今日は、少し趣を変えて金高の個人的な思考ロジックについてお伝えします。
こんにちは。4dan4.jp 中小企業診断士資格支援コンソーシアムの金高です。
中小企業診断士は、経営コンサルタント唯一の国家資格です。
経営コンサルタントにとって、論理的思考は必須のスキルです。
では、その論理的思考はどうやって身につければよいのでしょうか。
金高自身の性格を分析すると直情型の非論理的思考の生き物だと思います。
また、
若い頃は論理性など全くなく、文章もプレゼンテーションも下手でした。
しかし、30歳を過ぎた頃から「どうも、言いたいことが相手にうまく伝わらない」と悩み始めました。
そんなときに「ロジカルシンキング」「論理的思考」というスキルの重要性に気づいたのです。
それから、エジソンのように、一つ一つの事象に「なぜ」を考えるクセをつけました。
→なぜ、円高になるんだろう
→なぜ、巨人は球界の盟主でいたいんだろう
→なぜ、○○部長はいつも怒っているんだろう
という、単純なことからとても理由なんて分からないことまで「なぜ」を思考するようにしました。
するといつの間にか、誰かが書いた文章を読むと「読みにくいな~」と思うようになりました。
さらに、自分の書く文章も「読みやすさ」を意識するようになってきました。
そこで「読みやすい文章」を書くため、頭に浮かんだ言葉や事象などを矢印でつなぐクセをつけるようにしました。
そんなこんなを繰り返していくうちに、
ライティング、プレゼンテーションは、論理的思考を土台として成り立っているに違いないと
思うようになった35歳前後の頃、バ-バラ・ミントの「考える技術・書く技術」という書籍に出会いました。
書籍を読み終えたあと、「なぜ」「矢印」の思考が間違っていないと確信しました。
あとは、コンサルティングのプロジェクトで、クライアントの社長から多くの気づきを得たことも
論理的思考に好影響を与えたことは間違いありません。
長くなると読む方に負担がかかるので、そろそろまとめたいと思います。
論理的思考を身につけるためのポイントは、
1.身の回りの事象に対し、いつも「なぜ」を考えてみる
※最初は無理矢理でも構いません。
2.何か言いたいこと、何か書きたいことの言葉や事象を矢印でつないでみる
※矢印を使うことが重要です。
3.自分以外の第三者に「分かりやすかったか」「分かりにくかったか」を聞いてみる
※本当はクライアントの社長への提案がベストですが、無理な場合は自分の関係者でOKです。
中小企業診断士の試験には、論理的思考は必須のスキルです。
自分に足りないなっと思われる方は焦る必要はないので、しっかりと身につけて下さい。
最後にひとこと、ビジネスの世界は論理的思考も重要ですが、フリーな発想(創造的思考)も必要です。
その点は忘れないで下さい。
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記事の投稿者
a.takeuchi a