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▲クラウドコンピューティングとeラーニング

▲クラウドコンピューティングとeラーニング

キーワードは「コスト削減」と「教育効果」2011年4月22日発行
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eラーニング導入こぼれ話 Vol.0035

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「最高の学びをすべての人に!」

こんにちは!いつも大変お世話になっております、株式会社キバンインターナショナルの田中です。

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●今回のポイント
1.「cloud」と「crowd」の違い
2. クラウド・コンピューティング
3. たんす預金と銀行預金
4. eラーニングにおけるクラウド・コンピューティングのメリット
5. 「一人で学習」VS「みんなで学習」
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===(お知らせ)=====================

●iPhone、iPad、PC、ブラウザを選ばず学習できる
LMS(ラーニング・マネジメント・システム)
『SmartBrain』・・・1ユーザー210円/月(税込)

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【main contents】2つのクラウド・ラーニング(前編)

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●「cloud」と「crowd」の違い

「クラウド」。

最近やたらとよく聞く言葉です。
IT系の記事にこの言葉が登場するのは、今週だけでも、いったい何回目でしょうか。

きっと、いまこの瞬間も、「クラウド」はWebサイトやブログ等で取り上げられています。私がこのメールマガジンを書き終える頃には、インターネット上のクラウド関連の記事は今より数万ページ(あるいは、もっと)増えていることでしょう。

今回はこの「クラウド」を利用したeラーニングのメリットをご紹介します。

「クラウド」はカタカナで書くと「クラウド」です。しかし、英語では2つの単語があります。

そう、「cloud(雲)」と「crowd(群衆)」です。

この2つの違いは何でしょうか。
どうeラーニングのメリットになるというのでしょうか。クラウドという言葉になじみのない方も多いと思います。しかし、今どき知らないとマズイ、でも人には聞きづらい。なので、まずは大枠からご説明いたしましょう。

▲クラウドコンピューティングのイメージ図

▲クラウドコンピューティングのイメージ図

●クラウド・コンピューティング(cloud computing)

Wikipediaによれば、クラウド・コンピューティング(cloud computing)とは

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従来のコンピュータ利用は、ユーザー(企業、個人など)がコンピュータのハードウェア、ソフトウェア、データなどを、自分自身で保有・管理していたのに対し、クラウドコンピューティングでは「ユーザーはインターネットの向こう側からサービスを受け、サービス利用料金を払う」形になる。
ユーザーが用意すべきものは最低限の接続環境(パーソナルコンピュータや携帯情報端末などのクライアント、その上で動くブラウザ、インターネット接続環境など)のみであり、加えてクラウドサービス利用料金を支払う。実際に処理が実行されるコンピュータおよびコンピュータ間のネットワークは、サービスを提供する企業側に設置されており、それらのコンピュータ本体およびネットワークの購入・管理運営費用や蓄積されるデータの管理の手間は軽減される
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です。しかし、これでは初心者の方には少々分かりづらいかもしれません。そこで、たとえ話でご紹介いたします。

●たんす預金と銀行預金

私たちの多くは、お金を銀行に預けています。
全財産をたんす預金にしているという方はまずいません。

なぜでしょうか。
それはもちろん、銀行に預けるといろいろなメリットがあるからですよね。たとえば、たんす預金と比べて銀行預金は・・・

・預金、引き出しがATMさえあればカンタンにできる
・自分の代わりに銀行が見張っていてくれる
・現金を持たなくていいので身軽

などのメリットがあります。
このたとえ話でいうと、銀行預金はクラウド・コンピューティングにあたります。

従来は、データの保存やメールの受信などは手元のPCで行ってきました。これは、いわばたんす預金のようなものです。

それに対し、クラウド・コンピューティングとは、手元ではなくインターネット上に自分のデータ等を保管するやり方です。

銀行にお金を預けたとき、カード1枚あれば全国のATMから引き出せるのと同じように、クラウド・コンピューティンではログインIDとパスワードさえあれば、どのPCからでも、あるいはiPhoneや、Android搭載のデバイスからでも、保管してあるデータにアクセスすることができます。

