15日幻冬舎のMBOが成立しました、このところ上場有名企業のMBOが相次いでいます。
カルチャーコンビニエンスクラブ、アート引越しセンターなど、2011年に入っては6社もあります。MBOは、マネージメントバイアウトの略で経営陣が、自ら経営している企業、あるいはその一部事業を買収して独立することをいいますが、上場企業では株式を市場から公開買い付けを行い上場廃止をするケースが最近多くなっています。
2000年ごろは、景気の低迷で業績悪化した企業が事業の「選択と集中」を進めるために事業再編などに活用されていましたが、最近は「経営の自由度を高める」という理由が目立ってきました。 上場を廃止すれば、株価も配当も気にせず長期的なスキームで経営できるし、ディスクローズも限定的になるので自社戦略もライバルから見えにくくなる、一方経営のチェック機能は低下することもあります、重要なのは顧客の視点での事業のスピード感が出てくることかもしれません。
キバンインターナショナルは、ベンチャーであり上場企業でもありませんので、比較になりませんが、スピード感という視点でみますと、日々変化しており、追いつくのが大変ですよ(笑)、パンダスタジオの設置はそれで終わりではなく、設備にしろ、技術にしろ日々改善、変化が行われています。Ustream、ナマチューケーの配信、「きばらじ」も同様で、いつも新しいプラスαを求めています。新しいことにチャレンジすると異質な人種が出入りするようになります、教育関連の人材はもとより、ミュージシャン、フラワーデザイナー、タレント等など異才が出てきます、そしてまた新しい情報やシーズが生まれてきます。小粒でも、機動性のある、ピリ辛な会社、それがキバンなのかと、最近感じる次第です。
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記事の投稿者
木済 賢治
慶應義塾大学卒業後、、5年間の銀行員生活を経て大手人材開発会社に25年勤務、主に経営企画、人材開発、人材ビジネス関連の新規事業開発に従事。
現在は株式会社キバンインターナショナルにおいて、eラーニング、Ustreamをベースとした、教育コンテンツのプロデュース、キラーコンテンツを持つ人材の発掘に携わっている。
趣味はジャズピアノの弾き語り