注意しなきゃいけないのは、証券会社が倒産しても、株式はパーになるわけではないですよね。
なぜかと言ったら証券会社と株式は関係ありません。
あくまで株式というのは投資している企業のものになりますから、証券会社が倒産しても通常は影響を受けないと、いうのが一般的な話なんです。
どういうことかというと、投資者保護のケースの場合で、万が一証券会社が倒産しても、実際には株式とかっていうのは信託銀行で保管されているんですね。そうすると証券会社の倒産って影響を受けないんですよ。
だから普通は、持っている株式や債券というのはなくなるといったことはないです。
もちろん企業が倒産すれば別ですけどね。
で、ここの投資者保護ってのは何かというと、なくなることないんですが、万が一、証券会社がお客さんのお金や株式を使っていたらどうなりますか、というケースの場合です。
あるんですよ。過去実際にあったんです。証券会社がお客さんが持っているはずの株式や現預金、どっかやっちゃったとかね。
というケースがあったりしました。
この場合ってお客さん悪いかって言ったら、お客さん悪くないですよね。証券会社が悪い話になってきますから、万が一そういう場合に備えてこの投資者保護があります。
そのケースの場合には、お客様1人当たり、預かり資産のうち、1000万円までは何かあっても補償しますよ、と。
ただし、この補償というのは、株式なんかを補償するわけであって、株価の上下、変動を補償するとかそういうわけではありませんからね。
損している部分を補償するとかそういうわけではありません。
あくまでも株式がどっかいっちゃった場合、その場合には補償しますと。
損しているかどうかを補償するものではないと知っておいてください。
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記事の投稿者
町田 萌
学生時代にキバンインターナショナルでアルバイトをしていました。講座を活用してCFP、宅建、証券外務員の資格を取得。