3者(1大学・2企業提携)で電子書籍事業に取り組む?

本日、電子書籍に関する新規事業で、1大学、1企業と、弊社でミーティング。

  • もともとは、eラーニングとeBooK(電子書籍)とは親和性が高く、研修用のテキストを、PDFより便利にできないかと考えていたこと。
  • 自分自身が、かなりの読書量(年に400-500冊)のため、いつも収納場所について苦労している。
  • 繰り返し(再読)するものや、リファレンス系(たとえば辞書やプログラミング関連の書籍)については、会社と自宅の2冊を毎回購入する。

など、単なる流行ではなく、切実な問題として、電子書籍の普及を願っている。AmazonやGoogleにくらべて、日本のスピードの遅さには、心底失望させられる。勉強会に参加しても「縦書き」「縦横中」などの、日本独自のフォーマットを、いかに電子書籍フォーマットに取り入れるかの話題が中心で、正直、自分自身の問題意識との乖離が大きいことに、驚かされる。

PC、電子書籍、携帯電話(スマートフォン)も、基本的には横書きを想定されて設計されており、ハードウェアのボタン類も横書きを想定して開発されている。縦書きを不要とはいわないが、まずは、横書きで、電子書籍のレースに参加する気持ちが重要だと思っている。

私自身が事業を新規に立ち上げるときには、市場の動きと、自分たち、自分のニーズを埋めてくれるものが無いときで、決して事業採算性や利益率だけではありません。電子書籍は、そういう意味では、自分たち自身で感じているニーズを、きちんと満たしてくれる電子書籍がなかなかありませんん。

iPadやスマートフォンの技術的発展だけでは解決されない「何か」があると思っています。今回は、3社(1大学、2企業)で、この「何か」を埋める事業を立ち上げたいと思っています。私たちのビジネスの方法、考え方、アプローチ方法など、他社(大学)との違いもあり、3者で共同のプロジェクトは、私自身違ったスキルが必要になると、感じています。

それにしても、やりたいことが次々と出てきます。私たち自身が、皆様にきちんと喜んでいただけるバリュー(価値)を提供出来るかどうか、ニーズを満たせるかどうかを徹底的に練り上げ、電子書籍分野での製品、サービスを提供していきたいと思います。

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CATEGORIES eBooK, ePub, eラーニング, 北海道ラボby.m.nishimura0 Comments2010.03.31
記事の投稿者
西村 正宏
兵庫県出身。東京都在住。eラーニング専門キバンインターナショナル( http://kiban.jp) 代表取締役社長。 iPhone、iPad、kindleを愛す。2つの大学院で、情報工学と経営学の修士号取得。趣味も仕事もeラーニング。 Ustream中継の有料課金サービスを世界で唯一提供。USTREAM用スタジオ(http://www.facebook.com/pandastudio.tv)を運営。 英語がなぜか関西弁訛りになって困っている。 iPad関連の書籍を執筆が終わり出版待ち(ソフトバンククリエイティブ)。Ustream本を2冊出版予定。 USTREAM用のスタジオ(http://pandastudio.tv/)を作り、2010年中は無料で提供していますので、興味のある方は、是非ご利用ください。

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