CEOの西村です。最近電話が増えていて、電話対応を1件。SmartBrainの無料の意味を考えるいいお電話でした。
eラーニングシステム SmartBrainに関する質問でした。質問は、おそらく関西の方だと思います。こんな会話でした。
お客様:「20名無料の20名の意味は?」
私:「20IDまで無料で発行できます。1人1IDですから、20名まで無料で利用できます。」
お客様:「1つのアカウントを、5人10人で使えば、50名、100名無料という理解でいいか?」
私:「1つのIDでは、同時にログインできるのは、1台のPCですので、50名、100名で共用するのには無理があると思われます」
お客様:「1拠点に1ID発行して、20拠点で利用。拠点ごとに、1台のPCで、順番に学習するなら無料でいいですね?」
私:「はい。無料で結構ですよ」(キッパリ)
お客様:「わかりました。色々検討して、連絡します」
eラーニングをすべての人に提供したい、そんな思いで、20名まで無料のプランを発表しました。オープンソースという手も考えたのですが、サーバーへのインストールや設定は、結構難しい。ならば、20名まで無料のASPを提供しようと考えたわけです。不景気な中、私たちができる社会貢献が何かも考えた上での、思い切った決断でもありました。
eラーニングは、大企業や中央官公庁には、ずいぶん導入されましたが、20名以下の会社では普及率が低いのが実情。eラーニングの普及のためにと、始めたサービスです。約2カ月で、約200社。順当にユーザー数は増えています。
最初に結論を書くように、いつもスタッフに指示をしていますが、今日は結論を最後に。
20拠点もある会社であれば、eラーニングに無料プランを利用せずとも、有料プランでもあるだろうに、、、という話ではなく、このような工夫をして、無料プランを使ってくださるお客様が増えてきていることを、何よりも嬉しく思います。
この不景気、不況の中で、競争力の源泉は、社員力です。社員力向上なしに、商品力も、会社の競争力も向上しません。無料のものを使いきり、活用していく逞しさを見ていて、きっと、こんな工夫をしていける会社こそ、生き残っていく力をもっているのだろう!と感心したという感想です。
是非、無料プランを、皆さんも使い切って下さい。総意工夫をして使って下さい。そして改善点、改良点を、どんどんお寄せ下さい。私たちは、真摯に受け止め、製品、サービスの向上に全力を尽くします。