面図】
台風の中心にはしばしば眼が存在し、眼を取り巻く非常に強い上昇流域に、
眼の壁雲と呼ばれる非常に発達した雲が形成されます。
上層は圏界面まで達して、時計回りに気流が吹き出しています。
この雲の下は、暴風雨です。
台風の眼の中には、弱い下降気流があります。
そして、壁雲の外側には積乱雲の列が並び、これをスパイラルバンドと言います。
レーダーエコー図で見ると、かなり強い降雨域が何層にもなっており、台風の中心が離れ
た所にあっても、この雨域がかかるたびに強い雨がもたらされるのです。
台風の名前に関しての記事はこちらから。
ちなみに今回の名前の由来ですが、第5号(ノルー)は韓国語でのろじか(鹿)、
台風第9号 (ネサット)はカンボジア語で漁師という意味だということです。
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記事の投稿者
a.takeuchi a