特別ワンポイントアドバイス 2次試験合格のための考察 その1

中小企業診断士 2次試験(筆記試験)の合格発表を受けて、2次試験合格のために何が必要かについてお伝えしたいと思います。
こんにちは。4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアムの金高です。
 
 
平成24年度(2012年度)2次試験は、
組織・人事戦略事例、マーケティング流通戦略事例、生産・技術戦略事例とも
例年どおりの難易度であり、出題形式でした。
しかし、財務戦略事例の難易度および出題形式が例年どおりではなく、多くの受験者が苦しみました。

 
 
4dan4.jpでは、多くの再現答案の確認と合格した方へのヒアリングを行い、合格のための学習法について再度整理しました。
今回は、合格のための学習法の前に、今年度筆記試験合格の栄冠を勝ち取った方の特性について確認します。
 

 
上図の中で、特に②③に注目したいと思います。
今年度の本試験は、論理性や知識もさることながら、いかに現場で持っている力を出し切るかがポイントでした。
 
その意味では、
2次試験の受験回数が少ない方ほど、出題形式に戸惑うことなく基本で対応しようとしたことが分かります。
過去問学習を多く行っていても、実際の受験回数が少ないと、出題形式で戸惑わないということに繋がっています。
 
 
ある程度の受験経験があり、知識も十分に有している受験者の多くが、
例えば、マーケティング・流通戦略事例の第2問の垂直的な提携や水平的な提携を取り違えています。
第3問の「コーズリレーテッド・マーケティング」という、あまり学習していない、もしくは聞いたことがないテーマに目を奪われ、
垂直的な提携、水平的な提携という基本的な設問でミスを犯したのです。
 
財務戦略事例ばかり注目されますが、上記のような基本的なミスが積み重なって、残念な結果になってしまっています。
 
 

上記を読むと、「そうは言っても既に何度も受験した経験がある場合はどうすればよいのか」と思うのではないでしょうか。
その点も含め、次回は「では、来年に向けてどう学習に取り組めば良いか」についてお伝えします。

 
 
 
 
 
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CATEGORIES eラーニング, 資格by.a.takeuchi0 Comments2012.12.11
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a.takeuchi a

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