▲たんす預金と銀行預金

▲たんす預金と銀行預金

●eラーニングにおけるクラウド・コンピューティングのメリット

では、クラウドコンピューティング(cloud computing)をeラーニングで利用すると、どんないいことがあるのでしょうか。

私たちキバンインターナショナルが提供するLMS(ラーニング・マネジメント・システム)SmartBrainを例に3つご紹介しましょう。

1.いつでも、どこでも、学習できる

クラウド上にラーニングシステムやコンテンツがあるので、いつでも、どこでも、PC、iPhone、Androidなど様々なデバイスから学習できます。どの端末からアクセスしても、コンテンツの学習履歴を統一して取ることができるのがSmartBrainの特徴でもあります。同一コンテンツの学習履歴がPC用、iPhone用、Android用などと分かれることはありません。

2.低価格

SmartBrainはクラウド上で運用できるASPサービスです。サーバを自社で構築する必要がありませんので、低価格に抑えることが可能です。導入の初期費用も必要ありません。SmartBrainはラーニング・マネジメント・システムの中でも屈指の低使用料金です。もちろん、使用できる機能、システムの安定性、使用できる容量など、クオリティの面でも高い評価を頂いております。

※参考:SmartBrainの導入事例
http://smartbrain.info/?page_id=1934
(日本eラーニングコンソシアム、毛呂山町役場、株式会社ユナイテッド・インテリジェンス、ソフトバンクBB株式会社)

3.運用が楽
自前でサーバを持つ必要がありません。クラウドとは、「所有よりも利用」の概念に根ざしているのです。SmartBrainでは、1ヶ月、あるいは日割り計算など、お客のご都合に合わせられるよう、柔軟に対応させて頂いております。

世間で「クラウド」という言葉を使うとき、上記の意味の場合の方が多いと思います。しかし実は、もうひとつ、見過ごせないほど時代のトレンドになってきている意味があります。

●「一人で学習」VS「みんなで学習」

そのもうひとつのクラウドの意味とは、「crowd」。
「群衆」を意味するワードです。

最近では、このクラウド(crowd)、「群衆」が、学習でも利用されるようになってきています。

一人で行う学習。
他の誰かの助けを得る学習。

どちらが効果が高いでしょうか。
場合にもよりますが、一人で行うよりも、他の誰かに質問できたほうがうまくいく場合も少なくない。そういう実感は多くの方にあるでしょう。

ここ数年では、クラウド(群衆)を利用し、インターネット上でサービスをする企業がとてもたくさん増えてきました。たとえば、WikipediaやYahoo!知恵袋などはクラウド(crowd)、群衆をうまくマッチングしたサービスです。

今回はeラーニングのクラウド上のプラットフォームSmartBrainを例にご説明しましたが、来週は、コンテンツ面での、クラウド(crowd)を使用した学習について、事例を交えてお届けします。お楽しみに!

●「cloud」についてeラーニング教材で解説しています。ぜひご覧下さい。

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ログイン後、「【毎週更新】eラーニング導入こぼれ話」→「【第35回】クラウド・コンピューティングとeラーニング」をクリックでご覧頂けます。

━━(編集後記)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

クラウドの本質は、「所有より利用」。
いかに持つかではなく、いかにアクセスするかが大切な時代になってきています。ものを持たないというのも、考え方によっては身軽で楽しそうです。

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今後も役立つコンテンツを公開して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

  • 製品・サービス
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    eラーニングポータルサイト【elearning.co.jp】
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    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルの製品を紹介しています。


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    eラーニング専門企業(株)キバンインターナショナルのスタッフが、eラーニングに関する情報・最新事情をBlogでご紹介。月50本程度の情報発信を行っています。
    ブログ「blog.eラーニング.co.jp」
    http://blog.elearning.co.jp/

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