こんにちは、町田です。
私は2016年度の宅建士試験に合格しましたが、宅建士の試験に合格しただけでは、宅建士の事務を行うことはできません。
まずは登録をし、宅建士証の交付を受けなければなりません。
詳しくはこちらを参照
→『宅建士の意義・事務(宅建業法7)【宅建講座「まるで家庭教師」要点】』
また、登録を受けるには、宅地建物の取引に関する実務経験が2年以上なければいけません。
もし実務経験がない場合は、国土交通大臣が認める登録実務講習を受講する必要があります。
詳しくはこちらの「形式的欠格要件」を参照
→『登録(1)(宅建業法8)【宅建講座「まるで家庭教師」要点】』
私は実務経験を有していないので、登録実務講習を受講しました。
それはどんな内容なのか?私が受講した講習の概要をご紹介します。
※実施機関により内容は異なります。
宅建試験の復習
私が受講した講習の内容は、宅建の試験内容以上に実務に即したものでした。
しかし、実務に必要な知識そのものは、宅建の試験勉強で身につけた知識で理解できる内容です。
例えば、
- 不動産の売買契約書の作成時に必要になる民法の知識
- 重要事項説明で説明するべき内容の詳細
そして、修了試験として、契約書や重要事項説明書の穴埋めや記述式の問題がありました。
宅建試験以上の実務的知識も
また、実務で必要な不動産調査の講習もありました。
調査については宅建の学習範囲外で、不動産業界未経験の身としてはちょっと覚えにくい論点でした。
宅建士として仕事をすると、取引先が宅建士の過失で損害を被った場合に、その宅建士が責任を問われる、ということもあるようです。
有資格者ということで責任が大きくなるのだと改めて知りました。
その分、やりがいは大きいでしょう。
ご興味のある方は、ぜひ今年の宅建士試験を受験されてみてはいかがでしょうか。
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記事の投稿者
町田 萌
学生時代にキバンインターナショナルでアルバイトをしていました。講座を活用してCFP、宅建、証券外務員の資格を取得。