タグ別アーカイブ: 動画編集

キバンインターナショナルでは、パンダスタジオを使ってeラーニング用の動画撮影をしています。

動画を収録する際には、自分がどのように撮影しているか確認するようにカメラで撮影している映像、別のモニターに出して確認しています。
ところが、カメラ本体に出ている「プレビュー(確認)モニタ」と、別のモニタ「AQUOS液昌 (47 inch) では映り方が違うことがわかりました。
例えば、撮影時に端が切れてしまう 場合は、少し小さめに撮影して、要らない部分をカットするなど編集が必要になってしまいます。できれば、撮影しているものと全く同じ画像が確認できるのがベストなので、どのように解決できるか試してみました。

PC画面ぎりぎりを撮影していますので、どのくらい違いがでているのかご覧ください。

ビデオカメラのプレビューモニタ。キバンロゴの九つのドットが全て見えます

その一方で、液晶テレビ(AQUOS)にHDMIで出力すると、端が切れてしまっているのが見えるでしょうか?

液晶モニタに出力したところ。ロゴの端が途切れてしまっている

液晶モニタのせいなのか、またはHDMIケーブルが悪いのか、いずれにしろ動画を編集する際に余分な部分をカットしたり、最悪途切れていて映っていなかったという可能性があります。

いくつか試した結果、液晶モニタの設定で、リモコンから操作し、画面サイズ「Dot by dot」にすると以下のように正常に表示されることを確認しました。

Dot by Dotだとロゴまで全て表示。この状態であれば、表示されているもの=録画されているものになる

これで、収録や配信を行う際に、どの画像が出力されているか正確にわかります。

F4Vという動画ファイルフォーマットはFlash Videoフォーマットの一種類です。Flash VideoフォーマットはYouTubeやGoogleビデオ、Yahoo! Video、ロイターを始めとした多くのニュース提供元などで次々に採用され、Web上における埋め込み動画の形式として、すぐにその地位を確立しました。

今、F4Vの動画フォーマットはすごく人気ですが、編集するのがすごく難しいです。なぜならば、編集ソフトが少ないです。私たちキバンインターナショナルは去年からUstream生中継配信の事業を起こして、今までたくさんのUstream配信をしました。配信動画は主にF4Vフォーマットで録画して保存します。でも、F4V動画ファイルの編集ができないため、ずっと悩んでいます。最近、F4Vフォーマットの動画ファイルを編集できるソフトをやっと見つけました。それはQuickTime Proです。

QuickTimeが無料で、利用している人が多いと思いますが、QuickTime Proなら、また購入しなければならないですので、使う人がそんなに多くないと思います。QuickTimeと比べて、QuickTime Proのほうがだいぶいろんな機能を追加しました。

QuickTimeで編集機能が制限されています。(OS環境:Windows)↓

QuickTimePro02

▲QuickTimeでたくさんの機能が制限されています。

これがQuickTimeProにアップデートした様子、もともとQuickTimeで制限された機能が解除されて、使えるようになりました。↓

QuickTimePro03

▲QuickTimeProですべての機能が使えるようになりました。

では、簡単にQuickTime ProでF4Vを編集する方法を紹介します。まず、録画した動画をQuickTimeProで開いて、操作画面はQuickTimeとあまり変わらないですね。でも、ここがポイントです、マウスをタイムバーに移動したら、タイムバーの下に2つの三角形のしるしが出てきました。↓

QuickTimePro04

▲QuickTimeProで動画編集する

この2つのしるしそれぞれが動画編集する際に、動画の始りと終わりの位置を標示する道具です。左側のしるしを動画開始の位置に設置して、右側のしるしを終わりのところに設置したうえで、一番上の項目欄にある編集項目の中から「選択範囲にトリム」を選択すれば、要らない部分をカットします。最後、編集した動画を保存すれば、編集が完了です。↓

QuickTimePro

▲動画の始りと終わりを決めて、「選択範囲にトリム」を選択します。

動画教材作成のすすめ3

CATEGORIES eラーニング, 動画配信, 北海道ラボby.a.takeuchi1 Comments2010.02.25

今回は動画ファイルの分割結合を説明します。
自分で撮影した動画をeラーニング教材にしたいとき、前後の余分な箇所を編集ソフトでカットをする作業を行うと、動画の再書き出しに長い時間がかかったり、設定次第ではせっかくの動画の画質を落としてしまうこともあります。今回は、そんな手間いらずに動画の分割・結合ができるソフトをご紹介します。

動画教材作成のすすめ1WebVideoAuthorを使った簡単動画作成)
動画教材作成のすすめ2(DVDから動画ファイルを抽出)
も合わせてご覧ください。

さて、今回ご紹介するソフトは、Movie Operator v6.02(フリーソフト)です。このソフトは窓の杜でも取り上げられた簡単に動画の分割結合を行うソフトです。

「Movie Operator」は、簡単にFLV/AVI/WMV動画の結合や音声・映像の抽出などができるソフト。Windows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

本ソフトは、結合などをする際にデコード・再エンコードを行わない仕組みのため、動画や音声が劣化しないのが特長。また、音声を含まないAVI/WMV動画に音声を合成することも可能。

使い方は簡単で、まず処理したいファイルの種類を画面左上のプルダウンメニューから選択し、右上のプルダウンメニューで処理の種類を選択する。次に、処 理したいファイルをドラッグ&ドロップなどで登録し、出力するファイル名を指定したら、あとは[連結]など処理の内容が書かれたボタンを押せばよい。

そのほか、秒数指定による動画の切り出し機能や、WAVE/WMV音声の結合・切り出しを行う機能も備える。
(窓の杜 http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/07/30/movieoperator.html より引用)

では、実際に使ってみましょう。

窓の杜でも紹介されているとおり、使い方は至ってシンプルです。
まずは、分割したいファイル形式を選び、【動画区間抽出】を選びします。
そして、抽出したい区間を設定するだけ。1/1000秒単位で指定でき、さらに抽出処理はほんの数秒。
誰でも簡単に動画のカットができます。
(動画のキーフレームの都合で、抽出したときにうまく切り取れない場合があります。その場合は抽出区間を数ミリ秒前後させることで解決することがあるようです。)

また、動画の連結も簡単です。連結したいファイルを選んで、【連結ボタン】を押すだけなんです。

この抽出と連結ができれば、簡単な動画の編集はできちゃいますね。

このソフトは、ほかにも動画から音声ファイルのみを抜き出したり、逆に音声ファイルを合成したりもできるんです。
使い方は様々だと思いますので、ぜひ、お試しください。

どうですか?動画の分割はできましたでしょうか?

今回は、WMVで処理を行いましたが、AVIやFLVなどにも対応しています。
うまく分割できない場合は、次の回で紹介するエンコードを行った後にAVIやFLVでこのソフトを使ってみてはいかがでしょうか?

では、また。

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