Amazon Kindle2 使用感レポート3

社長のKindle2をいじり倒しているうちに、とうとう自分までKindle2を買ってしまいました。ふわです。

さて、Kindle2は先日のファームウェアアップデートにより、PDF形式の文書表示が可能となりました。

これで日本語文書も読めるようになったのですが、PDF1ページ丸ごと使って画像を貼り付ければ、電子書籍ならぬ、電子コミックを作ることも出来、それをKindle2上で表示させることが出来ます。

しかし、別の方法で、わざわざPDFに変換しないでかつ簡単にできる方法がありましたので、今回はこちらをご紹介したいと思います。

今回は、瀬尾浩史&サークル架空線さんの作品でWeb上で公開されている「うぶんちゅ!」の第一話を使います。こちらはPNG画像でクリエイティブ・コモンズの“表示-非営利”で公開されており、今回のような用途には最適です。

“pictures”というフォルダを作る

まず、Kindle2をUSBケーブルでパソコンと接続します。するとKindle2がリムーバブルメディアとして認識され、このようなフォルダ構造で表示されます。

Kindle2の中身

Kindle2の中身

ここに、picturesというフォルダを作ります。

"pictures"というフォルダを作ります

"pictures"というフォルダを作ります

ここで作った”pictures”フォルダの中に、画像ファイルを入れます。”pictures”フォルダの中に更にフォルダを作り、”Ubunchu-1″という感じにフォルダを作り中に画像を入れると、Kindle2上では”Ubunchu-1″として認識されます。

このように、更にフォルダを作って画像を入れます。

このように、更にフォルダを作って画像を入れます。

上の画像中の、拡張子が”.manga”のファイルはKindle2が生成したファイルですので、気にしないでください。(.mangaって気になるなぁ・・・)

これでKindle2上にファイルはアップロード完了です。USBケーブルをパソコンと切断します。

次に、メイン画面でALTキーとZボタンを同時押しします。これでリフレッシュを行います。

これで完了です!今の場合、picturesフォルダ内にUbunchu-1というフォルダを作り、その中に画像ファイルを入れたので、”Ubunchu-1″とメイン画面に出てくるはずです。

そしてこれを選択すると・・・

うぶんちゅ!出てきました!

うぶんちゅ!出てきました!

画面もくっきり!

内容もしっかり読めます。

内容もしっかり読めます。

上の画像はKindle2のスクリーンキャプチャー機能で撮影したものなのでくっきりみえるのですが、現物でもくっきり見えます。

ちなみに、ページめくりは、ファイル順でめくられます。

今回はWebコミックでご紹介しましたが、スキャンした文書画像なども同様の方法でKindle2で持ち運ぶことが可能です。今回ご紹介した方法では、PDFへの変換も不要です。(ただし、パスワードロック機能がKindle2には無いため、機密文書などは入れないで下さい。)

学校での活用法

ちなみに、Kindle2の画面に採用されているE-Inkは16階調表現することが可能です。学校での活用を考えれば、理科や社会科の画像も、Kindle2にそのまま入れる等の活用法が考えられます。特に最近では、インターネットリテラシーを漫画で学ぶといった機会もあるようです。(著作権についてや、ネチケットについて、などなど)

eラーニングマテリアルとして、Amazon Kindle2はますます注目する必要がありますね。

Facebookページもよろしくお願いします

CATEGORIES eラーニング, kindle(キンドル)by.a.takeuchi0 Comments2009.12.17
記事の投稿者
a.takeuchi a

Facebook comments:

コメントをどうぞ

Eメールアドレスは公開されません。

Trackback URL

管理者の承認後に表示します。無関係な内容や、リンクだけで意見や感想のないものは承認しません。

  • 製品・サービス
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。20名まで無料でASPサービスを利用できます
    PC、iPhone対応のeラーニング学習管理システム(LMS)【SmartBrain】
    http://smartbrain.info/
    PC、iPhone対応のeラーニングシステム。ユーザ数無制限のASPコースをご用意。


    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
    http://elearning.co.jp/
    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


    コンテンツビジネス支援パック
    http://contentsbank.jp/

    Ustream配信、動画コンテンツ制作、セミナーにご利用いただけるレンタルスタジオ
    Ustreamレンタルスタジオ「パンダスタジオ」
    http://pandastudio.tv/

    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

  • アーカイブ
  • カテゴリー
  • Amazon
  • タグ