起業をして、しばらくすると、様々な方から仕事を紹介いただいたり、案件を紹介していただけるようになります。紹介をいただけるようになるのは、会社を起業して、最初に感じる大きな喜びの1つだというのは、どの起業家のみなさんもおなじではないでしょうか。
スタートアップ時のよくある失敗
そして創業当時は、1円でも売上げを立てたいので、ついつい本業ではないこと、得意ではないことも、引き受けてしまうことがあります。
残念ながら、専門分野ではないために、非常に多くの時間を浪費したり、プロジェクトが上手く行かないことがあります。こうして時間と信用を失い、良い縁が続かなくなる可能性があります。
仕事として引き受けるのであれば、一生かかってトライしても良い、この仕事のために会社を作ったんだと思う仕事以外は、引き受けないことも大切な決意です。
成長のためには専門分野に特化するしかない
専門分野で得意だと思っている分野でも、時々刻々、状況が変わって行っています。専門分野の知識、スキルをアップデートしていき、磨きをかけるだけでも大変な作業です。専門分野に一意専心して、その分野のNo1を目指すべきなのです。
目先の売上げに惑わされない強い意思が大切です。やりたくないことのために起業をした筈ではないのではないでしょうか。
何のために起業したのか、自分は何のためにこの世に生を受け、生きた証として、どんな仕事を残したいのか、芯になる部分をしっかりもち、初心を忘れずに、取り組むことが、あとで振り返ってみれば最も大切で、最も強い会社経営の方法の1つなのです。