grep機能はソフトウェアの開発では重要です。基本的にはIDEなどに備わっていますが、IDEが定まっていないWebアプリ開発などではgrep機能はとても重宝します。以前Windowsでの開発では秀丸エディタを利用していたのですが、Macでの開発を行うときはターミナルfind+grepコマンドを使っていました。そこで、GUIでgrep機能が使えるアプリを紹介します。
そもそもGrepとは
ファイル内で書かれている文字列を検索する機能のことです。findなどのコマンドと併用することで、フォルダ内のファイル全てや、そのフォルダのサブディレクトリにも再帰的に検索することが出来ます。プログラムなどでは調べたい関数がどのように使われているかなど、検索することが出来ます。EclipseやXcodeでは標準に備わっている機能です。
grepArteeのダウンロード
grepArtee – http://www.geditcom.com/grepArtee/
このソフトウェアはシェアウェアですが、試用期間は設定されていません。
使い方
まずはじめに、併用するコマンドを指定します。ここではfindコマンドで.phpファイルだけをgrepできるように指定しました。以下の様にプルダウンメニューで”Find .”を選択し、”*.php”と入力します。
次に、右側にある[choose…]ボタンを押して、grep対象フォルダの選択を行います。
最後にgrepしたいワードをExpressionの中に入力して、右側の虫眼鏡のアイコンをクリックするだけです。grep結果は左下に一覧で表示されます。ダブルクリックでそのファイルを開けたりできると良いのですが、そのような機能は無いようです。